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2012年8月28日 (火)

攻めの標準化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


組織の規模が大きくなり、組織で仕事をするようになると、標準化が図られるようになる。

 標準化。

一日を細分化し、マニュアルを作成し、個別具体的に自社の商売を決めていく。

 当初は、個人の力量が全てであった。

しかし、標準化が図られると、誰もが標準化された一定のレベルで仕事を進める事が出来る。

 大いなる進化である。

そして、更に組織拡大と組織強化の為に、更なる標準化が図られていく。

 しかし、標準化が進むにつれ、ある方向性に気づく。

それは、守りの標準化の方向に進化してくことである。

 鮮度基準を決め、値下基準を決め、販売期限を決め。
 人員計画を決め、利益計画を決め、売場計画を決め。

それは、売上という枠を決め、そこから導き出き出される資産を分配する。
そして、その資産を無駄にせず使い切りながら、最大の効果としての売上を導き出す。

 その無駄をスリム化する為の標準化。

全ては、守りの標準化である。

 攻めは、標準化出来ないのか?。

単品を最大売上の為に、標準化して売り込む。
単品で利益40%を創出する為に、標準化する。

 失敗しない為の標準化は、どんどん進んでいく。
 大きな成功を収める為の標準化には近づかない。

攻めると言う事に関しては、相変わらず個人の力量に頼らざるを得ない。

 それだけ、攻めに関しては、標準化は難しいのか。

攻めには、圧倒的にリスクが伴う。

 それは、利益喪失、そして労働時間延長。

一歩間違えば、上記のようなリスクが伴う。

そこから先の「攻めの標準化」は、リスクを背負った暗い過去の実績を捨て去り、その壁を乗り越えた段階で初めて手に入れられる、宝物だ。

 それを標準化すること自体が、非常に難しいのだろう。

それは、企業として、組織として標準化するのではなく、あくまでも個人の力量で個人の中で標準化されていくのだと思う。



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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
▷買物をするふりをしながら会話に聞き耳をたてる。
どこかの誰かもよくやりますよ(笑)。
目の前の作業に追われる事なく、しっかり目の前の仮想のお客様に対して聞き耳を立てる。
誰の為に、今自分はこの仕事をし、妥協しない売り場を造るのか?。
軸がブレないという事は、こういう事がキチンとブレずに正しい方向へ向いているのでしょう。

投稿: てっちゃん | 2012年8月29日 (水) 06時50分

またまた、痛いところを突いてきましたね(笑)
今回もその通りの事が起きています(笑い事でないですが)
守りの標準化・・・既存店の売上前年クリアーが困難であると「決め付けた」方針があり、荒利率改善・ロス削減・経費削減等「守り」の施策と繋がっていってしまう。結果、競争力を失い競合に叩かれっぱなしの組織・・・攻めの商売を怠ったツケが廻ってきている。
昨日、千葉方面のMRをして参りましたが、ポリシーがはっきり見え、軸にブレがない企業は強い。価格軸で行くなら徹底して価格軸で攻める。こだわりで攻めるならその気配・殺気?を感じる売場。やはりオンリーワンを持たねば生き残れない時代が確実にやってきているのだと感じました。
人口は減少・お客様の価値観・知識はより高いレベルになっていく。
これらの課題を如何に捉え企業としての存在価値をアピールしていくのか。
開店と同時に入ったY社。国道から奥に入った所にあり、手前にはI社のSMが存在するのですが、店内の従業員・商品が醸し出す「殺気」!(笑)従業員は満面の笑顔。それもごく自然でフレンドリー。また「私を買っていって!」と言わんばかりに存在をアピールする商品達。美しさとボリュームが両立した売場。陳列による商品鮮度力・・・これこそ「猿マネ」では出来ない個人の力量による「攻めの標準化」ではないのかと感じました。
買物をするフリをしながら担当者の会話に聞き耳を立てていると自分の作った売場に対するコメントを求めているようでした。お互いに評価し合いながら力量を高めているのでしょう。
各売場から感じる担当者のプライドと自信。これは写真を撮って「こう真似て作ってみろ」と言っても絶対太刀打ちできないところ。同じ様に見える売場でも魂の入って感動を与える売場に自店の目指す方向と会社の抱える課題に確信を持って岐路に着きました。
我ながら過酷なスケジュールでしたが「ネズミ鑑賞」より大きな感動を得る事が出来た1日でした(笑)

投稿: dadama | 2012年8月28日 (火) 22時07分

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