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2012年8月

2012年8月31日 (金)

認識のズレ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


現場から離れているおかげで、今年の夏は、商売という記憶が無い。

 そして、その8月が終わろうとしている。

正確には、7月から8月の二ヶ月間の記憶が無い。

 “記憶が無い?”

いやいや、生きてきた記憶はあるが、自分の納得できる仕事上の記憶が無いと言う事だ。

そんな言い方をすると、仕事をサボっていたのかという疑惑を持たれてしまうが、そういう事ではなく仕事上の納得感と充足感が無くその連動で記憶に残っていないという事だ。

逆に言うと、自分の店舗を持たず、お客様も持たず、販売面での充足感を得ない日々ではあるが、研修を通じての教育面での関わりと店舗を一から立ち上げる基礎固めに全面的に関わってきた「夏」であった。

 このような状況の中、自分的には不満足な一夏であった。

しかし、自分の認識と他人の認識の違いを知る事にもなった。

自分としては不満足なこの状況。

販売面での進化が止まってしまったと認識し、自分の成長を感じない現状であり、その内面の不満を持つ自分という自己認識なのだが、他者からみた「私」は、新店での「接客面」での取り組み面を評価されている。

 “どうして、自分の不満を分かってくれないのか”

目に見える部分は自分以上に認識されるが、内面はほとんど分かってもらえない。
もう、その段階から、他者と自分の認識の違いが出ているのだ。

しかし、認識の違いとは、このような事を言うのだろう。

 他者が見る自分と、自分が見る自分。

自分がこだわる自分は意外に理解されないが、他者にも見える自分はかなり強調されて認識されている。

それも、自分ではあまり意識していないが従来からの行動には見られない傾向の部分は更に強調されてしまうようだ。

 これが要注意なのである。

今までにない自分が表現されている時、他者は自分への認識を更に高めている可能性は高い。

しかし、他者が理解している自分の強みがちょっと強化されたところで、他者の認識は今一つ盛り上がらない。

 ここが、ポイントの高さ、低さなのである。

自分の想いを他者に理解してもらうには、従来からのイメージを変えるには相当努力して自分の外面を大きく変えていかないと、自分が想像するほどには他者の認識には至らないということである。

しかし、従来の自分に不可能だった事柄が、それほどの努力も無しにふとしたことから可能になった場合等は、意外に他者の反応は良好だったりする。

 得てして、人生とはそのようなものなのだろう。






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2012年8月30日 (木)

もしドラから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

先日の、AKB前田敦子の卒業。

 それを記念?しての、「もし・ドラ」が放映された。

もし・ドラ?。

 “えっ、あなた知らないの!”

昨年流行した「ドラッガー」。
その火付け役となったのが、この「もし・ドラ」である。

 「もし、高校野球の女子マネージャーが
          ドラッガーを読んだら。」

ドラッガーの書籍のコーナーに大陳されていたのは、記憶に新しい。

 “ドラッガーとはそんな簡単なものではないだろう”

と決めつけ、その後手にとる事は無かった。
そして、前田敦子の卒業記念として、先日の夜に「もし・ドラ」が放映された。

 “とりあえず、録画したから見て見るか”

ふとしたことから「ドラッガー」のマネジメントを読む羽目になってしまった女子マネの前田敦子が、その理論から現実の高校野球をあてはめ、「高校野球の顧客とは?」から「高校野球のマーケッティング」に至り、「高校野球のイノベーション」へと進化していく物語。

その過程の中で、監督や選手らと関わり、同じ女子マネとの人間関係とも目ざめ、人の大切さを学んでいく。

途中の物語で感動したのは、前年の夏の大会でピッチャーのコントロールから大負けした後の、同僚女子マネとの会話だ。

同僚
 「わたし、もう監督が信じられなくなりました。」

前田
 「それは違うわ。監督をマメジメント出来ない私たちマネージャーの力量不足なのよ。」

 “凄い事言うなぁ~”

監督の行動までも自分達のマネジメントに置き換えて評価してしまう客観性。

そして、真摯にひたむきに取り組む事から、本音のぶつかり合いを経て、マネジメントの基礎を固めていく。

この中で、池田高校の蔦監督や、取手二高の木内監督の名前が出てきた時は、本当に懐かしい想いがした。
そして、彼らの名前を自慢げに話す監督に、3人目の軌跡を起こさないかと「イノベーション」を持ちかける女子マネ達。

一度胸の中、心の中をさらけ出した人間達は、必ず連帯する。
その連帯から、組織の中の自分に目ざめ、そこでの信頼関係から自らの有能感を得、自信を深めて甲子園出場を達成するというストーリーである。

本当に簡単にドラッガーに触れる事が出来、また、現実の高校野球を通してその活かし方を描いたストーリーは軽快である。




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2012年8月29日 (水)

異文化への欲求

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前から購入を検討していたパソコンを、ようやく購入した。

  「Mac Book Pro」。

以前のブログでも購入を示唆しながら迷いに迷っていたのだが、ようやく決心がついての購入である。
その間にも、いろいろな機種が発売され、更に「Mac」意外にも、「Windows」のウルトラブックなる携帯用のパソコンも登場するなど、心が揺れに揺れたが、最後は「異文化に触れたい」との想いが勝った。

 それは、フランス車購入の時にも想った。

私は従来から、日本人は日本製のモノを日本で使用するのが一番理に適っていると思い、実践してきた。  

 事実それが一番使い勝手が良い。

しかしこの年になって、その殻から抜け出したという欲望が出てきた。  

 “異国の文化に触れてみたい”

そして購入当初は、日本では常識である故障知らずの車体がフランス車では通用しない事に凹んだが、その事が世界のスタンダードなのだと認識するに至り、苦にならなくなった。

そしてそれを乗り越えて、フランスの文化を受け入れられる器を持つ事ができた。

この器を持つ事より、この決断の正しさを理解できたのである。

 そして、「MacBookPro」の購入。

iphoneの購入から一年。

アップル製の製品の連動性の良さ、更にはiphoneを使用するにしたがってその使い勝手の良さも理解でき、この使い勝手がパソコンでも連動できたならという期待感が高まった事も大きな要因である。

そんな決断をして、価格コムでネット価格の下落もあり、ようやく購入に至ったのである。

 ProとAirでも、悩んだ。

しかし、最後はキーボードの打ち易さで決定した。

パソコンで一番体に触れる部分が、キーボード。 その、キーボードが打ちにくいパソコンが実に多い。
特に、Windowsの安価なパソコンは、打ち込むとボードが歪むものが多い。

 ここに使用感が大きく左右される。

Airもそれなりに使用感は良いのだが、Proはもっとよかった。
全体的に大きく、重いが、一番使い易さを左右するキーボードが決定した。

 しかし、異文化特有の初期設定でつまずく。

まずは、ネットに繋がらない。

仕方なく、休日にサポートセンターに電話して対応してもらう。
しかし、ここからが流石アップル社。

 必ず、つながる。

通常のメーカーのサポートセンターの電話は、繋がらない。
必ずと言っていいほど、かけ直さなければならないのだが、アップルサポートセンターは百発百中だ。  

 そして、対応が良い。

何回電話しても、対応の良い男性が受け答えしてくれる。
そして、ネットに繋がった時など、私と一緒に悲鳴をあげて喜んでくれた。
これには、私も、感謝の言葉を添えたものである。  

 “ここが、人気の根源か”

意外に、モノ造りに長けた日本人のサービス面での盲点かもしれない。
そんなこんなで、頭を三角にしながら奮闘中です。

ps  本日の記事は、そのMacBookProで作成したものです。念のため。




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2012年8月28日 (火)

攻めの標準化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


組織の規模が大きくなり、組織で仕事をするようになると、標準化が図られるようになる。

 標準化。

一日を細分化し、マニュアルを作成し、個別具体的に自社の商売を決めていく。

 当初は、個人の力量が全てであった。

しかし、標準化が図られると、誰もが標準化された一定のレベルで仕事を進める事が出来る。

 大いなる進化である。

そして、更に組織拡大と組織強化の為に、更なる標準化が図られていく。

 しかし、標準化が進むにつれ、ある方向性に気づく。

それは、守りの標準化の方向に進化してくことである。

 鮮度基準を決め、値下基準を決め、販売期限を決め。
 人員計画を決め、利益計画を決め、売場計画を決め。

それは、売上という枠を決め、そこから導き出き出される資産を分配する。
そして、その資産を無駄にせず使い切りながら、最大の効果としての売上を導き出す。

 その無駄をスリム化する為の標準化。

全ては、守りの標準化である。

 攻めは、標準化出来ないのか?。

単品を最大売上の為に、標準化して売り込む。
単品で利益40%を創出する為に、標準化する。

 失敗しない為の標準化は、どんどん進んでいく。
 大きな成功を収める為の標準化には近づかない。

攻めると言う事に関しては、相変わらず個人の力量に頼らざるを得ない。

 それだけ、攻めに関しては、標準化は難しいのか。

攻めには、圧倒的にリスクが伴う。

 それは、利益喪失、そして労働時間延長。

一歩間違えば、上記のようなリスクが伴う。

そこから先の「攻めの標準化」は、リスクを背負った暗い過去の実績を捨て去り、その壁を乗り越えた段階で初めて手に入れられる、宝物だ。

 それを標準化すること自体が、非常に難しいのだろう。

それは、企業として、組織として標準化するのではなく、あくまでも個人の力量で個人の中で標準化されていくのだと思う。



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2012年8月27日 (月)

前田敦子の卒業

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


AKBの前田敦子が卒業して、AKBを去る。

 東京ドームでの公演を最後に。

知る人は知るが、知らない人は何のことやらの話題。

私も別に彼女を押している訳ではないが(誰を押すかは秘密)、海のモノとも山のモノとも分からない創成期の頃からのオリジナルメンバーとしても、また絶対的なエースとしての存在としても、彼女の卒業は大きな転換となる事だろう。

今までも、多くの元AKBメンバーが卒業していったが、前田ほどのインパクトは持たなかった。
そして、AKBの顔とも言える彼女の卒業宣言で、更にAKBの世間での評判は高まった。

AKBにとっての卒業とは、いったいどういう意味を持つのであろうか。

元々、AKBとは完成されたパフォーマンスでお客を感動させるのではなく、未完成なアイドル候補が努力して可能性を振り撒き、その可能性を追い求めて苦労していく姿にお客が感動して応援していくというもの。

だから今回の前田のように、自らその可能性(AKB内部での可能性)が薄れて、また失った段階でAKBの卒業を決断するというパターンは今後も続くであろう。

 自ら持つアイドルとしての可能性。

この組織の中で、成長出来る可能性を失ったら、卒業。
そんような組織の中では、努力して成長していく素顔に魅力があるのだろう。

その可能性を失ったら、AKBとう組織からは離れなければならない。
また、前田の場合、絶対的エースとしての反動から組織内での立場も微妙に影響しているから、自らの卒業宣言となったのだろう。

 自らの輝きである、可能性。

その可能性、成長という努力の輝き。
その輝きを失った段階で、AKBを卒業。

我々小売の従業員が同じ境遇で、卒業という場面を迎えたなら?。

 そう思うと、厳しい世界ではないか。

その組織の中にいる事によって、自らの成長意欲と可能性を失うメンバーは、自らの意識という手段で自ら離れていく。

組織とは本来、こうあるべきなのだろう。

自分に対して、常にこうありたい、と思うのである。




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2012年8月26日 (日)

ゲーテの言葉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前、クルマを運転中にラジオから流れてきた声。
バイオリニストの「川井郁子」さんの声だった。

 “なぜ、てっちゃんが知ってるの?”

全然似合わない組み合わせではある。

女房が彼女の演奏が好きで、一度息子と演奏を聴きに言った事がある(私は行きませんでしたが)。

家にも、何枚かのCDがあり、その情熱的なタンゴのリズムは印象的だ。

その彼女の声がクルマのラジオから流れてきた。

 そして、紹介するのは、ゲーテの言葉。

「人生を楽しく生きたければ、与える袋と受け取る袋を用意せよ」。

 “どういうことだ?”

人生を楽しく、というより、豊かに生きようとすれば、と訳した方がいいだろう。
より、充実して豊かな人生を送るには、人間一人では生きられない、と言う事をまず知らなければならない。

どんなに能力があり、行動力があっても、人間一人が出来ることなどタカが知れている。
そして、自分でやった事が自分だけに降りかかってきて、自分だけが満足する。
そんな人生ほど、味わいの無いものは無い。それこそ、生きるために生きることになってしまう。

人間は他の動物と違い、連帯して生きれる動物であり、連帯するから心の満足があり自分の存在を知り、より豊かに社会の一員となろうとするのである。

 そして、ゲーテの言葉。

与える袋。

それは、心のことなのだろう。
「真心」とか「感謝」とか「愛」とか、更には「怒り」「嘆き」「不安」とかも。
自分の素直な気持ちを伝える、または伝えられるという器。

それも含めてのコミュニケーションなのではないかと思う。

そして、受け取る袋。

相手の心を受け取る器のことなのだと思う。

そういう意味では、与える袋よりも、受け取る袋のほうが数倍も数十倍も難しい。
相手の感情も含めて、「受け取れるか」と言う事になる。

そして、その受け取る袋とは、言葉という意味だけを聞く事ではない。

 自分の全身で、まさに「受け取る」という事だ。

相手の顔や表情、態度から相手の言葉以外の感情を、自分の体で受け取る。

 そんな器を持つ人間。

そんな器が持てたら、いまよりもっともっと充実した人生になっていたことだろう。

 いや、まだまだ、これからだ。



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2012年8月25日 (土)

山本さんの生き様

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、アレッポで日本人女性記者が殺害された。

 山本美香さん。

あらゆるメディアが報道しているので、知らない人はいないだろう。

たまたま見た(聴いた)テレビで、同僚のジャパンプレスの佐藤和孝さんのインタビューのやり取りに、彼らの覚悟の一端を見た。


 「山本さんは、何を伝えようとしていたのか?。」

佐藤和孝さん

「世界中で、もっともっと多くの人達が、飢えたり、殺されたり、苦しんだり、そういう世界が日本の外にあるんだ。紛争地、内戦下の世界でも一番恐ろしい思いをしているのは女の人と子供達ですよね。普通の人々、普通の家族、そういった届かない声を、彼女は伝えようと努力していました。」

 「佐藤さんから見て、山本さんはどんなジャーナリストか?。」

佐藤和孝さん

「正義感の塊のような人だった。知らないこと、知らせなければいけないこと、そういったものを伝えたいと言っていた。」

 「今回、佐藤さんがインタビュー応じてくらたのはなぜか?。」

佐藤和孝さん

「山本(美香さん)は、まだ仕事中です。日本に帰るまで、彼女がどんな状況で死に至ったのか、それはまだ伝えなければいけない。」

 「日本に戻るまで得仕事と言っていたが、どういうことか?。」

佐藤和孝さん

「彼女は当然、死にたくて現場に行ったわけではありません。しかし、残念ながらこういう結果になった。ただ、自分のそういう姿をもって、今、シリアで何が起こっているか、世界で何が起こっているか伝えてほしいと僕に言っています。」

私は、この言葉を聞いた段階で、目の前のテレビ画面が涙で霞んだ。

更に、インタビューは続く。

 「今のシリアの現状について。」

佐藤和孝さん

「山本さんの遺体が安置されていた病院も、私が離れた数分、いや数10秒後には砲弾が当たりました。今の襲撃を受けたアレッポの現状は、そういう暴力の中にいる。その中で人々が生活している、そういった状況です。」

そこで、このインタビューは終了した。

その人の死を以ってその生が終わるのではない。
死後もその意志を受け継いで、人々に彼女の意志を語り伝える。
そして、ようやく彼女は、その生を終える。

 我々も、いずれ死を迎える。

その後、誰が私の意志を受け継ぐのか?。

企業で自分の意志を受け継いで語り続ける人間がいる。
そんな幸せな一生を終えたいものである。



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2012年8月24日 (金)

教育スケジュールを考える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新店に携わると、新規に店舗を立ちあげるイロハを学ぶ機会に恵まれる。

 特に、ゼロからスタートするパートさん達の教育面。

通常、我々の人事異動の場合、既存店への異動であれば既存のパートさん達の教育は、現在のレベルを如何に上げていくかが課題となる。

しかし、新店の場合は、本当にゼロからのスタートとなる。
更に、数ヵ月後には確実に新店はオープンする訳で、限られた期間の中での教育スケジュールを立てなければならない。

よって、まずはパートさん達のレベルを洗い直して、どんなレベルの仕事があるのか、更にはそのレベルの中で数カ月(3ヶ月)の中で、どのレベルまでに達成させてオープンを迎えるのか、等々の序列が必要となる。

そして、それが意外と決まっていなかったりする。
更に、教える側が作成する教育スケジュールであるが、逆に教わる側から見た時の、教育スケジュールがどう本人に伝わり、活かされ、本人の実になるかが検証されていない。

まずは、その全体像とスケジューリングが教わる本人と共有されている事が前提となるハズなのに、その前提が無いから教わる方に緊張感が無い。

 全スケジュールの中の今の段階は?。

それが見えれば、教わる側も緊張感に張りつめられるのに。
決して緊張感を持つ事が良い事では無いだろうが、教わる側にそのスケジュールが共有され、構えた状態で教育を受ける環境になったら、より受け入れる体制で知識の吸収も更に加速すると思われるのだが、その共有が図られていない。

それを誰の仕事という視点ではなく、気づいた人間が声を上げる事が大切であり、然るべき人間が動くよう働きかける事が重要なのであろう。

 このような場合、気づいた人間が行動する。

これが私の方針でもある。

よって、そこに気づいた店舗が自らの手でまずはそのスケジュールを作成してみる。
そして、それを使用してみて、報告する。

それが、全社共通の課題であれば、改めて全社としての教科書が本部として作成するだろう。

その後はそれに従えばいいだけの事である。

そのきっかけを誰が起こすのか。
それも、現場の最前線で行動し敏感にその動向を見る事の出来る人間の仕事でもある。

教育計画、教育スケジュール。
それはあくまでも、教育を受ける側が理解し、自分は今後どんな教育スケジュールを通して育成されていくのか、そして最後はどんなあるべき姿としてお互いに認識されていくのか、が明確に初期の段階で共有されている事が、教育の前提条件であることが重要だ。





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2012年8月23日 (木)

マネジメントの核

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、「目標と行動」を記した。

 その中で、熱意が重要だと述べた。

意外に語られていないのが、マネジメントに締める「熱意」。

熱意が先に来ると、何も無い中で「熱意」だけが独り歩きしてしまう為、冒頭には出現しないが、ある計画、ある方針、ある理念をどう全社に広げていくか、全店に広げていくか、店内へ広げていくか、その他諸々の課題解決やコミュニケーションの全ての核になるのが、「熱意」である。

 熱く伝える技術。

果たしてこれが、技術と呼べるかどうか。

もはや、組織のリーダーや店長等のマネジメント層が立案する方針や具体策等は概ね方向性として間違っていないと思われる。
もし、この段階で間違いを抱えるリーダーであれば、それはもう一度鍛え直さなければならない。

そして、リーダーとして抜擢されているレベル層の人財達の立案した方針等は、全社方針を受けて又は全体会議を受けて個別の組織に戻って自ら従えるチームを率いていくわけであるから、概ねこの段階での事前計画等は企業としての是非進めてほしい内容もモノである事は容易に想像がつく。

 しかし、ここからなかなか現場に浸透しない。

リーダーが受けた全社方針、そしてリーダーが目指して立案した組織方針、更には具体策。
この部分では、概ねその方向性に狂いは無いのだが、遅々としてその浸透がなされないケースが多い。

 ここに、その浸透のさせ方の問題が浮かび上がる。

現場でその浸透を考えた場合、粛々と行動して、粛々と浸透していく過程など、未だかって見た事が無い。

ここから先は、リーダーが熱意を持って人に関わり、その熱意を如何に連鎖させて冷まさせないか。

 そして、熱が冷めないうちに、叩いて形を整えること。

現場での浸透過程の中で、この過程を踏まずしては、方針は浸透しない。

 この熱意。

これを、技術と呼ぶか、姿勢と呼ぶか。

 これを「技術」と呼べば、熱意は操作出来る事になる。
 これを「姿勢」と呼べば、熱意は仕事観の部分になる。

クールに私情を仕事に持ち込む事の無い人間は、仕事観として捉えてほしいし、
感情コントロールのブレーキ操作の苦手な人間は、技術として捉えてほしい。

要は、どちらもタイプも、生き方を変えなければならないと言う事だ。

そうやって、生き方を変えながら、仕事のレベルを上げていく。

 仕事観と人生観とは、連動していくものだ。




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2012年8月22日 (水)

目標と行動

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


目標を立てても、行動しなければ意味が無い。

 しかし、やみくもに行動しても、結果は伴わない。

目標と行動の因果関係。

我々はよく、「仕事とは、課題を解決する事」、と言われる。
特に店長は、ルーティン業務がその主たる業務ではなく、課題解決が主たる業務(カッコイイ!)。
いくら汗水流して働く姿を見せたところで、課題解決が出来なければ店長失格と言わざるを得ない。

 どうすれば課題解決出来るのか?。

よく自問自答する。

 しかし、この発想では、課題解決には程遠い。

この発想は、課題の全体像を描いて、その解決策も全体像を描きながら手順を追って作成し、ようやく出来上がった計画に沿って、一つ一つコツコツと手順通りに行動を起こして進めていくやり方。

 壮大な計画を立てるが、行動する段階で熱が冷めている。

行動に一番熱を持って臨まなくてはならないのに、その段階で当初の熱が冷めている事が問題だ。

 リーダーのそんな醒めた行動を、部下は見ている。

これでは、誰もついて来ない。

また、解決出来るかどうかわからないが、計画だけは立てて見よう、という意図がこの発想には潜んでいる。

 解決出来る事を信じて行動計画を立てる。

この前提が大切なのだろう。

だから、

 課題解決するには、何をすべきか?。

この発想で、熱意を持った具体的な行動計画を優先的に立てる事だ。

 3段階程度の波状的な解決策を打ち続ける事。

それを、熱意を持って手を抜かずに打ち続ける事で次への打開策が見えてくる。

 次が見える事。

ここまでやって初めて、第一手が成功したと言える。

 要は、少し高い波に乗ったら、少し遠くが見える事。

そうやって、徐々に高い波に乗り換え、遠くを見る力をつける成功への早道なのではないか。

 いずれにしても、部下が震えるほどの「熱気」が必須だ。

dadama流に言い換えれば、「殺気」とでも言うべきか(笑)。

とにかく、問題、課題を抱えた時の第一手が、非常に大切なのだと思う。






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2012年8月21日 (火)

サイクルの回し方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


よく、PDCAのサイクルを廻す、と言われる。

 PDCAとは。

言わずと知れた、プラン、ドゥ、チェック、アクション。

 仮説を立案し、実行、検証し、明日への指針とする。

そんなのは、概ねの仕事人には分かりきっている法則なのだが、そのサイクルの回し方に深みがなければ、何の意味も無いサイクルになってしまう。

 それは、最終目的はどこを見るかという視点。

業績を改善させる為のサイクルなのか、それとも自分の作業改善の為のサイクルなのか。

 結局、自分の為のサイクルに終始する場面が多い。

それでは、自分の作業改善は図られるが、その最終目的である業績改善には向かっていかない。
いやむしろ、ますますその最終目的には遠のいていくのではないか。

業績改善の為に、売場計画を立て、商品計画数量計画から発注仕入れ納品、そして売場作り、更に補充の繰り返し。

 作業追われると、そこまでのサイクルに終始してしまう。

本来はその外側に存在する部分まで含めてのサイクルを用意しなければダメだ。

 それは、購入するお客様の視点からの検証。

そこまで踏み込んで、あるべき売場創造、そして維持しなければ、効率良く、売れない売場を一生懸命造って、崩れないから補充もせず、コツコツと売れない売場を造り続ける羽目になる。

 これによってどんどんお客様の支持を失う事になる。

 この売場は、お客様にとって、魅力があるのか?。
 我々の生活提案に、お客様は呼応してくれるのか?。
 その為には、この売場に何が足りないのか?。

そのサイクルまで含めて回していかなければ、お客様視点という一番重要なPDCAが回らず、ますます売れないというが故の効率の良い売場作りに励む事になる。

 そこの教育と指導が、今の現場には急務なのだ。

それは、個店の店長の問題でもあろうが、企業全体にその意識が無ければ、店長以前の問題であろう。

作業効率も重要。生産性も重要。
それは、価格訴求を永遠に追求していくSMという本来の使命を果たす為には絶対に避けられない課題である。

しかし、価格訴求を追求する為の作業効率によって、価格は訴求されたが、それがお客様に伝わり実際に購入されたお客様が、それを使用した実生活において、満足されたかどうか。

 最後は売れるという結果が結び付いてこそである。

そこまで含めてのサイクルを回す精度を上げるために、陳列までの作業を効率化するのが本来の姿。

店舗の店長が、その部分を捨てて、生産性追求で満足してしまっては、現場という戦う場が弱体化していくのは自明の理である。







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2012年8月20日 (月)

久しぶりの全体集合

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新規採用のパートさん達の第一陣が店舗研修に出て、早一カ月。

 更に、第二陣が店舗研修に出て、半月。

第一陣、第二陣が店舗研修へ出る前に、それぞれ全体研修会と接客研修会を実施して店舗に送り出して以来、新店メンバーのほとんどが顔を合わせる第一回目の集合研修会を実施した。

部門内では、どんな顔ぶれかがようやく見えてきたようだが、他部門も含めて顔ブレが揃うのは初めてだ。

 社員も含めて総勢90名が揃った研修会。

夜のアルバイト等も今後採用されてくるとまだまだ足りない状況ではあるが、基本的な朝から就業のパートさん達の採用は、若干の不足を残して概ねの人財は揃った。

 “全体で声を揃えると、流石に迫力があるなぁ~”

店舗研修によって、店舗がバラバラに散っており、部門の研修と同時に挨拶や接客のトレーニングに不安を感じていたが、各部チーフが積極的に部門研修の合間を見て接客トレーニングも同時進行していた為、全体で進めて研修会でも大きなばらつきは少なかった。

多少の慣れも出てきており、声の大きさや笑顔の作り方等、どの場面でメリハリをつけて表情や発生をするかもわきまえてきており、当初の研修会よりも収穫の多いものとなった。

そして、今回はもう一方の目的でもある、懇親の意味合いも入れてみた。

 懇親。

酒飲みでは無い。
他部門の同僚を知ると言う意味だ。

だから、今回は7人の小グループに分けて、研修を進行した。
まずは、同じ部門同士になる確立を減らして7人のグループ編成を実行した。

 更に、自己紹介。

部門、名前の他に、自分の大好きな芸能人を発表してもらう事にした。

 「えぇ~っ!。」

しかし、始めてしまえば皆がどんどん乗ってくる。

 「へぇ~!。なるほど。」

各自の自己紹介に出てくる芸能人の名前に、共感や意外性を含めた感嘆の叫びが聞こえてきた。

 “よしっ、いいぞいいぞ!”

他部門の方との融和が図られつつある。

 開店前に大切なのは、部門を越えたチームワーク。

とりあえず、自部門で仕事をするが、大切なのはこのお店の従業員である事の自覚。
だから、ここぞと言う場面では、部門を飛び越して力を合わせる事。

 店舗で大切なのは、そんな仲間意識である。

月に二回程度、このような全体研修会によって、店舗の組織強化を図っていきたいと思っている。



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2012年8月19日 (日)

9割の動植物

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


この世には、人間も含めていろいろな動物が存在する。

 しかし、我々が身近に感じる動物は少ない。

「猫」「犬」「鶏」「雀」「烏」「牛」「豚」等々。
身近に感じ、実際に目にし、触れあう動物とは自分のペット以外はほとんどいないだろう。
人間の目に触れることなくこの世を去っていく動植物は、全体の9割を占めると言う。

 我々の目に触れる動植物は、全体の1割程度。

人間の目に触れる事の出来る動植物は、選りすぐりの選ばれたものだけだと言う事実。

 だから身近な動植物は、愛(め)でなければならない。

そうやって、目ざましテレビの「にゃんこスペシャル」等を見て見ると、人間に飼われている猫は「何かを持っている」と思ってしまう。

人間に飼われているから可愛らしさが生まれるのか、可愛らしさを備えているから人間に飼われるのか。

人間も結婚して夫婦生活を長くやっていると似てくるように、動植物もペットとして飼ったり植物を植えていると、だんだん飼い主に似てくるようだ。

そしてなぜか、その変化が飼い主の嗜好に合い、癒しを感じ、更に可愛がるから相乗効果を上げていくのだろう。

人間に愛でられるから、より人間に可愛いと思われる行動や仕草、そして姿形もどんどん変化していく。
更に、人間も動植物に愛でられるから、自然界で受け入れられる姿形と生きていける体質に進化していけるのだろう。

 しかし、自然と人間の関係も不思議なものだ。

愛でるという気持ちだけで、お互いに癒し癒される姿形に変化していくという事実。

 如何に、「想う気持ち」が大切か。

そしてそれは、何も人間対動物との関係だけでは無い。

 人間対人間との関係も同様だ。

この世の法則。宇宙の法則そのものが。
相手に関心を持ち、気持ちを込めて関わり合う。

 そこに生まれる感情。

感情とは、相手への関心度合いであり、それが本来の関わりなのだろう。
この世に生存する人類も、自分の一生のうちで何割の方と接する事ができるのだろうか。

その非常に少ない確立の中で関わり合った偶然の賜物が、目の前の相手なのである。

 その偶然に感謝し、相手をもてなす。

それはお客様にも、関係者にも、持ち続けていきたいものだ。

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2012年8月18日 (土)

お盆商戦を終えて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年のお盆商戦。

 12日の日曜日の集中に尽きるのではないか。

そう言いきってもいい程の集中だった。
それほど、全てはこの日の売上の上積みに尽きるではないか。

結果としては全ては一日前倒しとなって終了した結末であったようだ。
そして、11日から15日までのお盆の長期期間として捉えた結果としては、結局トントンかそれ以上の結果に押し上げた要因は、全てが12日の上積みだったと思われる。

 それだけ、12日の集中が今年のお盆を表している。

11日土曜日からの帰省客とそれへの対応により、11日からの+αと12日の日曜日の全ての集中により、12日の買い回りが集中。

 お盆と普段の集中。

事前準備の曜日で日曜が廻ってきたら、基本的に今年は12日が集中するというのが、お盆前のからの予測ではあるが、その予測通りの結果となった。

そして、12日~13日のお盆のバランスを大きく崩しながらの12日集中の13日空振りという結末。

12日~13日のお盆集中期間とは言えど、今年のアンバランスは特筆ではないだろうか。

通常は、12日準備用品、13日御馳走商材の色分けがあって、トントンのバランスなのだが今年はこのバランスが大いに崩されたお盆商戦といえる。

更に、昨年の牛肉のセシウム問題の反動も受け、牛肉を押し上げた精肉部門の回復も大きかったようだ。

そして、刺身類やお寿司類も順調な伸びを示し、お盆の準備用品と御馳走商材の業績は押し並べて順調に推移したのではないか。

しかし、商戦前半の予測では、今年の行楽行動は昨年以上であり、海外流出の増加もあり今年のお盆商戦は昨年以上に苦戦するのではないかとの予測が大半を占めたのだが、終わってみばそれなりの業績。

やはり盆暮れの日本人の暮らしというのは、早々変えられないというのが今年のお盆での証明なのだろう。

更に、ロンドンオリンピックの開催と日本人の活躍がお盆商戦の後押しを押したのも要因の一つであったようだ。
それによっての家飲みの増加も大きかったのだろう。

そんなこんなで、お盆商戦が例年以上に12日集中に終始し、結果として好業績にこぎつけた熱い夏であったようだが、如何でしょうか?。



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2012年8月17日 (金)

競合店長への挨拶

皆さん、こんにちは。
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日々、しつこくも各競合店を見て回り続けると、店長の存在も目につく。

 “顔も割れてるだろうし、挨拶しておこうか”

お盆の忙しい最中に、毎日同じ顔のいかにも業界関係者と思しき人間が売場を見ていると目立つものだ。

 逆に、店長の知る上でも絶好のチャンスでもある。

レジ廻りやサービスカウンター廻りでギフト包装等に走りまわり、また店内をくまなく廻り鋭くチェックする姿。

 その視線で、店長の存在は分かるものだ。

今回のお盆で、競合各社の店長さんとの名刺交換を終えた。
そして、返される言葉は、

 「いつも、来てましたよね(笑)。」

見られてたんだぁ~。

こちらは、商品中心に店内を見て回るため、近くに店長と思しき存在が見えなければ見過ごしてしまうものだが、彼らからすれば、遠目にも分かるのだろう。
まして、このお盆の忙しい期間と時間に、日々同じ顔が訪れるのである。
一度だけなら覚えもしないが、日々連続となると、いやが上にもその顔を知る事となるのだろう。

しかし、一度名刺を交換すれば、その後は話しが弾む事になる。

 店長を個人名で呼び合えると言う事は重要な事だ。

そこからいろいろな情報が交換されることになる。
特に、商品動向やイベント対応等数値面以外の話しはお互いに盛り上がる。
それは、自店がオープンしてからの関係なのか、それともそれ以前の関係なのかは重要である。

オープン以前の関係であれば、自店がオープン後の競合店の状況も確認しやすいというものだ。

 オープンまでにどれだけ気心を知れ合うか。

この事も重要な事だと思っている。
また、各競合店の品揃えの特徴が、即自社のチャンス商品として仮説立てする事が出来る。

本部MDから飛び出した商品群だが、競合各社ではスペース拡大されて強調されている事が多い。

昨日も記したが、今回のお盆でもそんな商品がごろごろしていた。
それらの商品情報も、見て感じるよりも、聞いて確認したほうが間違いない。

競合店として個人を捉えると、言葉もかけられない、目も合わせられない、となってしまうが、同じエリアで商売をしようとする仲間と捉えると、企業を通り越した仲間意識が芽生えるものでもある。

 仲間同士、助け合う。

そんな意識を持ちながら、同じエリアの隅っこをお借りして商売をさせて頂く。

 いよいよ一人の人間として、デビューしていく。

そんな意識である。




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2012年8月16日 (木)

エリアのお盆商戦

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年のお盆商戦。

 残念ながら自分のお店で過ごす事は出来なかった。

しかし、出店地の競合店をたっぷりと見る事ができた。

 お盆期間中は、ほぼ毎日各社を見て廻った。

そしていろいろな事を学んだ。
普段のイメージや外見だけでは見えてこないお盆期間中の各社MDが見えてくる。

 大手なのに一番小回りが効いていた店舗。
 普段とは打って変わって集客していた店舗。
 地域の老舗なのに今一つだった店舗。

等々、毎日各社を見続ける事によって、各社のお盆に賭ける想いと展開、その比較から自社の弱みが鮮明に浮かび上がってきた。

 “意外に、自社のMDはズレているなぁ~”

率直にそう思った。

この地での商売と言う意味では、本当に新参者であり、地域のお盆の暮らしに追随していないことが分かる。

 それだけ、同じ県内でも地域によっての暮らしは異なるということだ。

まして、お盆年末等の大きなイベントになると尚更だ。

普段は、量販商品を明確にして分かりやすい売場を目指しているのに、いざお盆や年末になるとアイテム豊富になんでもござれになってしまう。
しかし、このような大イベントほど地域の暮らしは同じ方向を向く為、より一層打ちだし品を絞り込んで、より分かりやすい売場を作らなければ、お客様には「品揃えの悪いお店」というレッテルが貼られてしまう。

こんな場面ほど、お盆のお墓参りとギフト、そして御馳走。
それも、日別に暮らしは大きく傾くから、日別MDが必要になり、12日から15日まで日毎の販売計画と実践が必要になってくる。

そのような場面で、意外に大手といわれる企業が小回りの効いた売場対応(変化)をマメにやっているのである。

また意外に普段はお客様の少ない店舗が、ここぞとばかりにお客様を集客しタイムリーに鮮度のよいお刺身類を提案している。

 “これは意外に侮れないぞ”

特に、大手と言われるこの企業が、ここまで小回りの効いた日別時間帯別の売場変更をしかけてくるとは思わなかった。

 “集客力のある大手でここまで細かく仕掛けられたら太刀打ちできない”

素直に、そう思った。
そして、ここまで日別のMDが確立していると言う事は、開店から数十年の苦い経験の賜物なのだろう。

 更には、店長の気配りとチャレンジ精神。

お盆や年末には、巨大な売上を記録し終焉する単品がいくつもある。
そしてそれは日別に異なる。
だから、日別に計画、展開し、売り切る。
そして、その都度売場を変えていく。
この流れを頭に入れておかないと、後手後手に回る。

 常に先手を取って、在庫管理を徹底する。

これが、大イベントでの鉄則。
その原理原則に即した大手の存在。

開店へ向けて、いろいろなものが見えてくる。

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2012年8月15日 (水)

五輪に感謝

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


17日間の戦いを終え、ロンドンオリンピックが終焉した。

 過去最多のメダル獲得数。

確かに、近年においては感動の多かったオリンピックではあった。
特に「団体」という種目で日本人の活躍が目立った大会でもあった。

 昨年の震災という経験も左右したのかもしれない。

危機的状況にたいして、一致団結してコトにあたるという日本人のDNAの血が騒いだのかもしれない。
そして、ブログにも記したが、今回の大会から学ぶ日本人の強みや特徴及び特性。

 更に特徴的だったのは、〇〇年振りのメダル。

と言うフレーズ。

20年振り、30年振り、40年振り、更には史上初まで。
東京五輪以来、ロサンゼルス五輪以来、ソウル五輪以来等々。

そして、テレビでは今回のオリンピックの総集編等の放映も始まっている。

 誰の新聞報道が一番面積が広かったか?。
 誰のメダルが一番感動したか?。

等の話題も放映されていた。

 自分にとっては、今回一番思い出深いのは?。

やっぱり卓球かなぁ~。

リアルで見た訳では無かった(放映がたしか夜中の1時?)。
翌日の早朝にテレビで確認して分かったのだが、あの瞬間は涙した。

卓球に関しては、事前のNHKのオリンピック特集でも放映していたから尚更だったのかもしれない。

 その時に、福原愛のインタビュウーがあった。

「前回のオリンピックで本当に悔しい想いをした。あの悔しさは絶対に忘れない。だから今回は全体にメダルを獲るという強い気持ちで臨みたい。」

そんな事を言っていたのを思い出す。
その言葉を裏付けるような彼女の活躍。
更には団体という競技性の中での、他の選手との信頼関係。
 
 卓球という競技自体は個人競技。

そこで日本人選手は、メダルを獲れなかった。
しかし、個人競技を集めての団体戦が卓球にはある。

 国別対抗戦だ。

こんな場で、個人戦で勝てない相手に勝つ。
こんな場で、個人戦に出せない記録で勝つ。

個人戦以上の力を発揮する日本人。
その中での極みが、卓球団体だったような気がする。
そして、過去の悔しさ忘れられずに、その敗戦の写真を練習場に飾り練習に励んだ福原愛選手。

そんな事前の放映を見て、それを具現化して見せた卓球日本女子。
彼女ら、そしてそのほかの選手団に、今回は大いに力を頂いた大会だった。



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2012年8月14日 (火)

発散と収束

皆さん、こんにちは。
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先週取り上げた、「そもそも論」。

 その中で「発散」と「収束」があった。

会議で意見を出し合い、それから結論を導き出し、会議を終える。
そんな会議運営で、大切な事。

 それは、自由な「発散」の場を与える事。

発散とは、自由な発想で意見を述べ合う事だ。

とは言っても、なんでもアリの意見交換になってしまうと本当に締りの無い羅列になってしまうから、重要なのは「経営理念」にそった枠組みで考えた時に、どんな発想が発散されるのかという方向で考えるべきだろう。

 そうやって、どんどん発散していく。

いろんな意見が出てくるだろう。
そして、人間とは、そんな発散の場面ではいろいろな有効な考えが共有される場合が多い。
しかし、発散の場では効率的な志向を持ってはいけない。

 要は、時間軸でその場を仕切ってはいけないのだ。

時間に縛られると言う事は、収束に向かうと言う事。
収束という時間軸に束縛されず、本来の目的に対してじっくりと考えてみる。
どんなに脱線しても、どんどん発散してみる。

 要は、一人一人の内側を全てさらけ出す事。

それが「発散」の場での鉄則。

 「こんなこと言っていいのだろうか?。」

そんな疑問や不安がよぎると何も言葉にならない。
大切なのは、自分の感情を吐き出す事だ。
場の全員がそこで過去を清算する事が大切。

そしてそこから結論を見出していく。

 効果を求めて、結論を導く。

それ以前に、自分の全てを吐き出して、内部が空の状態になっている事が大切。
人間とは不思議なもので、内部が空になったら、新たなもので満たしたくなるものだ。

 皆がそんな状態になれば、吸収力も高まる。

今まで吐き出された全ての情報から、バランス感度は高まっており、更に自分の立場を表明した結果、ある程度の満足感を得ている為、他者を受け入れ冷静な判断力を持ち得る状態になっている。

 だから、急速に収束に向かって意見がまとまる。

大切な決断と結論を導き出す時は、上記のような手順を踏んで結論に至ることが大切だ。

しかし、これらを踏まえて、リーダーが決めなければならない時もある。
あらゆる情報と部下の感情を踏まえても、なお進めなければならない課題がある。
それも含めて、この「発散」と「収束」の場でリーダーが表明しなければならない。

 素直な気持ちで、部下の面前で結論を表明する。

こんな場では、誰もが空の状態に結論を受け入れる胃袋が存在する。




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2012年8月13日 (月)

矢板エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週は佐野エリアに「Y社」が出店してのレポート。

 そして今週は矢板エリア。

「O社」が新規出店。
周辺にも「B社」、「Y社」等が立ち並ぶ地域であるが、新たに今後宅地化が進むであろうこの地域への出店。
高級路線を継続させた出店も定着し、そのレイアウトや商品展開も堂を得た感じだ。

更に、その周辺にはこの地域で支持を得る店舗が存在する。

 “この牙城を崩すのは厳しいだろう”

その部分ではどうなのか?。

まずは、新規出店した「O社」。

 今月頭にオープン。

高質スーパーに切り替え10年ほど経過するだろうか。
既存店はそのままに、新店と改装店舗をどんどん高質路線へ切り替え定着。

新店開店当初はお客様の支持もその価格から厳しいスタートを切らざるを得ないが、年を経るごとにその支持を高めている。

今回出店した地域は、これから宅地開発が進むであろう地域だが、周辺には長年この地域で支持の高い店舗が2店舗存在する。
どちらもクルマで5分程度の距離であり、お客様の支持の高まりを得られれば商売の成り立つ地域でもある。

そして、今回のレイアウトも前回出店した店舗と同様の仕様である。
店内の装飾やそのレイアウトから価格感は少ないが、しっかり商品を見せる売場作りにはなっている。
結構価格面も安価に展開しているのだが、その内装のイメージから「安さ」が伝わってこないのがこの店舗の弱点でもあるが、安さが伝わってくる事に定番価格に戻ってしまうそのギャップをどう克服していくか。

果実の品揃えは、この地域は断トツで一番だろう。
1房2000円前後の藤稔ぶどうをはじめ、品揃えは豊富だが、どうやって利益に変えるのだろうかと心配もしてしまうほどのボリュームでもある。

いずれにしても、お盆後から本格的な戦いが始まるであろう。

次に、「Y社」。

 地域一番店。

どの店舗も高レベルで穴の無いマネジメントは立派。
この店舗も、すいかの展開は地域一番であり、この時期の果実のポイントをしっかり突いている。
価格でも新規出店の「O社」をしっかり下回っており、その戦い方のつぼをしっかり押さえている。

 しかし、お客様は少ない。

結構食われているのだろう。
以前の賑わいは無い。入店が午後1時前後と一番のアイドルタイムであるので仕方ないのだろうが、それにしてもレジ3台解放で誰も並んでいない状態は寂しい。

7月月間での鮮魚のうなぎの不振から、鮮魚の利益確保の意図が如実に現われ、刺身類の品揃えが弱いかなぁ~といった印象であり、この企業らしさが若干弱まっているかなぁ~といった印象。
しかし、衣料品を含めてのワンストップショッピング性は非常に高い店舗である。
いずれにしても、お盆後の普段に戻ってからのお互いの対応が見ものである。

更に、「B社」。

 群馬本拠の企業。

この地での商売も長い。
外装は古さが滲み出ているが、内装は改装によって清潔感はある。

 しかし、意外に価格面での訴求は少ない。

確かに価格自体は安いのだが、商品面もそれ相応。
目の肥えたお客様にはそれが伝わるだろう。
そして、果実類は品揃えが絞り込まれ、これからの商材であるぶどう類が少ない。

エリア的には、この店舗も①の「O社」の影響は大きいだろう。
しかし、O社と品揃えや品質でかぶらない分、前出の「Y社」ほどの影響は無いかもしれない。
いずれにしても、お盆後の対応力だろう。

最後は、「D社」。

 那須本拠の店舗。

ミニ改装後だった。
改装後らしく、穴の無い品揃えと商品陳列。
しかし、やっぱりお客様は閑散としている。

 Y社」の影響だろう。

O社出店によって、Y社が反応する。
その反応によって、遠い存在のD社が影響を受ける。

 最近の競合状況とはこのように連鎖していく。

そこまで読んで、どう動くかだ。

今回の矢板エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/yaitamrni/



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2012年8月12日 (日)

帰属心

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


オリンピックでの日本選手団の活躍が続いている。

 特に団体競技。

個人戦銅メダルの卓球女子選手相手に、福原愛が団体戦とはいえ勝ってしまう。
同じくフェンシングでも個人戦で格上相手の選手に競り勝って決勝進出を決めてしまう。
平均身長で大いに劣る女子バレーボールチームが接戦を制しての世紀の大勝利。
個人100メートル平泳ぎ決勝よりもリレーのほうが早い泳ぎを記録する北島康介。

その他、競泳男女メドレーリレー、女子アーチェリー、男子体操、男女サッカー等々。
元々、団体で競う競技はもちろんだが、個人戦も団体競技としての競い合いになると大いなる力を発揮するのが日本人の特徴。

それは、以前からそのような特性を有し、夏のオリンピックだけでなく冬季オリンピックでのジャンプ団体や複合団体でも同様に、個人戦で敗戦しても団体では必ず復活してメダルに絡んでくるのが日本人の特徴。

それは、WBCの野球の優勝や女子ワールドカップのサッカーの優勝でも明らか。
体力的に大いに不利な状況でも、チームを組めばその弱みを強みに変えてしまう日本人。

ここまで団体競技での活躍が目立つと、やはり日本人には、組織の中の自分という使命を負う事によって、何か別の力が宿るという仮説を立てないと説明出来ないのではないか。

そして、今回のロンドンオリンピックはその傾向が色濃く染まって各競技で活かされているように思う。

 これも、震災の影響か。

震災後の初めてのオリンピックといえばロンドン大会。
そう言う意味でも、このロンドンオリンピックとは、敗戦後の東京オリンピックに似ているのかもしれない。

 窮地から這い上がる過程での一致団結する場面。

日本中が復興へ向けて這い上がる過程の中で、もう一度いや何度でも団結してコトに当たる場面であり時期であるこのオリンピックに、地元や日本を背負ってその譲れない精神力を集結させたら何物にも負けない力を発揮する人種が日本人なのだと言う事を、その代表として出場した選手たちが証明してくれているのである。

これを、単なる日本人の特徴として終わらせててはいけない。
この事実に勇気をもらい、この勇気を現実の生活に活かす事が、選手たちの活躍から我々が学ばねばならない現実なのだと思う。

 企業規模に関わらず、現場で団結すれば勝てる。

この事、そして日本人の強みを、今の現実にどう活かすか?。

 ここぞの窮地に、これをどう活かすか。

日本人の強み。
日本人の誇り。
そして、日本人の団結力。

まだまだ我々現場の人間は、本気になっていないのではないか。

 本気でけんかをしてやる!。
 本気で仲間を救ってやる!。
 本気で団結して勝利する!。

まだまだ、そんな本気の姿を見せていないのではないか。
その前提としての、悔しさ。

福原愛は、4年前の北京オリンピックでの敗戦の写真を出版社から取り寄せ、その屈辱的な韓国選手の歓喜の写真を練習場に飾って、日々その屈辱を思い出しながら練習に励んだと言う。

 皆で悔しがり、皆で団結し、皆で戦う。

店舗として、日本人の誇りと強みを引き出すリーダー。

 それが店長だ。

今回のロンドンオリンピック。
これからも、たくさんの学びの場が登場するのだろう。





 

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2012年8月11日 (土)

秋の気配

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


8月7日の立秋。

 秋の気配が立つ頃という意味。

そう言う意味では、まさに立秋にふさわしい気候になってきた。

 “何を言うかてっちゃん、まだまだ暑いぞ!”

しかし、北関東での夜は涼しい。
いや、肌寒いぐらいだ。

 “えっ、そんな田舎なの”

以前にも書いたと思うが、当家にはエアコンが無い。
あるにはあるが子供部屋だけで、居間と寝室には無い。

 だから、家中の窓を開けっ放しにする。

それは、夜も同様だ。

 “それは危険でしょ!”

田舎なんです。平和と言い換えても良い。
だから、外気の変化に敏感になる。

 夜も、そうだ。

土用丑の日の猛暑と比べると、涼しい夜風が吹くようになってきた。
はやり一年で一番の厳しい暑さは、土用丑の日の周辺だろう。
わずか一週間の経過なのだが、やはり立秋とはよく言ったものだ。

 秋の気配が滲んできている。

日中はその暑さで気づかないが、やはり夜は涼しい。
これは、エアコンに頼ると気づかないのかも知れない。
常に外気に晒される環境にあるから分かるのだろう。

考えてみれば、一年で一番日の長い日は、6月20日前後。
その時期から既に1カ月以上経過しているのである。
そろそろ、暑さのピークも通り過ぎているハズだ。
ようやく、そのピークが過ぎたようだ。

 そして、お盆を過ぎると急速に秋に向かう。

それは、東北の地では明らかに秋空に変化してくる。
そして、そんな気配を感じながら、売場計画を練るからタイムリーなお客様の食欲という欲求に応えられるのだろう。

日中の残暑とは裏腹に、夜の気配は明らかに秋色に染まってきている。
お盆後の売場がイメージ出来るレベルで、体が徐々に熱暑から解放されていく。

 お客様よりも先取りして、食欲を欲する事。

これが我々の感度なのだろう。
とは言いながら、まだまだ日中は暑い日が続く。
このアンバランスな中で、どうバランスを崩して微妙な温度変化を売場に反映させていくか。

この微妙な変化を、体に感じて体現して、毎年体で覚えていく事。

そして私は、この時期、二階の窓を全開にして寝る夜が大好きである。


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2012年8月10日 (金)

冷えたビール

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


立秋も過ぎた事から、今の猛暑は残暑と言うべきか。

 だまだま、熱い夏は続くのだが、・ ・ ・ 。

 最近、ビールが美味しいと感じない。

ビールの味が落ちたのか。
年々ビールも新種が出てきて開発されているわけだからそんな事は無いだろう。

他にいろいろな酒が出回り、相対的にビールの味を飲む機会が減ったのか。
それは一理あるだろう。しかし、この暑さはビールには最適であり、ぐっとビールの需要は高まるハズ。

皆で飲む弾けた飲み会が減ったのか。
確かにそうだ。とりあえずビールで喉を潤す。そして語り合い、グダを巻きあい、殴り合う?ような肉食系飲み会が激減したのは大きな要因?。

 先日、ちょっとした飲み会があった。

その日は、相当に暑く、「今日はビールが美味しいぞぉ~」と楽しみにしていたのだが、現場(飲み屋)に着くと、一気にその衝動が無くなった。

 なぜか?。

冷房である。
ガンガンに利いた冷房のお蔭で、熱い体をギンギンに冷えたビールで冷やすという衝動が一気に冷めてしまった。

 ビールを美味しく飲み干す。

これは、外気温が熱いという与件が絶対的に必要な事だ。
だから私は、その飲み屋に着いた途端に、ウェイトレスに言って、冷房を止めてもらった。

 流石に、即刻から汗ばんできた。

“これだ!”
この環境こそが、美味しく冷えたビールを飲む環境だ。

 そして、ここに運ばれてきたジョッキ。

かっては、こんな光景は当り前だった。
皆、額に汗して、ネクタイを緩め(クールビズなど無かった)、汗をかいたジョッキを飲み干した。

 水分を失った体が精気を取り戻し、酔いも飛んでいく。

日本酒を美味しく飲む為のつまみの研究、ワインを美味しく飲む為の温度の研究、ハイボールを美味しく飲む為の炭酸の研究も大切だが、やはり日本人はビールを美味しく飲む為の環境の研究もし直さなければならないのではないか。

そう言う意味では、土用丑の日にうなぎ小屋で猛烈な汗を流しながら飲むビールは、この世で一番美味しいビールであろうし、それを一年に一度経験出来るdadamaさんやふるたさんは、やはりこの日は特別の日なのであり、その部分では非常に羨ましい存在でもあるのだ(笑)。

 失礼しました!。


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2012年8月 9日 (木)

考える組織を支えるもの

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


考える組織。

私自身のテーマでもあり、私が追求する組織の在り方のテーマでもある。
 
 ある意味、店長としての永遠のテーマかもしれない。

店長が全てを把握する事ではなく、店長の方針や方向性から部下が自発的に組織共有を図りつつ、自ら考え自ら行動し、お客様の支持を得て満足を得る。

 そんな理想に向かって、どれだけ近づけられるか。

それは、従来は既存店でのルーティン業務を通しながら、お客様支持を得て結果を残す為に、考える組織造りを図ってきた。

そして、今回は新店でのパートさん達の教育を通しながら、新店開店時から当面の業務安定化を図るために、考える組織造りを図る。

従来の既存店での店長と副店長、チーフとの関係は数年間の関わりの関係から、ある程度店長の意図が理解出来てくるものである。
よって、52週MDの実践においても、店長の意図と副店長チーフとの意思疎通がある程度見えて来ていた。

 だから、あうんの呼吸が活かされた。

しかし、新たな環境。
それも、同じ屋根の下での関わりがなかなか持てない関係。

当初2週間程度は、近い距離感で仕事が出来たが、いざパートさんが配属され、研修店舗が別れてしまうと、なかなか顔を合わす機会が無く、会話も遠くなってしまう。

しかし、考える組織造りは強化しなければならない。
なぜなら、それでも店舗を持たないから、その為の時間は取れるのである。

 言い訳は言っていられない。

今回の新店の赴任にあたり、考える組織造りの強化の為に心に誓った事が一つある。

 「情報を徹底して透明化する事」。

特に、昨日のブログの内容「そもそも論」でも記したが、如何に大局的に物事を捉えられるかが、自分の存在を捉え直すきっかけになると考え、全社的な情報、店長会の情報その他あらゆる自ら有する情報を部下と共有化しようと思っている。

 全社の業績、社長の言葉、部長の方針等。

それは、従来からもコミュニケは受けていたろうが、それを自分の部門をさて置いての大局的な視点として捉えさせる事を主眼に置いている。

 なぜなら、彼らは今現在、部門を持たないからだ。

部門チーフの肩書はあるが、売場と商品とお客様を持たない。
持つのは、部下のパートさんのみ。

 ある意味、皆共通の存在である。

大局的なモノの味方を身につけるには絶好の機会でもある。
部門に縛られず、囚われず、店長と同等の店舗全体の視野を持つ事。

そんな訓練をこの期間に繰り返して鍛えていきたい。
それが大局感を養い、自ら構成力と突破力を磨き、自ら考え行動出来る仕事観を身につけてほしいと思っている。

それは、彼らに企業としての見える化を図り、問題を隠さず露出させ、そこから問題を直視して解決していく企業理念にも繋がる思想でもあるからだ。

とにかく、どんな小さなことでも、大きく大きく捉え直して、再度掘り下げて見る。
そんな訓練も、この期間の彼らの教育スケジュールに入れていきたいと思っている。



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2012年8月 8日 (水)

そもそも論

皆さん、こんにちは。
 商品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私たちは、どこまで遡って物事を考えているだろうか。

 ある一冊の本を読んだ。

「考え抜く社員を増やせ」  (日本経済新聞出版社)

 柴田昌治氏著書
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532314860/tetu0358-22

柴田さんの本は、以前から組織強化を図るために数冊読んでいて、自分の組織観として非常に腹に納まりやすいと共感した本が多い。

そして、今回も考えさせられ、共感した内容が多かった。

 特に、会議での議論の場。

販売促進会議があったとしよう。
その中での議題に、「日曜日を強化する為の販促対応」という議題があったとしよう。

 販促部で、日曜日の強化を挙げているのだ。

その為に、関係者が集まり、日曜強化策を練る。
そこでいろいろな対応策が挙げられる。

通常だと、そんなパターンだろう。

 しかし、この本では、それ以前の事を取り上げる。

「そもそも、なぜ、日曜日を販促強化するのか?。そして、その目的に照らし合わせた時に、本当に日曜日の強化が一番の効果があるのか?。」

そこに遡って議論しようとするものだ。

 “そもそも、なぜそれをするのか?”

得てして我々は、与えられた議題が決まっており、その枠内で議論をし、結論付け、会議を終わる。

あたかも、日曜強化が唯一正しい結論でありその肉付けを知恵を出して現場の店長も交えて練ろうとするかのように。

 “そもそも、何故日曜なのか?”

それ以前に、販促強化の目的は何か?。
その目的に沿った時に、本当に日曜日が一番効果があるのか?。

店舗を運営していく店長の立場でみると、現場感覚からいろいろな販促強化策が浮かび上がってくるものだ。
時として、“本当に日曜日なのか?”という疑問も上がる。

更に、本来の目的に遡ってより広域からこの問題を捉えて見ると

 “もっと違う曜日なのではないか”
 “曜日では無く、時間ではないのか”

そんな視点からの解決策のほうが効果があるのではないかという視点に移して、議論する方がより近道なのではないかという場面もあろう。

この本は、初めから与えられた課題をそのまま受けて、考える領域を狭い範囲においてから自分達の知恵を出し合うという従来の効率志向では無く、「そもそも、本当にそれは正しいのか?」という視点、そもそも論が組織を強くしていくという視点に立つ本である。

この本は、幹部研修会の事例から、「我々は議題を与えてもらわないとスタート出来ない」とする経営幹部が多いという実態から始まるのである。

 これは、我々店長も同様だろう。

その年のストアコンセプトの作成にあたり、それ以前に提出された企業の今年度の経営方針に沿って、コンセプト作りがなされる。

 しかし、そもそも経営方針とはなんぞや?。

その方針に関して、更に突っ込んだ内部の議論を積み上げることが、その後のストアコンセプト作りと実践に大きな影響を与える事を示唆している。

 “なるほど、無駄だと思える議論が有効”

新店のコンセプト作り。

 更に、部門コンセプト作り。

少し時間を取って、じっくり取り組んでみようか。



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2012年8月 7日 (火)

自分のドラマを持つ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ドラマ。

 自分は、どう生きるか。

全ての始まりは、ここからスタートするのではないか。

 自分で自分のドラマを描く。

それは、その瞬間瞬間の選択肢の中で、自分の人生観から筋の通った選択を繰り返し、自分の思い描く人生を歩んでいくもの。

若ければ若い程自分の人生観など完成されていない為、後々考えると「あの時の自分の行動を悔いる」場面は多い。

 しかし、それも人生。

その後悔があるからこそ、自分の人生観と行動が回を重ねるごとに一致し、ドラマ通りの結末に近づいていく。

 そしてそれは、我々の仕事でも同様である。

丑の日というドラマ。
お盆というドラマ。
新店開店というドラマ。

全ては、来るべき結末に向かって、ドラマを描いていく事でもある。

 今回の丑の日に対して、どんな筋書きを描くか?。
 今年のお盆は、世情を踏まえてどう描くか?。
 新店コンセプト実現に向けて、どう行動するか?。

それは、受身でドラマを流していくのでは無く、自ら積極的にドラマを演じていく事である。
その為に、自ら持つ知恵と技術を駆使して、都度結末を描いて、そこにどう導いていくかを考えて行動する事である。

 考えて、行動する。

考えただけでは、コトは進まない。
コトを進めれば、失敗のリスクが伴う。

だから、両方が大切になる。

 考える、そして、確実に行動する。

だから反省が生まれて、次回へつなげようとする。
その中から、ドラマの成功への足がかりがつかめてくる。
その掴んだ足がかりを何度も何度も繰り返しながら、成功への引き出しを増やし、その確立が高まっていくのである。

 結果を残す人間とは、それを繰り返しているだけだ。

本部は本部でその筋道を立てる。
計画立案の中枢として、それが主な仕事となる。
しかし、現場は二つとして同じ環境には無い。

 だから、本部の筋書きを個店で修正する。

そこに、個店の顧客志向による意志が入れば、それが一番正解に近付く。

 誰よりも、顧客に近いのが現場だからだ。

是非、若い世代には、自分のドラマを描いてほしい。
そして、このスーパーマーケットという業界の最大の強みは、自分の小さい規模の中で、その事がいくらでも出来るということだ。


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2012年8月 6日 (月)

佐野エリアMR③

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


7月に、佐野にオープンした「Y社」。

 栃木県では、栃木市に続く出店。

この出店によって、この地域での地域一番店が塗り替えれた。
以前は、②の「K社」がこのエリアの一番店だったが、「Y社」の出店によって一番店を獲得したと言ってもいいだろう。

とは言っても、まだ開店して一週間。
勝負はお盆商戦とその後に訪れる事だろう。

まずは、新規出店の「Y社」。

 最新の什器とレイアウトを引っ提げての開店。

まずは、青果の平台の什器が大きく変化した。
従来は、壁のように傾斜を立てて商品の顔を立体的に魅せる手法。
しかし、今回はかなり寝た感じの角度で、店全体の視認性を良くしている。

これも一長一短がある。
寝せれば、商品は積みやすく、全体の視認性は良いが、商品が立体的にお客様の目に飛び込んで来ない。
逆に立てれば、立体感は出るが、商品が積みにくく、全体の視認性は落ちる。

しかし、Y社は従来から「見せ方」に関しては他を圧倒する陳列技術を有していた。
今回のこの平台の使用法が、今後どう変化していくか。楽しみではある。

生鮮の売場展開や陳列技術、更にカテゴリーでのくくり等は従来通りそつの無いレイアウト。
女性のお客様目線まで下げた多段ケースは上段まで買いやすい。

平台は全般のレイアウトも特に新しい取り組みは少ないく、低コストで運営していく事を前提に作られた店舗であろう。

特に特筆すべきは、惣菜の冷惣菜がコンコース壁の冷ケース展開から、惣菜前の通路に平台風に積み込まれていることか。
惣菜の買い回りを考慮してレイアウトを割り振りされているのだろう。

また、今風にチーズ等とワインの合同展開を定番売場から実施されている点も進化(退化)か。
本当にこれでワインが買いやすいかと問われれば、大いに議論されるだろう。

しかし、普段の売場維持もしやすい展開であり、一番店争いが面白い。

次に、「K社」。

 数年前にこの地に出店。

後述の「Y社」の一番店の位置を奪い取ったのだが、今回はその位置が危ぶまれる①「Y社」の出店である。

この日の第一印象は、
 「めっきりお客様が減ったなぁ~!。」

賑わいのあったお店である。
今回の「Y社」の出店にあたり、抽選会等も実施していたが、月曜日でもあり寂しさはぬぐえなかった。
価格等も安価ではあるが、完全に「Y社」に合わせ切っていはいない。

 “なぜ、徹底的に抗戦しないのか?”

今後継続して100%価格合わせをするかどうかは別にして、当初の1週間は対抗すべきだろう。
そのスタンスが、大切ではないのか。
今後の戦略もあるのだろうが、こうなると個店での戦略の持ち方が大きく左右されてくるのだろう。

 どちらも、お盆明けからが本格的なスタートだろうと思われる。

そして、「Y社」。

 かっての一番店。

前出の「K社」の出店により、ドル箱店が厳しい状況に。
その後、リニューアルによって、新しい什器と新装を得たが。

足利も含めて、この地域の「Y社」は元気が無い。
価格で一歩譲ってしまうと、お客様からの支持が遠のいてしまうのか、「Y社」らしさが見えてこないのだ。

そう言う意味では、①「Y社」の戦略は、スーパーのど真ん中を行く戦略。

 価格、品質、品揃。

商品面での軸は、どこまでのスーパーのど真ん中を突き進む、穴の無いお店である。

PS
 佐野エリアの店舗写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sanomr/



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2012年8月 5日 (日)

柔道ニッポン

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ロンドンオリンピックの話題で日々満載の今日この頃。

 日本列島がメダルラッシュに沸いている。

 序盤戦の「柔道」「競泳」。
 アーチェリーにウェイトリフティングの健闘。
 そして、本命「内村航平」の体操個人総合。
 昨日はバドミントンが決勝進出でメダル確定。

昨日からのテレビでも、メダリスト個人に焦点を当てての特集を組んだ番組を組むテレビ局が増加してきた。

内村航平をはじめ、柔道の松本薫、競泳の入江陵介、鈴木聡美等の各選手の特集等めじろ押し。
本命「内村航平」の個人総合の金は、団体戦でのもやもやを吹っ飛ばしてくれるメダルだった。

 “ようやく、本命が来た”

そんな印象だ。

その裏側には、柔道ニッポンの金メダル候補の敗退が影響していとも思われる。
特に女子柔道で期待を担った「福見」や「中村」がメダル無しという結果が序盤の盛り上がりに欠けた印象か。

 しかし、今回私が一番感動したシーンは?。

女子柔道の田知本遥選手の敗戦での涙ながらのコメント。

 「左腕の負傷で力が出なかったのですか?。」

「いえ、片腕でも勝つ選手はいます。片腕一本で勝つ戦術と気力が私には足りなかったんだと思います。」

相当の負傷なのだろう。
相当痛かったに違いない。
それでも、妥協せず、このコメントを発する。

 この瞬間、私は彼女以上に泣いた。

こんな若い子がここまで言うか!。

今回のオリンピックで想うのは、柔道選手も競泳選手もそうだが、そのコメントの素晴らしさにある。

 柔道選手の「金」以外価値が無いと言い切る姿勢。
 競泳選手の「周囲の関係者」を持ちあげる姿勢。

どちらも、チームジャパンとして相当鍛えられてきたであろうその技術と精神。
そして、その競技に向かう心の持ち方と結果への自己評価。

 柔道の、結果が全てと自己評価する姿勢。
 競泳の、周囲のおかげと感謝する姿勢。

日本人の道徳観を、チームジャパンの中で徹底して伝授されてきたのだろうと思う。
特に柔道選手には、絶対に妥協しない結果へのこだわりを感じた。

銀だろうが銅だろうが、金意外は絶対に笑顔すら見せない。
メダリストに対するインタビュアーが、どうにか笑顔を引き出そうと四苦八苦する姿のほうが逆に目立ってしまうぐらい、寡黙でもある。

 “だから王国が築けるのだろう”

期待の重圧に負けるという批判もあろうが、この心持を持ち続ける限り、柔道ニッポンは当面メダル量産を続けるだろう。

今回の出場者だって、一部選手意外は知らない顔。
しかし、それでも日々男女のどちらかはメダルを奪取している。

 それでも「金」以外は、自らも認めない。

こんな若い子たちですら妥協しない結果。

 50オヤジが簡単に妥協してどうする!。

柔道ニッポンから学ぶ事の多い前半戦だった。

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2012年8月 4日 (土)

教育プログラムという負荷

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


負荷をかける。

 人の成長に、ある程度の負荷は必須。

負荷がかかるから、自分を追いやり、限界を超える事が出来る。

そしてそれは、新店立ちあげの際の、パートさん達への教育に関しても同様な事が言える。

 得てして、社員の教育ブログラムは存在するが、
 新人パートさん用のプログラムは用意されていない。

特に、開店まで3ヶ月を逆算して教育するプログラムとしての、逆算週別教育プログラムがあれば、新人パートさん達の教育スケジュールが見える化されるから、第三者の店長や副店長がチェックする上でも使いやすいプログラムになろう。

 そんな理想的なプログラムが必要だ。

これは、新店だけの問題では無く、既存店の新規い採用のパートさん達へも活かされるから、この際に商品本部にお願いして作成してもらおうと思っている。

そしてその教育プログラムが、教える方も教えられる方も、お互いに負荷を負いながらの成長意欲となって活きてくるのである。

新店の場合は、既存店と違い、周囲のパートさんも同様に素人。
だから技術習得も、それ相応に遅れるもの。

 3ヶ月など、あっという間に過ぎ去ってしまう。

この限られた期間に、どんどん店舗運営技術を習得してもらわなければならない。
それは、部門技術しかり、接客技術しかり、である。

そして、それらの技術習得の為に、個人個人に負荷をかけていく。

 それは、教える側も教わる側も。

そう言う意味では、パートさん用の教育プログラム、特に新店用の教育プログラムの存在とそれに沿った教育の仕組み作りは必須項目。

ようやく人材採用の第一段階も終了し、店舗研修の第一段組を店舗巡回でチェックして回ったが、意外に緊張感が少ない。

 それは、パートさんも、教えるチーフにも。

もっとも、店舗研修2週間後でもあり、休日を含めるとたかだか一週間程度の研修期間であるから、これからが本格的な始動なのだろうが、どうしても焦り症の私は我慢できない。

そして、チーフミーティング時にも、「3ヶ月の研修期間なんて、あっという間に過ぎ去るぞ」、とハッパはかけたが、どうも不安でならない。

やはり、上記の通りに、週毎に教育目標を掲げてクリアしていこうとする研修での向きあい方をしていかないと、手遅れになってしまうのではないかという不安はぬぐえない。

 そして、早速各トレーナーと意志疎通を図った。

「新店パートさん用の教育スケジュールは、正直無かったので、今後の事も考えて作成してみますか。」

 新店を立ち上げるまでにぶつかる課題。

一つ一つ、ゼロから積み上げていく苦労と楽しみ。
そうやって、企業が固まっていくのだろうと思う。


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2012年8月 3日 (金)

店長としての支援

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


土用丑の日の結果から。

 店舗によって、チーフによって数値格差が大きかった。

売上二桁伸長のチーフもいれば、80%台のチーフもいる。

本部で事務作業をしていた私は、そこで丑の日の数値面の結果を見ていた。
そして、上記のような業績格差がある事に気が付いた。
そてを、近くにいた私の上司にストレートにぶつけた。

「丑の日の業績格差が顕著ですね。」
「特に、〇〇店舖なんか二桁で伸びてますよ。」

 「あそこのチーフは問題もあるが、売上も作るよ。」
 「てっちゃんと意気投合するんじゃないか?(笑)。」

私の性格を熟知している上司が笑って言った言葉に返した。
「そんな人間なら、私も店長として全力で売れる条件を整えてやりたいですね(笑)。」

 その言葉に、上司も私も大爆笑だった。

どんな条件であろうと、店長として部下の販売チャンスを全力で支えるものだろう、と常識的には思いがちである、が、

 意外に、部下の販売意欲を削ぐのも上司。

販売意欲が高いと言う事は、裏を返せばその他の意識が低いと言う事。
それは、商品部から見れば非常に能力の高い人材として映るのだが、我々店舗の仲間としてはチームワークを乱す存在として映るのである。

 自分の事しか考えていない。
 店長視点のトータルな視点が無い。

そんな存在が強調されると、その持つ販売面の支援をするという行動以前に、チームを乱す悪行の訂正に向けて対応しようとする。

 その結果、彼の持つ販売能力を削ぐ行動に出る。

結局彼は、その持つ抜群の販売能力を活かす条件を得る事が出来ずに、悩む事になる。

 それでも尚私は、彼を全力で支援する。

なぜか?。

 数値はお客様からの素直な評価だからだ。

なんだかんだ言っても、売上とはお客様からの素直な評価。
自社内の評価が高くても、お客様からの評価が低ければ売上という実績には結び付かない。

 お客様の評価=売上実績。

これは絶対に曲げる事の出来ない絶対評価だ。

 そんな数値を叩き出す人間。

それは、上を見ずに、現場の責任者としてお客様だけを見続けているという証拠でもある。

そんな人間には、店長として最高の準備を経て最高の床責任


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2012年8月 2日 (木)

ダメだし

皆さん、こんにちは。
 商品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、第二回目の接客研修を実施した。

 入社第二陣の30名前後の研修会。

第一回目が約60名の研修会。
今回は約半分に人員のせいか、会場の熱気も若干涼しさが漂った。

 しかし、私の気合はまずますヒートアップした。

なぜか?。

 ダメだしの連続だったから。

ダメだし?。

 接客訓練の挨拶の姿形(すがたかたち)がバラバラだったから。

初めからそこまで追求すべきかどうかはさて置き、私的に一番大切なポイントを初めに理解してほしかったからである。

そのポイントとは?。

 挨拶の用語の意味を理解してほしかったから。

例えば、
 「おはようございます。」
 「いらっしゃいませ。」
 「はい、かしこまりました。」
 「少々、おまちください。」
 「ありがとうございました。」

挨拶の用語だが、同じ言葉の強さではない。
更に、挨拶時のお時儀の角度も同じではない。
そして、その戻し方も同様に違いが出るもの。

全ては、その言葉の意味に気持ちを込めると、自然に姿形が微妙に変化するもの。

 それが、言葉以前のコミュニケーション。

言葉だけで通じると思えば、姿形はどうでもいい。

しかし、気持ちを姿形だけで伝えようとすると、その微妙な気持ちの違いを表現する術が必要になると言う事を、一番初めに身につけてほしかったからだ。

 自分の気持ちを正確に姿形だけで伝える事。

この訓練から始めるから、自然に言葉になっていく。

 それが、接客訓練の流れだと思っている。

だから、表情も有効だし、お辞儀の深さやスピードも意味がある。

 全ては、自分の気持ちをどう表現するか?。

これは、言葉で説明しても絶対に出来ない。

 気持ちを込めた訓練以外には磨かれない。

それを知ってもらいたくで、いい加減なチームには何回もダメだしをした。

3チームで順番に訓練していくと、最後のチームはどんどん良くなっていくものだ。
それも含めて、初めのチーム、2番目のチーム、最後のチームの役割をしっかり担って、最後に完成させる。そんな役割を持って取り組ませた。

だから、接客訓練時は、入場順から前から詰めて着席するときから訓練を始めている。
何も知らされていなければ、案内者が「前から詰めて着席してください。」と案内しても、どうしても自分の座りたい席に座ってしまう。

 私は、強制的に強い言葉で指示をする。

そして、全体研修の私の第一声。

「集団行動の場合は、全員が同じ行動を自ら強しなければなりません。なぜならそれが一番効率が良くスピーディだからです。これが皆さん好き勝手に座ってしまっては、人数通りに用意した椅子や資料が足りなくなり、再度用意すれば後で余ってしまう。これば全て仕事の進め方に関わってくる事なのです。如何に我々の行動が効率良く進められるかが、お客様に商品を安く提供出来るかの背景なのです。私たちの行動のロスがそのまま利益のロスなのです。この考えを皆が持たない限り、お客様の豊かな生活には貢献出来ないのです。」

こんな前提があるから、全員がダメだしを食らっても、しっかり食らいついてくる。
更に、次の行動にも積極的に自ら先頭に立とうとする集団心理が生まれるのである。



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2012年8月 1日 (水)

判定に“えっ!”

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、帰宅したら男子柔道が放映されていた。

 日本の海老沼が戦っていた。

延長戦らしく、アナウンサーや解説が最後まで攻める事に期待していた。

 そして試合終了。

それまでの経緯を知らない私は、その後の判定で相手方(青)3本の旗が上がり完敗だと思った。なぜか、会場はブーイングの嵐だ。

 

その後、男子監督の篠原が抗議。

 “青旗3本では何を言っても無理だろう”

そう思って見ていたが、なにやら審判団3人が中央に向かって歩み始めた。

 “何が始まるんだ?”

女房が言った。

 「ビデオ監視のルールがあるみたいよ。」

ビデオ監視?。

そして、畳の下から審判団に指示を出している一人の外国人男性が映し出された。

彼が、審判団に指図している様子が映し出され、審判団はさながら店舗巡回に来たトップに対して低姿勢でクリニックを受ける店長副店長のように頭を下げるのみだった。

そして、おもむろに戻った審判団の主審が2人の副審と簡単な打合せをし、主審も首をひねり納得出来ない表情を示したものの、即座に副審二人を定位置に戻して、再審に入った。

 “えっ、もう一度判定が戻るの!”

私の経験では、柔道の試合で、一度出された審判の判定が覆されるという記憶は無かった。
解説も言っていた。ジュリー制度になっても、一度負けた選手が逆転で勝ちになることなど今までの判定でも見た事が無いと。
 
 しかし。

その後の判定では、先ほど青旗を上げた3人が3人とも、今度は白旗を上げて日本の海老沼が勝利したのである。

 “こんな事が、あるのか!”

礼節を重んじる柔道という競技性からいって、有り得ないと思っていた審判への抗議と再審。

 “現代では有り得るんだ!”

これが、12年前のシドニーオリンピックで篠原信一に適用されていたら ・ ・ ・ 。

 間違い無く、金という栄光のメダルを手にしていただろう。

そして、絶対と言われた審判の判定。
あの審判団の情けない姿は何だ!。

 トップに叱られる店長の姿。

自分と重ね合わせて(笑)想像してしまうほどの屈辱の姿。

現場に一番近い人間を絶対的に信じる制度なのか、それとも
人間、誰でも間違える(不正も含めて)存在として、第三者的道具に頼るのか。

 考えさせられる場面であった。




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