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2011年10月16日 (日)

33年ぶりの期待

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ここ数日は、体操の世界選手権にフジテレビの話題は華ざ
かりのようだ。

 特に、日本のエース「内村航平」が一番の目標に掲げ
 る男子団体での金メダルへの期待が大きく膨らんだのだ
 が、残念な結果に終わった。

 最後の鉄棒で、田中選手が鉄棒から落下。
 ここで完全に緊張の糸が消えた。

 それは、そこで演技をしている選手もそうだろうし、それを
 見ていた会場の人々にも現われていた。
 更には、テレビで観戦していた我々一般の国民の目にも
 明らかだったと思う。

 そして、最後の内村航平。
 一度途切れた緊張の糸は、そう簡単には修復出来ない
 のだろう。
 彼も、演技途中で鉄棒から落下。
 

 これで、銀メダルも完全に視界から外れたと思った。
 しかしこの後、私は、内村という「男」の底力を見る事と
 なる。

 そう、この後が凄かった。
 落下したコバチを敢えてもう一度挑戦する。
 そして、それを完璧に演技し、着地も完璧にこなす。

 結果的には、その事が後の銀メダルという結果に繋がる
 のだが、この男は、最後まで諦めないと言う意地を持って
 この団体という競技に臨んでいたんだと言う事が読み取
 れる。

 
そしてそれが、翌日の個人総合優勝へと繋がったのだと思
える。

翌日の個人総合では、団体銀の悔しさを前面にぶつけて
きたような演技で、まさに圧巻の演技だった。

 “凄い男が、現われてきたなぁ~”

この気概こそが、33年前の団体優勝時のメンバーが持ち合
わせていた気概であり意地だったように思える。

そして、彼が個人総合よりも欲しいと言っていた男子団体。

 「33年ぶりの男子団体優勝を目指す」

“いったい、33年前って、誰の時代だ?”

 そう思って、ネットで調べてみた。
 その当時のメンバーはそのまま2年後のモントリオール
 五輪のメンバーと一致する。

 モントリオール五輪の男子体操。

 私は当時、甲子園を目指して夏の地区予選を戦っていた
 時期であり、予選開催場所の宿泊所でこのオリンピックの
 男子体操の団体決勝を見ていた記憶がある。

 “なぜ、そこまで詳しく覚えているんだい?”

 それは、この時の男子体操の団体金メダルには、ドラマが
 あったからだ。

 2年前の世界選手権で団体優勝を決めた日本だが、個人
 総合でも「笠松茂」が、優勝を果たしていた。

 その笠松が、直前に盲腸で出場出来なくなった。
 更に、団体の試合途中で、もう一人の選手が負傷してしま
 った。

 当時の規定では、一つの種目をチームで6人が演技して、
 上位5人の得点が加算される仕組みだった。
 それが、アクシデントによって、5人の演技者しか残らず、
 5人全員が失敗出来ない状況に追い込まれてしまったの
 だ。

 その時優勝を決めた時の種目が、鉄棒だった。

 最後に、本来補欠だった五十嵐選手の着地が、今回の
 内村選手のようにピタッと決まった時、私は泣いていた。
 そして、優勝が決まったのだ。

今回の世界選手権で、その時の気概を感じさせる若者が
現われた事は嬉しい限りだ。

 是非、彼に追随する仲間がどんどん育ってほしいもの
 である。

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