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2012年5月27日 (日)

天海祐希の言葉②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前にもブログに記した「天海祐希の言葉」。

 先日の「カエルの王女さま」でも、私の心に響いた言葉があった。

なんと、あの偽ブロードウェイスター天海祐希が、石井達也演じる新進演出家(だと思うが)と恋人同士だったという設定での場面。

久しぶりに出会った二人だが、これには天海祐希の思惑もあった。

 劇団が出場する音楽会に歌う歌を要請する場面。

劇団の為に、人生初の、他人へ頭を下げてでもお願いしたという場面から続く一連の流れ。バーの中での二人の会話だ。

 「なんでそこまで君が頭をさげる。」

「どうしても、あいつらを勝たせたいの。馬鹿な連中でさ。私を信じて未来まで賭けちゃっているの。」

 「しかし、君が他人の事に熱くなるなんて。」
 「よほどみんなから信頼されているんだね。」

「こんどの大会で優勝できなかったら、私があいつらの夢は希望を潰してしまう。私いままで、ずっと自分の事だけを考えてやってきた。それが、あかの他人の夢まで背負うような事、今の私にそんな資格があるのかって。自信が無いのよ、だから力貸して。」

 「君は、僕のブランドが欲しいだけだ。」
 「自信が無いなら、その連中と右往左往すればいい。」

そして、出ていった石井達也。そこで腹いせに歌う、プリンセスプリンセスの「M」。

いままで自分の事だけを考え、夢を実現しようと行動し努力してきた自分が、初めて他人の夢の為に生きる。

 他人の人生を背負う覚悟。

店長やリーダーとは、常にこの覚悟を持たなければならない。
そんな自分の置かれた立場を重ね合わせた時に、この場面はジーンときた。

 そして歌い始める天海祐希。

やはり宝塚のスター。レベルが違うなぁ~と感動。

 更に後日。

その石井達也から送られてきた、まっさらな譜面。
嫌がらせかと激怒した天海祐希だが、後日その意味に気づく。

 一番の強みは、自分のオリジナル。

勝ちたかったら、優勝したかったら、自分のオリジナルで勝負する。
オリジナルとは、自分で考え、自分の強みを活かして、自分で創り出す。

 それが、最強。

他人の真似や盗作では競争には勝てない。
最後の最後に、勝ちを奪われてしまう。
いつまでも自信の無いまま、強みを出せないまま戦う事になるからだ。

自社の強み、自店の強み。

それも、オリジナル。

全社共通の部分を活かし企業メリットを活かしながら、自店のオリジナルを最大の強みとする。

 だから、個店対個店の局地戦に勝つ事が出来るのだ。

そんな戦いの原理原則を教えられた場面だった。



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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
結果責任を取る覚悟を持つと強く慣れますよねぇ~。
何せ、お客様が味方についてくれると言う事は強い。
そして多数の部下が味方についてくれる。
覚悟を持った店長は、ぎりぎりのところで仕事を楽しむ術を持っている。
そして、そのぎりぎりの部分の不安定さがまた日々の緊張感を生み、仕事の楽しさを倍増させてくれる。
さて、これから私もぎりぎりの部分に切り込んでいこうかと思っています。

投稿: てっちゃん | 2012年5月27日 (日) 23時05分

店長の職務とは何であるのか?本部の指示を忠実に実行する事も大切でしょう。しかし、納得出来ない指示は部下に落としてはいけないと思います。
店長たるもの自店の事は一番理解していなければならない筈。自店の強み・弱みをきっちりとメンバーと共有し目標に向かっていく姿勢。自店の事は自分達が一番解っているんだという姿勢が店を強くしていくと思います。
その個店の集合体が会社であり会社の強さではないでしょうか。本部主導の怖さはこの事を軽視しがちなところであると思います。
会社に「NO」と言える勇気、これも店とメンバーを預かる店長には必要ではないでしょうか。もちろん、結果責任も覚悟の上ですが(笑)

投稿: dadamagt | 2012年5月27日 (日) 22時27分

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