アルバイトを活かす
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
スーパーには、いろいろんな人材が働いている。
主婦、学生、高校生、社員等。
特に、学生、高校生は、学びながらその傍らでアルバイトを選択し、働いているのだ。
そして、意外に、彼ら彼女らの本来の能力を知らない。
実は「アナウンス学校」に通っていたり、実は「美術科」に在籍していたり、更には「モデル」をしていたり、さまざまな経歴を有しながら、私のお店でアルバイトをしている。
“彼ら彼女らの、別の能力を発揮させられないか”
ひとりの、美術科の子に、ある依頼をした。
「こんな、媒体を清書できないか?。」
「簡単ですよ。じゃぁ~明日までに。」
私の汚い字で書かれた「説明pop」が、白菜の絵などが描かれてお客様の目を引く媒体に生まれ変わっていた。
それを、野菜売場と精肉のしゃぶしゃぶ売場に設置して、白菜を売り込んでいる。
文字の書き方などは不慣れな為、お客様の目を引き様な字体ではないが、白菜の絵やその周辺の飾り付け等の描き方は、やはり美術科の生徒だけあって、結構、味のある絵柄となっている。
このような、手書きの媒体が、お客様の目を引くのだ。
最近では、パソコンに、手書き風の字体もインストールされてはいるが、リアルな手書きの媒体には、絶対に敵わない。
安さを表す媒体なら、プリンタで印刷すればよいが、
価値を表す媒体には、手書きの暖かさが欲しい。
そんな商品の持ち本来の価値を、手書きpopは、お客様の目を引く吸引力で伝えてくれる。
そして、そんな能力を持つ従業員が、潜んでいるのだ。
そう考えると、更に幅の広い分野で、能力を発揮できる人材が、潜んでいるのだろう。
それを発掘し、店内でその能力を活かしていくことは、自店の商売に活かされるだけでなく、本人の生きる上でのモチベーションにも、大きな影響を与えるだろう。
それも、地域貢献。
アルバイトとは、地域の未来を担う若者である。
そして、当店でのアルバイト経験から、人生を学び、いずれは我々を支えてくれる存在に成長していく。
そんな若者達を、当店で磨き、更に別の能力を発揮させる「場」も創造する。
それは、結果的に、地域貢献。
そんな大きな視点でアルバイトを見ていきたいものだ。
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コメント
ふるたさん、コメントありがとうございます。
アルバイトやパートさん達は、仕事の顔意外の素顔ってどんな「顔」を持っているのだろうか?。
我々は職場の顔しか知りませんが、それはその本人のほんの数パーセントなのだと思います。
仕事以外のその本人の得意技が分かれば、更に有効に活かせるのではないかと思っています。
そんな視点から自分の部下を見ていきたいですね。
投稿: てっちゃん | 2011年12月23日 (金) 23時10分
いよいよ休みなくの時期になりましたね。
店長(上司)は、従業員のスキルアップが大事な仕事のひとつですからね。
てっちゃんの書かれている通りで、従業員の個性とか特技・能力を引き出すことで、店長としての仕事が楽になるってことも多いと思いますね。
投稿: ふるた | 2011年12月23日 (金) 09時48分