« 励ましの言葉 | トップページ | 一見さん? »

2012年5月16日 (水)

今年の「母の日」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年も「母の日」の日曜が来て、終わった。

 昨年はゴールデンウィークのおまけ的存在。

ゴールデンウィーク最終の5日と同じ週に母の日とくれば、ゴールデンウィークのおまけ的な日曜としての捉え方が大きいと言える。

 子供の日と母の日が同週に存在する。

これは、お母さんも疲れる母の日に違いない。
しかし今年は、ゴールデンウィークとは全く別のイベントとして存在した。

かなり好天にも恵まれ、午後から夕方にかけてお客様が集中するという日曜の中抜け現象はあったものの、後半は本当によく伸びた。
やはり、行楽等には行かれるものの、最後は買い慣れた食品スーパーで御馳走商材を購入される傾向は強まっていると思われる。

 「母の日」。

この日の食卓の上は、いったいどうなっているのだろうか?。

よく、「手作りカレー」とか、「手作りハンバーグ」とか、お父さんと子供たちが家族ぐるみでお母さんへ食事を提供するという微笑ましいシーンが思い浮かび、チラシ提案もそのような絆志向のチラシを打つが、本当のところはどうなのだろうか。いつも疑問に思うのだが。

母の日以外のイベント、例えば「ひな祭り」「子供の日」「父の日」等は、料理を作る人と食べる人がしっかり役割分担されているから分かりやすい。

 誰誰に食べさせる為に、家族で食卓を囲む。

しかし、母の日に関しては、家族ぐるみで手作り料理を作る家庭は別としても、そのほとんどは母が料理を作り、母の祝い事として自分で食べる。

 この心理状態と現実の食卓のメニューは微妙だろう。

奥さんが自分で自分ためだけに、御馳走食材を購入するか?。

 否、だろう。

だから、陰でこそっと、ちょっと美味しいデザートを一人で味わうという、ご褒美感覚。

 “世の奥様方、どんピシャリで申し訳ない(笑)”

そして、家族での食事は旦那様も含めてのちょっと贅沢メニュー。
そこに、少し簡単に手軽に、行楽帰りもあっての生食メニューが日曜日の夕方以降の動向だった。

だから、普段そうそう売れない高級果実なども、ちらほらと動きがあった。

 “高級果実?”

思いだして頂いたろうか?。当店の毎年の恒例は、

 「当店から母の日のプレゼントとしての、宮崎マンゴー」

原価売価で宮崎マンゴーを価格訴求して量販する企画。
残念ながら今年は企画出来なかった(相場高で)。

しかし、入荷数量の半分は売れており、従来からの取り組みは今年も続いているのだ。
だから、母の日は比較的強いイベントになってきたと言えるだろう。

お寿司も、「必ず午後4時からお客様が集中する」という私の予測を受け、てんこ盛りに積み上げた結果、どうなることか!と泡を食った惣菜チーフの不安をよそに、閉店時はすっかり消化していたほどだ。

 お客様を信じて、売場を造って待つ。

イベントとは、そんな場であろう。


|

« 励ましの言葉 | トップページ | 一見さん? »

商売」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
生花は普段はリスクが大きいですが、イベント時の単価アップからの売上貢献も半端じゃないですね。
生花とイベント。切っても切れない仲だと思います。

投稿: てっちゃん | 2012年5月18日 (金) 00時14分

かおるさん、コメントありがとうございます。
dadamaさんの言う通り、今年の母の日が昨年と違ってゴールデンウィークから一週間経過した後の設定だったと言うのが一番の要因でしょうね。当店で販売したカーネーションも今年は意外に売れましたからね。
更に、かおるさんが普段からの品揃えが大切だと言い続けた結果のイベント強化につながったのでしょう。

投稿: てっちゃん | 2012年5月18日 (金) 00時03分

自店も花は伸長しました。要因は、昨年と比較してGWと母の日が1週間空いて、母の日を「きっちり」祝う方が多かったようです。
震災の影響もあるでしょうし・・・

投稿: dadama | 2012年5月17日 (木) 21時39分

かおるです。
御無沙汰しております。
去年はバイヤーとして花を扱って、結構売ったつもりだったんですが今年、後輩のバイヤーにあっさりクリアされました。
花が支持されてきてうれしい反面、一抹の淋しさも…。
お母さんにあげる花をどこで買うかというのは結構重い選択で、その購入先に選んでもらえるのは地域で信用されている証拠。お客さんは普段から見てるから、だから母の日だけ頑張っててもだめだよ、みたいなことを担当者にいってました。

投稿: かおる | 2012年5月17日 (木) 08時37分

ましゅまろさん、コメントありがとうございます。
そうですか、来年からスーパーマンですか。内定、おめでとうございます。
そして、今からこのような場を見つけて学ぶ事に拍手を送りますよ。
プロフィールにはメールアドレスも記してますので、悩んだらいつでもメールくださいね。
今後ともよろしくお願い致します。

投稿: てっちゃん | 2012年5月16日 (水) 19時23分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
プチ愚痴、おおいに結構。
それだけ課題が見えていると言う事。
母の日テーマとして「時間」と「プチ贅沢」は、主役が我々に期待する最大のポイントじゃないですかね。私もまったく同感です。
「母の日」に、あまり偏った提案をし過ぎると、痛い目に逢うということは、何年も現場でやっていると当然分かってくる事ですからね。
そして、定番ではそれらの商品がこぞって人気であることも分かっています。
一か所だけ、おおいに「やってます」をアピールすれば納得してくれるでしょう。
(誰の為の売場なのか?{泣})。

投稿: てっちゃん | 2012年5月16日 (水) 18時58分

初めまして、ましゅまろと申します。

私は来年度からスーパーの店員として働きます。
スーパーで働いている方のブログがないかと探していたらこちらのブログを見つけました。

何件か記事を拝見しました。
とても勉強になります…!

これからも拝見させていただきます。
よろしくお願い致します。

投稿: ましゅまろ | 2012年5月16日 (水) 18時17分

母の日お疲れ様でした。
マスコミでも話題になりましたが、母が一番喜ぶプレゼントは花ではなくスイーツだそうです。但しプレゼントは本人が買うのではなく、贈るものですからデパートやケーキ屋などの専門店が強い訳で、母本人が来店する「自分買いの」提案が難しいところですね。
結局は自分が食べたい+家族も一緒にの発想でカットケーキ・プチデザートの提案をして、カットケーキは良く動いておりました。
肉は牛ステーキだと単価が高いので、豚のロースを超厚切りにして、話題の塩麹やガーリックペパーで味付けした物を提案したら、経済的&見た目はリッチ&ハーフデリて手間要らずが受けてよく動きました。
母の日に本人が来店する割合が高いSMとしては当事者の気持ちになって何を期待するのか?私は「時間」と「プチ贅沢」であると思います。この要素を売場できっちり提案して思わず買ってしまう売場演出が出来れば成功なのかなと。この事は母の日に限らず、平日でも、例えば今日から気温が高くなるのならお客様は何を食べたいのか?本部MDの柔軟な運用でお客様が欲しい商品をタイムリーに演出するという基本をしっかり担当者と共に実行していきたいと思っております。(てっちゃんから見ればあたりまえの事があたりまえでない現実があります。本部主導の売場を作っていれば的が外れている事がわかっていてもそれで良い・・・スイマセン「プチ愚痴」でした(笑))

投稿: dadama | 2012年5月16日 (水) 10時40分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/508103/54715498

この記事へのトラックバック一覧です: 今年の「母の日」:

« 励ましの言葉 | トップページ | 一見さん? »