伝説の売場を委ねる
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
伝説の売場。
過去に何回も記してきた売場。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-ad6d.html
ここでは、何度もいろいろな挑戦をしてきて、それこそ伝説的な商品と売上を記録してきた。
店舗レイアウト上の要所でもあり、ここで企画した商品はお客様にも十二分に訴求される重要な位置にある売場であることを、我々に教えてくれた売場でもある。
先日、チーフから言われた。
「店長、ここでやりたい商品があるんですけど。」
「なんだ?。」
「はい、昨年ヒットした〇〇のど飴です。」
「今年も早めに仕掛けて、先手を打ちたいんです。」
「ほほぉ~っ。」
この場所はいずれ、揖保の糸等のそうめん類を量販しようかと考えていた所だ。
それはチーフも承諾の上の事。
チーフが言うには、その前に一段落挟んでおきたいとの事だ。
それが、「〇〇のど飴」。
これは、昨年の節電対策で本部から送り込まれた商品の動向が良く、チーフ自ら本部に追加発注をかけて、追いかけ続けた商品である。
だから、その後の動向とお客様の食い付きの良し悪しに自分の想い入れが強く、今年も仕掛けがいがあると判断して私に言ってきたのだろうと思う。
この場所は、チーフとも連動して展開してきた場所だから、チーフ自身もこの場所の強さも恐ろしさも知っており、この場所での私のこだわりも知っている。
だから、敢えてこの場所で自分の感度を試したいのだろう。
「やってみぃ~。いくつやる?。」
「はい、50ケースほど。」
「600袋か。良いだろう。」
決まった。
今まで、自分以外は携わらなかった「伝説の売場」。
今回、初めて他人の腕に委ねる。
いつまでも、自分以外に触らせないというこだわりも無いだろう。
私の意志を継ぐ者。
そんな人間に委ねなくてはならない場面が来たのかもしれない。
そうやって、徐々に私の専門分野を他者に委ねていく。
大切な世代交代の手法である。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
販売、売場、単品量販は得意分野ですね(笑)。
「わらびもち」なぜ、そこに目を付けたのか?。お聞きしたいところですね。
dadamaさんの事ですから、何か深い訳がおありなのでしょうね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2012年6月 6日 (水) 13時05分
伝説の売場、これは私も得意かも(笑)
ポイントはお客様の目につく一等地に、圧倒するボリウムで、おススメの訳を謳い、売り手と買い手双方が満足出来る事でしょう。
お客様は買えて満足、売り手は利益が上がって満足。商売は「儲かってナンボ」ですから商売の醍醐味を味わうには最高でしょうね。
くどいようですが私は「わらびもち」(笑)
投稿: dadama | 2012年6月 5日 (火) 21時32分