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2012年1月 9日 (月)

一年で一番美味しいというコンセプト

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


旬の先取り。

 各企業が血眼になって取りかかる提案。

みかんの季節に先立ち、酸っぱい時期から先行販売する。
いちごの旬を迎える前に、年末からいちごを販売していく。

全てがそんな調子で、旬を先取りしていく。

 旬を追えば、盛りが弱くなる。

その商品が一番美味しく時期に、本当に売り込んでいるのか?。
そんなズレが出てくるのも、旬を追えば追うほど露出してくる課題でもある。

ちなみに、商品の産地のスーパーでは、その商品が店先で一番量販されるタイミングとは、一番商品が出回り安価になり、更に味も乗ってきたタイミングである。

 それ以前は、東京方面の首都圏に優先的に出荷。

地元には、一番美味しい時期に安価で出回るのである。

 かき貝もそうだ。

今年は、産地では出回り始める11月などは、逆に食べないのである。
一番の消費時期は、12月は別にしても、1月~2月である。

 一年で一番美味しい時期。

知る人ぞ、知り、そのタイミングで大いに食する。

 それが一番頭の良い、食べ方だと思っている。

「初物は、長生き出来る」
そんな諺もあるが、その満足感は確かに重要だとは思う。
但し、その物の一番美味しい時期を知る事も大切である。

 販売者がそれに熟知する事は、絶対の条件。

そして、一番美味しい時期に、徹底して仕掛ける。
または、これが最後の大放出と称して、名残惜しんで販売する。

 そんな謂われが、人の心を掴むのではないか。

この時期、我々の目から消えていく商品。

 「サンふじりんご」。

一年を通して一番売上を造る国産果実。

 しかし、ひっそりとこの時期に消えていく。

今は冷蔵ケースで販売されてはいるが、まだまだ「蜜」も入っている。

 「まだ貯蔵物には、ならないのか?。」

  「まだですね。蜜も入っていますし。」

 「貯蔵物になる前に、一発やるか?。」

 担当者は心得ましたとばかりに、返答する。

今年の10月までは、蜜入りのサンふじりんごの味は、もう味わえない。
そう思えば、買いだめしてでも購入する人もいるだろう。

日本が世界の誇る「ふじりんご」である。

 一年で、一番美味しい時期に仕掛ける。
 今年最後の時期に、大放出する。

そんなコンセプトを、今年のテーマの一つにしてみようかと思っている。



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