5日ぶり
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
採用面接と休日と会議。
5日ぶりに店で勤務した。
“変わったなぁ~”
なんか、店内が大きく変わったような感覚になった。
果実の第一平台が大きく変化していたのだ。
アメリカンチェリーから、さくらんぼがメインになっていた。
そして自分の感度の悪さに愕然としたのである。
以前であれば、この時期の果実は一年で一番難しく、だから一番楽しい時期である。
散々ぱらそれを部下に伝え、自ら行動して発注から陳列まで関わってきたところだ。
そんな思い入れの深いこの時期の果実。
なんかその事が、遠い過去の出来事のようにしか思えない。
人の関心事が変わるとは、こういう事なのか?。
これでは、現場から3カ月も離れてしまったなら、商売感を取り戻せるのか?。
そんな不安がよぎるものの、今目の前の課題がそれを覆い尽くす。
新店の為の採用は、従業員ゼロの状態から、一気に100人レベルの方を募集、面接、入社前説明、合同研修、部門研修と続く流れの中でも、スタートのスタートの部分だ。
そして、この部分では、如何に一気に大量に採用して、部門研修が始まる段階で定員に満たしてから部門チーフへ引き継ぐかが、店長としての最大の使命だと思っている。
そして、研修が始まるわけだが、研修期間での教育も大きなポイントではあるが、何よりも能力の高い人材を如何に多く採用していくかで、その部門の明日が決まってしまうほどのウェイトを握っているのが、人材の質と量。
それを、応募された方達からセレクトし、部門へ振り分ける。
数も大事、しかし、質も大事。
そして、めぼしをつけて、いよいよ電話で部門と時間を交渉。
面接でお互いの要望を伝え合ったと言っても、いざ契約となると本音が出るもの。
電話で採用部門を伝えて断られるケースもざらだ。
以前に記したが、不人気部門ほど電話での交渉には力が入る。
「是非、あなたの若い柔軟な力をお借りしたい。」
そんな日本語あったっけ?、と思いながら製造部門への勧誘を促す。
製造部門。
特に、鮮魚、精肉、惣菜、ベーカリー等は製造過程が複雑だから、技術習得までにより時間のかかる部門でもある。
特に、鮮魚、惣菜はパートさん達の力が大きく左右すると思われる。
だから、この部門は研修スタート時点から十分な人材を用意して、ひとりひとりの研修時間を十分に取らなければならない。
だから、オープンまでの期間を考えると、優先的に製造部門への人材の補充は早め早めに行わなければ、いざオープン時に十分な力を発揮出来ない状況になってしまう。
“そんな体制を早く整えたい”
そんな焦りもあるのだろう。
目の前の事象が、全て採用一色に染まってきている。
早く、この状況から抜けださなくてはならない。
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