ひと月を残して想うこと
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いつの間にか、今年も残すところ、あと一カ月となってしまった。
“本当に、光陰矢の如し だなぁ~”
つい先日、新し手帳を手にして、「今年こそ、良い年にするぞぉ~」と願ったと思ったら、いろいろな事があって、お盆が過ぎ、彼岸が過ぎ、紅葉も平地に降りてきた。
そして、いつの間にか、一年間の評価を頂く月が来てしまった。
もうここから先、年末の数値が大きく左右されることは無いだろう。
この後、我々がやるべき事は、期待される数値に対して、お客様への信頼を裏切らない売場造りを、クリスマス~年末を通して実現してく事である。
期待を裏切らない売場造り。
まさに、この点が12月以降の大きな課題となる。
既に、お客様はその店舗毎に、年末の期待値を持っている。
そして、その期待値を持って、そのお店を当日に訪れる。
その期待値に値する売場で初めて、期待した買物が完了され、期待した売上が残せる。
もし、お客様の期待を越える売場を実現したなら、その分の上乗せが若干発生するだろう。
しかし、期待値以下の売場であれば、その分若干のマイナスが発生する。
このように書くと、
「期待値以上の売場を作っても、売上は大きく跳ねないのか?。」
そう捉えられてしまうが、その通りである。
それが、今までの我々の仕事の結果なのだから。
しかし、ここに大きな落とし穴が待っている。
これまでの仕事を通して、お客様の期待の高まるお店は、更に努力して、期待値以上の売場を実現しようとし上乗せを図り、期待値の下がったお店は落胆して期待値を上げる努力を怠る。
その結果、クリスマス・年末の結果は、更に格差のある結末を迎える事になる。
大切なのは、「この年末も来年への布石」と捉えて、期待値以上の満足を得られる売場を作る「気力」を失わない事である。
そういう意味では、まだまだその期待値を上げる努力も、12月に入ってからも遅くは無いし、期待値を上げようと期待する我々の気力を維持すると言う姿勢も、我々は問われているのだ。
そして、期待値を上回る売場造り。
言うは易し、だが。
クリスマスから年末にかけての慌ただしさの連続の中で、その気力を持ち続け、28日以降の体力的にもピークになる時期に、この気力を維持できるかが、本当の実力なのだろう。
そして、その気力を支えてくれるものは、何か?
それは、この売場に期待して来店してくれる、お客様の存在だ。
“その為に、俺は、妥協せず、期待を裏切らない”
そんな強い信念を持てるかどうかは、お客様が握っていると言える。
信念を支えてくれるお客様の存在。
普段のそんな関係作りも、店長の中に無ければならないのだろう。
| 固定リンク
コメント