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2011年9月 8日 (木)

転んでも「タダ」では起きない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


チャンスがあれば、ピンチもある。

 どんな人間にも、正念場が到来するものだ。

 それは、いろいろな要因から窮地という場面に遭遇し、
 その時の対応力を問われ、それがその人間の能力とし
 て評価される場面である。

 我々店舗でのそんな場面とは、数値であり、クレームで
 あり、人事異動等の環境の変化でもある。

先日、ある部門の売場状態が悪いという評価を受けた。

 競合リニューアルによって、数値的な影響を一番受けて
 いた部門でもあり、当然注目度も高くなっていたのも確か
 であった。

 注目度が高まる一番の要因は、数値の悪化である。
 そこでその数値改善を図るべく、売場を立て直す。

 それでも数値改善が図れない場合は、更に検討が加わ
 っていくのであるが、売場があるべき状態になっていなけ
 れば、まずはそこから構築していかなければならない。

本部からの要請を受けて、検討会が店舗で開かれた。

 本部バイヤー、トレーナー、そして店舗から店長、副店長
 更に部門チーフの計5人で、売場維持に関しての本質的
 な検討がなされた。

 店舗としては、屈辱的なことである。
 特にチーフの立場は、針のむしろだ。
 チーフとして、普段の売場造りを全否定された訳である。

 当然、その場に参加した彼の表情は硬かった。
 私は努めて冷静に、普段の売場造りの中での店舗の問
 題、本部の問題、そして副店長やトレーナーからの目線
 で捉えた時の課題等を出して頂き、最終的には、店舗の
 意識の問題と、具体的な現状の課題をシステムの置き
 換えて改善していく部分に分けて結論を出した。

 具体的には、トレーナーや副店長から提案された部分を
 現場に即して、即対応していく事から始める。

 その後現場に戻って、その日に出来ること、翌日以降か
 ら実施していくこと。そんな手順で進めていく事にした。

 たまたまその日は、棚卸日であり、社員全員が出社して
 いた為、チーフと担当者の打合せも即図られた。

 どちらかと言うと、チーフの性格も私同様に派手な売場を
 好み、システム的に定番をコツコツ維持するスタイルを苦
 手としている部分がある。

 しかし、そうも言っていられない状況である。
 そして、それを定着させることが最大の効率化でもあり、
 誰が出社しても同様の売場の状態を維持していく上では
 一番大切な手法でもある。

 数日経過して、徐々に軌道に乗り始めた頃、私は彼に
 言った。

  「以前と違って、売場が安定してきたな。」

   「部下とコミュニケを図って、同じ気持ちで進めていま
   すし、パートさんにもコミュニケして無駄の無い作業に
   徹していますから、だいぶ商品が売場にスムーズに出
   るようになりました。」

  「ピンチは誰でも遭遇するものだ。そしてこんな機会でも
  なければ、人間は従来通りの進化の無い時間を過ごす
  事になる。これはお前にとって大いなるチャンスだ。これ
  を機に、システムに強いチーフに成れ。いいか、転んで
  もタダでは起きあがるな。必ず何かを掴んで起き上がれ
  。」

   「わかりました。」

 一度転がり始めた大きな玉は、加速をつけて転がり始め
 るものだ。

 どこかで大きな試練を受ける。
 それを、ピンチと捉えるか、長い目でのチャンスと捉える
 か。この考え方の違い、捉え方の違いで人生は大きく進
 路を変える場面がある。

 そう思えば、試練さんよこんにちわ、だ。



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