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2012年5月19日 (土)

天海祐希の言葉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎週木曜日の「カエルの王女さま」。

 天海祐希が発する言葉に、胸を突かれる。

このストーリーや天海祐希の言動自体は、あまりリアリティーは無いが(あまり有り得ないストーリーであり、天海のような無責任な人間の役もこの世にはいないと思われるから)、それでも、ここぞという場面での彼女の喝の入った言葉は、聴くものをエグるのである。

先日の場面でも、こんな場面があった。

町長一派の陰謀から、ある大学の文化蔡でのショークアイアの出演がキャンセルになってしまった時の事。学園祭のステージを練習場に変えて、本番さながらのステージに見立てて踊ろうとしていた。

「たとえ誰がいなくても、自分がスターだと信じれば、どこだってステージになる。自分にとっては自分が一番手。誰の代役でも無い。まずは自分を信じなきゃ、誰ひとり魅了することなど出来ない。さぁ~みんな手をつないで、目をつぶって。さぁ~感じて~。ここはステージ。今まさに幕が開く。観客が世界中の人たちが自分だけを見てる。さぁ~拍手、歓声、ここは満員御礼のステージ。最高を求めて戦いましょ~う、オープン。私たちは、いつだってファイターよ!。」

天海の劇団員を刺激し、モチベーションを高めていくマネジメントが素晴らしい。
そして、それらを促す天海祐希の発する言葉の数々。

 「私たちは、いつだってファイターよ!。」

まさに、競合店が出現したときに部下に語りかけたい言葉である。

 ファイター。

戦う人。

舞台ダンサーがファイターという合言葉でモチベーションを高め合うのも変な話だが、ファイターという言葉には、なぜか気持ちを高ぶらせてくれる麻薬のような刺激がある。
それだけ、ダンサーという役柄が自分との戦いであり、他人がどう思おうと自分で自分不安に勝って自信を得て舞台に立とうとする挑戦心が伺える。

 要は、自分に妥協しない。

そんな信念が、この言葉には隠されているように思える。

 そして、ファイティングポーズ。

いつだって、ファイティングポーズを取れる覚悟を持つ。
リーダーにとっては、この事は非常に大切な心構えだと思う。
リーダーがファイティングポーズを取らずして、誰が戦おうとするのか。

ファイティングポーズだけでなく、部下の人生を背負うポーズ、お客様への謝罪のポーズ、数値責任を負うポーズ、競合店とファイトするポーズ等いろいろある。

 リーダーは常に先頭を走らなければならない。

その事を、もう一度教えてくれた、天海祐希の言葉であった。




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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
親孝行御苦労さまです。素晴らしい事ですね。
是非親が元気なうちに出来る事をしてあげてください。
さて、ファイターの件。
店舗全員がファイターになりきること。店長としての願望ですね。
しかし、店舗が鉄の結束を組めれば可能でしょう。
鉄の結束。私の当面の課題です。

投稿: てっちゃん | 2012年5月19日 (土) 23時28分

「ファイター」いい言葉ですよね。
攻める・戦う。商売の基本だと思います。
残念ながら、会社にその余裕がない。目先の利益ばかりにとらわれる。競合が出来れば一時的に売上げが下がるのは仕方ないでしょう。これは自然の摂理だと思います。会社は目先の利益を気にして、売上げに応じて経費まで下げる事を求めてくる。つまり「守り」の経営です。個人的には「守り」に入ったら終わりであると思います。だから会社に逆らってでも「攻めて」行きたい。ただし店長一人では何も出来ない。担当者も一緒に「攻める」気にさせる事が大切ですね。そして行き着くところは毎度の「信頼関係」と「コミュニケーション」。店長は自ら担当者に近づいていかねばと思います。担当者からみれば店長は怖い存在のようですから(笑)
そして、最後はお客様を信じる。私は会社を信じずお客様を信じてきました。でも結果店長になっています。職層はお客様が与えてくれる事を実感しています。競合に勝つことも結局はお客様を信じてお客様のためになる事を実行するしかないと思っています。
私事ですが、明日は両親を温泉に連れて行って参ります。一日「コメント」をお休みさせて頂きます。(*_ _)

投稿: dadama | 2012年5月19日 (土) 22時02分

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