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2011年12月

2011年12月31日 (土)

今年最後のブログ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年の最終日。

 12月31日という日。

 小売業者達にとっては、特別の意味合いを持つ日。

以前のブログにも記したが、クリスマスから一転して、年越しの為の商売。
それは、修業とも言える家庭の主婦達の年末のお手伝いをする我々食品小売業が、その主婦達から感謝の現れとしての評価を頂く日だからだ。

今年も、いろいろあった。

 ひな祭りを皮きりに、今年度のスタートを切った。
 そして、その直後の、震災。更に続いての、原発問題。
 

震災と津波、そして原発問題が重なり、停電、放射能、欠品等と続き、従来の倫理観が失われつつある状態、そして、従来から推し進めてきた自社の強みが薄れつつある状態に陥る。

 一時は、店長としての行動が問われる場面もあった。

店長として、有事に、どう行動するか?。

 そんな事を、真剣に振り返らされる場面であった。

それもあるのだろうか、あの時以来、自らの立ち位置が少し変わったような気がする。

 自社や自店の営業を、どうすべきか?。
 計画停電に対する、自社の営業をどうすべきか?。
 欠品商品に対して、どう手を打ちどう品揃えするか?。
 節電に対して、自店の節電対応はどうすべきか?。
 店内企画や販売計画に対して、何を打ちだすべきか?。

従来であれば、決められた営業時間で、決められた特売を中心に企画を組み、決められた照明を決められた時間に点灯し消灯し、お客様の買物行動も一定のパターンを以って繰り返されてきた。

その決められる範囲が一気に無くなり、そんな基本的な事までもが店長判断に委ねられ、自ら周囲の状況を認識し、自社の位置づけを認識し、決定しなければならなかった。

 そこまで掘り下げて、決めていくという経験。

それは、逆に、自分にとっても自社にとっても、有意義だったのではないか。

 人は、逆境を経験しながら成長していく、と言う。

今年は、大いなる逆境の年。
だから、そこまで遡って、自らの店舖の営業のあり方を考えさせられた事に対しては、自社にとっても自分にとっても感謝したいと思っている。

そんな発言には賛否両論あろうが、私はそう捉えて、今年を締めくくりたいと思っている。

 そして、今日31日を以って、本年も終わろうとしている。

今日と言う日、お客様はどんな結論を出し評価してくれるのだろうか。

毎年の事だが、開店30分前に、私の緊張感は一年で一番のピークを迎える。
そしてその後、店内に溢れるお客様の姿を見て、お客様への感謝の念が溢れだし、時として涙となって溢れて来る時もある。

 どんな数値評価を得ようとも、その姿に感謝をする。

“これだけのファンが、このお店には付いてくれているんだ”

 そう思っただけで、今日は満足なのだ。

昨日の30日は、一年で一番長い日。
だから、心して臨む日であった。

 しかし、今日一日は、一年を感謝する日。

一年間、仕事をしてこれて、商売をしてこれての、感謝の日。

 お客様に対して、
 従業員に対して、
 企業に対して、
 家族に対して、

そして、自分に、感謝したい。

 みなさん、よいお年を。




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2011年12月30日 (金)

一年で一番長い日

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私個人としては、12月30日が「一年で一番長い日」だと思っている。

 “えっ、31日が一番長いんじゃないの?”

31日は、気分的に「明日は休日」という安堵感が漂う。

しかし、30日は「売上面」も「作業面」も「在庫面」も考えると、まだ先が見えないという不安感もあり、精神的には圧倒的に長さを感じる日である。

そんな年末への認識は、私が鮮魚担当者だった時からのものだ。

当時の鮮魚部門は、「練製品」も担当していた(今も鮮魚部門に属する企業もあるだろう)。
よって、その練製品と合わせて、膨大な在庫との戦い、そして売場の補充、人のマメジメント等、全てが通常の10倍ほどの物量に溢れかえる状況に変化するのである。

 “あの物量を前に、頭が真っ白にならぬ者無し”

練製品はその後、デイリー部門に移管したが、店舖で見れば30日の物量は相変わらず同じである。
よって、作業量は31日より30日のほうが多い訳で、作業的にも精神的にも30日の圧迫感は、一年で一番重圧のかかる日である事は間違いない。

 しかしその後、物量に対する免疫が出来てきた。

なぜか。

 モチベーション管理が出来てきたからだ。

30日に向けて(というより年末へ向けて)、精神的な高揚とモチベーションを高め、あの物量を目にしても精神的な動揺を抑えようとするコントロール力が着いてきたのだと思う。

 突然の出来事から、予定通りの出来事への変化。

膨大な物量を受け入れる精神状態。
そして、それを事前にコントロールしながら受け入れ準備を整えていく。

 年末という場面

ありとあらゆる状況が、一瞬にして変化していく状況。

 経験すればするほど、事前の意識の高揚の高まり
 はエスカレートしてくる。

 その最大のピークが、30日に頂点に達するのだ。

本日が、いよいよ、その30日当日。

このブログをゆっくり見ている暇も無いでしょう。
そして、ベテラン店長や現場の担当者になればなるほど、こんな事は言われなくても、自らのモチベーションコントロールを施しながらこの日を迎えている事でしょう。

精神的にも、マネジメント的にも、準備万端にて30日を迎え、一年で一番長い日を迎えようとしていると思われます。

 お互い、一番長い日を迎える心の高揚を保ち、
 部下達の勇気に感謝し、売場に立ちましょう。

ちなみに、一年で二番目に長い日は、12月25日。

 日本国民が楽しみを終え、修業へ向かう切り替え日。

そして、一年で三番目に長い日は、12月31日。

 お客様の一年の評価を、謹んでお受けする日。

如何に、この一週間が長い日の連続か。

 読者の皆さん、耐えどころです。
 頑張りましょう。






 

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2011年12月29日 (木)

リーダーシップとうい切り口

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


リーダーシップの本質とは、何なのだろうか?。

 ある一冊の本と出合った。

このブログにもリンクを貼らして頂いている、
 
 

 「酒井穣」さんの著書

   「リーダーシップでいちばん大切なこと」  

    日本能率協会マネジメントセンター 発行

  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820718150/tetu0358-22

今だ記憶に新しい「WBC」での日本の2連覇。
その時の絶対的にリーダーであった「イチロー」選手の、リーダーシップに関するコメントが興味深い。

「向上心。これが集まったチームは強い。よくリームにはリーダーが必要だという安易な発想があるが、今回のチームにはまったく必要なかった。それぞれが向上心を持って、何かをやろうとする気持ちがあれば、そういう形はいらない。むしろないほうがいいと思った。僕は外からリーダーのような存在だといわれたけど、実際、中では何もなかった。向上心があればチームはいくらでも可能性が見出せる。」

 リーダーなど、いらない。

実は、私も日頃の店長業務から、同様の心持を持っていた。

 “その通りではないか”

大いなる、共感。
そして、この本の中に流れる「リーダーシップ」の本質は、そこにある事を「軸」としている。

よく、リーダーの存在はフォロワーの存在と対比され、その他大勢のフォロワーを成功に導くひとりのリーダーのあり方がリーダーシップの本質と考えられがちだが、強いチームとはその区別という概念では無く、フォロワーを持たないリーダーの集合体という概念が本質なのだという視点だ。

私も、学生時代は「野球部」「ボート部」と、バリバリの体育会系に所属していたが、ボート競技の中から、そんなリーダーシップへの概念が芽生えていた。

 強いリーダーでけの存在では、強くなれない。

前提は、強い個の存在だ。
強い個とは、基礎体力の事では無く、個の強いメンタル面の事。

 それが、個のリーダーシップのことだった。

ひとりひとりが、自らの内面に、強いリーダーシップを持つこと。

 それは、「まとまろう」とする考え方とは真逆だ。

安易に「まとまろう」とする個々の意識には、何の意味も無い。

 大切なのは、同じ方向に向かう、強い心。

だから、チームの目標設定が重要なのだろうし、誰に言われなくても、その高い目標に向かって自律すている個の集まりである。

 そこに知恵が集中し、想像以上の結果が出る。

言いかえれば、リーダーシップとは、個や集団の区別なく、メンタル面の強さを発揮してチームを成功に導く、ひとりひとりの活動なのだろう。

思えば人間とは、個のリーダーシップの獲得によって、あらゆる場面で前に進み進化してきた歴史を持つ。

 人間が人間らしく。

それは、癒しや精神的安定の代償として、自らのリーダーシップを発揮し人というチームを進化させ、結果的に強いチームとなって他の生物から頭一つ抜け出した存在なのだ。

 そして、それが結果的に安定につながる。

現状に漫心せず、常に自らの価値観に従い「生きる」。
そこに、酒井穣さんは、リーダーシップの本質を見ている。

この本は、決して「リーダーとしてのあるべき論」ではありません。
そんなあるべき論など、誰も実行しているリーダーなどいない。

 あるのは、その心の在り方であり、その実行のみ。

それを素直に分かりやすく、厳しく語っている本だと思います。





 

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2011年12月28日 (水)

研修生の努力

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨年同様、今年も「養護学校生」を受け入れることになった。

 先日、その子と親御さん、そして先生と打合せをした。

初対面の、その子の印象は?

 “元気のいい子だなぁ~”

挨拶がしっかり出来ている。
人と人との関係は、全てここから始まるものだ。

 挨拶とは、初対面の人を図る最大の尺度。

それが全てではないが、ほとんどの対人関係の中で、お互いの挨拶を交わして、その後2度と逢わない関係が、如何に多いか。

 そう考えると、挨拶の大切さがわかろうと言うものだ。

その日は、それで別れた。
次年度になるが、楽しみではある。

そして、数日後に、部下から連絡が入った。

 「店長!、店内でメモを取っている、若造がいるんです」

  「なぁあにぃい~っ!。」

そんな輩(ヤカラ)がいると、必ず私に連絡が入る事になっている。
以前にも記したと思うが、別に店内で写真を撮ったり、メモをしたりするのをシャットアウトしている訳ではない。

 コソコソやるな、と言う事だ。

名刺を差し出して、一言ことわってくれれば、良い事なのだ。

部下から聞いていて、もしやと思ってはいたが、店内に入って、メモをしている若造を見て、“やっぱりな”と思った。

次年度から研修に入る、あの子が、店内のレイアウト等をメモしているのである。
その子の希望で、品出し(グロサリー)を研修してもらうことになっていたのだが、事前に店内のレイアウト場所を覚えてきて、我々の仕事の支障にならぬようにとの気遣いからの行動なのだろう。

それは、本人の意志なのか、先生や周囲の方のアドバイスなのかは分からない。
しかし、事実、その子がここでメモをして事前研修をしているのは紛れもない事実である。

 “凄い!”

初顔合わせでの元気な「挨拶」といい、今回の「事前研修」といい、そこらのボンクラ高校生よりは間違いなく出来る子だと思う。出来は別にしても、共に仕事をしたい相手だ。

 そんなやる気のある子を磨いていく事も、地域貢献。

おこがましいようだが、せっかくやる気を示している人間には、大いなるチャンスを与えてやりたいと思っている。

 努力しだいで、チャンスは巡ってくること。

そんな「場」を設けてやって、自信をつけさせること。
それが、このような「場」での地域貢献であり、社会貢献であると思っている。

 年末を前にして、楽しみが増えた瞬間だった。

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2011年12月27日 (火)

容赦の無い時間

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


一年で一番楽しい時間(?)のクリスマスが終わった。

 今年のクリスマスの最大のポイントは3連休の中日。

通常の年であれば、3連休の中日にクリスマス・イブ、そしてクリスマスが所在すると場面では、食品スーパーの出番は無い。

 “そこまで、言い切れるのか!”

言いきれます。
それだけ、痛い想いをしてきたから。

 しかし、今年の「家中需要」は半端ではない。

更に、日曜強化策によって、週末やイベント時の効果もあり、今年のクリスマス3連休は従来にないチャンスと捉えていた。

 “今年の24日は大いに盛り上がるぞ!”

そして、各部との打合せ。
各部には、24日~25日の盛り上がりと数値計画を伝え、“ここまでやるか!”の売場展開を確認した。

前日の売場チェックで、久しぶりに興奮した。

 “昨年よりも、ヤリ過ぎだな”

昨年のクリスマス。
異動により新天地でのクリスマス。

初年度はヤリ過ぎるほどやってみて、そのイベントの対応を観る。
そして、その売場へのお客様の反応の無さに、心が折れた。

 “今までの店舖とは、全然違うぞ”

従来のお店では、大いに手応えのあった展開が、全て空振りに終わる。
そんな経緯から、今年のクリスマスは地味にやろうと思っていた。

 しかし、

今年の大きな与件の変化(家中需要の拡大)から、もう一度トライしてみようと思った。
そして、前日の売場チェック。

 “ヤリ過ぎだが、ハマれば盛り上がるぞぉ~”

そして、24日。
午前中のお客様の動向に、またまた心が折れそうになる。

 “また、昨年の二の舞か?”

前週と同様の売上しか達していない。
前日の23日も空振りだった記憶も新たであり、今日も空振りだったらどうしようとの想い。

 しかし、神はいた。

午後3時からの集中に、思わず「涙」がでるほどだった。
翌日も予定通りの結果となり、久しぶりに、精神的に楽しめたクリスマスが終わった。

 そして、25日の夜。

私は、12月の25日は、一年で2番目に長い日であると思っている。

 それは、日本人が「修業」に入る切り替え日だから。

楽しさを捨て去り、修業へ向かう妥協を許さない世界への旅立ちの時。

これからは、お互いに修業の身となる、日本の母と我々小売業者とのみそぎの業。
クリスマスの浮かれた気持ちを立ち切り、修業の場へと飾り付けを施し、おせち売場に「年神様」の媒体を設置していく。

 店内が、紅白の色に染められていく。

紅白の色に、日本人の心が静められていく。

 さて、いよいよラストウィーク。

この場でどんなドラマが生まれるのか、楽しみたいものだ。

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2011年12月26日 (月)

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある店長仲間と会話した。

 「あの場所に、おたくの企業が出店するらしいですね」

  「相変わらず耳が早いね。でも我々店長レベル
  には、その話はまだ降りてこないんだよ」

 「またまたぁ~、我々の間では大きな噂ですよ」

  「こういう問題は、現場は意外に遅いんだよなぁ~」

それは、言える事だ。

意外に、地域の人から聞かされて初めて分かる場合が多い。

 「先日なんか、ひどいんだぜてっちゃん」

聴いてみると、

 「あの辺の商店街の会長さんから、新店を造って、
 他の2店舗を閉鎖するんだって!って言われたよ」

既存店の2店舖を閉鎖して、新店を造るという「噂」。
いったいどこから出てきたのか分からないが、そんな噂が立っているとも言う。

開発の段階でどんな話が出たのか分からないが、噂とは「真しやかに」流されるものだ。

 だから、噂に惑わされてはいけないのである。

しかし、火の無いところに煙は立たないもの。
初めの噂は、その程度で見ていた方が正しいようだ。

 だが、その噂を誰かに振って様子を見る事は大切だ。

そのスピード感が、重要である。
そこから、いろいろと精度の高い情報が集まるのも事実。
 

なにも情報が早いからと言って、実力があるかどうかは別物だが、どうせなら情報通にはなりたいものだ。

 情報とは、貯めておくものではない。

貯めても、何の価値も生まない。
情報とは、自分を通過させて、他者に回すから、そこから価値あるものとして創造されていくものだと思っている。

 だから私は、得た情報は、貯めずに回す事にしている。

その結果が、いずれ巡り巡って、周ってくるものだ。

 情報に疎いと言われるよりは、早いと思われていたい。

それは、人としての「価値」の一つであり、能力の一つ。

 但し問題は、それをどう活かすか?。

その活かし方で、人としての本当の価値が問われるのだろう。

 「噂」一つと、侮ってはいけない。



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2011年12月25日 (日)

競合対策チラシ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ある、店長仲間との会話から。

 「いやぁ~、競合出店が一年周り、業績回復ですよ」

  「それは良かったね。でも、対策チラシの影響は?」

 「出店時に一回だけで、後は無かったんですよ」
 

  「そうか、それじゃ、数値的な回復は早いね」

 「そうなんです。だから今は余裕ですよ」

そんな会話を交わした。

 
 競合対策チラシ。

通常は、競合出店から継続して対策チラシを蒔く企業が多い。
しかし、彼の店舖は、たった一回きりの対策チラシを蒔いたのみで、その後は自力で対策を講じてきたらしい。

 その結果が、数値回復に大いに結びついているらしい。

競合対策チラシを打たない事が、業績回復を早める要因?。

 それも一理あるだろう。

しかし、簡単に言うが、それまでの一年間は厳しい期間を過ごす事も覚悟しなければならない。
事実、彼は、こうも言っていた。

 「しかし、この一年間は、身の縮む思いでした。」

競合出店を受けて、一度きりの対策チラシで、その後は思い切り逆風の吹く中での店長業務。

 それはそれは、長い一年間だったろう。

しかし、一周年を経過し、その数値反動が待っていた。

 「いやぁ~てっちゃん、競合出店対策チラシなんて、
 やるもんじゃないですね。やらなくて良かったですよ」

なるほど。そういうものか。

 しかし、どうなのだろう。

格上の店舖がその手法を取るのであれば、わかるが、格下の店舖の場合はそうも言っていられないだろう。

 格下が、徹底して抵抗しなくてどうするのだ。

自社や自店は、どんな立場なのか?。
地域のお客様からは、どんな目線で見られているのか?。

まだまだ、認知度が低いのであれば、必死になって自らの立場を主張していかない限り、お客様の合意は得られないと考える。

そして、そんな主張が、結果的に自らの店舖や企業を強化し磨いていく事になるのである。

それは、ある意味、今大手と言われている企業の歩んできた道でもある。

 アクセルと踏むと言う行為。

それは、大手を相手に自らを主張して、企業同士の戦いから、個店対個店のゲリラ戦に持ち込み、地域のお客様の評価を得る事である。

 そんな人材育成が、まずもって重要なのだ。




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2011年12月24日 (土)

競合出店の意味

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


来年もまた、慌ただしい一年になりそうだ。

競合店が、更に数店出店の予定が見えてきた。

 “この狭い地域に更に出店して採算が合うのか?”

その問いにはお構いなしに、競合は出店し続けるのである。
そして、それに合わせて、各社は対策を講じる。

 改装、商品マッサージ、対策チラシ、業態変更等。

目先の変革は目指すが、意外に基本を見直す企業は少ない。

 競合が出店する、とは?。

更に、自社の商圏が狭まり、客数が減少し、結果的に売上が減少する現象(オヤジギャグではありません、念のため)。

特に、競合が出店するエリアを中心に、2K商圏のお客様は、自店に対する来店頻度は大きく影響を受けるだろう。
更に、その中間に競合店が存在する場合は、その競合店の影響度合いは加速度を増す。
逆に言えば、その影響を受ける競合店も大いに対策を打つだろうから、その余波が重なって当店に影響することも大いに予測出来る。

 それでも当店を利用してくださるお客様も存在する。

距離的に、販促的に、そして品揃えや安心感から。
カテゴリー的に、買い回りをするお客様も増加するだろう。
チラシに左右されて、買い回りするお客様も同様だろう。

 当面は、そんな綱引きが繰り返される。

しかし、最後は、その綱引きから身を引いていく。

 その結果が、「落ち着いた」と言う状態か。
 オープンから2週間で訪れる「落ち着き」状態。

お客様は、心理面でどんな「落ち着き」に至るのか?。

 “一度で買物を済ませられる場所は何処か”

その場を見つけたという「落ち着き」である。

 “どんな場面でも期待に応えれくれる「買物の場」”

そんな評価を下した店舖へ、帰属するのである。

 店長は常に、自店のワンストップショッピング性を見る。

だから、強み弱みの把握をし、ワンストップショッピングを妨げる弱みを潰し、自社の強みを増殖させ、それを突破口にして、競合に対してワンストップショッピングの利便性を強調していく事が、最大のポイントとなる。

 お客様のワンストップショッピング性の確立の高まり
 が、帰属性を高める最大のキーワードとなるのだ。

また来年一年間、その事に磨きをかけて、自社のワンストップショッピング性を高めていき、結果的に企業としての集客レベルを高めていくのである。

 そんな機会を与えてくれる競合出店に、乾杯である。





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2011年12月23日 (金)

カテ割という武器

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「カテゴリー割引」。

 缶詰全品3割引き、お茶全品3割引き、牛肉全品半額。

全て、カテゴリー割引という、販売促進である。

 その意図は、買いだめ需要の促進。

“安い時に、一気にまとめて買いだめしておく”

そんな主婦の方の買いだめ志向を刺激し、どこよりも早く当店で買いだめしていただく。

 それは両刃の剣であり、その後の買い回りは減少する。

それを、店舗全体でどう粗利カバーするかが、別の課題として立ちはだかる。

最近、ある競合店の「カテ割」の頻度が落ちて、買いだめ促進の販促が低下してきた。

 その反動が、最近大きく出ている。

我々の商売の基本は、普段の食事を満たす買い回りではあるが、一方では、買いだめ需要も大いにチャンスの目は拡大しているようだ。

 “定期的なカテ割チラシで、定期的に買いだめする”

しかし、そんな武器を捨てる企業も出てきている。

 なぜか?。

粗利確保?。

 震災以来、商品確保が滞り、カテ割を断念
 せざるを得ない状況に陥り、あえなく中止。

結果的に、その事が店舗粗利の確保に大いに貢献したという事実。

 “カテ割とは、本当に企業に貢献するのか?”

その議論の結果、カテ割の頻度低下に繋がり、結果的に他店への流出を招く。

 しかし、何が正解なのか?。

結果、あらゆる武器、あらゆる手法を駆使しながら、営業し続けられ、拡大し続け、永続していくことが最終目的。

 それは、個店でもあり、企業としてでもある。

「カテ割」と言う武器、いつまで、どこまで有効であるのか?。
更には、有効に活かせ、自社の集客と永続に活かせられるのか?。

いずれにせよ、「ハイ&ロー」という商売を選択している企業にとって、「カテ割」という販促手法を、どう有効に活かしていくかが、鍵となるのであろう。



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2011年12月22日 (木)

アルバイトを活かす

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スーパーには、いろいろんな人材が働いている。

 主婦、学生、高校生、社員等。

特に、学生、高校生は、学びながらその傍らでアルバイトを選択し、働いているのだ。

 そして、意外に、彼ら彼女らの本来の能力を知らない。

実は「アナウンス学校」に通っていたり、実は「美術科」に在籍していたり、更には「モデル」をしていたり、さまざまな経歴を有しながら、私のお店でアルバイトをしている。

 “彼ら彼女らの、別の能力を発揮させられないか”

ひとりの、美術科の子に、ある依頼をした。

 「こんな、媒体を清書できないか?。」

  「簡単ですよ。じゃぁ~明日までに。」

私の汚い字で書かれた「説明pop」が、白菜の絵などが描かれてお客様の目を引く媒体に生まれ変わっていた。

それを、野菜売場と精肉のしゃぶしゃぶ売場に設置して、白菜を売り込んでいる。
文字の書き方などは不慣れな為、お客様の目を引き様な字体ではないが、白菜の絵やその周辺の飾り付け等の描き方は、やはり美術科の生徒だけあって、結構、味のある絵柄となっている。

 このような、手書きの媒体が、お客様の目を引くのだ。

最近では、パソコンに、手書き風の字体もインストールされてはいるが、リアルな手書きの媒体には、絶対に敵わない。

 安さを表す媒体なら、プリンタで印刷すればよいが、
 価値を表す媒体には、手書きの暖かさが欲しい。

そんな商品の持ち本来の価値を、手書きpopは、お客様の目を引く吸引力で伝えてくれる。

 そして、そんな能力を持つ従業員が、潜んでいるのだ。

そう考えると、更に幅の広い分野で、能力を発揮できる人材が、潜んでいるのだろう。
それを発掘し、店内でその能力を活かしていくことは、自店の商売に活かされるだけでなく、本人の生きる上でのモチベーションにも、大きな影響を与えるだろう。

 それも、地域貢献。

アルバイトとは、地域の未来を担う若者である。
そして、当店でのアルバイト経験から、人生を学び、いずれは我々を支えてくれる存在に成長していく。

そんな若者達を、当店で磨き、更に別の能力を発揮させる「場」も創造する。

 それは、結果的に、地域貢献。

そんな大きな視点でアルバイトを見ていきたいものだ。


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2011年12月21日 (水)

雑用を済ます

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年も、あと10日。

 “さぁ~、いよいよ、クリスマス・年末ダァ~!”

と言いたいところなのだが、どうもいろいろな雑用が残っていた。

 “まずは、そんな雑用を全てやっつけてしまおう!”

なにも、こんな押し詰まった矢先に、なぜ雑用が降り注いでくるのか?。

 年越す前に。

全ての人が、そんな意識になれば、それを一手に引き受ける現場の店長に集中するのを知るのは、現場の店長のみ。

 “とにかく、21日までには、やっつけよう”

そうして、ようやく、目途がついた。

 “これで、最後の商戦に、一筋に迎える”

普段であれば、苦手な雑用に取り掛かるのにはタイムラグが発生し、ズルズル最後まで引き延ばしてしまうのだが、今回ばかりは後が無い。

“これを終えなければ、一番大好きで、一番大事な場面を迎える事は出来ない”

そんな想いで取り組み、ようやく先日終える事ができた。

 “一番大好きな事を迎えらるのであれば”

そう、やはり俺は、商売人。

 “年末が近づけば近づくほど、燃えてくるなぁ~”

主婦の年末が、「修業」の場であれば、
小売の年末は、「評価」の場である。

それぞれに、年末とは、「場」なのである。

 クリスマスには、そんな「場」は無い。
 だから、我々も、楽しめるのである。

 しかし、年末とはそんな「楽しみ」の場から
 一転して、お互いに、「修業」の場と化す。

だから、日本人の体に何かが宿り、この一年の「生」を感謝して、また次の「生」を願って修業の場へ向かうのだろう。

 年末とは、日本人が日本人の魂を取り戻す「場」。

この一年の変化から、そう考えるようになった。

 日本人の「魂」を取り戻す為に。

お客様の為にも、自らの為にも。

 その為に、敢えて修業の場へ向かう日本人。

そう思えばこその、年末である。

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2011年12月20日 (火)

氷見の天ぶり

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、休日の日(先週の水曜日かな)に夕方のニュースを見ていたら、天然ぶりの話題が報じられた。

 「今年も、天然ぶりが大豊漁」

日本海の、特に富山、新潟での水揚げが、何十年ぶりの大豊漁らしい。

 “昨年も、大豊漁だったよなぁ”

確か、昨年も大豊漁で、しこたま天ぶりを売り込んだような気がする。
そして、今年は更に大豊漁のような報道をしていた。

 更に。

氷見の天然ぶりも、例年の半値での取引らしい。

 “あれっ、昨年も氷見の天ぶりは豊漁だったよなぁ”

確か、昨年も「氷見の天ぶり」を仕入れて売ったような気がする。
翌日、早速バイヤーに電話した。

 「氷見の天ぶりが、例年の半値なんだって?」

  「半値って言ったって、k2000円は下らないですよ」

 「1尾10kだとして、原価で2万か、良い値段だな」

  「どうしますか?。10本ぐらい送りますか(笑)」

 「良かったな、築地で仕事が出来るぞ!」

  「分かりましたよ、1本送りますよ。」

 氷見の天ぶりで、儲けようとは思わない。

そんな意識では、販売技術は磨かれないのは分かる。
しかし、まだまだそんな技術も無いし、氷見の天ぶりを普段から扱い、お客様が付いている訳でも無い。

 “とにかく、氷見の天ぶりの刺身を品揃えする”
 “青箱を見せて、氷見産を見せつける”

その事に、意味があるのだ。

 その美味しさは味わうには、刺身に尽きる。

だから、刺身のみの提案。
テレビ報道されただけあり、週末のお客様の反応は良かった。

特に、奥さんと連れだって買物に来た男性のお客様は、立ち止まって「青箱」に見入ってくれていた。

 「へぇ~、氷見の天然jか、食べて見たいね」

そんな声が聞こえてきた。

 “良し!。今回のパフォーマンスは成功だ!”

氷見の天ぶりで、お客様から、そんな声が聞こえてきたなら、大成功だ。

 “氷見の天ぶりを置いているお店”

今この瞬間に、この言葉は何よりの評価である。
それほど、この瞬間の「「氷見の天ぶり」のお刺身とは、そんな位置づけではなかろうか。

 大切なのは、その瞬間の、その事実。

氷見の天ぶりのお刺身が品揃えしている「お店」。

 今この瞬間に、その事実は最大の称賛なのだ。

そのひとつひとつが、年末商戦への階段なのだと思う。




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2011年12月19日 (月)

いざ、年末へ

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年も、残すところあと二週間。

 今週末には、「クリスマス」。
 来週末には、いよいよ「年末」。

あとは、計画通りに、やるだけだ。

 気力も充実し、12月半ばから盛り上げてきた。

11月の、自らの事前計画の段階では、それほどピンとこない年末への想いだが、部下と現実の売場計画と商品計画の段階に入ると、いよいよ気力も乗ってくる。

 自らの体に商品と売場が伴うと、現実味が増してくる。

部下と、そんな年末計画を打ち合せながら、自らの体が緊張し全身に力がみなぎってくるのが分かるのだ。

 “いよいよ、年末へ突入だ”
 “今年の通信簿は、如何に?”

お客様の一年間の、自店に対する通信簿。

 もうすでに、決定しているのだろう。
 後は、現実の売場を目にして、数値評価される。

その為に、我々はどんなスタイルで、どんな意識で表彰式に臨むか?。
もう、その段階である。

 だから、クリスマスや年末の売場とは、
 私にとって表彰式のセレモニーである。

お互いに、最高の状態で通信簿を渡し、渡される。

 そのセレモニーが、二週間後には現実のものとなる。

今後は、計画通りに、事が進むのか?。と言う事。

 商品は、計画通りに納品されるのか?。
 人は、計画通りに出社してくれるのか?。
 

それさえ予定通りに進行すれば、通信簿通りに来店されたお客様達が、通信簿通りに買い回りをしてくれて、通信後通りに売上という数値に反映されるのである。

 そして、渡された通信簿を、、厳格に受け止める事。

それが、店長としての私の最大の仕事だと思っている。

 数値に対して、とやかく思う事は無い。
 結果は、一年間の、私への評価なのだから。

そして、その評価をわざわざご来店されて、私に手渡してくれたお客様に感謝をして、一年を終える。

この半年で、日曜強化を含めて、イベント強化を図ってきた事に対して、お客様はどう評価してくれるのか。

震災以来の家中志向というフォローの風に帆を張って、スピードをつけてきた店舗運営に対して、お客様はどう評価してくれるのか。

こればかりは、お客様の通信簿から、自らの「仮説」と実行力を「検証」しなければならない。

そして、それを部下と共有し、今年を労い、元旦に一年の休日を取る。

 いよいよ、その時が近づいてきた。

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2011年12月18日 (日)

AKB48という存在

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


破竹の勢いの「AKB48」。

 “てっちゃんとAKB48、なんの関係?”

実は、最近AKBハマっているのだ。

 “何考えてんの、てっちゃん!”

別に、AKBの誰が好きとかでは無い(個人的には、大島優子のプロフェッショナルな踊りは好き)。

 チームとしての、高いパフォーマンスが良い。

ひとりひとりは別にしても(とは言っても、高いパフォーマンスレベルは持っていると言える)、チームとしての統一感と表現力は、かなり高いのではないか。

 皆さんは、日体大の集団行動をご存じだろうか?。

そう、あの行進しながら2チームが斜めに重なってもぶつからず、更に後行進してもぶつからない凄いパフォーマンスである。

今年は、史上初の女子の集団行動が登場し、話題をさらったらしい(テレビ放映されていた)。同じ番組で過去数回、女子の集団行動を放映しており、今回が本番だった。

 AKBには、あの集団行動に似た感動があるのである。

以前は、そんな目で見た事も無かったが、最近良く目にするAKBの特集番組を見ていると、まるで体育会系の厳しさが紹介されている。

一日目でのチームのパフォーマンスが良くなければ、プロデューサーの秋元康さんからこっぴどく叱られ、チームリーダー中心に納得いくまで練習をこなし本番を迎える様は、まるで汗臭い体育会系のノリそのものだ。

更には、チームを細分化させ、3チームでリーダー中心にまとまりを強化し、更に数人のユニットで特徴を細分化させ、個人のパフォーマンスを磨いていく。

中心メンバーは、総選挙と称する他者からの公平な目で評価され、常に自らを鍛えていかなければ主力選手として活躍出来ないというシステムは、まさにプロフェッショナルな体育会系のシステムそのものだ。

そんな番組を見た後に、彼女らの歌や踊りを見て見ると、あの日体大の集団行動を思い出させるパフォーマンスである事が分かる。

以前は、年齢的にも「幼さ」と「可愛らしさ」しか印象に残らなかったが、最近では、その完成されたパフォーマンスから、「チーム完成度」や「パフォーマンス」更には「プロフェッショナルなチームフォーメーション」という言葉が当てはまるほど、見ていて気持ちが良いのである。

最近では、ようやく個人名も覚えてきて、誰がどこでどんな映りでパフォーマンスを披露するのかも見えてきた。

やはり、前列を飾るメンバーの歌と踊りとスピード感は、格別だと思う。
それは、個人的な容姿の人気だけでなく、全ての面での個人的な表現力とチームとしてのまとまりが、ハイレベルで完結されている結果、あの人気なのだと思う。

以前にも、女性の大人数のユニットが活躍し衰退し没落していったが、このAKBに関しては、当面の間は華やかさが続くのではないか。

存続の厳しい芸能界でも、長く活躍出来るのは、やはり飛びきりの一芸を有していなければならない。

 歌、踊り、バラエティー。

他を圧倒するパフォーマンスが無ければ、永続は出来ない。

 それは、絶え間ない努力の賜物。

常に上を目指し、妥協せず努力をし続けること。
それは、人数が多くなればなるほど統率が難しくなるが、目的意識の高いチームであれば、その上昇気質から底辺が底上げされていく特性も持ち合せる。

個々人が強いリーダーシップで続けていけば、その成長過程がファンの成長と合わせて高い人気を誇れるのでないか。

 坂本冬美とAKB48。

この両者に、同じ想いを持つ。
有り得ないと思えるかもしれないが、私にとっては、どちらも高いパフォーマンスで見るものを楽しませてくれる存在なのである。

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2011年12月17日 (土)

自社を知る

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


自社には、いくつの強い単品があるのだろうか?。

 それを、現場は知っているのだろうか?。

それを知らずに、普段の仕事をしているとすれば、それは単に売場に品物を出しているだけのワーカーだと言う事だろう。

 自分の売っている商品を、知る。

 案外、これが難しい。

教育というと、年次別に「オペレーション」や、職位別に「月別販売情報」等の教育システムは確立されているのは一般的だが、「自社の強み」を客観的に把握し、全社員が周知しているかと言えば、答えは「NO」だろう。

しかし、我々生鮮中心の食品スーパーにおいて一番弱い部分が、現場の商品知識である。
本部バイヤーですら、本当に強みを発揮しているかと言えば、個人的な差は相当あるだろう。
いわんや、現場の担当者になれば尚更だ。

 自社、他社の強み、弱みを知り、戦略を立案する。

カッコいい事を言うつもりは無いが、戦略のベースはここに集約される。
そして、相手を過小評価し、自らを課題評価してしまうという錯覚に陥るのも常の事。

 “てっちゃん、戦略は本部の領域でしょう”

そんな事を言っているから、局地戦で負けてしまうのだ。
個店と個店の局地戦になったら、企業規模など関係無い。

 地域のお客様の支持を得るかどうか。

この一点に尽きる。

それには、自社の強み弱み、競合の強み弱み、地域特性や嗜好の探求が欠かせない。
そして、現場責任者の下で認識を共有し、店舗全体で戦うこと。

 個店毎に経営責務を負った、責任者の存在。

それが店長の存在であり、その手腕しだいで、小が大を追いこむ事も可能となる。

店舗の経営責任と言ってもチェーンストアの限界はあるわけだから、そこに「マネジメント」と「マーケティング」に特化した店長の経営責任が問われる事となる。

 マネジメントとマーケティング。

一言で言うと、店長の能力を発揮する領域は、この2領域に尽きるのではないか。
そしてそれは、店長だけの問題ではなく、いずれ店長を目指す事になる店舗の担当者全てに関わる領域となる事は明白だ。

そう言う意味では、特に店舗の部門責任者としてのチーフや主任といった職位のマネジメント力と合わせて、マーケティング力も大いに鍛えておく必要はある。

 自社の強みを「単品」と「領域」で知る。

そして、それを武器に、戦略立案を企てる。

 個店の部門責任者がこのテーマに積極的に取り組む。

企業が今後力を入れいていくべき、課題ではなかろうか?。


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2011年12月16日 (金)

今年を振り返る

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


もう、12月も後半戦。

 “もう、こんな時期なの?”

つい先日、初売りをしたかと思えば、いつの間にか年末である。

 今年ほど、商売を取り巻く環境が変化した年は無い。

約30年ほどの経験を以ってしても、そうそう無い環境変化の年である。

 震災と原発問題が引き金を引いた事は間違いない。

しかし、それはあくまでも引き金であって、全ての根源でなない。
根源は、それ以前に根を張り、何かの引き金を待っていたのだろう。

 そこに、大きな引き金が引かれた。

そして、家中需要が加速度的に進行していった。
しかし、なかなか我々食品スーパーには、フォローの風は吹いてはこない。

 それは、震災と同時に発生した原発問題に発する。

いろいろな与件が複雑に絡み合い、先が見えない状況が続く。
計画停電等にも振り回され、放射能の恐怖からの食への不安。

 牛肉、野菜、果実、米等と放射能汚染が先行し、
 その時折で、お客様の買物行動が大きく変化する。

問題は、一筋縄では解決しない。

 
 “何を柱に、商品選定をすれば良いのか?”
 “生産者の苦労に、どう折り合いをつけるのか”
 “節電に対して、どんな対応をすべきなのか”

店舗としての価値観が大いに問われたりもした。
そんな状況の中で、本部との距離感は縮まった。
現場と本部が本当に一体とならなければ、乗り越えられない課題だらけだからだ。

しかし、この状況の中で、なぜか私の心は弾んでいた。

 “こんな状況は、もう二度と来ない”

それは、震災や原発問題を楽しんだのではない。

 “全てをリセットして、新たなスタートが切れる”

店舗運営次第では、一気にお客様を取り込めるかもしれないという期待感だ。

 いつ、大きな余震が来るかも知れない恐怖感。
 何が安心して食べられるかと言う不安感。
 いつ入るか分からない未入荷商品への期待感。

そして、それは長い長いトンネルのような状況だった。

 “ようやく、長いトンネルの先が見えてきたかな”

上記の課題に対してやり続けてきた結果、ようやく長いトンネルから抜けつつあるような感覚のようなものが匂って来たのは、最近になっての事だ。

 “自分を信じた行動の結果がようやく報われるか”

今年のような状況の中で、即効性のある「手」は無い。

 全ては、地道な基本の積み重ね。

そして、このような状況下で自ら立てた「仮説」を信じて行動する事の大切さ。
更には、行動し続け、結果が出るまで決して諦めない忍耐力の大切さ。

 実に、いろいろな外部与件に晒された今年。

しかし、状況下で得たものは、今までで一番大きかったのではないか。




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2011年12月15日 (木)

クリスマスを占う

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年の「クリスマス」。

 23日(金)から25日(日)までの3連休。

従来のクリスマスとは、比較的平日が多く、そのイベント実施率は核家族を中心として、小学校レベルの子供さんのいる家庭を中心にしたイベントであった。

 しかし、今年は、3連休の中日。

これが、今年でなければ、我々中小スーパーの出番は益々無くなっていただろう。

 しかし、今年は、別だ。

以前も記したが、大いなる「家中需要」。

 我々中小スーパーにも、大いなるチャンスがある。

いや、逆に今年こそ、千載一遇のチャンスであろう。

あらゆるメディアでも、クリスマスケーキが好調であるとか、大型のサイズが品切れであるとか、大家族でのクリスマスパーティーの暮らしにが見えてくる。

従来の核家族でのクリスマスから、大家族、家族同士、祖父祖母とのクリスマス等、大人数での家中需要が大いに予想される。

それも、大手ではなく、近場の食品スーパーでの需要の拡大が一番確立が高まるだろうと「仮説」する。

 思えば、昨年のクリスマスは、散々だった。

そして、今年は日曜日を強化し続けてきた。
52週MDも定着し、イベント時の対応も精度が高まってきた。

 “何としても、実らせたい!”

クリスマスを占う、というよりは、クリスマスを確信している。
そんな意識が高まってきた。

 意識の高まり。

人間の原動力は、まさにこれなんだろう。

 今年を予測し、そこに意志をいれて、行動する。

あとは、結果を待つのみ。

 今は、その行動の時である。

そして、私は、そうやって行動している時が、一番楽しい。

 クリスマスの売場計画に対しての、部下との打合せ。
 年末の売場計画に対しての、部下との打合せ。

そんな時は、新たな発想や的確な判断が出来るものだ。
だから、常に、「揺るぎない仮説」を立て、「信じる心」で行動する。

 それが、自らの強力なエンジンとなり、力強く推進する。

そんなクリスマスに向かって、進んでいきたい。



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2011年12月14日 (水)

日曜日の強化

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


震災以来、お客様の買い回りに変化が見られてきた。

 良く言われる与件の変化。

今年の言葉が発表され、「絆」が書かれた。

 震災以来、人々の「生」に対する意識の変化。

そして、その生き方の変化から、暮らし方や食に対する向き方にも変化が出てきた。

 その延長線上に「日曜日の暮らし方の変化」がある。

更には、ネットの進化もあり、外で人に逢うという交流から、家で繋がるという交流の手法への変化もあり、家中での過ごし方に急激に変化してきているのが実態だろう。

 その最たる場面が、日曜日等の休日の過ごし方。

外に出て、交通手段に頼り、乗りついで相手と繋がるという従来の「絆」の図り方から、ネット上の自分の居場所から、居ながらにして「絆」を深める関わり方への変化。

 結果として、家中需要の拡大。

競合店との関係から、半年前から日曜日の強化を図ってきた。
それは、週末の弱体化から発した選択であった。
震災後から、従来の販促面での強化策が通用せず、従来の強い曜日が強くならず、逆に弱い曜日でも底上げされ、曜日別の強弱が無くなってきた状況に陥っていたのだ。

だから、販促課とも相談し、敢えて日曜日を徹底して強化していく事を選択した。

 それは上記構図の「家中需要」とも上手く連動した。

日曜日を強化する事によって、休日でも外出せず家で過ごす人の増加と連動し、日曜日でも大型ショッピングセンターまで外出せず、最寄りの食品スーパーで買物を済ます需要とも相まって、日曜日の集客力が急速に高まり、月間トータルでも好結果に繋がってきている。

我々のような食品スーパーは、普段の強化が常識であり、イベントよりもまずは普段の強化が基本。

しかし、ここにきて「普段の強化」と共に、「週末の強化」そして「イベント強化」が即結果に結び付く世情の変化になってきている事に気づかなければならない。

 最寄りの食品スーパーと共に、イベントを過ごす。

今年のクリスマス、年末に対しての大きな与件の変化が、ここだ。
その部分に関しては、後日詳しくお話したいと考えている。

 イベント強化。

それは、我々の立場からすれば、平日や普段という基本の部分が確立されて初めて語られる事ではあるが、それでも早急に対応していかなければ、大きな船に乗り遅れる事になるだろう。

 そこでも、52週MDという概念が活きてくる。

52週で検証しながら、食品スーパーで対応していく52週でのイベントとは何か?。

 それも、毎年変化していくだろうイベント対応。

いざという時のイベントに対して、信頼出来るお店造りの第一歩が、日曜日の強化になっていくのだろうと思う。

世間の休日である日曜日に、多くのお客様が来店されると言う事は、多くの家族の方に来店され使われる機会が増える事であり、それはまさに大いなるチャンスであり、そこでの需要が拡大していくと言う事は、その延長線上に、イベント強化の道が待っていると言う事でもある。

 クリスマスであり、年末商戦。

この半年の日曜対策が、どのような結果でお客様に評価されるのか、間もなく、その審判が下されるのである。


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2011年12月13日 (火)

久しぶりに「クルマ」のこと

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以外に、以前のブログでお話しした、新規購入の中古車の事が読者の方に話題らしい。

久しぶりにお会いした旧知の方からも、「ところで、何(クルマ)買ったの?。」

 「○○○ーだよ。」

  「俺も、ヨーロッパ車に替えようかな?。」

そんな会話を交わした。

 購入して、早半年。

運転にも慣れ、操作性にも慣れ、足回りやハンドリング、エンジン特性にも慣れてきた。
購入当初から、ハンドリングに関しては、やっぱりヨーロッパ車だなぁ~という印象があったが、慣れるに従い、ますますその本領が見えてきた。

実に、切れのいいハンドリングとバランスだ。

 “ちぇっ、また自慢話かい。”

そう取られても仕方ないのだが、アクセルとハンドリングのバランスは、日本車とはひと味もふた味も違うのである。

タイヤのサイズは意外に細いのだが、コーナリングでの踏ん張りというより、バランスで回っていく感覚がたまらない。

 結果として、コーナリングはかなり早い。

軽い車体も手伝い、その後の加速も侮れない。
時速150Kを超える高速では勝負は目に見えているが、街中での運転に支障をきたすことは何もない。

唯一あるとすれば、いまだに、走行中にライトが点灯してしまうトラブルが日々発生することぐらいだ。

 これが日本車なら、どんなに違和感があることか。

しかし、これもヨーロッパ車と思えば、可愛いものだ。

また、オークションで購入した「革巻きハンドル」もしっかり手に馴染み、運転性を向上させ、アルミホィールも加速性能を向上させてくれている。

 とくに、アルミホィールへの変更は、効果大だ。

一速からの加速がスムーズになった。

まぁ、そんな感じで、操縦性に慣れを感じてきているこの頃ではある。

 しかし、当初目的に対しては、どう変化したのか?。

「自分の生き方に対する変化」は、どうなんだろうか?。
そうなのである。この車を購入した本来の目的。

 異国の文化に触れ、自らを変えること。

ヨーロッパ車の自慢話は、もういいのだ。
本来は、そのことによって、自分の感受性や考え方が刺激され、新しい発足を芽生えさせ、新たな目的意識を持って行動を変えることが根底にあったハズだ。

 異国の文化。

この車を手にして、日々操作していく中で見えてきた欧州の文化とは?。

 快適性よりも、操縦性と安全性を最優先するという文化である、と言う事だ。

車内に居ることでの、人間の快適性を追求しているのが日本車とすれば、車を操縦する人間の立場から、機械を操る操作性を追求しているの欧州車であると言える。

あくまでも、人間と機械との調和が主体であり、日本車のように人間だけが快適である世界とは一線を画するように思える。

 車も道具であり、早く遠方に行くために車が進化する。

そのために、どう加速し、どう減速し、どう曲がり、どう止まるか。
その基本性能を追求しているのが、欧州車。

 この体感は、大きい。

本来の目的は、何か?。

この発想に戻るという思考回路が、自分の頭の中に組み込まれていくような気がする。

 食べるために、この食材が販売される。

それも目的の一つだか、その後に、どういう生活シーンに、その食材が登場するのか?。

 ここから思考していかないと、チャンスを逃がしてしまう。

単品だけの陳列や販売に終始し、その単品が購入されることによって大きなチャンスの広がりを手に入れるかどうかの瀬戸際。
それを、自分で行動するために、道具を用いて手段を選択して、目的に近づく事。

 商品自体を売ることが目的ではなく、
 お客様は、その商品を道具として、
 どんな生活シーンを手に入れたいのか。

そのために、店舗が存在して、その生活を支援するために存在する。

この車を手に入れ、そんな思想に、少しは前向きに進めたかもしれない。




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2011年12月12日 (月)

企業戦略と販促戦略

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スーパーマーケットと一口に言っても、その営業スタイルは千差万別である。

規模的には、GMSもあれば、SMもあり、小型スーパーも存在する。
品揃え的にも、上質スーパー志向もあれば、スタンダードなスーパーもあり、ディスカウントタイプのスーパーもある。

販促戦略的にも、高級志向をそのままチラシに入れる企業もあれば、ハイ&ローでチラシで価格を打ち出す企業もあり、更には徹底した価格志向のチラシのみの企業もあり、最果てはチラシ無しで常に価格訴求を追求する企業も出てきている。

 どんなスタイルが、成功をもたらすのか?。

それが分かれば、苦労は無い(笑)。

 しかし、経験上言える事は、

エブリデーロープライスでチラシを排除した企業が、その戦略を継続した試しは無いと言う事だ。

今でも、チラシ配布無しを継続している中小スーパーは存続するが、それはそれなりに小回りの利いた対応と地域顧客との信頼関係の賜物であると思われる。

それに反して、ある程度の規模でチェーンストア化している企業は、いずれ、近い将来にチラシが復活し、そのコスト増からエブリデーロープライスにブレが生じ、エブリデーで無くなってくる傾向が強い。

 そして、低利益だけが残り、いずれ崩壊する。

そんな姿を何度見てきた事か。

 しかし、そのスタイルに従う企業や店舗が後を絶たない。

ディスカウントは、そのディスカウントとして生きていく為に、試行錯誤しながら築いてきたノウハウを持っている。

我々スーパーにはスーパーとして生きていくためのノウハウを積んできた。それを捨ててでも、ディスカウントタイプに方向展開すると言う事は、その手法を捨てて、ゼロからスタートすると言う事であり、それは一歩間違えば、死に急ぐ事になるということを意味している。

しかし、逆にハイ&ローの戦略を取れば、いずれチラシも過激度を増していかなければならないだろし、高質スーパーのポイント倍増セールもいずれは5倍、10倍と負荷をかけなければならない状況に追い込まれるだろう。

 その道を究めようとすれば、自らの首を絞めていく。

そんな構図が急速に迫ってくるのだ。
だから、自らの所在を限定するのは、危険なのかもしれない。

そんな時は、原点に帰り、もう一度自店のお客様を見直す時なのだろうと思う。

 “本当に、お客様はそれを望んでいるのか?”

自社の強みや戦略、世の傾向に囚われずに、一途に従うべきは、自店のお客様。

 “お客様の本当の豊かさとは、何か?”

価格という一つの要素だけに囚われず、品質という一つの要素だけにも囚われず、品揃えというこれも一つの要素にも囚われず、常に目の前のお客様に焦点を合わせ続け、自店をお客様の一歩手前に合わせていく事。

 目標とは、蜃気楼の如くに近づけば消えてなくなるもの。

だから、常に新たな目標を設定し直さなければならないのだ。

そして、価格だけでも無く、品質だけでもなく、品揃えだけでもなく、それらを武器にしながら、常にその時々と季節、旬、瞬間に合わせて一番訴求すべき項目に照準をあわせていく臨機応変な組織力が求められるのである。

今日の記事は、だいぶ焦点がぼけてしまったが(笑)、常に目の前のお客様の豊かな生活への貢献と嗜好を考慮し、一つの強みに偏らず、地域に存在する意義を見直していくことが大切ではないかという内容でした。



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2011年12月11日 (日)

ブログへのこだわり

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


世はまさに、ネットコミュニケーションの時代。

 ネット上に自分の居場所を見つけておく時代でもある。

「ブログ」しかり、「フェイスブック」しかり、「ツィッター」しかりである。

当然の事ながら、ネットに疎(うと)かった私は、ミクシーやブログの存在を知ったのは5年ほど前だったと思う。

ネット上に表記されている全てのものは、全て「ホームページ」と思い、その作成には相当額の金が必要であり、到底わたしのようなサラリーマンには縁の無い世界だと思いこんでいた。

そんな中で、商人伝道師さんのようなブログに出会い、こんな小売りの、特に食品スーパーに限定された情報が飛び交うこと自体に大いなるショックを受けたのだった。

 “自分もいずれ、こんな情報を発信したい”

そんな憧れが湧いてきたが、それでも縁遠い世界だと思いこんでいた。
しかし、それが「ブログ」というもので、一般的なホームページとは違い、ネット環境が整ったパソコンを有していれば、そう難しくなく始められる事を知ったのは、それからわずか後だった。

 そして、いよいよ自分のブログを立ち上げる事となる。

約4年前の事である。
本当に、試行錯誤の連続で今日に至っている。

その後、フェイスブックやツィッターが後を追うように広まり、いずれそれらがネット上での主役になっていく状況のようだ。

 何度か記しているが、私はブログオンリーである。

“ちぇっ、それしかできねぇ~んだろう”

 大正解である。

ブログの設定もそうだったが、こんな面倒な設定は、二度と繰り返したくないとも思った。
更に、毎日更新しているブログ以外に、更に追加でネット上の居場所を見つける意味を見出せずにもいる。

 ブログを始めたきっかけ。

それが重要だからだ。

 それは、不特定多数の方への、店長としての情報発信。

共感していただけようがいただけまいが、自らの想いを、不特定多数の方に発信してみたい。
そして、共感していただき情報交換していただける方には、コメントを返していきたい。

 それが、ブログを始めたきっかけであり、それは今も変わらない。

いろいろな方と繋がる事が目的ではない。
どうも、フェイスブックやツィッターの要素を聞くと、その内容よりも、瞬間的にまたは数量的に如何に繋がっているかという概念のような気がする。

それは私の勝手な解釈なので、反感を持つ方もいるかもしれない。
ブログはどちらかと言うと、繋がるという概念よりも、発信者の一方的な情報発信が主であり、それに対して、読者が反応するというスタイル。

 だから、その情報自体に大きな意味を持つ。

そして私は、その情報にこだわりたい。
多くの方との繋がりを目的とするのではなく、その情報自体に共感する方との繋がりに意味を見出したいと思っているのだ。

何が良いとか、悪いとかを言っているのではなく、その目的にこだわり、その目的の為にブログにこだわりたいのである。

だから、頂いたコメントにも、ある程度の文脈でお応えしたいとも思っている。
それも、ブログの延長だとも思っている。

その根底に流れるのは、

 スーパーに勤務する者の、有意義な情報交換。

それは、私が店長である限り続けていきたいと思っている。

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2011年12月10日 (土)

カッコつけなきゃ!

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

先日、ある常連さんと立ち話をしたときのこと。

「いやぁ~、店長んとこの従業員さんは、みんな活き活きしているねぇ~。」

 
 リップサービスでも、このような評価は嬉しいものだ。

「でも、スーパーってとこは地味な仕事だから、やっている方としても、なかなか意気が上がらないんじゃないの?。」

 “なかなか、鋭いとこ突くね(笑)”

「だから、尚更あれだねぇ~。店長自身が自らカッコつけなきゃ駄目だねぇ~。」

「そして、それが従業員に伝わって、従業員も活き活きと仕事が出来るんだよなぁ~。」

「内面からカッコつけるようになれば、それは必ず外見に現われて、活き活きした態度になって、売場でハツラツとした行動になるもんだよな。」

 “カッコ良く、振る舞う”

なるほど、それは一理あるかも知れない。
特に、現場の担当者などは、常に品出しやまな板に向かっての調理で一日を消化してしまい、デスクワークのような若者受けする業種では更々無い。

その為には、カッコ良い店舗でカッコ良い制服でカッコ良い売場を造り、お客様からもカッコ良いと思われる。

その結果として、自分もカッコ良いと自信を持ち、外見上のカッコ良さが湧きたってくる。

 そして、その先頭に立つのも店長なのだと思う。

店長がカッコつけなくて、誰がカッコつけるのか?。

カッコをつけるとは、服を着崩して、だらしない態度や曲がった態度をとる、と言う事ではない。

ある、接客の研修会に出席した時の事。

 接客研修の先生が言っていた事が印象に残った。
 「制服を着ると、逆に個性が出るんです。」

  ・ ・ ・ ?。

個人の個性を消す為に、制服を着るんじゃないの?。
しかし、結果として、同じ制服でも、エリを立てたり、ボタンを外したり、腕をまくったりして着ると、それぞれに個人の個性が大いに発揮されて、同じ制服だから尚更目立つのだと言う。

 カッコ良く、制服を着る、とは。

その制服に負けない、「表情」「姿勢」「態度」を身につける事。
制服の着こなしで個性を出すのではなく、それを身につける自身が、自信を持ち、爽やかな態度で行動すること。

 それが、他者にパワーを与え、
 それが、カッコ良さに通ずるのだ。

それらの、一番の要素は、「姿勢」だと思う。

 「姿形」の姿勢と、「生き様」としての姿勢。

店長として、他者に、くたびれた態度で映っていないか?。





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2011年12月 9日 (金)

人脈を語る

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

昨日は、コラボレーションという領域を記した。

 そして、そこでの店長としての役割。

しかし、高い壁と障害も待ち構える。
それは、部門の縦割りという、高い壁でもある。
更には、店舗の部門間での隔たりという壁でもある。

 そこで問われるのが、店長の渉外力。

「売場でコラボレーションを実現したい。」

 しかし、それだけでは、誰も乗ってこない。

コラボには、その後に訪れる、「夢」と「希望」と「明るい未来」が潜んでなければならない。
そして、結果として、自部門の単品の回転が早まり、部門の業績が向上する事が前提でもある。

 それらを、論理的かつ魅力的に、語れるか。

一番の課題は、そこだろう。
しかしその後も、より多くの人間と関わり、売場に実現に漕ぎつけなければならない。

 どれだけ多くの人間が、協力してくれるか。

そこに、店長が持つ「人脈」が活きてくるのだと思う。

 人脈とは。

企業内では、あまりいい意味では使われていないかもしれない。

 派閥、根回し、裏工作。

そんなイメージが付きまとい、正攻法とは逆の意味合いで捉えがちになってしまう。
しかし、他者と組まなければ、コラボは絶対に成功しない。

 人脈とは?。

それは、お互いに影響し合える相手の事。

 信頼と行動を行使し合える、相手。

タダ、知っている相手や、有名人や企業の幹部との交友関係では無く、お互いに影響し合える相手の事だと思っている。

 だから、信頼しあえる相手が、企業内にどれほど存在しているかで決まる。

それを蓄積していくことも、店長としての「投資」なのだと思っている。

結局そう言う意味では、店長とは、それ以前から他者とのコラボレーションを地道に築いてきた結果の、現在の行動であり実力なのだと思う。

 その根底に流れるのが、「利他の心」。

他者を活かした結果、自らも活かされる。

 人脈とは、そのようなものではないのか。

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2011年12月 8日 (木)

コラボレーションという領域

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

コラボレーション。

 グーグルで引くと、「協力する」という意味。

我々の業界では、部門合同展開とか関連販売とか、更には小売業と製造業との連携で試食販売等でお互いの単品を相乗効果で売り込む手法を言う。

通常は、本部主導でメーカーさん等とのコラボにより精肉売場で肉と調味料との販売を実施したりするのがメインで、他にも本部主導で鍋の量販時に、鍋つゆの関連販売を本部情報とともに全店必須で展開されたりする。

 目的は、それによっての買い回り易さ。
       そして、買い忘れ防止。

概ねは、縦割りを崩しての関連販売や合同展開とは、上記の領域止まりである。

しかし、私は思う。

 “この領域ほど、店長のオンリーワン領域”

店長の守備範囲は多岐にわたるが、特に販売面での店長の領域として、コラボレーションという発想は、店舗の横串を通せる店長でしか実現出来ない領域であると最近とみに感じている。

 そして、私の強みの一つでもあると思っている。

別に、とりわけ料理に腕前がある訳でもない。
特別に、メニュー等に詳しい訳でも無い。
更には、特別な「舌」を持ち合せている訳でも無い。

 それでも、コラボレーションという領域は、強い。

それは、その両方を満遍なく売りたいという発想ではなく、とにかく「この単品は美味しいのでたくさんのお客様に食べて頂きたい。」と思うところから発生している。

そして、その単品を売り込むにあたって、その単品の力だけでは限界があるため、その他諸々の武器と併用する。

 それが、媒体であり、試食であり、陳列である。

しかし、それでも限界が出る。
それは、そのお店の集客力という限界。

 それを打破出来るのは、コラボレーションという手法。

その単品を売り込む上で、そのメニューに必要な他の食材と連動して売り込む手法。

 “本当に、それだけで、更に売上が上がるの?”

惰性的な売場であれば、効果は無い。
しかし、上記販促とコラボを併用し、客導線をデザインすれば、必ず爆発的なお買い上げが実現出来るのである。

更に、コラボ商品が、これまた自社のオンリーワン商材で、圧倒的な美味しさを秘めていれば尚更効果は高い。

 オンリーワン×オンリーワン

そうなったときの、お客様の心境は?。

 「このメニューなら、あのお店しか有り得ない。」

そんなロイヤリティーが出来上がるのである。
メニューのオンリーワンが、3つになれば、鬼に金棒。

 それは、他社では絶対に追随出来ない領域となる。

それを戦略的にコーディネイト出来るのは、店長以上の職位の方になるのかもしれないが、それは関係無いと思っている。

 要は、誰がそれを想い、行動するかだ。

想った人間が、行動し、働きかけ、現場で検証する。

 その条件を一番持ち合せているのが、現場の店長だ。
 だから、スピード感を持って、行動できるのだ。

壁は多いし、高い。

 しかし、誰が店舗での横串をさせるのか?。

そう思えば、尚更、燃えてもくるというものだ。

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2011年12月 7日 (水)

研ぎ屋さん

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

包丁研ぎ。

 これが、商売になるとは夢にも思わなかった。

それぐらい、買ったはいいが、自分で研げないお客様が増えているのだろう。

当店でも、年に4回程度、包丁研ぎ屋さんが入店する。
包丁研ぎではなく、なんでも研いでしまう「研ぎ屋さん」だ。

 そして、研ぎ屋さんを待ち望むお客様が、たくさんいる。

「今度、包丁研ぎ屋さんは、いつ入るのですか?。」

以前入店してから約一カ月ほどで、包丁研ぎ屋さんの次回入店の確認問い合わせが多い。

 研ぎ屋さんが研ぐ包丁類の種類も、多岐に応じる。

「菜っ切り包丁」「出刃包丁」「くだものナイフ」「のこぎり」「和裁はさみ」「盆栽はさみ」「庭はさみ」等々、本当に多岐にわたる。

だから尚更、彼の入店を待ちわびるのだろう。

 そして、それが良く切れるのだ。

研ぎ屋さんも、周回を良く心得ていて、年に3回と決めている。
一度研げば、当分は持つが、切れ味が続くのが約4か月。
だから、年に3回パターンを守れば、同じお客様が必ずリピーターとして来店される。

 特に、女性の方の、和裁はさみの物持ちが良いらしい

これだけは、古くても、使い慣れたものには敵わないらしい。
だから、切れなくなる毎に、メンテナンスしてくれる業者さんがいてくれるのはありがたいらしい。

 良く切れる包丁。

これは、職人の命である。

作業スピードも、作業の出来栄えも、自分の体調も、この道具の切れ味に左右されるからだ。

それは、スーパーで働く従業員も同様である。

 世に、新しいものは溢れているが、
 使い慣れたものを大切に使う習慣。

徐々に見直されてきているようだ。
思えば、ブックオフやリサイクル業者等も、使い回しの概念から発生した業態だから、包丁研ぎ屋という便利屋さんが登場してくるのも理解できる。

そして、このような方々が登場してくる事によって、

 「良い物を、末永く愛用する」

そんな意識が増加し、そのような商品の需要が高まってくるのかもしれない。
いずれにしろ、そのような需要が高まり、当店で購入された食材を、切れる包丁でより美味しく召し上がっていただきたいものである。


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2011年12月 6日 (火)

仕組み作りの本質

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

 さて、本日の記事は、「仕組み作り」。

組織として、企業として、チェーンストアとして、「仕組み作り」は、その手法を拡大していく近道であり、万人が効率良く仕事の領域を広げていく事の出来るマニュアルであると言っても過言ではない。

 しかし、行き過ぎたマニュアル作りと遵守は、命取り

  とも言ってきた。

そして、本日の記事は、「仕組み作り」。

 マニュアル作りと仕組み作り。

なにが違うのか?。

 マニュアルは、万人向けに本部で決める決め事。
 仕組みは、マニュアルに沿って個店で決める段取り。

そう理解していただければ良いだろう。

そして、仕組み作りで大切なのは、

 「確立を高める」

という発想だ。

 一つの「手」を打ち、確立を高める。
 二つの「手」を打ち、更に確立を高める。

その「手」の打ち方が連続的であり、流れが繋がり、その一つ一つの効果が効率的である手の打ち方の事を、仕組み作りと言う。

集客する為の仕組み作りを取れば、チラシ投入もその一手であり、売価もその一手、更には店内で使用する媒体もその一手であり、タイムサービス等もその一手である。

 それらを有効に組み合わせ、集客の確立を高める事。

それが、集客の為の仕組み作りと言える。

更には、集客されたお客様に、しっかりした売場を提供していく仕組み作りもある。
販売計画書もその一手、作業割り当て表もその一手、更には、商品化マニュアルもその一手である。

 その組み合わせで、乱れない売場の確立を高める事。

だから、多くの手を打ち、多くの仕組みを作り、確立を高めていく事となる。
ひとつやふたつの手で仕組みが完了するほど単純ではない。

そして、その一連の流れが安定して日々定着すればするほど、確立は高まる。
しかし、その確立も、時がたち効果が薄れてくるものもあるから、その一手の入替えが発生してくる。

 それが、マニュアルの差し替え等である。

その一手の確立が低下する前に、その手を入れ替えたり、その一手を修正したりする事が理想ではある。

しかし、全て新しくすれば良いかと言うと、そうではない。

 確立が低下しない「一手」は変える必要が無いからだ。

そうやって、お客様が繰り返しリピートしてくれる確立を、どんどん高めていく事が、最終的な我々の仕事であり、その結果が次への新たなステージなのである。

 確立を高める事が、仕組み作りの本質。

そういう眼で、もう一度「仕組み」を見直していきたいものだ。


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2011年12月 5日 (月)

大田原・西那須野MR(23.12)

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

今秋オープンした「B社」。

西那須野から大田原へ向かう新規道路に、またもやスーパーが出店して、更に競合が激化してきたこのライン。

その後の「B社」はどんな商売を続けているのか、そして、影響を受けていると思われる競合店各社をそれぞれMRしてみた。

まずは、新規開店した「B社」。

 以外に、しっかりしたコンセプトで営業していた。

まずは、絞り込んで「楽」な店舗運営から脱却している。
特に生鮮各コーナーの品揃えが、細部に渡って考えられているのが分かる。

 みかんの味と価格の両面の追求。
 刺身のお造りの技術と生の強化。
 国産牛肉の品揃えと売り込み。

等々、従来の「価格」に絞った品揃えの考え方から、「価格」「品質」の両面を追求しようとする姿勢に完全に切り替わり、更にこの店舗は集客力を活かしてその部分を崩さずに維持しているようだ。

 徹底して「価格」に走る「I社」を相当意識している。

同規模の店舗面積で、この地域で徹底したディスカウントに方向転換した「I社」とは一線を画した品揃え戦略に切り替えたと言ってもいいだろう。

それは、大田原に位置する既存の「B社」にも言える事だ。
同様の品揃えに変更されており、かっての絞り切った政策で、品揃えの魅力の無い店舗から脱却しようとする戦略が明確になっている。

 それによって、この店舗の魅力が維持されている。

午後1時で、レジ稼働9台は立派。
極端な価格志向には走らず、価格と品質のバランスを取りながら、しっかりした品質も維持した品揃えで、価格品も量販しているというスタイルの陳列展開。

 この展開をいつまで維持するかだろう。

次に、「Y社」。

 西那須野方面の国道沿いに立地する店舗。
 いつしかこのエリアの基幹店舗となっている。

「B社」という競合を迎え、若干の距離はあるものの、影響もそれなりにはあるだろう。
しかし、売場レベルは更にアップして臨んでいるのが分かる。

 まずは、青果が良い。

鍋材の野菜の単品量販。
みかんの箱売りを徹底量販。
特に、マル賢みかんの品揃えとボリュームは流石だ。
鮮魚、精肉もレベルを維持し、生を売り込んでいる。

グロサリーも相変わらずのMDを駆使しての12月らしさの演出。
それに衣料品が加われば、このエリアの基幹店舗たりえる存在である。

更に、「O社」。

①の「B社」からは、若干の距離はあるが、競合各社の連鎖反応での影響を一番食らっているのが良く見える。

 それほど、かっての賑わいは見えない。

道路の開通により、商業集積に位置が変わってしまったこともあるが、競合店との売場比較で見ても、差は歴然だ。

差別化された商品の品揃えで努力しているが、アイテムの豊富さや陳列技術でも差別化されてしまっている。

 そして、意志の入った売場造り。

競合他社に比べて、ここが一番の課題か。

そして「M社」。

 久しぶりにMRした。

 光る商品を売り込む姿があった。

この日は、「三の市」の日であり、この企業の量販日でもあった。
入口での産地直売。
店内では、健康茶の試飲販売等も積極的に実施されていた。

更に、入口では「完熟いちご」の販売。
そして、みかんもそれなりの産地で美味しさ提案。

鮮魚は、専門店風に平台を活用しての生の品揃えへのこだわり。
精肉では、国産牛のモモステーキの量販。
思わず、厚さ3センチもあろうかと思われる「ランプステーキ」を購入してしまった。

更に、奥のコーナーでは、手作りケーキのダイナミックなコーナー化とこだわりデザートの展開が目を引く。

 “いろいろやっているんだぁ~”

思わず、唸ってしまった。
ワインだって、しっかりセレクトして品揃えしている。

 “提案とレイアウトしだいでは、面白いかも”

そんな印象である。

最後は、「T社」。

 西那須野の駅前に立地する店舗。
 残念ながら、もはや生鮮を買えるお店では無かった。

PS
 西那須野・大田原MR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/nisinasunoootawara2312/





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2011年12月 4日 (日)

マイライフ・マイソングから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

先日、BSプレミアムで「マイライフ・マイソング」という番組に、「坂本冬美」が登場した。

 私は、即、予約を入れ録画した。

坂本冬美のデビュー前から現在に至るまでの半生記のような番組だった。

今しか知らない私にとっては、坂本冬美がどんな経緯で現在に至っているのかが見え、更にプロフェッショナルとしての坂本冬美の生き様が見えた番組として、見応えがあった。

番組では、彼女のプロフェッショナルぶりを至る所で紹介している。

 サインを書きながら発声練習をしている姿。
 いまだに、二葉百合子に浪曲の指南を受けている。
 新たに習字を習い、その精神集中を歌に活かしている。

  等々である。

しかし、冒頭からデビュー前の高校生時代の映像も映っていたが、デビュー前から歌は上手かった。

作曲家の猪俣公章が唸るほどの、「艶」のある声は素人離れしていた。

その猪俣公章を師として弟子入りするが、なかなか歌のレッスンをさせてもらえなかった逸話が紹介された。

 “歌手として弟子入りしたのに、レッスンしてもらえない”

それも、プロとしての教育なのだろう。

 「歌は、いつでも出来る。上手い子は教えなくても上手い。」

恩師はそう言っていたらしいが、歌のレッスン以前に、社会人としてのルールやマナーを教育し、歌手以前にひとりの社会人として、正しく生きる生き方を学ばせたかったのだろうと思う。

そして、本来目指した「しっとりした歌を歌う演歌歌手」とは程遠い、「あばれ太鼓」という男歌を与えられる。

「この歌は、流行りませんよ。」と言う坂本に対して、猪俣公章は、「新人歌手がそんな事を言うのは、100年早い!。」と叱られたという話は、以前にも聞いた事がある。

「石川さゆり」に憧れて演歌歌手をめざしたという坂本冬美からすれば、予想外の持ち歌でのデビューだったのだろう。

しかし、いろいろな紆余曲折を経て、彼女は素晴らしい歌に巡り逢えて来た。

恩師の猪俣公章が亡くなり、「夜桜お七」に巡り合い、HISの忌野清志郎が亡くなり、「また君に恋してる」に巡り合う。

恩師の師、父の師、そして声の不調からの一年の休養生活。
その挫折を乗り越えた時、一回りも二回りも幅のある歌唱力を携えて復活してきた坂本冬美。

 それが、彼女の歌唱力に「凄味」を与えたのである。

こんな事を言うと、美空ひばりファンには叱られそうだが、そんな領域に近づいているのではないかと思うのだ。


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2011年12月 3日 (土)

スーパーの強みを引き出す

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

昨日は、「ボーナスサンデーに向けて」と題した。

 次年度の研修会へ向けての記事。

そして、主催部門だけでなく、全部門で売場造りを検証していく。
それは、研修会を通して、自店を強化していく為。

 そして、見えてきた事は。

自店を強化する為に、商品の量販を考えていくと、

 「商品同士の組み合わせに行き着く」、と言う事だ。

例えば、自社のしゃぶしゃぶ商材用の、豚肉が強いとする。
よって、そのしゃぶしゃぶ用の豚肉を強化し量販する為に、スペース拡大しSKUを拡大し、価格も特価にて販売していくとする。結果、豚肉の売上は拡大する。

 しかし、特価だから粗利も低下する。

自社の強みの「豚肉」が、血を流しながら強化されていく。
それを、なんとか、企業や店舗の強みとして、豚肉を強化出来ないか。

ここで、もう一度見直したいのは、お客様からの目線である。

お客様は、豚肉を買う目的で来店されたのでは無い、と認識することにある。

 お客様の来店目的は、しゃぶしゃぶ材料の調達。

だから、豚肉以外にも、「白菜」あり、「ねぎ」あり、「ポン酢」あり、〆の「うどん」ありとなる。
場合によっては、本格的な「しゃぶしゃぶ用鍋」に行き着くお客様もいるかもしれない。

そのしゃぶしゃぶ材料も同時に強化していけば、お客様の「しゃぶしゃぶ」に対する認識は大きく変わってくる、と言う事だ。

 しゃぶしゃぶ食べるなら、あのお店以外有り得ない。

家庭で「しゃぶしゃぶ」のメニューに決定した場合は、その全ての食材は、あのお店以外で購入することは有り得ない、と言う認識を持って頂く事である。

これほど強烈な店舗へのロイヤリティーは無いだろう。

 例えば、「白菜」にも、絶対的な強みを得たなら。

しゃぶしゃぶには絶対に欠かせない、白菜。

この白菜でも、当社(当店)だけの強みを有し、当社(当店)以外には売っていない、という差別化を図られれば、しゃぶしゃぶに関しては、「豚肉」と「白菜」は、当店で購入という強みが更に磨かれる。

 これだけでも、圧倒的な強みとなる。

更に、しゃぶしゃぶにハマりこんだお客様は、それ用の「鍋」を要望する。

 だから、食品スーパーで、しゃぶしゃぶ鍋なのだ。

そうやって、しゃぶしゃぶ周辺の食材や機具を固めていけばいくほど、しゃぶしゃぶというメニューに対しての、その店舗のお客様のロイヤリティーは高まっていく。

やがて、しゃぶしゃぶメニューでは、地域では無くてはならないお店として位置づけられていく。

更に、そのメニューが、「ぶり大根」「すき焼き」「鍋やきうどん」等と広がるにつれ、そのお店は、価格に左右されない店舗としての地位も不動のものとしていく。

今回の研修会を契機として、その部分に着手していきたいと思っている。

そして、今からその部分をバイヤー、トレーナー、販促部とも連動して整備していきたいと思っている。




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2011年12月 2日 (金)

ボーナスサンデーに向けて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

 昨日は、「ステージを引き上げる」を記した。

12月のボーナス商戦を控え、更には、クリスマス・年末と続く12月商戦に臨む意識を記したが、本日は、そのボーナス商戦へ向けてと題した。

しかし、本日の記事は、本来のボーナスサンデーへ向けての商売の話では無い。

 次年度に開催される「研修会」に関して。

次年度早々に、当店である研修会が開催されることになった。

皆さんの店舗でも、たまにある事ではあると思うが、自社や他社から見学者が来店して、自店の売場や販売方法、更には品揃えや接客、媒体等を見学していただく催しである。

 結局は、多少の「色付け」や、「ヤラセ」の売場になる。

しかし、どうせ「色付け」するのであれば、徹底してやってやろうという意識もある。

いや、今は、逆にその方が強く出てしまっている今日この頃の私の心境である。

“どうせ、遠くから来て頂くのであれば、『ここぞ』の売場を造ってやれ”

そんな心境である。

そして、それを担当のバイヤーや、店のチーフと打合せをして、当日の売場造りを事前に協議している真っ最中でもある。

普段であれば、年末も過ぎ、次年度へ向けての予算や行為計画をそろそろ立案するかという、どちらかと言うと、一年の中でも、ぼんやりしている時期なのだが、今年は年明け早々から、お客様を迎える「戦闘態勢」に入り込まなければならない状況に陥る事は必須である。

 であれば、今から迎える準備をしておこう。

同じ、「ヤラセ」の売場でも、今現在から予行演習を繰り返して実施していけば、当日だけの「ヤラセ」の売場では無くなるし、当日の「ヤラセ」の売場が、「ヤラセ」から更にレベルアップした「超ヤラセ」の売場に磨かれるだろう。

 せっかくのお客様に、「超ヤラセ」の売場を披露したい

その為に、当日の売場を事前に予行演習して、5回ぐらいは実践しておきたいと思っている。

先週のなかで、一度予行演習を行い、一部売場ではチーフもある程度のイメージを掴めたと言う。

 そして、2回目は、ボーナスサンデーで検証する。

この時期から、お客様の商品へ向けた「眼」が厳しさを増す。

 要は、年末商材購入の最終チェックの時だ。

それを、ボーナスにより若干余裕の出た財布の紐から、これぞという売場と商品を見出す作業が、ボーナス商戦へ出向く主婦の方々の毎年恒例の行事。

そしてそこに向けて、私はチーフと共に、また本部バイヤーやトレーナーと共に、本番の為に予行演習を実施して、本番に向けて検証を重ねる。

 当面は主催部門だけだが、いずれ全部門に波及する

そしてそれは、表向きは、次年度の研修会へ向けた「超ヤラセ」の売場を磨いていく為ではあるが、本当の目的は、

 自店の売場を、年末に向けて、磨いていく為だ。

「ヤラセ」の売場を検証し、磨いていく事により、事実としての売場が良くなる。

 これが、本来の目的だ。

そして、現に、数値は嘘をつかない。

着実に、数値結果に結び付いている。

 “研修会”

出来れば、避けて通りたい「道」だが、どうせやるなら、「転んでもタダでは起き上がらない」という強い意志で臨みたいものだ。



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2011年12月 1日 (木)

ステージを引き上げる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

いよいよ最終月。

 お客様に頂く、評価月。

と、まぁ、こんな書き方をすると、今月を特別視して意識を変えなければならないのかと思われてしまうが、ある意味、その通りだと思う。

 はやり、12月からは特別視していかなければならない。

それは、ボーナスも入り、何かと物入りの時期でもあり、お客様の財布の紐が緩んでくる時期でもあるからだ。

ギフトの需要や、みかん箱の需要、更には越冬野菜等の需要等、年々縮小傾向にある商材ではあるが、需要としては拡大してくる時期。そんな商材を求められるお客様を中心に、食に対する意識の中に、「たくさん買えばお得」という認識が潜んでいる事は否定できない。

 そうだとすれば、

やはり、今月からの売場造りからは、ステージを切り替えて、ワンステップ・アップを図っていかなければならないと思う。

 ステージを切り替えるとは?。

販売計画や陳列方、そして単品量販の考え方を、普段から年末へ切り替えることであり、結果としての売上金額の見通しを切り替えていく事である。

 “てっちゃん、もう、そんな時代じゃないでっしょ!”

そんな声が、バンバン聞こえてきそうだが、もう一度考えてほしいのです。

「我々がその気にならなくて、お客様には伝わらないでしょう。」

そして、それをしっかり伝えている所に、お客様が集中するのだと思う。

だから、売場で伝える事が大切なのだ。

 例えば、12月3日は「みかんの日」。

みかんの需要は、このタイミングから拡大してくる。

いや、拡大させなければならないのだと思う。

12月3日の「みかんの日」を絶好のタイミングと捉えて、箱売りを大陳して需要を喚起していく。

 それでは、どんなみかんを売っていくのか?。

美味しいみかんだ。

企業により、千差万別ではあるが、美味しいみかん。

価格に関係無く、美味しいみかん。

11月までは、とりあえず、自家消費用のお買い得品でも良かったが、いよいよこの時期のお客様は、贈答用のみかんを探し始める。

 その前に、試食で購入する。

タイミング良く、そんなみかんを前面で販売している店舗。

 この店舗はお客さまのロイヤリティーは確実に上昇する。

それは、結果として、そうなるのであって、それを意識的にコントロールするかしないかの行動力を、我々は問われるのである。

この「意識の差」が、翌週のボーナスサンデーからのみかんの需要に大きく左右していくのだろう。

とりあえずは、「みかん」を事例として取り上げたが、その他諸々の商品に関しても、販売計画のステージを上げていかなければならないだろう。

「白菜」然り、「たこ」然り、「牛肉」然り、「ハム」然り、「煮豆」然り、「昆布巻き」然り。

全ての商材に、意識的にならなければならない時期なのだろう。




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