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2011年11月10日 (木)

52週MDから見えてくる事

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年で2年目の「52週MD」。

 年度で言えば、3月スタートの為、今年は11月で30週
 の後半となる。

今年もようやく道半ばを過ぎたあたりだ。

 “えっ、まだそんなもんなのぉ~”

今年の3月から、たっぷり週毎に検証を繰り返し、次週計
画も含めて売場対応してくると、12月を前に、十分に達成
感を感じてしまうのだが、やれやれまだ38週程度とは。

もっとも、年末後は、主だったイベントと言えば節分ぐらい
だから、本気で取り組む週は、年末後は数週間程度に抑
えてしまうのも事実だった。

この部分も、2年目の今年は、更に詳細はMD計画で売場
造りがなされるようになっていくのだろうと思う。

「11月を迎えて」の記事にて、52週MDに関して多少触れ
ておいたが、それ以前の私の認識では、年間の中で、お盆
、年末、各彼岸、節分、ひな祭り、ゴールデンウィーク等の
各月に一度程度のイベント対応が主で、それ以外は意外
におおざっぱな計画と売場造り、更に検証程度で済ませて
いた。

だから、11月という月は、ボージョレーヌーボーの解禁が
主だったイベントであり、そこでの洋のメニュー提案が一大
イベントであった。

それ以外の11月という認識は、年末の数値を占う前哨戦
的な位置づけであり、週毎に緊張感を持って過ごす月では
なかったのだが、昨年からの週毎の52週MDと検証の連
続を繰り返す事によって、11月も4週に区分けしていくと、
結構な売場造りの変化を引き起こさなければ、消化出来な
いと言う事に気が付いてきたのだ。

そうすると、11月=年末商戦の数値予測 という構図に
単純に持って行けるほど暇な月間では無い事が見えてき
た。

 11月というイベント月を、週毎にしっかりこなしていかない
 と取り返しのつかない事になってしまうなぁ~。

今は、そんな心境である。
同様に、10月も週毎に大小のテーマが存在し(創造し)、6
月~7月だって、お盆まで何も無いような期間だが、細部を
掘り起こしていけば、出てくるわ出てくるわ。

週別に捉えれば、催事のイベントがすべて埋まる訳では無
いが、果実や鮮魚の商品面での旬の存在まで含めると、や
はり週毎に必ずテーマが存在し、確実に大きな変化を引き
起こすキーが存在するものだ。

それを、一つ一つ、各担当者と打合せをして、売場をリード
していくと、月間が過ぎゆく早さは「光陰矢の如し」と言える。
それが、2年目になれば、昨年の反省から、今年は更に精
度の高いハードルが待っており、それをクリアしていくほどに
新たな反省と次年度への取り組みが見えてくるのである。

そして、今回のみかんの量販期のように、秋刀魚以外でも
一年で一番量販すべくタイミングが潜んでいる事も見えてく
るわけである。
それは、年を重ねるごとに、更に各部の細部の単品の動向
が把握され、イベントや旬、そして地域の小イベントに至る
まで、チャンスロスの無い本当にタイムリーな52週MD訴求
が出来ていくのであろうと思われる。

 52週MDの実行と検証。

一度、年間を通して実行したから、全て盤石であるという訳
では無く、追求すればするほど、奥の深い人々の暮らしが
潜んでおり、更に時間をかけて追求する事によって、より精
度の高い週別販促計画が積み上げられ、その流れを把握
することによって、仕掛けるタイミングも、そのイベントや商
品ごとにタイムラグを見越した仕掛けのタイミングがジャスト
フィットされ、絶妙の打ち出しやチラシ投入が可能となってい
くのだろうと思われる。

 52週MD。

たいへんな領域に足を踏み入れてしまったことに、今更な
がら気づいてしまった。

しかし、これが店舗を預かるトータルマネージャーとしての
責務である事を考えると、これこそが店長に与えられた最
大のマーケティングであることに気づかされるのである。

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