組織で自分を活かす
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日は、「挨拶で人生が変わる」を記した。
挨拶で本当に人生が変わるのか?。
それは、信じるか信じないか。
長い人生の中で成功してきた人々がこぞって言う言葉が、挨拶。
以前の私はそんな事を聞いても心が動かなかった。
“挨拶で人生が変わるわけねぇ~だろう~!”
しかし、自分自身を含めていろいろな人を見続けてくると、やっぱりある法則が働くのが見えるのだ。
それが、挨拶で人生が変わると言う事。
そして、そんな人間ほど、能力の高い人間が多い。
そもそも、人間の能力とは何なんだろう?。
個人的に能力の高い人間も多いだろう。
しかし、個人的能力が組織で活かされることはほとんどない。
なぜか?。
それは、組織内で自分の能力を活かす事と、能力のある事とは全くの別物だからだ。
いくら個人的な能力が高くても、その能力を活かせなければ意味が無い。
重要なのは、
個人が有する能力を組織内で発揮できる事。
そして、その事により組織が結果を残せる事。
そのような結果に結びつかなければ、その組織内での能力など無一文ですらない訳だ。
その為には、その人間が組織内で認められる事。
組織内で認知されるから、組織内の構成員の行動力を得て個人の能力が活かされ組織内で行動化され、結果がより大きく残されるのだ。
要は、組織内でその能力が行動化されるから、個人の所有物だった能力や考えが組織の力を得て表面化され結果が導かれる。
だから、いくら個人的に能力が高くても、それが組織で具現化されなければ宝の持ち腐れである。
それには、組織内で自分を活かせる能力が必須。
この、組織内で自分を活かす能力こそが、その個人の能力ではないのか。
そして、そのスタートが「挨拶」なのである。
そう考えると、「挨拶」が人生を変えると言う言葉は、そのものなのだ。
私は、個人の能力とは、能力を発揮できる組織の大きさに比例するのだと思っている。
自分の能力をより大きな組織で発揮する。
この事こそが、個人の能力を図るメジャーである。
私は、そう思っている。
その為には、コミュニケーション能力が必要になってくる。
コミュニケーション能力の核になるものが、挨拶を中心にした対人関係作りである。
それを磨き続ける事で、組織内での自分の存在を高めていける事になるのである。
この応力は是非とも磨いていかなければならない。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
そんな話を新規採用予定の方達に話をすると、多くの方が首を大きく縦に振ってくださる。
特に、子供さんを育て上げた主婦の方ほど納得されている。
私の胸が詰まった瞬間でした。
投稿: てっちゃん | 2012年7月10日 (火) 08時38分
私も挨拶の大切さは痛感しています。
挨拶は上司から率先垂範すべきですね。
挨拶をきっかけにこちらから心を開いていく。
パートさんは最初は何か裏があるのではと半信半疑ですが、挨拶を繰り返すうちに安心感や信頼度が深まり開放的な雰囲気が生まれ、店長の想いや指示を素直に受け入れてくれるのだと思います。幾ら一人で気負ってみても出来る事は微々たるもの、挨拶から芽生えたコミュニケーション、そしてお互いを知り、情報を共有して一丸となって目的を達成していく。
組織力の原点は挨拶にあるのでしょう。
投稿: dadama | 2012年7月 9日 (月) 20時49分