幸手エリアMR②
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先週に引き続き、幸手エリアのMRである。
今週のMR報告は、幸手エリアの南部に立地する店舗のMRである。
まずは、「M社」。
特に埼玉エリアには積極的に出店している企業。
しかし、いつも不思議に思うのは、なぜこの企業が支持されているのか。
この店舗もそうである。
入店すると、逆にこちらが怪しまれているのではないかと思ってしまうほど、お客様の数は少ない。
しかし、至る所でこの企業の店舗が出店しているのである。
品揃え、鮮度、品質等、決して満足いくものではないのだが、店舗数は多いと言える。
レジの解放台数も1台であったが、当然のことながら一人も並ぶものはいなかった。
次は、「M社」。
こちらも埼玉を中心に出店する企業。
どちあらかと言えば、ディスカウンター的存在ではある。
足利エリアでの価格リーダー的店舗運営では存在感がある。
しかし、この店舗では、老朽化も目立ち店内の活気は無かった。
更に、広大はコンコースは活かされていない。
主通路内にグロサリー的商品がめじろ押しではあるが、お客様の集中度を高めるほどには至っていない。
メインの入口から入店してすぐ左側に、衣料品のテナントが入店しており、ここでも違和感を覚えてしまった。
“なぜここに、衣料品のコーナーがあるのか?”
それも、あまりイケていない商品である。
このへんも含めて、もう少しまじめに売場作りを検討しなくてはならないのではないか。
最後は、「B社」。
いつ行っても、スタンダードレベルは相当高い。
本部の方向性と店舗の忠実度が見事にマッチして、店舗運営されているという感じだ。
青果担当者の品出しも、一品一品鮮度チェックしながら品出しをしていく忠実さ。
以外に野菜類の価格も安くは無かったが、高くも無く、地域の中では安定した価格で無理な安価での量販意欲でも無かったが、安心感のある鮮度品質を誇っていた。
また、鮮魚のお刺身類のアイテムも豊富であり、お造り等の品揃えは少量多品種な売場展開を実施しており、なかなかの魅力ある売場である。
青果の欠品もなく、ほぼ完ぺきな売場でピーク時を迎えているところが流石である。
レジ台数も6台の解放台数であり、決して多くは無いが、コンパクトに効率の良いレジの作業をしており、日々鍛えられているという感じのするレジ従業員の仕事ぶりである。
PS
幸手エリア②のMR写真を載せました。どうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/sattemrni/
| 固定リンク
「競合店」カテゴリの記事
- 相撲を取る相手(2024.11.12)
- 競争から共創へ(2024.10.25)
- 最強の競合対策(2024.10.24)
- 店舗視察の前に(2024.10.05)
- 五感を勝ち取るために(2024.10.04)
コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
店長とは、如何に自分のお店に客数を増加させることができるか。
売場だけの問題から大きく領域を広げて経営感覚をもった視野で地域の中の自分のお店を見ていきたいですね。
投稿: てっちゃん | 2012年4月 2日 (月) 23時15分
写真からも店の活気を感じとれる気がします。
経年の汚れは仕方ないとして、駐車ラインの擦れ・フェンス回りのクリンネス等外回りの整備も売場同様お客様の店舗選択の重要なポイントになるでしょう。
特にSMは食品を扱っているのですから店舗は大きな「食器」と捉えるべきかも知れませんね。
春を迎え、私も雑草抜きの毎日です(笑)。
投稿: dadama | 2012年4月 2日 (月) 18時57分