キウイの日②
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日の続き。
まさか売れるはずも無い、1200個の発注。
カリスママネキンによる、「キウイの日」の販売。
彼女の登場とともに、黒山の人だかり。
前回も、キウイ800個を販売してくれた。
彼女のどこに、驚異的な販売力があるのだろうか?
“今日こそは、その秘密を暴いてやろう!”
別に犯罪者の捜査ではないが、そこにある真実は何な
のか。
つきっきりで見ていた訳ではないが、ちょくちょく売場の
手直しかたがた、彼女の販売方法、接客方法をみてみ
た。
その結果、分かった事。
まずは、笑顔で厭味無く、お客様に近づいている。
絶対に、試食台に腰を据えること無く、自らお客様に近
づき、試食を促す。
そして、キウイの効能や美味しさをさりげなく語りかける。
もともとキウイ等の果実の強いお店でもあるが、それで
も改めてその良さを商品を前に吹き込まれると、これを
機に食べて見るかという「気」になるのは確かだ。
更に、あれほどお客様を周囲に引きつけながら、私が
売場の手直しに行くと、必ずお客様が取りやすいように、
選びやすいように商品を手前に整然と手直しがなされて
いる。
以前のマネキンの時にお願いした事。
「売れたら、必ず下の商品を上に出して商品ボリューム
を落とさないでください。」
その事を忠実に守ってくれていた。
そして極め付きは、お買い上げのお客様の背中に向か
って深々一礼をして感謝を完了する。
その事が、次のお客様の感動を生む。
この流れが、脈々と続いて、あっという間に残数が少なく
なっていく。
「店長!。キウイがやばいです!。」
チーフの言葉に、初めは何を言わんとしているのか理解
出来なかった。
「キウイが!。」
「足りないのか?。」
「午前中で完売しそうです。」
「えぇ~っ!。」
「そんな勢いなんです。」
朝のタイムサービスという限定的な特売なのだが、一日
を通して販売予定をしていた売場の商品だ。
それに、商品を欠品させては、せっかく6時までマネキン
に来てくれた彼女にも失礼だ。
バイヤーに追加の電話をして、なんとか商品手配はつい
たが、一時的な品切れ状態が昼間の間に発生はした。
最終1600個を販売した彼女の帰り際。
「今日は、本当にご苦労様でした。お蔭で大記録を残
せました。あなたの力ですよ。」
「やったぁ~っ、嬉しいです。」
「また呼びますから、是非来てくださいね。」
「はい、喜んで。」
私は、藤原紀香以上に、彼女を「キウイの女王」と呼びたい。
ゼスプリさん、是非、ご検討を。
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コメント
ふるたさん、久しぶりのコメント(笑)ありがとうございます。
そうですか、facebookですか、残念ながらあまり興味は無いですが、ふるたさんを探しにfacebookに参入してみますか。
投稿: てっちゃん | 2011年9月14日 (水) 16時35分
おひさしぶりです。
すごい方が、いらっしゃるんですね。
天性のものなんでしょうね。
最近、facebookにはまってしまって、ブログの更新もとまっています。
投稿: ふるた | 2011年9月14日 (水) 09時43分
スーパー大好きママさん、コメントありがとうございます。
本当に我々にとっては、藤原紀香以上に価値ある存在でした。
個人的には、藤原紀香、飯島直子、米倉涼子などは大好きなのですが、1600個売り切ったマネキンさんは尊敬の域に達してます。
投稿: てっちゃん | 2011年9月 9日 (金) 13時17分
てっちゃん店長へ
こんにちは。
藤原紀香以上にってところが、マネキンさんのすごさを物語っていますね!(笑)
マネキンさんが聞かれたら喜ばれるでしょうね。
私もそんなカリスマさんから気持ち良く買って(買わされて)みたいものです。
投稿: スーパー大好きママ | 2011年9月 8日 (木) 12時29分