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2012年2月 9日 (木)

立春に思う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、「節分」の記事。

 そして今日は、「立春」について。

節分の翌日、2月4日が立春。

 なぜ、立春だけが話題になるのか?。

立春同様に、立夏、立秋、立冬と四季に立つ日があるのに、いつも立春だけが我々の前に露出してくる。

 節分の翌日、という分かりやすさ

これが一番登場する機会の多さなのだろう。
そして、一年のスタートを切るという分かりやすさ。
何事も始まりや、スタートの時期というのは、気持ちも晴れやかになる。

 そして、今日から「春」そして一年始まり。

そんな新鮮なイメージが生まれ、春に向かって気持ちも走り始める。
更に、天候もなぜか立春以降は、気温が上昇し、春の足音が聞こえてくるようだ。

 そして今週は、52週MDでは「バレンタイン御馳走特集」。

なぜか「春」らしい御馳走をイメージ出来る売場になっていくだろう。
つい先日まで、この冬一番の、とか何年ぶりのとかいう大寒波が押し寄せていたのだが、立春を越すと地球上の実態としても「春」に方向転換するようだ。

しかし、そう簡単に春に向かわないのが、日本と言う国の複雑さ。

 「三寒四温」。

三日寒くて、四日暖かい日の繰り返しで、徐々に、本当に徐々に春に向かっていく。
どちらかと言うと、我々スーパーの商売とは、旬を先取りする姿勢が強すぎるあまりに、立春を迎えると一気に「ところてん」等を積みだす企業も見かけるが、これはヤリ過ぎだろう。

毎年思うのは、お客様の暮らしの実態に合わせなければならない、と言うこと。
それは、その年年の気候にも合わせなければならない。
気温が上昇してくるとはいえ、まだ最高気温も10度以下。
まして、インフルや風邪も流行拡大している最中である。
受験シーズンも後半戦に入り、いよいよ佳境の試験が待つ中、子を持つ親御さんたちは、なんとかして最高の条件で受験させようと必死だ。

だから、2月いっぱいはどうしても「風邪対策」「インフル対策」としてのホットメニュー等の健康維持を意図とした商品提案の需要は底堅い。

しかし、それでも出てくる商材は売らざるを得ない。
「春告げわかめ」「ほたるいか」等。
更に、果実類も輸入柑橘類の味が乗りだしてくる時期。

先週、早速黄色く色づいたメロゴールドを仕掛けたが、いちご主体の彩りから、輸入柑橘の薄黄色い色合いに変わり、春のイメージが乗ってきた。
この色は、みかんに始まる日本の柑橘系の濃い柑橘の色とは一線を画するものである。

 “大した色の違いじゃぁ~ないじゃないか”

しかし、この色の変化がお客様には伝わるのである。

 人の「五感」とは、そう言うものだ。

そして、その些細な変化を意図して演出していくのが我々の感性なのだと思う。



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コメント

さんぽさん、コメントありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、このブログとの関連性がよくわかりませんので、このコメントは削除させていただきます。
本当に申し訳ございません。

投稿: てっちゃん | 2012年2月14日 (火) 16時22分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
店長として、商品部と部門担当者の親密すぎる関係というのは困りものですね。要は、店舖とは一つの生き物ですから、店長中心に競合店と戦わなければならない。いやお客様とも戦わなければならないわけです。店舖という一つの生き物として店長が部門という武器を駆使して自店の強み弱みをうまく調整しながら競合店と張り合っていく。店舖が一つにならなければならない時に、商品部という縦割り意識が入り込むと店舖という固まりにヒビが入ってしまい、結局は格下の競合店にさえも負けてしまう。過去に転落していった企業が歩んだ道でもありますね。
当社は比較的、商品部=店舖、のバランスのとれた構図ですので、フランクに商品部と情報交換が出来る空気の為、店長としての声も聞いてもらえる環境にあり、店舖内の絆も固めやすいですよ。

投稿: てっちゃん | 2012年2月 9日 (木) 23時50分

ふるたさん、コメントありがとうございます。
高知は露地物の文旦ですか。味のイメージすらわかりませんね。やっぱりその地域で暮らすと言う事は重要な事なんですね。
それにしても、糖度が4度も高い美味しい文旦、食べてみたいなぁ~。今度市場で探してみますね。

投稿: てっちゃん | 2012年2月 9日 (木) 23時31分

当社のMDも決算明けはおでんのコーナーを
圧縮・・・なんて指示が来ます。素直な担当者
はその通りに売場を作る。残念ながら当社では
商品部>店長の力関係が存在します。担当者と商品部の信頼関係。見えない取引上の利害関係も存在しますら両方のバランスを取ながらの運営・・・特にこの時期は気を使いますね。

投稿: dadama | 2012年2月 9日 (木) 18時35分

高知は、今の時期だと・・・

路地物の文旦ですね。
近所の懇意にしてもらっている生産者の方にハネもをわけてもらっています。
木で完熟すると皮の表面が、かさぶたのようになって、一般の市販は、できないけど糖度は、市販のものより2度から4度高いから、すごくおいしいです。

投稿: ふるた | 2012年2月 9日 (木) 12時05分

けんたさん、コメントありがとうございます。
ただ計画するのか、そこまでイメージして計画するのかで、実際の売場の出来は全く異なってきますからね。
そう言う意味でも、感性の重要性を認識していきたいですね。

投稿: てっちゃん | 2012年2月 9日 (木) 07時33分

かおるさん、コメントありがとうございます。
四国と言えば柑橘の産地も産地、外部から入り込む余地など無いでしょう。
今なら、伊予柑、ポンカンやデコポンなどが主流なのでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2012年2月 9日 (木) 06時58分

おはようございます

人間ってすごいって最近感じます
スティーブジョブズがMACの裏の
回線の配列にこだわったのも人間の感性の
素晴らしさを知っていたから とか

私たちはプロだから意識してもっともっと
感性を磨かなきゃって本当にそう思います

投稿: けんた | 2012年2月 9日 (木) 05時29分

かおるです。
今日、夕食時に小1の息子が「節分過ぎたら春だといっていたのに全然暖かくならないのはなぜか?」と聞いてきました。そこで、ここぞとばかりに二十四節気と旧暦、新暦について説明してやったのですがあまりの説明の下手さにさっぱりわからなかったようです。
生活実感的には旧暦の節目にあわせたほうがしっくりいきますね。
 ところであのメロゴールドという果実。わが四国ではあまり見かけない果物ですね。品のいい食味で私は好きなのですが、以前輸入商社の人に中四国は柑橘産地なのでシトラス系の果実が関東に比べてびっくりするくらい売れない、と聞いたことがあります。

投稿: かおる | 2012年2月 9日 (木) 00時52分

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