« 研修生の努力 | トップページ | 一年で一番長い日 »

2011年12月29日 (木)

リーダーシップとうい切り口

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


リーダーシップの本質とは、何なのだろうか?。

 ある一冊の本と出合った。

このブログにもリンクを貼らして頂いている、
 
 

 「酒井穣」さんの著書

   「リーダーシップでいちばん大切なこと」  

    日本能率協会マネジメントセンター 発行

  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820718150/tetu0358-22

今だ記憶に新しい「WBC」での日本の2連覇。
その時の絶対的にリーダーであった「イチロー」選手の、リーダーシップに関するコメントが興味深い。

「向上心。これが集まったチームは強い。よくリームにはリーダーが必要だという安易な発想があるが、今回のチームにはまったく必要なかった。それぞれが向上心を持って、何かをやろうとする気持ちがあれば、そういう形はいらない。むしろないほうがいいと思った。僕は外からリーダーのような存在だといわれたけど、実際、中では何もなかった。向上心があればチームはいくらでも可能性が見出せる。」

 リーダーなど、いらない。

実は、私も日頃の店長業務から、同様の心持を持っていた。

 “その通りではないか”

大いなる、共感。
そして、この本の中に流れる「リーダーシップ」の本質は、そこにある事を「軸」としている。

よく、リーダーの存在はフォロワーの存在と対比され、その他大勢のフォロワーを成功に導くひとりのリーダーのあり方がリーダーシップの本質と考えられがちだが、強いチームとはその区別という概念では無く、フォロワーを持たないリーダーの集合体という概念が本質なのだという視点だ。

私も、学生時代は「野球部」「ボート部」と、バリバリの体育会系に所属していたが、ボート競技の中から、そんなリーダーシップへの概念が芽生えていた。

 強いリーダーでけの存在では、強くなれない。

前提は、強い個の存在だ。
強い個とは、基礎体力の事では無く、個の強いメンタル面の事。

 それが、個のリーダーシップのことだった。

ひとりひとりが、自らの内面に、強いリーダーシップを持つこと。

 それは、「まとまろう」とする考え方とは真逆だ。

安易に「まとまろう」とする個々の意識には、何の意味も無い。

 大切なのは、同じ方向に向かう、強い心。

だから、チームの目標設定が重要なのだろうし、誰に言われなくても、その高い目標に向かって自律すている個の集まりである。

 そこに知恵が集中し、想像以上の結果が出る。

言いかえれば、リーダーシップとは、個や集団の区別なく、メンタル面の強さを発揮してチームを成功に導く、ひとりひとりの活動なのだろう。

思えば人間とは、個のリーダーシップの獲得によって、あらゆる場面で前に進み進化してきた歴史を持つ。

 人間が人間らしく。

それは、癒しや精神的安定の代償として、自らのリーダーシップを発揮し人というチームを進化させ、結果的に強いチームとなって他の生物から頭一つ抜け出した存在なのだ。

 そして、それが結果的に安定につながる。

現状に漫心せず、常に自らの価値観に従い「生きる」。
そこに、酒井穣さんは、リーダーシップの本質を見ている。

この本は、決して「リーダーとしてのあるべき論」ではありません。
そんなあるべき論など、誰も実行しているリーダーなどいない。

 あるのは、その心の在り方であり、その実行のみ。

それを素直に分かりやすく、厳しく語っている本だと思います。





 

|

« 研修生の努力 | トップページ | 一年で一番長い日 »

生き方」カテゴリの記事

コメント

酒井さん、コメントありがとうございます。
相変わらず、リアクションが早いですね。感心致します。
「課長の教科書」の時も、課長の最大の使命は「部下のモチベーション管理」と言いきっておられた着眼点に共感を覚えた記憶が甦ってきました。
今後とも、我々を導く著書を期待しております。良いお年を。

投稿: てっちゃん | 2011年12月29日 (木) 23時32分

こんにちは!嬉しい書評をありがとうございました!今後とも、よろしくお願いします!

投稿: 酒井穣 | 2011年12月29日 (木) 10時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/508103/53526696

この記事へのトラックバック一覧です: リーダーシップとうい切り口:

« 研修生の努力 | トップページ | 一年で一番長い日 »