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2011年12月16日 (金)

今年を振り返る

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


もう、12月も後半戦。

 “もう、こんな時期なの?”

つい先日、初売りをしたかと思えば、いつの間にか年末である。

 今年ほど、商売を取り巻く環境が変化した年は無い。

約30年ほどの経験を以ってしても、そうそう無い環境変化の年である。

 震災と原発問題が引き金を引いた事は間違いない。

しかし、それはあくまでも引き金であって、全ての根源でなない。
根源は、それ以前に根を張り、何かの引き金を待っていたのだろう。

 そこに、大きな引き金が引かれた。

そして、家中需要が加速度的に進行していった。
しかし、なかなか我々食品スーパーには、フォローの風は吹いてはこない。

 それは、震災と同時に発生した原発問題に発する。

いろいろな与件が複雑に絡み合い、先が見えない状況が続く。
計画停電等にも振り回され、放射能の恐怖からの食への不安。

 牛肉、野菜、果実、米等と放射能汚染が先行し、
 その時折で、お客様の買物行動が大きく変化する。

問題は、一筋縄では解決しない。

 
 “何を柱に、商品選定をすれば良いのか?”
 “生産者の苦労に、どう折り合いをつけるのか”
 “節電に対して、どんな対応をすべきなのか”

店舗としての価値観が大いに問われたりもした。
そんな状況の中で、本部との距離感は縮まった。
現場と本部が本当に一体とならなければ、乗り越えられない課題だらけだからだ。

しかし、この状況の中で、なぜか私の心は弾んでいた。

 “こんな状況は、もう二度と来ない”

それは、震災や原発問題を楽しんだのではない。

 “全てをリセットして、新たなスタートが切れる”

店舗運営次第では、一気にお客様を取り込めるかもしれないという期待感だ。

 いつ、大きな余震が来るかも知れない恐怖感。
 何が安心して食べられるかと言う不安感。
 いつ入るか分からない未入荷商品への期待感。

そして、それは長い長いトンネルのような状況だった。

 “ようやく、長いトンネルの先が見えてきたかな”

上記の課題に対してやり続けてきた結果、ようやく長いトンネルから抜けつつあるような感覚のようなものが匂って来たのは、最近になっての事だ。

 “自分を信じた行動の結果がようやく報われるか”

今年のような状況の中で、即効性のある「手」は無い。

 全ては、地道な基本の積み重ね。

そして、このような状況下で自ら立てた「仮説」を信じて行動する事の大切さ。
更には、行動し続け、結果が出るまで決して諦めない忍耐力の大切さ。

 実に、いろいろな外部与件に晒された今年。

しかし、状況下で得たものは、今までで一番大きかったのではないか。




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