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2011年11月26日 (土)

若手の育成とベテランの活用

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

若手とベテラン。
企業には、いろいろなキャリアを持つ人材が混在する。

どこまでが若手で、どこからがベテランかと問われれば何とも言えないが、意欲旺盛だが経験が伴わず未来が見えないのが若手であり、経験豊富でそれが知恵にまで昇華しているが、今現在それを行使する立場にいない者をベテランとも呼べる。

そう区別して良いのであれば、若手とベテランを一つにして二で割れば良いのであるが、組織上そこが一番難しい部分でもある。

若手には、とにもかくにも経験を積ませる事が一番の教育には間違いない。
経験と一口に言っても、いろいろな経験がある。

数をこなす事も経験だし、失敗させる事も経験、そしてそこから這い上がらせる事も経験である。
全ては自らの意志で行動した結果が自分に跳ね返ってくるだけの事。
しかし、そのプロセスを踏まなければ、絶対に自分に蓄積していかない。

更に言うと、経験の無い者が行動しないで、どうする?、と言う事だ。
そして、それが出来る組織風土でありたいとは、常に思っている。

 自由に、行動できる?。

それは、なんでもアリなのか?、と言う事ではないが、そういう組織風土になっていかなければ絶対に組織は成長していかない。

 なぜか?。

それは、組織とは絶対的に、「若手」が支えているからである。
現場で彼らが未経験ながら、度胸と行動力で何とかしてしまうから、現場がもっているのである。

そして、組織の成長とは、絶対的に若手の成長を指している事が本質なのだから。

更に、ベテランの活用はどうか?。

ベテランの知恵を活かしきれない企業があまりにも多い。

 なぜ、ベテランの知恵なのか?。

ベテランとは、時間とカネをかけて成長してきた存在だ。
しかし、時間と引き換えに個人の格差も発生する。
その格差故に、人の管理に強い人材と、物作りに長けた人材とに分かれていく。

 問題は、人の管理を不得意とする人材の処遇だ。

そして、この人材を活かしきれない企業は、彼らを単なるワーカーとしてしか使用していないのが現状である。

これでは、企業の成長は若手の成長に期待せざるを得ない。

ここに、ベテランの長い経験をもとにした「知恵」を組織として共有できる企業は、その成長スピードも早く、若手の経験も短時間でより有効に成長していくものだ。

しかしなかなかその「知恵」を、組織として共有出来ないのが現実だ。
たくさんの経験から得られた「知恵」。それが包み隠さず露出して全員で共有出来れば、その価値は計り知れないだろうと思われる。

そんな価値ある「知恵」を、どんどん皆で共有し、新たな価値を付加しながら成長していきたいものだ。




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