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2012年1月 6日 (金)

オペレーションの安定

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今回の年末商戦で、昨年と変えたところがひとつある。

 刺身と寿司の当日注文をご遠慮させていただいたこと。

昨年までは、31日でも初売りでも、刺身のお造りや生寿司の注文をお客様の言われるままに注文を受け付け、最優先で製造していた経緯がある。
そして、昨年の年末31日の刺身売場は午前中ボロボロの状態が続いた。

 “これじゃぁ~、売場に商品が並ばないわ”

当社にも、刺身お造りや生寿司の注文用パネルが設置してあるが、そのパネルにも注文は2日前までにお願いします等の文句が入っている。
 

 しかし、現実は、当日注文でも快く受け付けていた。

その延長として、年末年始でも当日注文を受けざるを得ない状況を作りだしていたのだ。

 “これを改善しない限り、安定した売場は造れない”

これを、各部と協議の結果、パネルに記載されている内容を自店で再度pop作成して売場に数枚貼りつけて、事前にお客様に周知徹底していただこうと準備していた。

「30日以降は当日のご注文はお時間がかかる故、2日前の事前ご注文をして頂くようご案内申し上げます。」旨のご案内文である。

 これが、結構、効果大だった。

年末年始とも、事前注文は多かったが、当日の突発的な注文は皆無であり、その反動で作業場のお造りや生寿司の製造オペレーションは至極安定し、効率良く商品が製造され、売場にどんどん陳列されていく。

 “如何に当日注文に、現場が振り回されていたか”

ちょっとした注文受付の変更ではあったが、現実はこうも売場の状態が激変するものだ。
お蔭で、開店からお造りが売場に陳列され続け、午前11時には最大ピークに積み込みされた。
しかし、その一時間後には、それ以上に消費されていく。
そこから先は、製造と消費の追いかけっこであった。
一時、休憩を挟んだ、午後2時には売場が薄くなりかけたが、人員が揃った午後3時以降からは、更に安定したお造り売場が戻ってきた。

 既に、製造は昨年実績を上回っている。

如何に突発の注文が、現場の作業を振り回していたか。
これも、今年新たに判明した事実だった。

これによって、離れてしまったお客様がいる可能性もあろうが、31日の一番大切な場面でしっかり作りたての商品が陳列されている事を優先させるならば、従来からの注文パネルのルールを再度周知徹底していただく事は、非常に重要な事なのだと考える。

 そして、事実、お造り生寿司の数値は伸長した。

それも、売場に穴を空ける事無く、維持出来た事が大きい。

更に、年末計画を事前に立案しているわけであるから、所謂際物と言われる「数の子」や「酢だこ」「珍味」等は、事前に積み込み、当日は集中して「お造り」「生寿司」に人を配置出来る体制も重要なオペレーションである。

年末には年末用のギアを入れ替えてオペレーションを動かす事も、重要な年末計画のひとつである。
今期は再度、その事を思い知らされた年末であった。





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