今食べないでいつ食べる!
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いよいよ「サンフジりんご」が蜜を入れてきた。
特に、当社が自信を以って推奨している農園のりんごの「蜜」は格別だ。
チーフとも相談し、次週の週末は「サンふじりんご」で攻めようと話しをしたのは、先週の事だ。
そして先週末の私とバイヤーとの会話。
「いやぁ~、サンふじの蜜が本格的に入ってきたね。」
「そうでしょう、今が最盛期だからね。」
「だったら、次週はこのサンふじで攻めたいね。」
「しかし、そう簡単に売り込めるかね?。」
「一年で今が一番美味しい時期だろう。このサンふじりんごを、今食べないでいつ食べるんですかと熱く説得すれば、お客様は絶対に買っていって食べてくれるよ。そしてその美味しさが当店との信頼を深めるんだ。だから当社もこの農園のりんごを強く推せるんだろう!。」
「よし決まった。次週はこの農園のサンふじを売り込もう。」
そんな経緯を、チーフに説明した。
「分かりました。次週の週末は15万ぐらい計画しますか?。」
「了解だ。」
他社との違い、他社との差別化とは?。
それは、このような事ではないのか?。
バイヤーが用意をする、こだわりや差別化商品は多々ある。
しかし、どれだけそのこだわりがお客様に伝わっているのか?。
それは、本部も現場もそれを本気で伝えて、徹底して売り込んで、実績としてお客様にたくさん食べて頂いて初めて伝わるのだろうと思う。
それが、お店への感謝とリピートに帰り、明日の売上を保証してくれるのだ。
その為に我々は、バイヤーを信じて、こだわり商品を売り込まなければならないのだ。
そして、日本が世界に誇る「ふじりんご」。
今が最盛期であり、本当に一番美味しい時期。
これを伝えなくして、青果商とは言えまい。
それを強制的にでも(言葉が過ぎるが)お客様に食べて頂くぐらいの覚悟を持って売り込まなければ、いつも来て頂くお客様に申し訳が立たないだろう。
そして、今週がその時である。
更に翌週からは12月に入り、みかんの日(12月3日)も控えている。
みかんの需要は、更にひとステージ上がっていくことになる。
そう考えると、52週の今週が、ふじりんごを年間で最大に仕掛ける絶好の週だと捉えなければならない。
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