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2011年9月17日 (土)

黄王りんご登場

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ、今年のりんごが登場してきた。

 “とっくに、津軽で出回っているだろう!”

しかし、津軽は津軽だ。
もうひと品出回って初めて、りんごの季節、秋の気配を感じ
るのではないか。

 そう言う意味で、「黄王」の登場を待っていた。

黄王りんごは、津軽に比べてジューシー感があり、酸が少
なく食べやすい。
色目的には、津軽のもみじ色は「秋」を感じさせ、津軽が
平台に並ぶとやたら「秋の気配」を感じる売場として映える
が、味的には黄王以降が本格的なりんごの味になってくる。

 味覚の秋。

この時期のくだものは、まさに日本の象徴のように次から
次へと入れ替わって果実売場を彩っていく。

 桃、梨が過ぎ、ぶどう類が続き、豊水梨、津軽、黄王、
 その中に柿が入り、栗が入り、その後りんごの各品種
 が続いて登場してくる。そして冬の王様であるみかん。

これだけ豊富に、更に重なり合って果実が登場してくる時
期だけに、各社各店の果実売場に並ぶ単品のレイアウト
も各社各様である。

 リスクを負ってぶどうを前面に押し出す高質スーパー。
 梨を前面に押し、実質の売りを追う堅実なスーパー。
 りんごのアイテムを重視し飽きさせない辣腕バイヤー。
 いちじく、栗を追い、地域の声に耳を傾ける個人商店。
 コンスタントにグレープフルーツをしかける安売り王。

この時期の果実バイヤーは、やってみたい職業だ。
豊富な知識と経験と度胸で、毎年仕掛けがいのある
季節がやってきたのではないか。

そして、それは店舗でも同じこと。
果実の売上ウェイトが高まり、単価が下がり点数拡大
を図りやすい時期でもある。

更に、こんな時期ほど、個人商店やその延長線にある
青果中心のディスカウントのお店の品揃えが面白いし
勉強にもなる。

 “今週は、何を仕掛けてくるのか?”

そういう想いでMRすると、個人の考えや発想が見えて
くる。

そして、自店のチーフや青果担当のチーフにはそんな
目線で果実を見てほしいし、自らの販売能力を高めて
ほしいものだ。

 更に言えば、やったことだけが、自分の力として蓄積
 される。

その為の「弾」は豊富に転がっており、チャレンジする
「場」は、自らの店舗として預けられている。

 “本部の規制が厳しくて!”

そんなのは言い訳であり、楽をしたいだけの逃げである。

黄王から話は飛んでしまったが、りんごの季節が到来し、
更に言えば今の時期の「南アフリカ産グレープフルーツ
」も、味が乗ってきたと言える。
フロリダから南アフリカに切り替わり、酸っぱさだけが目
立つ存在だったグレープフルーツが、再度味が乗り、果
汁が豊富になり美味しい季節を迎えた。

この週、一番美味しく、相場的にも私のおすすめがコレ
ダ!と自信を持って言える商材を、どう掘り起こし、提案
し、お客様に喜んでいただけるか。

そんな時期が、もう目の前に迫っているのである。




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