考える組織つくり
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日の記事で、ストアコンセプトを記した。
どんなお店にしていくのか?。
現場で自分達で考える作業。
そして私は、「安心」と「感動」というテーマを持った。
そのテーマに沿って、部門別にチーフが具体的に肉付けをしていく。
そうすると、各チーフ毎に、今年の最大のテーマと方向性が見えてくるようだ。
その絞られたテーマで、各人が深化させていく。
その根底に流れるのは、「考える組織つくり」。
組織や店舗、そして個人が考えて仕事をする。
“いつだって、考えて仕事をしているだろう”
それはそうなのだが、その考える精度、判断材料になる情報の選択精度が問題だ。
より結果を導きやすい考え方とそのプロセスをどう導くか。
そしてそれを、組織だって仕組みに則って現場の末端まで考える風土つくりが重要なのだ。
それを従来は、トップダウンによってより具体的に現場に落とされる形で方針が詳細に組み立てられてきた。
今年は、それと同時に店舗でコンセプト作りが並行して計画されている。
トップダウンによって具体的な行動計画が店舗で立案されつつ、その結果として「どんな店舗にしていくのか?」というイメージつくりも同時に作成されていく。
そして、そのイメージからより具体的に各部がどういう方向性に向かい、より具体的な行動計画に進んでいく。
店舗で描いた「夢」を実現する為に、各部の役割が明確になり、その役割を実現する為により具体的に行動計画を立案していく。
そんな計画を作っていくと、各部の具体策が明確に創造されていくようだ。
そんなプロセスが、考える組織つくりに貢献していくのだろうと思う。
そして、店長と各部の担当者との間に、「夢」と「現実」とのコネクションが結ばれていくのがよく見えるのだ。
“お店の夢を実現する為に、私はこうする”
人間は、より身近な組織の夢の実現に対しては、より自らの力を発揮しようとするものだ。
それが日本人の特性であり、強みでもある。
その特性を、如何に活かしていくか。
それを有効活用する事で、考える組織つくりが可能となるのだろうと思う。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
店舗の皆が、同じ「夢」を見れるコンセプト。
そんな「ワクワク、ドキドキ」を如何に分かりやすい言葉にして従業員の感動を得られるか。それがポイントかなぁ~と思っています。
投稿: てっちゃん | 2012年3月 9日 (金) 23時40分
会社の方針はサラリーマンである以上肯定すべきでしょう。会社の方針を現場に分かりやすく具現化するのが「ストアコンセプト」の役割だと思います。現場ですからパートさん・アルバイトまで簡単に理解・実行出来るコンセプト。
パートさんであれ、アルバイトであれ商売が好きだからこの業界で働いてくれている。ここを信じて「お客様のために何が出来るのか」を皆で考え、解決していく集団を作りたいものです。店長一人では何も出来ませんから・・・
投稿: dadama | 2012年3月 9日 (金) 21時05分