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2012年6月22日 (金)

採用

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新店へ向けての、採用活動。

 早くも採用活動が始まった。

どんな高い理想を掲げてみても、それを理解して現場で実現してくれるパートさん達の存在無くしては、到底実現出来ないのが我々スーパーマーケットという小売業。

そして、パートさん達のレベルと言う視点で見れば、新店で開店した当初が一番最低のレベルからスタートするわけである。

 初めての店舗と商品とお客様。

ゼロの状態からスタートし、日々、イベントも含めて一つ一つ経験を重ねて実績を重ねて学びを蓄積して、従業員の成長を通して店舗とはレベルを高め、日々のお客様の満足を得られていくのである。

 そのスタートが、人材の採用であり研修である。

募集チラシを配布し、地域周辺の方々の雇用の需要に対して供給を図る。
しかし、これだけ競合店が存在すると、新規出店のスーパーに対しての需要も年々減少しているのも事実。

以前は、一度のチラシ配布でほぼ定員に満たしてしまうほどの応募もある時期もあったが、現在は数回のチラシを配布しても定員に満たない場合が多い。

更に、就業を希望して面接に来ても、小売業側の条件に合う方は意外に少ない。

 週末の土日の就業。
 年末お盆での就業。

この条件を満たさない限り、我々も採用には踏み切れない。
しかし、家庭を持ちお子さんを育てておられる主婦の方が、この条件を満たすのは難しい。特に、核家族でお子さんが小さい方は尚更だ。

そんな条件と我々のシフトを、どう帳尻を合わせて組み合わせていくか。
新店出店の際に、一番の悩みどころではないか。

今回の採用もそうだが、私は採用を決める場合に、この条件に関してはある流儀を持って人の採用を決めている。

 2年後のその人の姿。

今現状は条件的に厳しくても、その条件も年次変化していくもの。
特に、今は子育てに忙しいが、いったん仕事に就いたやってくれそうな30代の方もたくさんいる。

そんな方の2年後。
週末わずかでも出勤出来る体制が見込めるなら、その人に人間性を見て光るものがあれば採用することにしている。

そんな方は、数年後に必ず大きな貢献をしてくれるからだ。

 今の条件で完璧を求めるのか、
 数年後の条件変化を見込むのか。

店舗とは、人の成長に合わせて進化していくもの。
人の成長とは、仕事への能力向上でもあり、就業条件面の向上でもある。
そして、最悪の状態からスタートする新店も、いろいろな経験と成長から、対競合に対しても強みを得ていくものだと思っている。

今回の面接でも、それを見込める方がたくさんいた。
まだ、全ての面接を終えてはいないが、それが見込める方であれば積極的に採用していきたいと思っている。

 そんな方は、目つき動作が違う。

その店舗が、本当の意味で真価を問われるのは、開店から2年後。
開店当初は話題性もあり、珍しさもあり、新しさもあり、多くのお客様が来店されるが、地域の方々の嗜好に合った暮らしに合った商品展開をジャストインタイムで展開出来てくるようになるには、一年以上かかるからだ。

開店から2年後に、どれだけその店舗のパートさん達の力量の向上からタイムリーな商品展開が出来るか。

その時に、面接の相手がどんな活躍をしているかが想像できるか。
そんな視点で、採用を始めている。



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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
今日の面接でも生鮮3部門は相変わらず不人気ですね。
特に生鮮と言っても、青果は比較的に人気で、鮮魚と精肉はほとんどの人がチェックを入れない。でも面接していく過程で生鮮のおもしろさを語ると、意外に興味を持ってもらえる。
どうしても職人の恐いおっちゃん連中が働いていくイメージが強いようですね。
更に、若年層の鮮魚や精肉担当のパートさん達が元気に働き続けている姿が目立ってきているようです。嬉しい事ですね。

投稿: てっちゃん | 2012年6月23日 (土) 22時18分

戦力の要である生鮮人材の確保。
どうしても3Kのイメージが付きまとう・・・
でも不思議な事に、職場に入ってしまうと生鮮の担当者方が
長く勤めているようです。季節感が持てるし商品回転も早いので
商売の面白さが解かってくるのでしょう。また仕事で覚えた知識を
家庭料理にも活用出来るので食に対する楽しみも増えるのではないでしょうか。
ただ、千差万別の性格の方が同じ職場で顔を合わすので、女性特有?
の対人関係で悩んだり退職したりする人も少なからず発生しますよね。
新店だからこそ、真っ白な人材の中から将来の核となりそうな人材の発掘・選別・・・人を見抜く力も必要になってくるのでしょう。

投稿: dadama | 2012年6月23日 (土) 21時05分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
どうしても、面接だけの相手の就業希望を聞いていると、3K以外の部門への要望が多くなってしまいます。
そこからが我々面接官の腕の見せ所。
事前打合せで、如何に生鮮に勧誘するか。
あの手この手で鮮魚、精肉の魅力や働きがいを伝えています。
更に採用通知時に私からの採用部門と時間の連絡。ここで最終的には生鮮部門へ押しのお願いで回って頂く場合が多い。
比較的入り易い部門は薄め薄めに採用しつつ、生鮮部門には厚め厚めの進捗状況を作っておいて、技術を要する部門の研修期間をしっかり確保させてやらないと勝てる生鮮部門には仕上がらない。
今日から第二回募集チラシによる面接が始まります。

投稿: てっちゃん | 2012年6月23日 (土) 07時22分

最初が肝心と言いますが、採用も店の運命を握る大きなポイントでしょう。てっちゃんの熱い志は面接を受ける相手にもひしひしと伝わるのでは。
単なる給料稼ぎだけでは勤まらない・・・
あとは、てっちゃんの志を共感できるパートさんが希望する時間帯・曜日にどれだけ集められるのか?こちらの新店の採用を見ていても正直頭数を揃えるのが精一杯のようです。スーパーには3Kのイメージがまだまだ強いのでしょう。働きたいと思うスーパーのイメージ・ステータス、たかがスーパーからされどスーパーへと脱却していきたいですね。楽しく前向きに働ける職場環境整備。新店ならではのチャンスではないでしょうか。

投稿: dadama | 2012年6月22日 (金) 21時58分

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