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2012年5月

2012年5月31日 (木)

「見える化」私の流儀

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


見える化。

 昨日も、自店での事例を紹介した。

見える化。

 従業員から見れば、「見える化」。

しかし、私から見れば、

 「見せる化」。

情報を、どう見せるか。

 企業や店舗の方向性を、どう見せるか。

見える化というと、トヨタを代表に日本のモノ作りメーカーのマネジメント手法である。

 しかし、我々小売業にとっての見える化とは。

それは、企業トップの思想や方向性、そして言動等を如何に末端まで見せるかという視点に立つと言う事ではないか。

トップの言動とその方向性の50%でも現場に伝われば、その企業の伝達力は群を抜いていると言える。
通常であれば、トップの言動の20%程度しか末端までは伝わらないのが常識の世界。

そして、私はこの事が大きな組織の一番の弱点ではないかと思っている。

全従業員が、本部その他で発した言動の内容が詳細に理解できたなら、企業はスピードも精度も行動も大きく変化し、強い組織になっていくと思っている。
それだけ、大きな組織とは脆(もろ)いものだ。
そして、我々中間管理職として一番怠っている部分も、そのところではないのか。

 店長が中間管理職?。

店舗内ではトップとして機能しなければならないが、企業内での店長の位置づけは、まだまだ中間管理職であり、その機能をしっかり理解して、確実にトップの思想言動、そしてその方向性を末端の従業員に伝えていかなければならない。
その部分を間違えると、企業としての連帯感と規模の強みを発揮するどころか、店舗内でも意志疎通の無い、単なるモノ売りの現場に終始してしまう。

 組織としての方向性。

組織に属する人間達が、一番に理解しておかなければならない事は、自分が属する組織の目的と今後の方向性である。
そして、その具体的な手法を組織としてどう行っていくか。
更に、その行動を、直属の組織ではどう具体化させていくか。
自分は、その大きな組織内のどこに位置し、どう貢献しているのか。

そこまで理解して初めて、個人の推進力が生まれるのだろうと思う。
そして、その原理を理解して、テコの原理を有効に作用させるのが、店長やリーダーのもう一方の役割なのであろう。

 要は、組織強化を図る事。

組織強化とは、決められたオペレーションを確実に遂行する事だけでは無い。
むしろ現場では、決められたオペレーション通りに行かない事の方が多いかもしれない。
そんな時に、如何に現場がその本質を理解しつつその趣旨に沿った応用を働かせられるか。
そんな時に、具体的なマニュアルだけが配布されていたら、整った状況が崩れた時に対応出来ない。

 目的と方向性を知る。

その事が、現場で何より大切な情報なのである。

現場はやるだけ。
やる事に特化させる。
だから、余計な事は流さない。

そんな疎外感を取り除く事も、重要な見える化だと思っている。

そして、その事によって、従業員の気づきと思考が促され、従業員同士の会話と協働が生まれ、現場が活性化していく事が、本来の願いだ。




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2012年5月30日 (水)

情報の公開

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


情報の見える化。

 今年度より、店舗内での推進している。

ストアコンセプトに准じて、実行項目に関して、極力掲示板に張り出して全従業員に見せていこうとして実行している。

 そして今では、

  ストアコンセプトの公開
  部門コンセプトの公開
  週別計画と反省の公開
  接客コンセプトと計画の公開
  月別接客計画の公開

 等々を公開し、全従業員と共有してきた。

更に、

 店長会での内容も、レポートにまとめて公開した。

店長会とは、今後の企業の運営方針や方向を示す重要な指針が出される場面が多いが、私は敢えてその方針指針も含めて公開している。

いや、逆に枝葉の部分は店舗として進めていく事項であるから、現場でその実行を見ていればわかるものだが、方針指針が見えなければ、いま現実に現場で進行している事実が連結されてこない。

 そこが見える事が一番大切な事だと思っている。

本来は、企業方針が伝わって初めて、その詳細な計画の意味が理解できるのであるが、これは現場の責任者(店長)の問題として、企業方針がなかなか現場のいち従業員まで伝わっていないという課題が従来から問題視されていたのは事実だった。

 どうすれば、伝わるのか?。

チーフミーティングで一回二回程度しゃべっても、絶対に末端のパートさんまでは伝わらない。
だからと言って、全体朝礼等で話しても、なかなかその趣旨は短い時間では伝わりきれない。

 伝達手段を増やすか?。

それが、店舗のバックヤードの掲示板を利用しての貼り付けに至った。
いろいろな手を使って方針を伝達していく。
その手数が多ければ多い程、伝わるチャンスは増加する。

人間は、同じ話を別ルートから2回以上伝達されると、そう思いこむ習性がある。

先日は本部から、店舗スタッフの月間接客目標とその自己評価と店長評価の用紙が送付され、これも休憩室等に掲示して公開するよう送られてきた。

 スタッフ(店長以下チーフ)の自己表明と反省。

これを全従業員に堂々と掲示して見える化を図る目的。
私は、これを機に、全従業員に評価してもらおうと思っている。

 自分の行動と部下への指導。

この2点に対して、全従業員に採点を問う。
これは、akbの総選挙とは違い、人気投票では無い。
あくまでも、自分への態度と部下への態度を問うてもらうのだ。

 だから、自分に部下に、厳しくなれる動機付けになる。

自分の部下への指導行為が、厳しく問われることになる。
それは、部下としてのパートさんの目から見た時に、どれほど厳しく実践したかが評価されるわけだから、そのリーダーの真摯な行動が色メガネ無しに数値として表れることになる。

厳しく指導される部下から、その上司の計画と行動が評価される。

 だから、組織全体が同じ目的に集中出来る。

そんな計画を持って、6月に臨みたいと思っている。



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2012年5月29日 (火)

豊かな暮らしを考える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近の情報機器の進化はめざましい。

 そして、他者との連携も世界中の人とも可能となった。
 更に、機器自体の性能も相当進歩してきた。

つい数年前までは、パソコン、カメラ、ナビ、音楽プレイヤー等は独立した機器が存在していたが、この一年程度でのスマホの充実により、ほぼ一台で賄えるようになってきた。

 スマホ一台で、なんでも出来る。

このような言い回しがほぼ出来るようになってきた。
そして私もiphoneを所有し、いろいろとブログに書いてもきた。
だから、その事によって、随分暮らしも豊かになって便利になったのだろうと思われるが、

 しかし、

その所有感は満たされ、iphoneの活躍する場も増してきたが、一つ一つの実際の使用感は満足されないのだ。

それは、やはり独立した機器には、使いやすさという点ではどうしても敵わないからだ。

パソコン機能により、ネットその他の閲覧とアプリの使用は可能となったが、いまだにブログその他コメント返信はパソコンに頼っている。

 それは、使いやすさ。

スマホでは、タップする事に専念してしまい、考えながら言葉を選択し、キーを打つ事が出来ない。

カメラでは、SDカードが使えない為、いちいちハードディスクに写真を取り込み、サイズを圧縮して使用せざるを得ない。

ナビでも、使いやすさでは圧倒的に専用機に勝るものは無い。

唯一、音楽プレイヤーやユーチューブの閲覧に関しては音質も画像も検索して見れる利便性は高まったが、パソコン自体のHDDの容量が無く、情けない事にいまだに音楽を取り込んでいない。

 スマホを手に入れて、豊かになったのだろうか?。

確かに、便利にはなったようだ。
分からない事があれば、即ネットで検索できる。
マップ機能で知らない場所やお店を、ピンポイントで調べられる。

 しかし、専用機には利便性では敵わない。

そんな機能がまだまだ多い。

 それはそうだろう。

専用機は、その機能で勝負しているのだから。
特に、その機能の使いやすさと言う点で、徹底的に追求している点ではやっつけ仕事か命を賭けているかほどの違いがあると思える。

我々業界(食品スーパー)も、どんどん他業種からの浸食を受けている。
しかし、ワンストップショッピング性という機能を徹底して磨きこむ事によって、お客様に豊かさを提案していく事が、どこまでも仕事の本質なのだろう。

 我々が追求する「豊かさ」とは?。

その第一に来るのは、「利便性」なのかと、今回のスマホ記事から思うのである。

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2012年5月28日 (月)

日光エリアMR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週に引き続き、日光エリアのMR。

 先週は競合密集エリアをMR。

そして今週は2店舗のみだが、いずれも企業の中核に位置する店舗となる。

この通りは、今後の宅地が予想される地域であり、企業としても力の入れどころのある店舗となるのだろう。

まずは、「T社」。

 最近リニューアルしたのだろうか。

店内がある程度新装されているようだ。
売上規模が高い訳ではないが、安定した利益を創出できる店舗なのだろう。
それほど価格競争の激しい地域でもなく、どれほど地域の暮らしに追随した売場作りと地域で支持されるタイムリーな提案が要求される立地。

そんなエリアで安定した支持を得る店舗であると思われる。
青果から鮮魚にかけての主力ラインでは、主力単品が旬の先取りも含めてしっかり提案され、鮮魚の主力品のskuも豊富に展開されており、量販の技術がしっかり蓄積されているのだろう。

グロサリーの品揃え等もデイリー商品を中心に豊富であり、このエリアでのワンストップショッピング性の高い店舗といえる。

次に、「Y社」。

 先週も出ていきた「Y社」。

このエリアには2店舗。
住宅エリア内に立地する店舗。
ここ最近の中で、こちらもリニューアルしたと思われる。

しかし、意外にお客様は少ない。
大きな主要道路沿いの立地には無いというデメリットがでているようだ。

しかしこの企業はこの地域にはしっかり根ざしているようだ。
この時期で既に「果実酒」の提案がされていたり、地域の野菜が品揃えしてあったりと、他企業に増してこの地域を知っているのが強みだろう。
それが企業として競合に劣らない強みなのだろうと思われる。

PS
 日光エリアMR②の写真を載せした。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nikkoumrni/



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2012年5月27日 (日)

天海祐希の言葉②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前にもブログに記した「天海祐希の言葉」。

 先日の「カエルの王女さま」でも、私の心に響いた言葉があった。

なんと、あの偽ブロードウェイスター天海祐希が、石井達也演じる新進演出家(だと思うが)と恋人同士だったという設定での場面。

久しぶりに出会った二人だが、これには天海祐希の思惑もあった。

 劇団が出場する音楽会に歌う歌を要請する場面。

劇団の為に、人生初の、他人へ頭を下げてでもお願いしたという場面から続く一連の流れ。バーの中での二人の会話だ。

 「なんでそこまで君が頭をさげる。」

「どうしても、あいつらを勝たせたいの。馬鹿な連中でさ。私を信じて未来まで賭けちゃっているの。」

 「しかし、君が他人の事に熱くなるなんて。」
 「よほどみんなから信頼されているんだね。」

「こんどの大会で優勝できなかったら、私があいつらの夢は希望を潰してしまう。私いままで、ずっと自分の事だけを考えてやってきた。それが、あかの他人の夢まで背負うような事、今の私にそんな資格があるのかって。自信が無いのよ、だから力貸して。」

 「君は、僕のブランドが欲しいだけだ。」
 「自信が無いなら、その連中と右往左往すればいい。」

そして、出ていった石井達也。そこで腹いせに歌う、プリンセスプリンセスの「M」。

いままで自分の事だけを考え、夢を実現しようと行動し努力してきた自分が、初めて他人の夢の為に生きる。

 他人の人生を背負う覚悟。

店長やリーダーとは、常にこの覚悟を持たなければならない。
そんな自分の置かれた立場を重ね合わせた時に、この場面はジーンときた。

 そして歌い始める天海祐希。

やはり宝塚のスター。レベルが違うなぁ~と感動。

 更に後日。

その石井達也から送られてきた、まっさらな譜面。
嫌がらせかと激怒した天海祐希だが、後日その意味に気づく。

 一番の強みは、自分のオリジナル。

勝ちたかったら、優勝したかったら、自分のオリジナルで勝負する。
オリジナルとは、自分で考え、自分の強みを活かして、自分で創り出す。

 それが、最強。

他人の真似や盗作では競争には勝てない。
最後の最後に、勝ちを奪われてしまう。
いつまでも自信の無いまま、強みを出せないまま戦う事になるからだ。

自社の強み、自店の強み。

それも、オリジナル。

全社共通の部分を活かし企業メリットを活かしながら、自店のオリジナルを最大の強みとする。

 だから、個店対個店の局地戦に勝つ事が出来るのだ。

そんな戦いの原理原則を教えられた場面だった。



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2012年5月26日 (土)

大詰めの採用活動

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ、採用活動も終盤を迎えている。

 最終の会社説明会に参加してきた。

今回は、40人程度の参加。

そして今回も、私は店長として日々どんな仕事をしているかという話しをした。

 人事の方では、全般的な企業の話。
 そして店長が現場全般の具体的な話。

人事部長の考えで、説明会では必ず現場の人間の声を学生に聞かせるようにしている。
通常であれば、店長、チーフ、担当者2名の4人程度が、それぞれの立場で現在の仕事への取り組み等を話すのだが、今回は緊急での説明会開催の為、急遽私のみ招集となったようだ。

私も店舗の業務があるため、途中からの参加で途中退席をさせていただいたが、15分の予定が30分ほど話しをさせていただいた(笑)。

 毎回、内容を変えようとは思っている。

参加する学生は違うのだが、周囲で聞いているスタッフは同じ。
だから、彼らにも飽きない話しをしようとすれば、おのずと内容や言い回しも変えなければならない。

今まで2回の話しでは、

 第一回目 ~ 「アクセルを踏め」
 第二回目 ~ 「感度を高める」

そんな話をした。
そして今回の内容も、現地で決めようと思った。

過去2回の会社説明会と違い、若干参加者は少ない。
臨時で招集したようだが、それでもこれだけの参加者がいるものだ。
そして会場を見渡して見ると、熱気を感じない。
その中でも、数人は我々の話しに頷き、目を輝かせて話を聞き入っていたが、まったく無反応な参加も多い。そこで、私は瞬間的に話す内容を決めた。

 「格差問題」。

今いろいろ取り沙汰されている「格差問題」。
私は、企業内での従業員の格差について話そうと決めた。

 従業員の格差。

入社してからのいろいろな研修を経て、新入社員は部門へ配属され、現場で企業を支えていく。
研修中はさほど力量に格差が無かった人たちが、現場で離ればなれになり仕事をしていくと、いつしか取り返しのつかない「格差」が生まれていく。その要因は何か?。

 個人の「意欲」と「行動」。

集団生活では、皆が同じ目的目標を持ち、同様の研修を受けるため、ほとんど格差は生まれない。
しかし、離ればなれになり、個人個人が個別に分かれてしまうと、個人の周辺環境や個人の仕事への捉え方の違いから、一カ月、半年、一年と経過するうちにその「格差」は大きくなっていく。
私は、思い切って言った。

「皆さん、この要因はどこにあると思いますか?。それは休日の過ごし方にもあるのです。休日をただぼーっと過ごすのも自由。でも伸びる人間は休日にも目的を持って過ごす。職場では同じ目的で過ごすから大きな格差は生まれないが、休日は全くのフリー。そこに個人の考え方の違いが大いに表れる。同じ休日にも目的を持つ。目的を持って遊ぶ。目的を持って食事をする。目的をもって友人と過ごす。その目的は、どこかで仕事や生き方に結び付くようになっていく。そんな過ごし方をし続けていくと、それをどう今の仕事に結び付けるかという発想に繋がり、仕事の修得は早まり自分なりのこだわりが生まれる。それが格差の卵である。」

そんな話をした。
そして、今の話はここだけの話では無く、いずれ皆さんがどこかの企業の勤められた時に巡ってくる話しであり、頭の入れておく事を話して結んだ。

さて、この中から何人が来期、共に仕事をする事になるのか。


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2012年5月25日 (金)

お客様との会話から③

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、いつも買物に来てくださる男性のお客様と会話した。

「おはようごいさす。いつもありがとうございます。」

「私の以前はkのよな仕事をしていたからねぇ~。先日、私の友人の市場のセリ人をやっている人間と話しをしたんだが、面白い話をしていたなぁ~。」

市場のセリ人(青果や鮮魚の商品を、仲買人に売りさばく人)を長くやっていると、相手の目を見て買うか買わないかが分かると言う。更には、買わない人間に買わせる技術も修得するようになるという。

 “えぇ~っ、相手の心理まで分かるの!”

だそうである。
相手の、目の動き、仕草、そして声のトーンから、この人間は本気で買おうとしているかどうかが分かるのだと言う。

これを聞いて、初めは疑ったが、冷静に考えると、自分もそんな目でお客様を見ている事に気がつく。

 このお客様は、買おうとしているか?。

ずっと、お客様を見続けていると、その仕草でわかるものだ。
もっとも、スーパーに来店されるお客様は買物が目的だから、何かしらは買って帰ろうとはしているものだ。

 さて、何を買おうかしら?

ここが問題なのだろう。
だから我々は、買おうとしているお客様に対して、いろいろな仕掛け(トラップ)を施して自分が売りたい商品を魅せる。
どれだけの確率でお客様にその商品を見てもらうかという確率論で、その商品を見て頂いたお客様が、最終的にその商品を購入するかどうかは、見て分かるものだ。

しかし、先ほどのセリ人は、買う気が無いお客様に買わせる技術も持ち合わせていると言う。
だから、そのセリ人から買ったお客様は、後で後悔するのだという。

 “それじゃ、そのせり人の信頼はなくなるだろう”

しかし、それは後で考えればの話であって、そのセリ人から買った人は、買った瞬間は満足感や達成感に満たされるのだと言う。

 “俺はこれを買った!”

それは、自分がその商品を得ることで、何かを満たしてくれる未来を得たような気分になるのだろうか。
または、その商品を得ることで、今まで不可能だったものが可能にでも出来るという気持ちになるのだろうか。

いずれにしても、そのセリ人から購入したお客様は、満足した気分になる。
が、その後冷静に考えると、後悔するのだとも言う。

しかし、そのセリ人の方は、高い人気を誇っているのだそうだ。

 人を、その気にさせる。

これは、心理学的にも、非常に優れた技術なのではないか。
どんな場合でも、「買う」という行為は、ある意味満足感を得るものだとは思う。

 自分のなりたい未来を得るために、買う

物を購入すると言う事は、このような言葉に置き換える事が出来る。
そして、なりたい未来を夢見させてくれるから、購入するのだから、購入した瞬間は夢見心地で一杯のハズだ。

それを、そのセリ人は、その人をその気にさせて満足感を充足させてあげる。
この事は、我々商売人には是非とも考えなければならない本質だろう。

そんな事を想いながら、そのお客様と話をしていた。

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2012年5月24日 (木)

なぜアウトレット

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


なぜか、アウトレットが相変わらずの人気だ。

 お客様に人気だから、新規オープンもラッシュ。

「ダイバーシティーお台場」を初め、「木更津アウトレット」も続いてのオープン。

 なぜ、こんなにアウトレットばかりが人気なのか?。

しかし、私がいつも目指している「ワンストップショッピング」をいう言葉を、食品以外特に衣料品関係を重点的に捉えれば、至極当たり前の事なのだろう。

 全ては、そこで手に入る。

更に、概ねのショップが入居しているということは、そこで全て見比べられるという事でもある。

 これでは、お客様が集中しない訳が無い。

着れればなんでも良い、とか、安ければ何でもいい、という志向もあるだろうが、ブランド志向が定着している客層に対しての訴求力は抜群だろう。

そしてそれが、生鮮品とは違い、腐らない訳だから少しぐらい遠くても行って、時間をかけて選んで時間をかけて帰宅する事が出来る。

普段の食材の生鮮品ではそれが出来ない。

 だから近くのスーパーである必要があるのだ。

更に、人気の高い「御殿場アウトレット」や「軽井沢アウトレット」のような場所になると、ワンストップショッピングだけでなく、行き帰りのドライブの楽しみ、また現地での観光としての楽しみと、一回の買物行動で「ドライブ」「観光」「ショッピング」の3大娯楽を同時に楽しめるのである。だから、途中途中の高速のサービスエリアもどんどん進化していくのである。

しかし、アウトレットの人気が高まるに従い、我々食品スーパーの需要うや売上が減少するかというと、これがまったく逆の設定になっている。

 従来の行楽 = 食も含めた買物エリア
 新規の行楽 = 食を含めないアウトレット

そんな構図になっているとすれば、逆に食品スーパーはチャンスが残されている。
それは、先ほども話したが、生鮮主体のスーパーでの買物は、必ず鮮度が落ちる。
食の安全への意識が高まるなか、自らの行動でその不安を高めるわけにはいかない。
そうなると、必然的に近場での買物が前提になってくる。

 だから、住宅地に近いスーパーは強い。

そんな構図は変わらないのだ。

後は、地域での食品スーパーとの競合だけである。

先日、ある店長仲間が言っていた。

「いやぁ~、ゴールデンウィークの中日を利用して出かけた観光スポットに行ったら、人人人だらけ。我々スーパーの従業員にはあんな人ごみは慣れないね。」

せめて、最後の食事の買物ぐらい、空いている(泣)食品スーパーで済ませたいものだろうと思うのだが、それもチャンスと捉えたいものだ。



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2012年5月23日 (水)

初めが肝心のルール

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、あるルールをもう一度見直そうという機運になってきた。

 基本的な決め事を徹底しよう。

今まで何回か徹底を図ってきたが、なかなか定着させられなかった。
今回は全社的に取り組んでいこうという流れになった。

 “これはチャンスだ”

素直に、そう思った。

 “全社的な流れに乗って「勢い」で定着させよう”

そして、同日、副店長以下の部下達にこの事を話した。
この決め事は、どちらかと言うとパートさん達よりも男子社員の不徹底が問題だった。
更に、私も含めて、守られていないのも現状なのである。

 “自分も含めて、頭を完全に切り替えよう”

そう思わなければ、日々の習慣のなかでなかなか守られなくなる決め事。
だからチーフミーティングで、緊張感を持った話しをした。

「この機に、全社的にこの決め事を徹底する事となった。明日から全員で徹底しよう。特に男子社員は私も含めて曖昧になってきた部分がある。もう一度、自分達の問題だとして意識して取り組もう。」

そして翌日。

まだ守っていない社員がいる。
即、店内放送で周知徹底させた。

「今回、全社的にこの決め事を守っていく事が決まりました。特に男子社員の皆さん。必ず守っていきましょう。まだチェックしていない社員がいます。今すぐチェックしてください。

更に、その後の全体朝礼にても、同様の話しをして趣旨を理解していただき、全員が守っていく事を知らせた。

更に、お昼休憩時の決め事も、同様にいまだに守られていない社員には、即刻一人一人話しをして回る。

 とにかく、初めが肝心。

このような、自分も含めて、いままでその決め事に対して無頓着だった者たちが、守っていくには「初めが肝心だ」。

このスタート時に徹底出来なかったら、今後同じ努力の何倍もの努力を擁する。

 だから、初めが肝心、なのだ。

そして、その「初め」に賭けるリーダーの強い意志であろう。
更に、このタイミングを絶対に逃さないという商売感にも似た行動。
そんなものを感じて、本当に基本的な事に対して、もう一度徹底して守っていこうと全員に関心を持たせている現状なのです。

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2012年5月22日 (火)

天体ショー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日の早朝は、皆さんどのように過ごされたのだろうか?。

 もちろん、金環日食の朝。

家では、早朝から電話が鳴った。
午前6時頃だろうか。

 “こんな時間に、誰だ?”

有り得ない時間帯での電話。
このような時間での電話には、必ず女房が飛び起きる。

 親戚縁者からの緊急の電話!。

そう思うと、即座に受話器を取る習慣がついているのだろう。

 「 ・ ・ ・ あらぁ~、そうなの。来なよ、来なよ!。」

 
 “誰だ?。誰が来るんだ?”

よくよく聞いてみると、女房の妹夫婦が「金環日食」見物に、我が家にやってくると言う。
前日の日曜に子供の運動会があり、金環日食当日は振り替え休日。
早朝から金環日食見物の場所を探していたらしいが、天気予報を地域別に調べていたら、我が家周辺の北関東エリアの天候が良いらしい。
そして、電話で女房に実際の天候を確認し、ここで金環日食見物を決定したらしい。

 “そこまでして、見たいのか?”

マスコミで騒ぐほどに、私の関心は薄かったのだが、これ見たさにここまで来る妹さん夫婦の熱意?を知って、なるほどと思った。

そう言えは、昨日はグロサリーチーフが私に言った。

 「金環日食用のメガネを良く聞かれるんです!。」

金環日食を見る為の、サングラスを売っているか、と7人程度のお客様い聞かれたという。

 “それほどの高い関心なのか?”

ここ数日で急速に、全国民の関心が高まったのではないかと思われるほどの沸騰ぶりだ。
そのような経緯の中でも、妹さん夫婦の訪問だったから納得は出来たのだが、その関心度の高さを知らされる思いだった。

更に、その騒ぎを聞きつけた御近所様も集まって、こんな状態となった。

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更に、木漏れ日も「金環状態」になっていた。

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更に、妹さんの旦那さんが撮った金環日食の写真

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同時間帯の全国の天気でも、北関東は比較的天候に恵まれている様子がテレビでも報道されてはいた。
実際の天候よりも、このようにサングラスからのレンズはしっかりとその核心をとらえていた。

ほんの数分の出来事ではあったが、歴史の目撃者(?)になれた事に、少しばかり胸を張りたい気分になってしまった。

そして、このような出来事で人間とは簡単に一体感を持ってしまうものだとも思ったのである。







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2012年5月21日 (月)

日光エリアMR①

皆さん、こんにちは。
 
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


約二週間ぶりの競合店MR報告である。

 今回は、日光。

初夏の気候も安定してきて、ゴールデンウィーク後の気晴らしのドライブに日光を訪れた。

昨年の震災以来、那須や日光の観光客が減少しているという。
そんな環境下で、地元スーパーはどんな商売をしているのか。

まずは、「I社」。

食品に関しては従来からの営業スタイルを変えていはいない。
青果もディスカウントタイプの価格設定にはなっていない。
商業集積的には魅力はあるだろうが、周辺の競合立地と売場の貧弱さから食品エリアにお客様は少ない。

 特に青果が厳しい。

弱い水曜とはいえ、もっとなんとかならないか。
ディスカウント改装前に、とことん売上を落としておく戦略でもあるのか。

わたしはここでオリジナルワイン(498円のふくよかタイプ)を購入したが、意外に美味しかった。

次に、「B社」

やはりお客様が減少しているのだろうか。
入口の青果の果実野菜の貧弱だ。

本来、前出の「I社」同様「B社」も野菜の価格はめっぽう強く、青果で集客を図っている企業であるが、水曜のこの日の売場は週間の中でも休養日的な位置づけにしているのだろう。
前出の「I社」以上に閑散とした状態。

「I社」との違いは、鮮魚、精肉が自営でしっかりしたマーチャンダイジングを現場でそれなりに実現している部分だろう。
しかし南北の競合に挟まれ、この日はまったく集客出来ていなかった。アイドルタイムでのMRも要因としてあったのだろう。

前出の「I社」が全社的によりディスカウントを強化していく過程で、この「B社」は今後どんな方向へ進むのだろうか。気になるところではある。

更に、「O社」。

周囲のディスカウント化にも我が道を行く「O社」である。

相変わらず野菜の価格では周辺競合店とはまみれる事は無い。
この店舗は高級タイプの店舗では無いので、高質商品を前面に押し出した展開ではないが、そのノウハウを活かした売場造りをしている。

しかし、前出の2店舗以上に店内は閑散としている。
この店舗のこの売り方では、この地域のお客様の支持は薄いのだろう。

鮮魚、精肉の商品群も、手を加えた商品化に徹してはいるが、サクやブロッグ等商材の価格訴求は見られず、この地域のお客様の暮らしとはズレているのかもしれない。

最後に、「Y社」。

このエリアでは、地域一番店だろう。

店舗規模約300坪程度と、大きなお店では無い。
しかし、青果の野菜からスタートする平台展開に代表される通り、野菜の価格を中心として品揃え、旬の展開、先取り等地域の暮らしを最優先に売場作り、単品量販、市場感覚を前面に打ち出した売場作りお客様の高い支持をえているのだろうと思われる。

店舗レイアウトや売り方は、大手や中規模のチェーンストアとは一線を画すスタイルを通している。

野菜から始まる売場、鮮魚の変則的な回遊性を促すレイアウト等、明らかに「青果」「鮮魚」を強調した店舗レイアウトである。
名前の通り、市場の活用や市場的な空気を導入した店舗の雰囲気も地域のお客様に合っているのだろうと思う。

PS
 日光エリアMR①の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nikkoumr/




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2012年5月20日 (日)

フランス車に乗って一年

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


フランス車を購入してから、ほぼ一年が経過。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-4bc6.html

 ルシファーレッドは相変わらず、輝きを失なわない。

クルマと私の相性も、良くなってきた。
クルマの挙動変化にも慣れてきて、ある程度のスピードで進入したコーナーでも気持ちよく体制をキープしたまま駆け抜けてくれる。

不慣れなクルマでコーナーに入ると、スピード、角度、ハンドリング、エンジンブレーキのバランスが取れず、不安定な挙動の連続になってしまい、結局は進入スピードが低速になってしまい、早く駆け抜けられない状況になる。

まる一年かけて、ようやくそのへんのコーナリングバランスが取れるようになってきた。
更に、アクセル、ブレーキ、ハンドリングのバランス感覚も、コーナリングだけでなく普段の操作から上記操作の掛け合わせでスムーズに運転出来るかどうかが変わってくる。

やはり、そのへの一連の操作感というものは、一台のクルマに対して一年はかかるものだと思う。
若かりし頃は、クルマに乗る時間も距離も多く、もっと早く慣れてくるのだろうが、現状の仕事の条件等を考えると、慣れるまでの時間としての一年は妥当だったかなと思っている。

更に、ハンドルとアクセルブレーキとシート、そしてシートの角度との調整も徐々に体が慣れてきたようで、当初の違和感も無くなってきた。

 しっくりくる。

そんな感覚になってきたようだ。
だから、クルマが軽く感じられるようになってきたのだ。
それは、別の言い回しをすると、

 アクセルを思いっきり踏めるようになってきた

と言う事でもある。

 “事故るなよ!”

そんなコメントを頂きそうな発言であるが、本当に安心してアクセルが踏める感覚を覚えてきたのである。

 クルマとの信頼関係。

そうとでも言おうか。
走る、止まる、曲がる、が自分の意思どおりに出来るようになってきたようだ。

 そして、最近は、主にマニュアルモードで走っている。

それは、シフト操作感があり、1速2速での加速感を味わう為と、シフト操作による操作感と緊張感を味わう為である。

やはりクルマは、2速で引っ張る加速がたまらない(私は)。
そして、その2速を自分の意志で引っ張りたいという願望からだ。
3速以上になると、速度も60k以上になり、そこから先の加速感は一般道ではそうそう味わえないが、2速で時速10キロから60キロまでの加速はやはりマニュアル車の醍醐味であり、それをマニュアルモードが叶えてくれるのだ。これはたまらない。

また、通常走行になると、マニュアルモードのほうがエンジン回転数を抑える事が出来るような、「気」がする。
実際に、それによって低燃費が保障される訳ではないが、何となく低回転をキープできる理由から、低燃費なのではという淡い期待感からだ。

購入当初より、革巻きハンドルとアルミホィールに履き替え、所有感も高まりクルマとの一体感が備わってきた昨今。

これから、このフランス車でどんなライフスタイルを演じていくか楽しみである。

PS

5月に入り、家の垣根の「なにわいばら」が咲き誇りました。ご覧ください。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/iyasi2405/

また、庭に草花も写真集にまとめてみましたどうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/hanabana20125/

ついでに、久々の「にゃんにゃん」も御覧ください。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nyannnyann20125/




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2012年5月19日 (土)

天海祐希の言葉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎週木曜日の「カエルの王女さま」。

 天海祐希が発する言葉に、胸を突かれる。

このストーリーや天海祐希の言動自体は、あまりリアリティーは無いが(あまり有り得ないストーリーであり、天海のような無責任な人間の役もこの世にはいないと思われるから)、それでも、ここぞという場面での彼女の喝の入った言葉は、聴くものをエグるのである。

先日の場面でも、こんな場面があった。

町長一派の陰謀から、ある大学の文化蔡でのショークアイアの出演がキャンセルになってしまった時の事。学園祭のステージを練習場に変えて、本番さながらのステージに見立てて踊ろうとしていた。

「たとえ誰がいなくても、自分がスターだと信じれば、どこだってステージになる。自分にとっては自分が一番手。誰の代役でも無い。まずは自分を信じなきゃ、誰ひとり魅了することなど出来ない。さぁ~みんな手をつないで、目をつぶって。さぁ~感じて~。ここはステージ。今まさに幕が開く。観客が世界中の人たちが自分だけを見てる。さぁ~拍手、歓声、ここは満員御礼のステージ。最高を求めて戦いましょ~う、オープン。私たちは、いつだってファイターよ!。」

天海の劇団員を刺激し、モチベーションを高めていくマネジメントが素晴らしい。
そして、それらを促す天海祐希の発する言葉の数々。

 「私たちは、いつだってファイターよ!。」

まさに、競合店が出現したときに部下に語りかけたい言葉である。

 ファイター。

戦う人。

舞台ダンサーがファイターという合言葉でモチベーションを高め合うのも変な話だが、ファイターという言葉には、なぜか気持ちを高ぶらせてくれる麻薬のような刺激がある。
それだけ、ダンサーという役柄が自分との戦いであり、他人がどう思おうと自分で自分不安に勝って自信を得て舞台に立とうとする挑戦心が伺える。

 要は、自分に妥協しない。

そんな信念が、この言葉には隠されているように思える。

 そして、ファイティングポーズ。

いつだって、ファイティングポーズを取れる覚悟を持つ。
リーダーにとっては、この事は非常に大切な心構えだと思う。
リーダーがファイティングポーズを取らずして、誰が戦おうとするのか。

ファイティングポーズだけでなく、部下の人生を背負うポーズ、お客様への謝罪のポーズ、数値責任を負うポーズ、競合店とファイトするポーズ等いろいろある。

 リーダーは常に先頭を走らなければならない。

その事を、もう一度教えてくれた、天海祐希の言葉であった。




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2012年5月18日 (金)

競合対策「初めの初め」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


またまた、競合店が出現する。

 夏前のオープンらしい。

距離的に言えば、自店から5~6キロはあろうか。
間には、数店舗の競合店も存在する。

 影響は最小限に食い止められるか?。

そう思いたいものだが、新規出店に伴い必ず既存の競合店が対策をチラシを打ち、その余波が伝わり、出店だけでは無い影響が色濃く続くのである。

 そして、何が何だかよくわからず不振にあえぐ。

競合出店に対して、影響度を見えやすくしておく事が、競合対策の「初めの初め」であろう。

先日、出店する競合店のパート募集のチラシが入った。

 “いよいよ本格始動か”

募集チラシが入ると言う事は、確実にここ数カ月でオープンすると言う事だ。

 “今から募集して、7月にオープン出来るのか?”

それはいいとしても、2カ月後の競合オープン。
私は、チーフミーティング時に、このチラシを見せて言った。

「5k前後の距離に商業集積を持った競合店が出店すると言う事は、週末に影響が出ると言う事だ。特に週末に需要の高まる、果実、刺身、牛肉、寿司等に影響が出るだろう。」

 しかし、どの程度の影響かは分からない。

影響を測定して、正しく対策を打つには、正しい影響度を測定するしかない。

 正しい、影響度?。

事前に安く売り始めたり、品揃えを増やしたり、改装したり。
それでは、正しい影響度はいつまでたっても見えてこない。

正しい影響度を測定するには、現在の店舗運営であるべき姿を維持して、その結果として競合店が出店した後に出てくる部門別カテゴリー別単品別影響を見なければ、正しい測定は出来ない。
出来ないどころか、間違った方向に進んでしまいかねない。
本来は、従来の手法を強化しなければならない対策が、価格であったり品揃えであったりと、現在を否定して新たな分野で進出しようとする事になるからだ。

現在の手法以外の道を選択すると言う事は、自分達の弱みまで手を染めなければならない状況になるということ。

 それは、決して正しい道では無い。

「いいか、正しい測定の為に、鮮度、品切れ、挨拶、クリンリネスにコツコツと取り組んで、地味だがあるべき売場を維持していくことから始めなければならない。そこに競合が出現するから、自店の但し影響度が測定できるのだ。」

 競合対策の「初めの初め」。

どんな競合でもここからスタートしなければ始まらない。


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2012年5月17日 (木)

一見さん?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、「母の日」の動向について記した。

 今日は、その流れとしての商品動向から。

今年は、デイリー部門で「生パスタ」の提案があった。

 普段より美味しいパスタで「母の日」を。

そんな提案なのだろう。
グロサリーチーフが、金曜の夜から、頭を三角にして「イタリアンパスタ」の合同展開の売場造りをしていた。

 “結構、やるじゃん!”

最終の仕上がりは、花とかの小道具も含めてしっかりと提案された売場になっていた。
翌日は更に私が、イタリアンフェアの媒体物を取り付け、商品・媒体・陳列技術と合わさったそれなりの売場が出来上がっていた。

 しかし、

この売場の主役は誰だ?。
しっかりスペースが取られ、「生パスタ」が展開されていはいたが、目立たない。

土曜日の動向を見て、私がチーフに言った。

 「合同展開の難しさは、単品量販との同居だ。」

合同展開になれば、多少なりともアイテムが豊富になり、単品の打ち出しが弱まってしまう。
品揃え型ゾーンのくくりと、単品量販型のくくりを、どう一つの売場や平台に同居させるか?。
この同居が上手く言った時、本当に打ち出したい単品が気持ちよく回転するのである。
そうでなければ、せっかく造った売場でも、美術館と化してしまう。

 美術館?

見るだけで、誰も買わない売場。
我々は、お客様に「目の保養」をしてもらうのが目的では無い。
食卓を豊かにして頂くために、この場でそれを購入していただき、満足していただく事だ。

 チーフは私の言葉を受けて、早速売場変更した。

更に、生パスタ。
実は、この商品、定番品揃えが無い商品だった。
定番に無いと言う事は、普段食した事が無いと言う事。

 そんな商品は、全体にイベントで支持されない。

何故なら、イベントとは、リピート客がリピート食材でメニュー創造する場だからだ。
この大事なイベントと言う場面で、絶対に失敗は許されない。
だから、今までの経験から、あのお店のあの商品であの料理を作れば、必ず家族が満足してくれるだろう、という期待感からの買物行動になるからだ。

だから、お客様にとっての一見さん(たとえが違っているかも知れないが)は、やっぱりお断りなのである。

 だから、母の日は定番の動きが良くなるのである。

または、直近で支持の高まってきた商品の展開が大きな効果を生むのである。

 今年は、その事がはっきりと見えた母の日だった。



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2012年5月16日 (水)

今年の「母の日」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年も「母の日」の日曜が来て、終わった。

 昨年はゴールデンウィークのおまけ的存在。

ゴールデンウィーク最終の5日と同じ週に母の日とくれば、ゴールデンウィークのおまけ的な日曜としての捉え方が大きいと言える。

 子供の日と母の日が同週に存在する。

これは、お母さんも疲れる母の日に違いない。
しかし今年は、ゴールデンウィークとは全く別のイベントとして存在した。

かなり好天にも恵まれ、午後から夕方にかけてお客様が集中するという日曜の中抜け現象はあったものの、後半は本当によく伸びた。
やはり、行楽等には行かれるものの、最後は買い慣れた食品スーパーで御馳走商材を購入される傾向は強まっていると思われる。

 「母の日」。

この日の食卓の上は、いったいどうなっているのだろうか?。

よく、「手作りカレー」とか、「手作りハンバーグ」とか、お父さんと子供たちが家族ぐるみでお母さんへ食事を提供するという微笑ましいシーンが思い浮かび、チラシ提案もそのような絆志向のチラシを打つが、本当のところはどうなのだろうか。いつも疑問に思うのだが。

母の日以外のイベント、例えば「ひな祭り」「子供の日」「父の日」等は、料理を作る人と食べる人がしっかり役割分担されているから分かりやすい。

 誰誰に食べさせる為に、家族で食卓を囲む。

しかし、母の日に関しては、家族ぐるみで手作り料理を作る家庭は別としても、そのほとんどは母が料理を作り、母の祝い事として自分で食べる。

 この心理状態と現実の食卓のメニューは微妙だろう。

奥さんが自分で自分ためだけに、御馳走食材を購入するか?。

 否、だろう。

だから、陰でこそっと、ちょっと美味しいデザートを一人で味わうという、ご褒美感覚。

 “世の奥様方、どんピシャリで申し訳ない(笑)”

そして、家族での食事は旦那様も含めてのちょっと贅沢メニュー。
そこに、少し簡単に手軽に、行楽帰りもあっての生食メニューが日曜日の夕方以降の動向だった。

だから、普段そうそう売れない高級果実なども、ちらほらと動きがあった。

 “高級果実?”

思いだして頂いたろうか?。当店の毎年の恒例は、

 「当店から母の日のプレゼントとしての、宮崎マンゴー」

原価売価で宮崎マンゴーを価格訴求して量販する企画。
残念ながら今年は企画出来なかった(相場高で)。

しかし、入荷数量の半分は売れており、従来からの取り組みは今年も続いているのだ。
だから、母の日は比較的強いイベントになってきたと言えるだろう。

お寿司も、「必ず午後4時からお客様が集中する」という私の予測を受け、てんこ盛りに積み上げた結果、どうなることか!と泡を食った惣菜チーフの不安をよそに、閉店時はすっかり消化していたほどだ。

 お客様を信じて、売場を造って待つ。

イベントとは、そんな場であろう。


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2012年5月15日 (火)

励ましの言葉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、クレーム処理である、お宅を訪れた。

 アボガドが腐っているというクレームだった。

電話を頂いた時は、どしゃ降りの大雨。

 一瞬迷ったが、“こんな時ほど潔くお宅に訪問しよう”

そう思い、気持ちを奮い立たせて、快く返答した。

 「すぐ伺いますので、ご住所を教えていただけますか」

地図を調べても、なかなか見つからない。
再度電話して、詳細にお宅の場所を聞いたほどだった。

そして、お宅周辺で更に雨に濡れながら探し回ったあげく、ようやくお客様宅を探し出した。

 「ごめんくださぁ~い。スーパー〇〇です。」

「雨の中、御苦労さまです。これがそのアボガドです。」

見ると、想像以上に痛みが激しく、とても食べられるものでは無かった。

「外見だけでは分からないですよね。本当に、雨の中すみませんでした」

私は、この言葉で、既に救われていた。

当店のアボガドは、今年度はエブリデイロープライスを貫き、かなり売り込んでいる。
特に、トマトの前に箱ごと突き出して売っている為、目立つのだろう。

 “アボガドって、こんなに売れるんだぁ~”

そんな調子で、調子こいて売っていたら、痛んでいたものを販売してしまったらしい。
しかし、外見ではなかなか見わけがつかないもの事実。
そんな一つを購入されたらしい。

 そして、最後に嬉しい一言を頂いた。

「私、店長さんのマイクパフォーマンスが好きなんですよ。」

 「えっ、そうなんですか。素直に嬉しいです。」

当店では、毎日夕市に店内放送をしてお買い得品を案内するのだが、私の店内放送は入口の青果から出口の惣菜まで売場を歩きながら商品案内をして放送するので、おおよそ10分程度の長時間にわたり、私一人でマイクを握り締めて店内放送をするのが日課になっている。

 “ちょっとしつこいかな?”

自分でもそう思いながら放送しているのだが、このようにお客様い面と向かって褒められたのは初めてである。

 “来て、良かった!”

雨の中、濡れ濡れになりながらも、潔くお客様宅に来て、本当に良かった。

 神様からのプレゼントと思えた。



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2012年5月14日 (月)

再び接客向上に取り組む

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


接客力を高めて、競合店に負けない集客力を競う。

 どの企業も、接客という課題からは逃れられない。

しかし、そんな想いで接客の向上を目指すが、どこかで頓挫してしまう。

 なぜか?。

接客とか挨拶、おもてなしという仕事の領域を、どう見るかということなのだろう。

当然、我々の仕事はサービス業というくくりに位置する。
商品のサービスを始め、鮮度や品質、価格、注文製造、品揃え等である。

そして、もっと広域に捉えると、それら商品を介して、お客様の生活がどんどん豊かで充実したものになって頂きたいという企業理念に広がり、その結果として我々のやりがいが達成感に至り、自らの生活も豊かになるというストーリーに至る。

 最後は、自分に恩恵が巡ってくる。

そう捉えるから、全ての仕事に意欲が出て、モチベーションが高まるのだ。

 接客向上が、本当に自分に恩恵が巡ってくるのか。

その疑問が、接客や挨拶に本気で向かわない一番の要因ではないか。
しかし、年配のパートさんほど、この事を良く理解している。
そんな話を一番意欲的に頷きながら聞いてくれるのが、ベテランパートさん達。

本来、人間が、なぜこうして他の動物に比べて異常に進化してきたのか?。

それは、人間だけが、表情を持ち得たからだ。
人間は表情を得て、表情で会話を交わす事を覚え、単独行動から集団行動の強みを得る。
その事によって、狩猟や農耕に、より効率的な組織的な役割分担により、更に表情によって感謝の心や怒りの表情による組織内への帰属心が芽生え、心身ともに組織に属することによる個人的な強みを得ることになる。
そして、圧倒的な寿命を得て、文化が急速に発展してきたのだ。

 我々の祖先は、豊かな表情によって、進化してきた。

そんな血が、我々には流れているのである。
だから、人と人とのつながりの原点は表情であり、「目で語る」と言う事なのである。

そして、「目で語る」事が出来るようになれば、組織内での自分の役割が変わり、重要なポストに配置され組織を動かす立場になっていく。

 人は挨拶によって、人生が変わる。

私は、そう思っている。
人は、ひとりでは何もできない。
組織内で、他人への影響力によって、大きな役割を得るのである。
それが、その個人の人生に大きな影を落とす。
だから、組織内でどれだけ役に立つかで、その人の人生が決まると思っている。

 組織内で働く多くの人間の宿命。

たまたま、今現実、接客訓練とか挨拶訓練とかをやっているが、それによって他者やお客様との接客力を高めると言う事は、まさにその階段を登る環境を用意されたと捉えるかどうかだ。

そのような概念を、接客訓練の冒頭に、徹底的に話しをして、人生経験豊かなパートさん達の支持を広げていく事から始めなければならない。

それは、常に語り続けなければならない核心だと思われる。
そして私は、そんなところからスタートしたパートさん達が、どんどん表情が豊かになり積極的に仕事に打ち込む姿をたくさん見てきた。

接客接客、挨拶挨拶と語りかけるだけでなく、それがあなたの何をもたらすのか?。
そして、理解してくれるパートさん達を味方につけ、どんどん彼女らの表情を豊かにしていく。

 接客向上とは、その積み重ねではないか。


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2012年5月13日 (日)

リーガル・ハイから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前、「カエルの王女さま」を記した。

 今回は、「リーガル・ハイ」。

こちらは、毎週火曜日の午後9時から。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4&source=web&cd=1&sqi=2&ved=0CG4QFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.fujitv.co.jp%2Flegal-high%2F&ei=9uqqT-q6D4_MmAWB-uDhBA&usg=AFQjCNF0vDTC7cHVwz2nUsHt6HP4N-lxWg&sig2=RyhQtb1ttHGTIW6VgwczmQ

何が面白いと言って、主役の堺雅人とその相棒?の新垣結衣とのやり取りが面白い。

 「現金」を優先する堺と「正義」を優先する新垣。

なぜか、相反するこの二人が上司と部下の関係で共演する。

先日も、正義の為にマンション建設に反対する地元住民に味方しようとするしようとする新垣と、大金を前に大手ゼネコンの弁護を引き受ける堺との小競り合いが面白かった。

 
 最近、このような法廷番組が盛んなようだ。

裁判員制度が導入されて、裁判や法廷と言った世界が身近に感じられる時代になってきたのだろう。

リーガル・ハイを見ていても、素人目線の新垣の正義という大衆受けする視点からの受け止め方と、堺の新進気鋭のやり手弁護士の落とし所を見据えたビジネス視点からの受け止め方とのギャップが、我々素人に新たな視点を見直させてくれるものだ。

 この堺の裁判に対する視点が面白い。

毎回完結の番組だが、毎回裁判という白黒明白な判決を通して、お互いの真実とは何かを我々に問わせてくれる流れになっている。

一般的に裁判とは、メディアを通して伝わる流れとメディアの色付けを通して伝わる感情が重なり、我々は真実を通りこした感情を持ってしまうが、メディアを通してしまうと、どうしてもそのメディアの色付けされた部分が脚色されて伝わるために、フェアな見方が出来なくなってしまうものだ。

その危惧を我々に伝えようとする堺の意図が見え隠れする第四話までの流れのように思える。

そしてそれを、堺と新垣、そして里見浩太郎らが加わり話題性を持って伝えようとしているのが分かる。

更に先日は、その里見浩太郎と大和田伸也が共演し、その出会いの瞬間に「水戸黄門」のドラマの主題歌のハシリが流れるなど、シルバー世代にも機転を利かしたプレゼントもあり、家族一同大爆笑だった。

 ちなみに、里見と大和田は三代目助さん格さん。

この番組で、裁判や法廷という世界の本質が少しでも垣間見れればと思っている。



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2012年5月12日 (土)

運転免許更新

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


3年振りに、運転免許証の更新に行ってきた。

 2時間コースであった。

今は、誕生日を境に前後一カ月の中で更新すればいいらしい。
いつからそうなったのか、前回からかだったか、記憶に無いが、便利な世の中になったものだ。

以前は2年毎だったのが3年毎だから、これも大いに楽になった。
そして、以前は「安全運転協会」やらにも払っていたような気がするが、これも無くなっている。

行って講習が始まると、教官?の方が言った。

「皆さんは一番長い講習になります。優良ドライバーの方は30分で済みます。それも有効期間も5年間と長い。皆さんは過去5年間で違反をされた方達ですので、有効期間3年で講習時間も2時間としっかり更新の講習時間を取っています。」

 「 ・ ・ ・ !。」

そう言えば、女房が言っていた。

 「暑いない?。」
 「んだない、暑くなってきたない。」

そんな世間話しで終わったと言っていた。
普段は私以上にワイルドな運転をしているが、なぜかゴールド免許。

 “世の中、これでいいのか!”

しかし、彼女が運転するクルマは傷だらけ。
お蔭で修理台が後を絶たない。どこかで帳尻が合うものだ。

 「初めは、ビデオを見てもらいます。」
 「残酷な映像もありますので。」

しかし、それほどの映像でも無い。

以前、30日免停を食らって受けた講習で見せられたビデオは凄かった。
その時は、二日間の講習だった為、隣合わせた人たちと交流をもったが、人身事故を起こしてしまってここに来た人たちも多く、彼らの話を聞くだけで事故後の恐ろしさを体験した気分になり、それ以来危険な運転(自分が思うに)はしないようになったと思う。

そんな講習だったが、3年の月日は長く、いつのまにか道交法が変更になっている者である。

 「後部座席もシートベルト着用義務が発生します。」

“えっ、後部座席って、高速だけじゃ無かったの?。
今は、一般道でも着用義務があるようです。

よく子供たちを載せるので、これは自分にも降りかかってくる問題だ。
帰ってからこの事を女房に言った。

 「えぇ~っ、めんどくさっ。捕まったら、知らなかった事にしようよ。」

「バカもん!。捕まる捕まらないの問題じゃぁ~無いだろう。子供たちの命の問題だ。普段細かい事にうるさいお前が一番こだわるべき事だろう。」

以外に、後部座席は安全だと思いがちである。
しかし、テスト結果では、時速50キロで走行したクルマが衝突した際に、シートベルトをしていなかった後部座席の人間は前の座席のシートを飛び越えてフロンガラスに頭部を強打し即死するという。めんどくさいとか罰金の問題では無く、命の問題である。この講習に参加しなければ気づかなかった法則である。

 3年で2時間の講習。

以前は当り前のサイクルで当たり前の講習時間だった。
いや、もっと前は、2年サイクルだった。

クルマを運転して30年。
もう一度、人の命を振り返る機会ではあった。




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2012年5月11日 (金)

話題の映画

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ゴールデンウィーク後の休日に、「話題の映画」を見た。

 シルバー価格で一人1000円。

この価格は、見なきゃ損である。

 そして、話題の「テルマエ・ロマエ」。

フジテレビの、朝の小倉アナも面白いと言っていたのを思い出した。
これは見たいとは思っていたが、ローマと日本のお風呂を取り上げた話題に、今一つストーリーが見えずにいたのだが、ようやく幕開けとなった。

そして開演して30分。
めちゃくちゃなストーリーに仰天していた。

 “これはどんなストーリななるんだ!”

そう思えるほどの、ハチャメチャな流れ。

 しかし、能天気で面白い。

何も考えずに、笑えるのが楽である。
特に、ローマ人である阿部寛が、突然日本人を見て、

 「この、平たい顔族はなんだ!」

と驚きながらも、日本人の風呂文化に感動しその「癒し」の仕掛けの数々をローマでの大衆浴場である「テルマエ」の設計に活かしていくというストーリーなのだが、両方の世界の行き来での出来事がハチャメチャであり、そして笑えるのである。

特に、日本人が愛してやまない大衆浴場(いまはこのようなスタイルの浴場はほとんど見られないが)や家族風呂、そして現代のお風呂の設計等を、古代ローマ人役の阿部寛が感動を持って眺める姿は、お風呂文化に馴染む日本人としての自分を再確認させられるのである。

そして、後半は一転して、当時にローマ皇帝に「義」を尽くす主人公を中心にした人間模様が描かれる。
如何にも日本人に受けるような「義」の心を失わない主人公。
たまたま、ローマ時代に紛れ込んだ上戸彩と、死を覚悟しながらももう一度ローマ皇帝に会いに行こうとする阿部寛とのやり取りが印象に残った。

上戸
 「もっと、自分を大切にしなよ。」

阿部
 「自分を大切にしているから、行くんだ。」
 「自分を殺してまで、生きたいとは思わない。」

自分を知り、自分の生き方を思いだし、自信を持ってその生き方を貫く。

 “これが、この映画の本質であり見せどころか”

ローマ時代のテルマエを題材にしているが、この映画はあくまでも日本人向けの、日本人が泣いて喜ぶストーリーであり、伝えたい内容でもある。

純粋に笑い、泣き、日本人の真髄を再確認したい方には、最高に面白い映画であろう。


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2012年5月10日 (木)

担当者からの質問

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「店長、今年のゴールデンウィークが読めないんですが。」

 部門チーフからの質問だった。

3日が大雨で大不振。その後の4日、5日、6日の動向が気になったのだろう。
特に、生鮮の鮮魚、惣菜は製造=売上であるから、この予測は最重要課題だ。

 “果たして、3日の不振が4日で挽回できるのか”

私は、即答した。

 「4日はあくまで4日。大化けはしないだろう。

私の記憶でも、5月の4日にお客様が集中して来店されたことは無い。

 「分かりました。」

翌日の4日も朝から小雨が降っていた。
予報では回復の予報だったが、朝は雨だった。

 しかし、昨日の反動で多くのお客様が来店された。

12時には雨が止んだが、途中売上では昨日を上回っている。
昨日の雨の反動で普段の買物のお客様が来店されたのだろうと思った。
まさか、このまま夜まで御馳走商材やおつまみ商材が動く事は無いだろうと思っていたが、
意外や意外、お客様は途切れなかった。

 “なぜだ?”

このようなうお客様の動きになるとは、まったく予想していなかったから、内心慌てた。
しかし、各部ともこの状況でもなんとか売場を追随してくれて、大きな品切れは無かったがから内心はホットしていたのだが。

そして分かった事は、食品スーパーに関しては、「雨時々曇り後晴れ」のような、全ての天候が存在するような状態が、お客様にとって一番来店動機を高めてくれるのだと言う事だ。

 「明日は、どうでしょうか?。」

同じ部門チーフが再度質問してきた。
今日の集中に対して、土曜日の明日子供の日は、どうか?。
チーフとしても今年は6日の日曜まで続く為、明日の5日の動向は読めずにいた。

 明日は「快晴」の予報。

果たして子供の日の明日。それに対して、お客様はどう買物行動を取るのか?。

 「明日は御馳走その他の食材を求めに必ず来る。」

私は自信を持って答えた。

 “しかし、明後日の6日まであるんだよなぁ~”

そんな不安を払拭するように、力強く答えた。
しかし、5日は大きな中抜けが発生して、普段の土曜日に毛が生えた程度で終始した。

 “今年は、俺の言う事成す事、全て凶だなぁ~”

それほど、言った事が大外れ。
唯一の救いは、それでも刺身、寿司は昨年対比をクリア出来た事だ。
製造部門が製造した分は、しっかりお客様がついてくれたが救いであった。
そして最終日の6日も、4連休最終日という設定にしては今一つ押しの弱い一日であった。

 毎年の事であるが長期連休には当たり外れがある。

そして大きな与件がなければ、大抵は期間計で見ると帳尻が合う。

 スタートで弾けても、後半低迷。
 スタートでコケテも、後半回復。

いつもこんな調子。
しかし、5月4日の集中は、私の新たな歴史となった。



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2012年5月 9日 (水)

今年のGW

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


長いようで短いゴールデンウィークが終わった。

 今年のゴールデンウィークの特徴は?。

昨年と違い、今年はゴールデンウィークの延長線上に「母の日」が無かった。
通常であれば、

 ゴールデンウィーク前半 = 行楽
 ゴールデンウィーク後半 = イベント

そんな構図から、我々の舞台は後半に用意されているものだ。

 そして今年は異常気象の連続。

4月後半のゴールデンウィーク前半は、らしい天候であったが、5月に入ってからの天候は異常気象の連続で、5月3日の大雨での大不振、4日の挽回、そして5日子供の日の中抜け、最後は6日日曜の竜巻気象と、天気に振る舞わされる結果となってしまった。

 記憶でも、これほど日合わせの狂ったGWは無い。

特に、5月3日、4日、5日は、曜日に関係無く日合わせでお客様の買物行動が一定であったハズなのに、今年は異常気象と3日~6日の4連休も関係して、曜日のバランスが少し狂ったようだ。


ゴールデンウィーク以前の部下への指示は、3日と5日集中。4日は中抜けの為欲張るな。そして6日は午後から集中だ。

結果は、3日不振、4日集中、5日中抜けで、6日も午後に集中しきれず、異常気象の話題で持ち切り。

 なんで4日に集中するの?。

私の面目丸潰れ(つぶれるほどの面目でも無いが)。
しかし、5日の主役である「刺身」「寿司」に関しては最終的には昨年をクリアしている。

 “やはり日合わせは間違いない”

昨年よりも一日多い連休の為か、5日と6日での分散があったのかもしれない。
そして私は、ゴールデンウィーク期間中は天候しだいで行楽、買物の行動が変動する為、いかに天候を予測して備えるかで心の余裕が違う事が分かった。

そして、4日が一番中途半端な日であるが、これも3日の天候しだいではここに集中することも分かった。
5日の天候が晴れの予測もあり、4日は買いだしの行動で集中したのだろう。

 天候によるお客様の行動を予測する。

次年度以降の教訓と言える。
そして、ゴールデンウィーク前半戦で思わしくない結果に終始したが、最終的には帳尻がある事は変わらない。

 どこで帳尻を合わせ、どこで失うか。

そのバランスと駆け引きの余裕を持たなければならないゴールデンウィーク。

 以外に楽しめた期間でもあった。

  

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2012年5月 8日 (火)

自分の系譜を作る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、「教育7割」を記した。

 これからの上司としての仕事の在り方の指針。

そして今日は、それを別の角度から見た時の心の在り方。

現場で教育をするという事は、より現場に近いところでは、一つ一つの作業を具体的にその企業が有する作業マニュアルに則って教えていく事である。

 そこには、店舗別個人別には大きな開きは無い。

そしてそれがあるから、どの店舗でも同様の作業が繰り返され、人事異動等でも大きな違和感の無い仕事のレベルが維持できるのである。
その延長線上に新店の出店が繰り返され、企業規模が拡大されていく。

 その責任を負うのが部門チーフである。

その部門の守備範囲は部門別に異なるが、生鮮各部は一つの部屋の中で作業をすることになるため、チーフの目の届く範囲も狭く、チーフの言動が部下には見えやすくそのまま教育と化していく。

おもしろいのは、優秀な部門チーフがそのままスーパーバイザー等のスタッフに昇格したとしよう。
そのチーフの下に就いた担当者もまた、優秀なチーフに育つのである。
それは、上司の言動の一挙手一投足を見て育ち、いつしかその言動を初め思想も学んで自分も実践しているくから、その部門での優秀さを引き継ぐのである。
やがてそのチーフもスーパーバイザー等へ育っていく。

 要は、スーパーバイザーの系譜が出来るのである。

上記のように、部門においては優秀なチーフの下に就かせる事が、優秀な担当者育成の大きな要因と言える。

しかし、優秀な店長の下に就いた従業員が、優秀な店長に育つという因果関係は見えない。

その部下がすぐさま店長に昇格するのであれば見えるのだろうが、店長の部下には相当数おり、その中の誰がその優秀さを引き継いで店長となるかとなると、因果関係は見えてこないのである。

部門であれば、明確に「売場」があり、その売場に対して上司がどうアプローチをして「売場」を造っていき、数値を作っていくかが明確なのだが、店長が造る売場とは結局は部門の売場であり、その集合体としての店舗全体の売場をそのように見るのは店長もしくは副店長ということになる。

結局は、売場という見える世界で数値改善を図る世界では、なかなか店長以外ではその効果を見出せないのである。

 要は、店舗の業績の真の要因を知るのは店長のみ。

そして、副店長とて、店長の朝から晩までの行動を共にはしていない。
更に、一日の店長の行動パターンは概ね決まっているのだろうが、それはマニュアルにも何にも記されていないから、本当に一人一人の店長の行動はブラックボックス化されてしまっている。

 このブラックボックスを解放すること。

店長の部下教育とは、まさにこの事を突き詰めていく事なのだと思う。

仕事に対する思想や態度を部下に解放していくこと。

常にこの事を部下に語りかけ、見える化し、それを行動に移す。
それは、企業トップの思想を現場に変換する事でもあるし、見えない未来に対しての自らの予見でもあるし、競合店との戦いにおいての自店の戦略でもある。

 そして最後は、店長としての自分の系譜を造る。

この意識が大切なのではないか。



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2012年5月 7日 (月)

教育7割

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


上司、幹部社員の役割とは?。

 教育であり、部下育成である。

明確な方針が出た。

 全社的に、そのような方針が出され、動き出した。

企業が永続的に存続又は繁栄していく。
その裏側には、それを支える人材が不可欠である。

既存店舖が競争に勝ち残っていく為にも、既存社員の成長は必須である。
更に、事業拡大の為にも新規採用された若手社員の戦力化が必須である。

 企業とは、従業員の成長無くしては、永続出来ない。

しかし、現場にいるとどうしても目の前の業績に目が行き、本来の大前提に対して後手後手に回ってしまうところがある。

 そこに楔(くさび)が刺さった。

「上司の最大の仕事は、部下育成である。」

どんな具体的な手法や対策よりも、まずはこの大前提を念頭に置く事。

 その為に、どんな具体策を立案実現していくのか?

全ては、部下育成、部下成長に結びつき、戦力増強に結び付く。
その前提がしっかり見えるからこそ、ルールに厳しくもなれるし人に厳しくもなれる。

そんな前提に立つからこそ、業務推進が優先するのではなく、人の成長と未来に目が向き、そこへ至るための道筋としての現在の課題や壁を乗り越えるための試練を、この場を利用して敢えて与える事が出来るのだ。

しかし、その後で上司は言った。

 「しかし、店長は最後は結果に結び付けること。」

教育と称して、結果に無関心にはなるな。
教育の向こう側には、必ず人の成長を介しての業績向上を得なければならない。

 それが店長という店舗経営者の使命。

店長という立場での、教育と結果の割合は、

 5:5

私は、そんな割合で、店長の仕事のバランスを見ている。

そして、部門責任者の場合は、

 7:3

それだけ、現場レベルでは教育のウェイトを高めていかないと、現実には動かない。
しかし、教育とは言っても、7割の時間を手取り足とりの教育に費やす、と言う事では無い。

 “この事は、部下育成にどう結び付くのか?”

そんな発想と結びつきが大切であり、最後は人の育成、部下の育成に繋がっているのかという関係性が大切なのである。

そして、部下育成出来る人材が評価され、重要ポストに配置されていく。

 そのような方針が、明確になった。

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2012年5月 6日 (日)

iphone恐るべし④

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


またまた、iphoneである。

 dadamaさんには辛い話題か(笑)。

最近、グーグルアースなるものの存在を知った。

 “グーグルアース?。なんじゃこりゃ?”

最近入れたアプリの「グーグル」の中の、そのまたアプリに入っているのである。
選択してグーグルアースを開いてみると、なにやら地球儀なるものが回りながら迫ってくるのである。

検索欄があったので、適当に自分のお店を入れてみた。

 “なんじゃぁ~こりゃぁ~!”

驚いた。

まるで、自分が戦闘機にでも乗っているがの如く、上空から目的の場所まで一気に移動し、目標を見つけたら一気に下降してミサイルが命中するかの如く、近づいていくのである。

 “まるでゲームの主人公にでもなったようだ”

これだけで小一時間、時間が潰せた。
歴史上の建造物や自然界の名所も簡単に検索し場所を移動して、明確な上空写真を提供してくれる。

 “旅行したりするときに便利だなぁ~”

そう、何かをやる時に、iphoneは非常に便利であり役に立ってくれるのだ。

 全ては、行動の指針としての機能なのである。
 決して、暇つぶしの道具ではないという事。

ミュージック機能が入っていたり、ゲーム機能が入っていたりはするが、基本的にはそれとてこの大きさだから主たる目的として活躍はしてくれない。

何と言っても、iphoneの真骨頂は、行動を起こす際に指針となってくれる事だろう。
これから、何かをする、又はしようとした時に、その道具としていろいろな使い勝手があり、情報提供してくれたりして、行動の手助けをしてくれる道具。

 それが、iphone。

それは、このような携帯性の高い道具だからこそいつでも取り出して使用したいところなのだが、それをしっかりサポートしてくれるに足る機能を有しているのである。

 当然、全ての機能が単機種には敵わない。

しかしカメラ機能を取ってみても、一眼レフほどの高機能を必要としない場合が多い。
ナビにしても、全てのルート表示よりもその周辺の細部が分かれば事足りる場面のほうが多い。
その本当に欲しい部分だけを取れば、十分に事足りる機能を広く浅く有している。

 全ては、行動を起こす為の指針としての機能。

iphoneで、どんどん行動を起こし、自分の成長の糧としていきたいものだ。

PS
なにやら、今年中に「次期Mac Book Pro」が発売されるらしい(俺もマックに詳しくなったなぁ~笑)。検討してみたいと思っている。



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2012年5月 5日 (土)

見える化の推進

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、「市民権」を記した。

 やりたい事が、社内で市民権を得た。

それが、「見える化」。

それは別に社内で否定されていたわけではない。
しかし、肯定されていたわけでもない。

 “ここまでやるか”という部分に違和感を感じていた。

それは私自身の気持ちの中に存在していた恐怖心かもしれない。

その事が全社的に肯定され、見える化という具体的行為を推奨している訳ではないが、ストアコンセプトを如何に実行していくかという初年度において、その事を「見える化」していくことは避けられない事だと自分で強く思っているから出来るのだろう。

現在は「ストアコンセプト」とそれに対しての毎週毎の取り組み計画とその検証を掲示しているだけだが、いずれその領域を広げていきたいと思っている。

それは、ストアコンセプト自体にいろいろな計画が含まれているからだ。
現在掲示している内容は、コンセプトの中の、52週の販売計画と検証の部分のみ。

この掲示だけでも、バックヤードの通路では大きな存在感を持つ。
いままでただの壁でしかなかった人通りの一番多い通路の壁。
そこに、幅5メートル程のスペースで各部の販売事例等が掲示されているのだから。

通路を通って帰ろうとするパートさん達にとっても、見やすい位置にあるため、自然に目が行き、内容をチェックしてみたくなるのだろう。
そして、自部門ではこんな意図を持ってこの商品やカテゴリーを売り込んでいるのか、という新たな感動を覚える方もいるかもしれない。

そして、この事を通して、部門内でなかなか意志疎通が出来なかった部分を十分に補えると思っている。

 必ず「目が届く」場所にあるから。

どうしても、目がいってしまう場所だから。

そして、この見える化は、更に広がっていくだろう。
接客や身だしなみの取り組みも、順次掲示していく予定である。

まず今回は、やってて一番楽しい分野を選定して実施した。

 販売面とは、やはり現場で一番楽しい分野。

それが見える化されるのだから、皆の目が向くのは当然かもしれない。
しかし、一人一人の心を揺るがすのは、個人個人の評価が公表される事なのである。
そして、それが接客面での評価であればなおさらのこと。
今回取り組もうとしているのは、その接客面での個人レベルの見える化と、その対策。
更に、その為に具体的実施方法も、店内でも共通認識として個人毎に私からお話しさせていただく。

 あくまでも、個人の見える化にこだわる。

ここが見えないと、個人の行動レベルは変えられない。
そして、全体としても、何も変わっていかない。

そして、更にその次のステップも用意されている。
それに関しては、またいつか。



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2012年5月 4日 (金)

市民権を得る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


仕事上、やりたいと思っていた事があった。

 「見える化」

全社がやろうとしている事、私がやろうとしている事をバックヤードの掲示板に貼りつけて、全従業員が見えるようにして、仕事の進捗度を見える化していく事。

今年から仕事の進め方が大きく変わって、ストアコンセプトに則って店舗で毎月の進捗度を確認するミーティングを実施し、都度本部報告をしていくスタイルになった。

このような事を相当前から実施している企業も多いと思う。
当社もそのような業務スタイルを今年から実施しているが、私はそのスタイルを店舗バックヤードの掲示板に貼り付け、全従業員が誰でも見られるようにした。

 以前から進めていきたいと思っていた行為。

今年はその事を、全社の取り組みに乗じて堂々と進めていける。

 市民権を得た。

いままでやりたかった事が、ようやくそれを実行できる環境が整い、全社的な市民権を得て実行していく。

 そんな環境を大いに利用していこう。

今までも、経営方針を受けて店舗計画は立案したものの、今一つ軌道に乗らずに一年が経過してしまっていた。

 なぜか?。

全従業員が一丸となって取り組んでいなかったからだ。
店長とチーフもしくは担当者だけで終始していたのが一番の要因だろう。

 全社一丸となる。

パートさんまで含めて同じ想いを持ち、全員が店舗運営の方向性を知り、共感し、共に行動していく。

従来も、全員に共有していた部門もあろうが、ほとんどの部門はパートさんまで共有せず、社員数名のみで店舗計画、部門計画を遂行しようとしていた。

しかし今年からは、私の店舗では、部門で強調していく商品や単品を週別に公表し、週別に結果検証し公表していく。

それをパートさん達に、しっかりと見られる。
見られると言うプレッシャーによる、幹部の緊張感。
見える化による、部門の一挙手一投足の臨場感。

それらのものが店舗内に充満し、販売面での毎週の取り組みがあからさまに白日のもとに晒される。

 このプレッシャーは相当だ。

部門チーフや担当者は、自部門のパートさんの手前、下手な数値は出せない。
自然に力が入り、それなりの数値として毎週継続していく事となる。
パートさん達も、自部門の取り組みを掲示板から知り、一致団結しようと力が入る。

 お互いに力が入るから、当然、結果が残る。

その相乗効果たるや、半端ではない。
見える化とは、そんな多大な効果が出るものだ。

 ようやく得た、市民権。

大切に育てていきたいものだ。



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2012年5月 3日 (木)

カエルの王女さまから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「カエルの王女さま」が面白い。

 天海祐希の迫力ある演技に圧倒される。

第三話では、こんな場面があった。

伝説のロックスターだった玉山鉄二が、テレビ出演に際しあまりの緊張に声が出ず、その場から逃げ出してしまった映像に対して、こんな迫力ある言葉で迫った時だ。

「あんな場面じゃ、心臓が破裂しそうになるよね。あなたは自分の未来を決定づける大勝負を前にきっと押しつぶされそうだった。だってボーカルのあなたが失敗したらみんなの夢も潰える。怖くてたまらなかったよね。そしてあなたは本番直前に、逃げた。戦うどころか、失敗さえしなかったのよ。だからあなたは今でも過去から逃げ続けている。」

そして、玉山鉄二がその場から去ろうとした時

「またそうやって逃げるの。あなたの歌は夢はあそこで終わったってわけ?。そうかなぁ~っ。まだくすぶっているんじゃない。終われないでしょう!これじゃっ!。私達も終われないっ。あなたにロックがあるように、あたしたちにもあたしたちのロックがあるのっ!ぶざまでも、笑われても。」

この言葉と、シャンソンズのメンバーの「終わらない歌」の踊りに対して、玉山鉄二や徐々にシャンソンズへの加入の意志を固めていく。

今回の役では、天海祐希が歌と踊りのコーチ役だが、その言葉で劇団員を勇気づけていく一言一言が、まさに胸に突き刺さる「響く」言葉の数々なのだ。

 “あぁ~、こんな的確な言葉を言い放ちたい”

そんな憧れとも思える役どころが魅力なのだ。

そもそもは、街のシャンソンズの舞台でもある音楽堂を守るために、シャンソンズ復活を図るためにハンティングされてきたのだが、この番組を見ていて、そんな政治的な問題などどうでもいいように思えてきた。

個人個人の劇団員の生きがいに対して、天海祐希がその響く言葉で言い放つべらんめぇ調で、生きる楽しさや悦びを取り戻していくその過程の一話一話のほうが、見ていて圧倒的に面白いのだ。

ゆとり学習に代表されるように、いつのまにか「裕福で安穏とした日本人」と化してしまったこの国にとって、彼女の一言一言は、ぐさっぐさっと胸に突き刺さる。

 一言一言が、魂の叫びなのだ。

それは同時に、見ている我々への応援メッセージでもある。

 「あなたは、戦かうどころか失敗さえしていないのよ。」
 「そうやってまた逃げるの!。終われないでしょうこれじゃ!。」

ぐさっぐさっと、相手に響く言葉をポンポン投げてみたい。
傷つく寸前で相手に響いて、相手が気づく言葉。
そして、その言葉に勇気づけられ、生きがいを取り戻していく、そんな言葉。

そんな言葉を見つける為に、このドラマを楽しんでいきたい。



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2012年5月 2日 (水)

企画と展開場所

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ゴールデンウィークも前半戦が終了した。

 毎年思う事がある。

この中途半端は商品動向は迷いどころとなる。

 特にお刺身関係。

ゴールデンウィーク後半の「子供の日」やその後の「母の日」まで来ると、明確な商品動向を見越して明確に展開場所と展開品を計画し、それなりに成果があるのだが、前半戦に関しては需要に関しても絞り込みが出来ず、平台や企画コーナーの計画も中途半端になってしまう。

そしてお刺身関係も日中のお客様の中抜け現象を考え、平台等で量販するにはリスクも大きく、結局は定番で企画する事になるのだが、

 定番で展開する事=数量計画も通常通り

の構図になってしまい、夕方からの集客時に対応できず品切れ状態で夜を迎える結果に陥ってしまう。

 定番で展開する事=数量計画は増量

という構図に変更しなければ、やられてしまうのだ。

そもそも平台や企画コーナーを使用する意味とは、定番から引っ張り出して目立たせるという意味も当然あるが、定番+αで展開することにより数量計画をしっかり持つことから売上も+αさせるという目的がメインとなる。

 平台で展開する=増産計画が必須

このような状況を敢えて作りだす事が、平台や企画コーナーで展開する意味となる。
更に、定番以上に広いスペースで展開するわけだから、売場に商品を埋めるだけでそれなりの数量が必要になる。

 そして、それが何回転するか。

それに応じて、その倍数の数量が販売計画であり数量計画となる。

 何回転させるか。

特に、生鮮商材などはこの発想を持たなければ、明確な発注計画にたどり着かない。

 一度売場を造るのに、何ケース必要なのか?。
 更に、何回転するから、その倍数が必要になる。

一度売場を造るのに必要は品揃えの数量。
そして、それを売り込みにによって回転させることで、品揃え数量の倍数がトータルの数量計画としてはじき出される。

だから、普段の定番での数量からかけ離れた計画数量となる。
特に、切身や刺身として展開する場合は、この発想を持たなければ必ず品切れしてしまう。

そして、ゴールデンウィークの前半戦のお刺身関係も、その売上の中途半端さから、定番のみの展開場所にならざるを得ないのだが、大きな盛り合せ等は意外に夕方以降の回転が速く、しっかり増産計画を立てないとごっそりやられてしまう結果となる。

イベント時に定番だけで展開計画する時の注意点となる。



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2012年5月 1日 (火)

悩まない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「悩まなぁ~い、悩まなぁ~い。」

 以前、一休さんの漫画で聞きなれた言葉である。

そして、最近では、朝のテレビCMでもよく聞く事がある。
若い坊さんがバスに乗って、安心しきった笑みを浮かべながら瞑想にふける姿である。

 悟りの境地とは、こんな表情なのか?。

そんな風に思ってしまうほどの安心感のある表情。

 「悩む」

その最大の要因は対人関係である。

仕事それ自体、その手法や具体的対策等で悩むと言う事もあろうが、それは一時は悩んでもすぐさま解消されてしまう。

 具体的に行動してしまうからだ。

行動力のある人間ほど悩まずに行動し解決する。
しかし、対人関係になるとそうはいかない。

 “なぜあの人は、あのような行動を取るのだろうか?”
 “なぜあの人は、あの時あんな事を言ったのだろうか?”
 “なぜあの人は、あの時無視したのだろうか?”
 “なぜあの人は、・ ・ ・ ?”

等々。
不安はいつしか不信感に変わり、いずれ憎悪に変革してしまう。

 そして、心身ともに疲れ果てていくのである。

あるチーフから言われた事がある。

 “あの人に挨拶したのですが、無視されました”

本部から来店していたスタッフが当店に来店した時に、私の部下が私にいった言葉だ。
店舗内でいつものように元気に挨拶したにもかかわらず、その時のスタッフは彼に愛想の無い挨拶を交わしたらしい。

 “なぜ、あの人は私を無視するのか?”

その疑念が巡り巡って悩みを増幅させ、有り得ない思考を巡らして自己崩壊していくのである。

私は、彼に言った。

 「考えるな!。」

なぜ、なぜ、なぜ、と考えるから答えが見えずに悩む事になる。

 “あの人は、そういう人なのだ”

そう割り切って、そこから先は考えない事にする。
考えれば考えるほど、悩む事になる。
悩めば、疑念が膨らみやがては、憎悪となる。

 人間、憎悪をもったら疲れ果ててしまう。

だから、途中で悩む事を放棄し、切り捨てる。

 “あの人はそう言う人なのだ。だからこれ以上悩まない”

それは、その人にどう思われようが関係無い。何とでも思え。そんなの俺には関係無ぇ~。
そう割り切れれば、全ては解決してしまう。
そしてそれが一番の近道でもある。

 “そんな簡単に割り切って良いのか?”

しかし私は大抵の場合、上記のように「悩むな。」と叱咤する。
悩むぐらいなら、楽しめる事を考えよ。

いつもそう言って、無駄な悩みを強制的に放棄させる。

 放棄。

この放棄という発想が、自らを救ってくれるのだ。



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