リーガル・ハイの奥深さ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日の、リーガル・ハイ
親子関係を取り扱った内容だった。
特に今回は、奥深い内容であった。
親子関係という、人間の一番親密な関係。
血縁関係の中でも、同じ血という関係は強い。
本能的に、親子や兄弟とは強く結ばれ、強く反発するのだろうか。
今回の内容は、今話題の人気子役の親子関係を描いた内容だったが、それに合わせて堺雅人演じる「古美門研介」の父親役で中村惇夫が「古美門清蔵」役で出演した。
古美門研介自身が複雑な親子関係という過去の自分と、引き受けた仕事の親子関係とをダブらせての今回の話題だった。
中村惇夫が登場した場面で、一瞬ではあるが、「木枯らし門次郎」の主題歌が流れるあたりは、相変わらずシニアにも配慮したおかしさがあったが、この法律家親子の関係も通常の親子関係とは程遠い距離感で演じられている。
そんな中で、古美門研介が小学校の頃の事。
サンタクロースを信じる同級生の女の子を、有り得ない(笑)論理的な論法で泣かせてしまった事から、親子関係にひびが入り、古美門研介は早々に親から離れて独立した過去の経歴があったようだ。
そして今回も、プロフェッショナルな法律家の目線で依頼者の利益を最大限に引き出そうとする堺雅人と、親子の血のつながりという本質的な見方を敵対する親子に知らせて、本来の親子関係を取り戻させようとする、中村惇夫、新垣結衣との対照的な目線の違いが、法律には素人の我々から見れば、多いなる気づきを与えてくれた。
この番組を通して、法律とは、裁判とは、そして、人間が生きるとは、を我々に自問させてくれる内容になっている。
そこからくる、本当の幸せとは。
裁判を通して、本当の幸せを、原告被告を合わせて問うていく内容になっている。
そして、今回のテーマは親子関係。
親の幸せ、子の幸せ。
この裁判の中で、裁判でのセリフの猛練習をしながらも、裁判官に伝わる感動の言葉を発するには、与えられたセリフではなく、その場での生の感情を自分の言葉で表現する事以外には無いとして、母親から台本を奪った中村惇夫と、子供から台本を奪った堺雅人の法廷での仕掛けとその親子の生の感情表現が見応え充分だった。
天才子役が、天才ぶりをかなぐり捨てて発した母親への想い。
そして、いつの世でも、子供は親を見て育ち、親を越えていくものだ。
そして、親はいつの世でも、子を想い、この行く末を憂う。
更に、最後には、古美門研介の事務をしている服部(里見浩太郎)が、古美門研介の親である古美門清蔵(中村惇夫)と繋がり、古美門研介の後見役として側についている事も、親子の絆の深さを伝えようとする場面ではあった。
見ている人にしか分からない、今回のブログ記事ですみません。
しかし、リーガル・ハイ、どんどん見応えある終盤を迎えてきた。
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コメント
ふるたさん、コメントありがとうございます。
そうですね、ストーリーといい、場面での言葉といい、参考になる内容や場面、言葉がちりばめられている番組で、深いとおもいました。
そしてなにより新垣結衣の存在が大きい。
いよいよ次回が最終回。見逃さずクライマックスを見届けたいですね。
投稿: てっちゃん | 2012年6月14日 (木) 07時40分
参考になる言葉・場面があるので、かかさず見ています。
それとNHKのプロフェッショナルも必見ですね。
投稿: ふるた | 2012年6月13日 (水) 09時48分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
見ていないとコメントのしようが無いですね。申し訳ありませんでした。是非これを機に見てくださいね。本当に感動と笑いがありますよ。
投稿: てっちゃん | 2012年6月11日 (月) 00時13分
ドラマを見ていないので内容のコメントは出来ませんが、親子関係について言えば、血縁関係のない配偶者から子孫が生まれる、子孫は双方の血縁関係で結ばれる。正に「子は鎹」ですね。配偶者も大切な家族ではありますが、互い血縁関係にある子供の存在が家族の絆を強くしていくのでしょう。その絆を深めるワンシーンが食卓。家族の団欒を支えるのも私達の大切な仕事ですね。本日は無理無理コメントで申し訳けありません(汗)
明日は家内とバスツアーで山梨のさくらんぼ狩りに行って参ります。
投稿: dadama | 2012年6月10日 (日) 21時11分