「おせち」私の流儀
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今年で二年目の「年神様伝説」。
謂われを、メーカーさん作成の媒体で飾り付ける。
昨年は、その効果も抜群で初年度の数値効果も特筆だった。
しかし、昨年の反省も大いにあった。
本部作成の台帳の微調整。
昨年は、この部分が後手後手に回り、結果的に主力商品の追加対応が遅れ、追加対応したぶんが値下げになるという失敗が発生した。
追加した分が、残る。
要は、心の焦りが原因である。
それは、自分の売場に自信がもてなかったから。
そして、今年のおせち売場に関しては、当初から決めていた事がある。
売場造り早々に、自店用にアレンジし直す。
本部作成の台帳と売場とは言え、細部の単品までみてみると、ミスマッチなレイアウトになっている場合がある。
投入商品の数量と現状のスペースアロケーションのミスマッチ。
更に、自店の動きと今後の投入数量を見越して、29日以降のレイアウトの微調整を図る。
この売場変更を事前にやっておけば、後々楽になる。
それは、お客様も買いやすく、現場も作業しやすく、そして最終的には売り切りしやすくなる。
それは、今年の売れ数に合ったスペースアロケーションに造り変えることによって可能となるのである。
その作業を、28日までには完了させること。
それを、今年は徹底してみた。
そして、そうする事によって、気がついた事がある。
作業面は、ほぼ29日で完了してしまった事だ。
“そんなハズはないだろうよ!”
売上規模にもよるだろう。
おせちで期間計500万以上売りあげる店舖では無理な事だが、当店の売上規模であれば十分可能である。
在庫を、裏で持つのか表で持つのか。
全て表で持てれば、管理は楽になる。
商品過不足が良く見え、追加対応も見えやすい。
更に、残り二日間、生鮮に入り込める。
この安心感は大きい。
特に、31日の主役は鮮魚。
安心して、鮮魚に関われる舞台が整えられると言う事は、店長にとっては一番の課題ではないか。
その為の道しるべが、今年はなんとか整備出来た事が、大きな飛躍だったと言える。
そうやって、ひとつひとつ年末の流儀が固まっていく。
これこそが、年末に対する私の成長だと思っている。
そして、次年度の年末は、この流儀を以ってまた新たな流儀を発見していきたいと思っている。
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