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2012年1月 4日 (水)

「かに・たこ」の爆発

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年の年末商戦の最大の特徴。

 それは、鮮魚の好調ぶりだろう。

おそらく、どの企業、どの店舗も同様の傾向ではないのか?。

 “なぜ、これほど、鮮魚が突如好調に転化するのか”

特に、「かに」「えび」の冷凍品の好調ぶりは異常だった。
当店でも「かに」が不足し、バイヤーが商品移動で運んできてくれた時の会話。

 「なぜ、こんなにかにが売れるんだ?。」

  「なぜでしょうね。どの店舖でも好調ですよ。」

 「家中需要か?。」

  「それしか考えられないですね。」

商戦前は、「かに」「えび」は相場高で、どちらかと言えば消極的な年末商材のハズだった。

 しかし、蓋を開けれ見れば、28日ごろから絶好調。

昨年と、何が違うのか?。

 何も違わない。
 むしろ、価格は上がっている。

特に、ずわいがにが好調。
従来の年末御馳走と言えば、「タラバがに」。
しかし、今年は逆に「ずわいがに」の売上金額のほうが高い。

確かに、当店は昨年の反省から、「かに」のスペース拡大を図った。
昨年の年末の31日の品切れ。

 “これは来年、チャンスがあるぞ”

よって、今年はスペース拡大し、新たな平台を1本用意して「かに」の展開をチーフを確認していた。
だから、ある程度の数値効果は見込んでいたが、想像以上の結果である。

更に、「たこ類」「まぐろ類」「盛り合せ類」のいわゆる「年末商材」の売れ行きも好調。
今年は、鮮魚の不振カテゴリーは無かった。

確かに、昨年のチャンスロスを見越して、今年はそのへんを潰しこんだ売場計画と作業計画を部門で作成してはいたが、ある意味バブルとも言えるほどの数値効果だった。

 “何が、昨年と違うのか?”

家中需要の拡大だけでは説明できない「謎」である。

 客数自体は、決して増えている訳ではない。

ひとりひとりの単価が上がっているのである。
そして、その上がった分が、全て鮮魚に回ったような買われ方。

 今年度の鮮魚の研修会。

それに向けて、11月から磨いてきた販売技術。
それが、お客様の鮮魚への支持を高めてきたのは確かである。
そして、それも年末の爆発につながったのは事実だろう。

 少しずつの小さな積み重ねが、ある時大きく跳ねる。

これも、よくある話だ。
これを機に、魚を食べる文化が回復してくる事を願うのみだ。




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コメント

通りすがりさん、コメントありがとうございます。
その通りですね。
そして、この傾向が今回だけでは無く、今後も継続していくことを願うだけですね。
しかし、一度出来た傾向はそうそう崩れないと信じて、年明けからスタートダッシュを切っていきたいと思っております。

投稿: てっちゃん | 2012年1月 7日 (土) 00時08分

こんにちは、てっちゃん先生。

今年、昨年と大きく違うところは…多分来年もでしょうが、家食需要が極端に高かったことです。しかし、核家族化が進み主婦の年齢層は低くなっていると読みます。

クリスマスでのステーキや焼いてあるチキン、寿司、それ以外でなぜか鍋需要が高かったと思います。魚の切り身、鍋用の鶏団子など。

年末も同様に魚の切り身、鍋物用、精肉では、きりたんぽ鍋や豚しゃぶなどあえて品揃え型ではなくメニューを限定して拡販していく、関連もメニューが限定してあるので大陳しやすくなります。関連棚がドカンと一色でもかっこいいです!要は簡単メニューが売れた年末でした!

投稿: 通りすがり | 2012年1月 6日 (金) 15時04分

通りすがりさん、コメントありがとうございます。
そう読んでましたか。流石です。
クリスマスでの牛肉の好調ぶりから、年末も継続するだろうと思っていましたが、そう甘くは無かった。
精肉の生食需要が、年末で如何に高かったか、その反動がカニ、エビに流れたと考えれば説明がつきますね。
今年は、鮮魚の年末商材にも「謂われ」を表示して販売したのですが、それも一因だったと考えています。
その他、年末の成功事例とかありますか?。

投稿: てっちゃん | 2012年1月 6日 (金) 07時50分

てっちゃん先生、お仕事お疲れさまです。

昨年の年末は自分はこう読んでました。

焼き肉えびすのユッケによる中毒事件、

肉用牛の放射能汚染問題で、精肉は大打撃だなと!馬刺、牛たたき、牛すき焼きは今年はリスクかなと思ってましたよ

その分、鮮魚に集中するな~と、そこがすき焼きにならぶ贅沢品のえび、かにになったんじゃないですかね?

精肉ではすき焼きとは違う鍋で対抗するしかないなと思い、材料のほとんどが精肉商品のきりたんぽ鍋を仕掛けたところ好調でしたよ!

投稿: 通りすがり | 2012年1月 5日 (木) 14時15分

KOZOさん、コメントありがとうございます。
やはり、どの企業も鮮魚好調の傾向なのですね。
この傾向は、今後のイベントやお盆、更に次年度へどう繋がるのか?。
どう読めば良いのか?。
素直に、鮮魚への回帰なのであれば、本当に嬉しいのですが、どうも手放しで喜べないのが本心です。

投稿: てっちゃん | 2012年1月 4日 (水) 23時00分

当方も同じく鮮魚絶好調でした。

私の考えでは、カニの要因の他に、数の子が昨年に比べ売りやすかったこともあったのではないでしょうか。

逆に精肉では当地区では欠かせない馬刺しが先般の事情により、販売しにくかったことがマイナスでした。

投稿: KOZO | 2012年1月 4日 (水) 19時08分

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