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2011年11月28日 (月)

黒磯エリアMR(11年11月Ⅱ)

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週に引き続き、黒磯エリアのMR。
今週は、市街地エリアを特集したい。

まずは、「I社」。

新規改装した黒磯市街地から北に向かって約1K。

市街地からの距離や、品揃え等の店舗の魅力、更に敷地内のテナントの魅力度の問題から客足が遠のいていた同店だが、今回の改装に起死回生の夢を乗せてのオープンだったのだと思われる。

敷地内は複数のテナント群も出店しているのだが、そのテナント群はいまだに数店舗が未入居状態である。

今回の改装後の売場の状態は、先週の中でお伝えした通りである。

今回の改装オープンでは、前回の那須塩原エリアの同社の改装時よりも価格面では穏やかで過激さに欠けることである。きゅうりの価格も恒例の19円までは下げていなかったようだ(オープン当日はどうだったのか)。

次に、「Y社」。

 駅前に立地する店舗。

かっては同社のドル箱店舗だったが、このエリアの競合激化で、集客力は大きく落ち込んでいるようだ。

絶対的な客数や売上は大きく影響しているようだが、青果から鮮魚にかけての売場はしっかりしている。

青果の価格も、むしろ「I社」を凌ぐ単品も用意され、野菜の価格で負けているという印象は少ない。
「果実」も、サンふじの提案を前面に押し出し旬を捉える眼は流石だ。

更に鮮魚もそつの無い売場造りと、バラ販売もダイナミックに展開されており、売場造りでは一歩も二歩も競合各社を引き離しているように思える。

しかし、お客様は少ない。
駅前の閉鎖された立地から、周辺のお客様を競合出店や改装により剥がされ続けてきた結果なのだろうが、なにか集客すべく対策が弱いのであろう。
これだけの売場が、お客様の目に晒されていないのがもったいないとも思われる。

更に「D社」。

 “変わったな” と思った。

入口を入ってすぐわかるぐらいの変化だった。

 “すっきりしてきたな”

そんな印象。入店後の店内は、すっきりと気持ち的にゆとりのあるレイアウトと提案が望ましいが、青果平台もそんなレイアウトで整然と並んでいる。
更に、果実の陳列もしっかりボリュームを持って並べられ、貧弱感は全くない。

 “普通のスーパーらしくなってきたか”

そんな印象を強く持ったが、更にここからどのように展開していくかだろう。
この競合激化の街にあって、更に隣にはこの街での最強の生鮮専門店を有する店舗が立地しているのである。

この店舗の独自性。ここからが正念場。知恵の出し所だろう。

そして、「T社」。

①の「I社」の影響度は少ないのかも知れない。
しかし、何かインパクトに欠ける売場でもある。

整然とした陳列、そして、比較的価格対応をしている青果、鮮魚精肉も同社の標準のフォーマットに照らしても見劣りするレベルでは無いが、I社の価格、Y社の提案、MD社の専門性等を見ながらこの店舗にたどり着くと、物足りなさが目立ってしまう。

 何が足りないのか?。

お客様に伝える、という技術だろうか。
自社の商品の良さをお客様に伝える事。
そして、お客様に、どう豊かな暮らしを実現していただくかという視点。
それが、本部やバイヤーの意図が店舗でどう表現されているかという視点。
企業として、再認識しなければならない視点だろう。

最後は、「O社」。

相変わらず、価格競争には参入してこない。それも、徹底している。
常に、商品の品質と味にこだわり、他社の価格等に振り回されずマイペースを貫く。

その姿勢は、逆に学ぶ部分もあるかもしれない。
そして、お客様と言えば、以外にも店内には買物客がいるのだと感心してしまった。
前出に出た「T社」とほぼ隣合わせの店舗であるが、同様の客数が入っていた。

 “この企業が、更に販売力を持ったら恐いのになぁ~”

着々とは進めているのだろうが。

PS
 黒磯MR(11年11月)②を載せました。どうぞ。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kuroisomr1111ni/



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