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2011年9月

2011年9月30日 (金)

惣菜の花道

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている、「てっちゃん」です。


台風15号が先週の水曜日に通過。

 都内の帰宅困難者に関しては、昨日のブログで記した。
 そしてその台風の影響で、水曜日の商売はボロボロだっ
 た。

当然だろう。事前にテレビ等マスコミの報道で、この日は家
でじっとしているのが一番安全だというような報道だったか
らだ。

まして、どんどん風雨も増していく中、いつまでのスーパー
に立ち寄っていては、いつ何時災難に巻き込まれるかも
分からない状況では、どこかに立ち寄りせずにまっすぐ帰
宅することがベストだと思える状況だった為だろう。

しかし、その台風の影響で、秋彼岸商戦は翌日の22日か
ら日曜まで比較的好調に推移した。

明らかに、台風の影響で、3連休に予定していた外出を控
え家中需要が増加したと思える。
これは、かって震災時に家中需要が増加したのと同様の
流れと思われる。

そして、その中でも突出して好調だったのが「惣菜」。
特に、彼岸当日の23日の売上は、鮮魚を凌ぎ、青果にも
勝ろうかという程の動きだった。

 イベント時は、惣菜が花道を行く。

特に、盆年末意外にも、節分や彼岸、更に小イベントにおい
てもお客様からの特注等を得られれば大きな売上チャンス
が拡大する。

 惣菜部門はおまけ。

そんな風潮がかってはあったが、今や生鮮3部門以上に力
を注がねばならない部門であることは間違いない。

 私は、惣菜・寿司部門ほど、高い能力を有しなければ競争
 に勝てないと思っているし、そんな人材を抱えないと競争に
 ならないと思っている。

そして、実際に高い戦闘能力を有した人材を揃えない限り、
惣菜を拡大させることは難しいのだ。

それほど、惣菜の作業というのは複雑であり、いろいろな工
程からなる商品化を持ち、売場に無いからすぐ出せると言う
部門では無いからだ。

事前計画が重要であり、それを実現出来るメンバーが揃って
初めて可能であり、造ったら売り切る技術も非常に大切な利
益創出技術である。

この惣菜部門が好調に回転し始めると、生鮮部門で粗利額
リーダーの精肉をも凌ぐ粗利額を叩き出すようになる。

 そして、夜のお客様が増える。

私は、夜のお客様増加の為にも、惣菜強化は必須であると
考えている。
それは、この時間帯のお客様が増加してくると言う事は、店
全体の粗利確保に大いに貢献するからである。

この時間帯に、鮮魚精肉その他部門が売り切り体制に入り、
そこで大いに売り切りが可能になるには、集客力を上げる事
が一番の対策だからだ。

その集客力増強に、惣菜の強化が一番の効果と考えるから
だ。

その為には、惣菜の人材の強化。
ここに能力の高い人材が配置されるかどうかで、店舗の収
益構造を左右すると思っている。
だから、極力そんな人材を惣菜に送り込んでいるし、顔も出
している。

しかし、それでも惣菜強化を続けていけば、人員的にも手薄
になってしまうという現象に陥ってしまうのだが。

 青果の旬の量販、惣菜の夜の集客、和デイリーの気温MD

私が最も重要視している、販売面のポイントである。




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2011年9月29日 (木)

帰宅困難者?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている、「てっちゃん」です。


帰宅困難者。

 地方では考えられない言葉である。
 先日の台風15号でもそうだったらしい。
 更には、3月の震災時もそうだったらしい。

 震災時には、我々も大混乱だった為、東京都心の状況な
 どの関心を寄せている場面は無かったが、今回はその光
 景がテレビ等のメディアで大々的に放映された。

 各企業も早めに就業を終わらせ、早めに帰宅指示を出し
 た企業も多かったのだろうが、それでも通勤手段としてい
 使っている電車や地下鉄の運行休止が、帰宅者に対して
 大打撃を与え、都内が大混乱に陥った映像が映し出され
 都内特有の交通網の脆さを感じさせた。

あれだけ人が集中していれば、普段は何気なく利用してい
る交通手段が、いざという場面で機能しなくなった時の混乱
は凄まじいものだ。

地方では、そこまで公共N交通手段に頼らず、マイカーを利
用した移動が中心であり、それが一番利便性が高いものだ
が、その部分が都内との一番の違いである。

しかし、やはりあれだけの大災害を目前に控えたら、とにか
く家族の側に早く帰り、家を守り、家族と共に災害に備える
と考える人の気持ちはよくわかる。

そして、電車やクルマを捨て、徒歩で帰宅する事を選択する
正しさも理解できる。
あの台風の状況で、クルマやバスに頼ることは、逆にリスク
を負う事になるのではないか。

急速に便利になっていく人の暮らし。
しかしそれは、電気ガス水道、そして交通手段というインフラ
があって初めて実現されているということである。

それが崩れた時、自分は、どう帰宅するのか。
家族とどう連絡を取り合うのか、どう食事をするのか。
その部分は普段からしっかり考えておかないと、いざと言う時
に動けないということなのだろう。

 そして、あの台風15号。

我々小売業には、どのような影響を与えたのだろうか?。
当然、地方スーパーは、あの日の売上はハチャメチャだっ
た。

昨年対比で、60%~70%がほとんどだと聞く。
なんとか、その分を翌日の彼岸商戦で取り戻せたから良か
ったが、都内のスーパー各社は、あの場面ではどんな商売
だったのだろうか。

あの大混乱で、帰宅困難者に溢れた都内では、おそらく、
外食や居酒屋は大盛況だったろうと想像がつく。
帰宅途中の方や、帰宅を諦めた方が、とりあえず食事と考
え外食にお世話になるケースは想像がつく。

しかし、都内のスーパーの動向はどうだったのか。
やはり、地方スーパー同様、お客様の来店はまったく無か
ったのだろうか?。
逆に、惣菜売場などでは弁当や寿司等の売れ行きが爆発
的に発生し、大きなチャンスをものにしたのだろうか。

 そして、あの台風の影響で、秋彼岸商戦はどう変わった
 のか?。

地方の小売にとっては、比較的好調をキープできた彼岸
商戦だが、あの台風は、この秋彼岸商戦にどう影響を与
えていたのだろうか。




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2011年9月28日 (水)

秋らしさ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている、「てっちゃん」です。


いよいよ、本来の秋らしい気候になってきた。

 朝晩の冷えに加えて、日中の涼しさも加わってきた。
 先日などは、クールビズでは体調を崩してしまうほどの気
 候だった。

9月も末。当然と言えば当然なのだろう。

 昨年のこの時期の記録を見ても、最高気温が23度と記し
 てあったのだから、昨年の9月の猛暑と言えども、この時
 期の気温は今年の方が高い事が分かる。

しかし、ようやく秋の気配が色濃く我々の暮らしに入り込ん
で来たようだ。

台風15号が通過後、一気に気温が低下し、ここ数日では
最高でも23度前後と、ようやく昨年並み程度まで低下し、
本当に過ごしやすい気候となってきて、思わず長袖シャツ
を選択してしまうほどの気温になってきている今日この頃
となった。

そして、商品の売れ行きも大きく変化してきている。
最高気温が25度を下回り、朝晩の冷えが強まってくると
一番影響を受ける商品カテゴリーはどこか?。

 それは、「練製品」である。

それも、おでん種等のさつま揚げ類の商品群の動きが活
発となる。
先日も、そのカテゴリーが思いっきりやられ、ボロボロの彼
岸となった。

 一年の中で、秋の気配が色濃く降りかかってくるこの時
 期、急速に「さつま揚げ類」の商品回転が高まる時期で
 ある。

以前のブログで、秋刀魚が一年で一番売れるタイミングを
記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-4b31.html
年に一度の秋刀魚の量販のタイミング。

同様に、年に一度、練製品が急速に動き始めるタイミング
がある。
それが、この時期の最高気温が25度を下回り、朝晩の冷
え込みが急速に訪れるタイミングだ。

 このタイミングでは、今までの2倍のおでん種の売れ行き
 を示す。

昨日の「漬物」の件も含めて、デイリー部門とはこのように
天気や気温に大きく左右される「温度マーチャンダイジン
グ」の代表格と言える。

そして、デイリー部門とはその他の通り、日々の食材である
から、この部門の強化は日々のお客様を増やすと言う意味
で、絶対に避けられない道であると思っている。

 デイリー部門の強化。
 特に、和デイリーの強化は、ワンストップショッピングを目
 指すスーパーマーケットが避けて通れない道となる。

この和デイリー強化のキーワードは、「温度MD」。

 日々の気温、今週の気温の変動をどう読んで売場に活か
 すかが全てだ。

 そして、漬物類などは、生鮮の相場との関係も深い。
 まさに、生鮮部門である。

デイリー部門とは、このように、グロサリー部門になって、
唯一、生鮮部門の感度を得られる部門なのである。



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2011年9月27日 (火)

漬物にチャンスあり

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の、グロサリーチーフとの会話から。
 
 

 「店長、最近デイリーの漬物の売上が良いんです。」

  「それは、当然だろう。」

 「えっ、何故ですか?。」

  「いつも言っているだろう。野菜の相場だ。」

 「あっ、そうか!。」

そう、漬物の動きは、野菜の相場に大いに関係がある。
商品が動くと言う事は、いろいろな外部与件に左右され
る。

 気温によって、さっぱりした漬物が食べたくなる時。
 酒の肴として、簡単に安価で出せるおつまみとして。
 そして、最大の需要拡大要因は、野菜の相場高であろ
 う。

特に、きゅうり、大根が相場高の現在、それらの漬物類の
需要は高い。

 野菜の強い店舗は特に要注意だ。

野菜が強いと言う事は、それと連動して漬物も強いという
事。

 だから、生野菜の相場高になれば、必然的に漬けられた
 既製の商品へ向かう。

日配商品とは、そのような関係が店内の生鮮商品との間で
繰り広げられる。

日々の特売であれば、事前計画から発注数量が必然的に
増量されるからいいが、野菜の相場の変動での漬物需要
は、常に野菜の相場を青果チーフと同様の目線で見続け
なければ理解出来ない。

 しかし、デイリー担当者はそれを確認するだけのプロ意
 識を持たなければならないと思っている。

 相場とは、何も生鮮部門の専売特許ではないのだ。
 それによって、影響を受ける商品カテゴリーは何かを
 推測し、相場高に応じて条件反射的に行動出来る人材
 育てることが、プロフェッショナルな教育と言う事だろう。

グロサリーチーフに以前言ったことがある。

 「毎日、時間を決めて、青果の相場をチェックしろ。そこに
 チャンスが転がっているぞ。」

しかし、なかなかこれが出来ない。

 どうしても、日々の雑多な仕事の中で、忘れてしまうのだ
 ろう。

それは、致し方無い事だ。
まずは、店長が日々の相場と連動して、各担当者とチャン
スの在りどころに仮説を立て、チャンスの在りどころをコミュ
ニケするという継続が、いずれそのような視点を持つ担当
者の出現に繋がる。

 まずは、自らがその能力を有するように、自己を鍛えるし
 かないとう事だ。

そして、自店の青果の相場が見えてきたら、そのデイリー
担当者は、店舗運営への道へ一歩近づいてきたという事
でもある。



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2011年9月26日 (月)

柏エリアMR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週に引き続き、柏エリアのMR。

今週は、比較的住宅街に立地している中小型店舗のMR
を行った。

まずは、「M社」。

 周辺にもディスカウント系の食品スーパーは多い。
 そしてこの企業の足利での商売は、地域をリードするデ
 ィスカウントとしての役割を担っている。

 この店舗も、コストを省いて価格に特化しようとする意図
 は伝わってくる。

 しかし結局は、価格に見合った品質に留まっている。
 それ相応の品質の商品を、それ相応の価格で販売して
 るに過ぎない。
 企業努力は店舗努力の結果、この品質がこの価格で販
 売しておりますという、画期的な品揃えや価格には至って
 いない。

 そう言う意味では、足利での店舗戦略の成功事例的な
 売場運営や価格戦略、品揃え戦略があの店舗のみに
 留まっているのがもったいないような気もする。

次に、「S社」。

 水戸本拠のリージョナルスーパーのディスカウントタイプ。
 しかし、この店舗の青果の価格は、決して安くは無い。
 この程度の価格であれば、そこら中のスーパーが実現
 している程度の価格だ。

 明らかに、「この品質にして、この価格。」
 これでディスカウントタイプのお店と呼べるのか。
 当然、集客力も無い。

 このスタイルに切り替えたのだから、地域の価格には
 敏感でなければならない。
 このエリアで一番の価格を打ちだす企業を常にマーク
 し、負けない(勝たなければならないのだが)価格を常
 時貫かねばならない。

  そんな、ディスカウントとしてのプライドは無いのか?。

 この地域であれば、先週の「I社」の価格である。
 この価格をマークし続けなければ、この企業の明日は
 無いだろう。
 そう言う存在価値を自問自答する姿勢が足りないので
 はないか。

更に、「Y社」。

 先週も登場した企業であるが、この店舗は別店舗。
 この企業の強みや、店舗別の強弱の個店差が大きい
 事である。

 そして、この店舗は店舗規模も大きいほうであり、そ
 の意味からも強い店舗の部類に入るだろう。

 店舗レイアウトの良さもあるが、特に「鮮魚」「精肉」
 は強い。
 
 店舗としての売上高の強みもあるが、商品陳列にボリ
 ュームがあり、鮮度も良い。精肉も焼肉商材の品揃え
 の豊富さが抜群であり、価格と品質のバランスが取れ
 高級志向だけでなく、万人が安心して購入できる幅の
 広さを感じさせる。

 更に、根底に流れる泥臭さ。
 鮮魚の展開などには、いい意味での泥臭さと演出が
 混じりあい、購買意欲を注がれる売場造りが印象に
 残った。

そして、「K社」。

 店内に流れる、クラシック。
 ちょうど私が来店したときは、四季の「春」が流れてい
 た。

 わずか200坪程度。
 品揃えも絞り込まざるを得ない。
 そして、その絞り方に差別化が図られている。

 そのギャップが、周辺スーパーと少し隔たりがあり、
 普段の買物との存在からは離れているのも事実。

 よって、二週間に一度の購買には面白い存在だが、
 日々の買い回りには、一般の消費者の方には無理
 があると思われる。

 しかし、この立地で収益が出るのであれば、将来的
 にはこの店舗のような品揃えを持つコンセプトのお
 店が生き残っていくのかも知れない。

 入口を入ってすぐの「ベーカーリー」の甘い香り。
 そして、職人と思われる人たちの売場運営。

 いつものお客様を迎えるこうした従業員がいつもの
 笑顔と商品知識で迎えてくれたら、毎日通ってもいい
 かな、とも思ってしまった。

最後は、「T社」。

 東武線の駅前に立地する。
 以外に集客力がある店舗だ。

 店内は軽衣料も有しており、以外に便利なお店なの
 かも知れない。

 更に、鮮度や品質には安心して買い物が出来るレベ
 ルのマネジメントレベルを感じさせてくれる。

  “あぁ~、地域のお客様の支持が高いんだなぁ~”

 鮮魚部門は、柏エリアに強い鮮魚専門店も入り、以外
 に活気のある売場を作っている。

 またグループとしてのプライベートブランドを持つのも
 、意外な強みなのかも知れない。


PS
 柏エリアMR②の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kasiwamrni/



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2011年9月25日 (日)

Wii登場

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ようやく、約束のWiiが、我が家に到着した。

 以前、iphoneを購入した際に、販売店との約束でiphone購
 入に際しWiiをプレゼントするというものだった。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-7eac.html

 “Wiiって、タダのゲーム機だろう?”

 我が家には、息子がPS3を所有している為、そのイメージ
 がどうしても強い。

 “別に、同じゲーム機が2台無くても”

そんな頭でしかいなかった。
だから、女房が「来ない来ない」と心配しても、私はどうでも
良いとしか思っていなかったのだ。

そして先日、私が帰宅すると、その女房が嬉しそうに私に言
った。

 「来たわよ。」

  「何が?。」

 「だから、Wiiよ。約束通り今日来たわ。」

9月中には送付すると言っていたので、約束通りだった。
そして、その晩にWiiをテレビとアンプにつないだ。
更に、次の休日にはネットに繋いで全ての設定を完了させ
た。

なにやら、このWiiは最新バージョンらしくて、コントローラーが
2台とソフトが1本ついているらしく、そのまま遊べるとの事だ
った。

 付いていたソフトは、「Wiiスポーツ・リゾート」。

しかし、このWii。

 画面の中のキャラクターを操るPS3とは違って、画面に向
 かって、体を動かして、擬似体験しながらゲームを進める
 スタイルなのだ(皆さんは既にご存知の方が多いのでしょう
 が)。

 だから、テレビの前で、立ってゲームをするスタイルであり
 、そのスピードであり正確性であり、それこそまさにそのス
 ポーツを実際にやっている感覚で遊べるのである。
 体育会系の私には、何とも血の騒ぐゲームであったのだ。

 そして思わず、そのソフトに入っている全てのゲームにハ
 マってしまった。
 
  そして、翌日、女房共々その事に後悔する事になった。

 体中が、筋肉痛でたまらない。
 
 それはそうだろう。
 ゲーム途中で、Wiiが健気にも、休憩を促すメッセージを流
 しても、それを無視してチャンバラゲームを4回も続けてし
 まったからだ。

 その他にも、ピンポンやらボディーボードやらボーリングや
 らと、なつかしのスポーツに熱中してしまった。
 そして年甲斐も無く(?)、知らず知らずに全力で体を動か
 していたのだろう。

 “いずれこれを活用して、体力増強にでも取り組んでみる
 か”

そんな将来的な楽しみに、夢が膨らんでいる。




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2011年9月24日 (土)

絞り込みの功罪

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗の売上とは、地域の人口、競合状況、自店の品揃えや
店舗運営力で決定される。

 特に変動しやすいのは、競合店の変化であり、この部分は
 即売上に影響を与える。

それを、自店に置き換えると、強化した部分は相手へ影響を
与えるが、逆に弱体化した部分も、影響を与えると言う事だ。

 弱体化。

意識して弱体させている訳ではないが、強化した部分に反比
例して、必然的に強化していない部分が弱体化している事は
良くある。

 例えば、価格政策。

価格政策を取れば、点数アップは図れるが、単価ダウンを引
き起こす。
単価ダウンを補う為に、点数アップを図るが、粗利ダウンも同
時に補う為には、点数を倍増しなければ粗利額は目標に届か
ない。

点数拡大を倍増させる為には、主力商品へ人員を集中させる
為に、その他商品の品揃えを絞り込まなければ全体のメンテ
ナンスが出来なくなる。

よって、価格政策へ転換した企業は、概ね店舗全体の中で、
価格強化部門と絞り込み部門を明確にしてリニューアルする。

 結果として、強化部門と弱体化部門が鮮明に区別される。

企業にとっては、それによってより明確に強化部門を特化し
ようとしてのリニューアルなのだろうが、そのお店でワンストッ
プショッピングを完結させようとしていたお客様にとっては、以
前より買いにくいお店として評価されるようになる。

 結果として、弱体化した部門を有する事によって、ワンストッ
 プショッピング目的のお客様を失う事になる。

それが、他競合店への影響である。

それだけ、自店の品揃えのバランスを崩すと言う事は、一歩
間違えば、そのお店の命取りになるほどの影響があるという
事を、心しなければならない。

価格政策という選択だけでも、それだけ影響を与える訳だか
ら、今の店舗政策を変えると言う事は、それによって何を得
て何を失うかを十分に仮説を立て、特に失うものを考慮した
上で踏み込まなければならない。

私が今まで経験してきな中では、基本的な品揃えを縮小した
場合、お客様を失う結果に結び付く場合がほとんどだ。

更に、好調部門や好調な責任者の多くは、品揃えは増加傾
向になる。

要は、絞り込まざるを得ないと言う事は、その部門や人間の
能力が低下している結果であるとも言える。

よって、好調部門ほど、品揃えが豊富になり、売場が拡大し、
販売企画が溢れるように噴出してくるものだ。

価格政策を取ろうとする企業ほど、現場の実力を低く見過ぎ
るあまり、品揃えを低減させてしまい、結果としてお客様の信
頼を失う結果になっているように思える。

現場とは、企業の幹部が考えているほど硬直化していないと
思うのだが、どうだろうか。

逆に、個人商店や青果商からディスカウントに転じて好調を
キープしている店舗というのは、商品を絞り込んではいない。
これでもかと品揃えを豊富に、更に季節に応じては我々スー
パーでも品揃え出来ない商品なども積極的に品揃えをして、
地域のお客様に喜ばれているケースが多い。

 但し、この場合の品揃えとは、単品量販とは別物だ。

その中から、売り手が絞り込んで単品量販を図る。
これも、絶対的な繁盛店への手法である。

 その事に関しては、後日。



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2011年9月23日 (金)

スタンプラリーの復活

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年に3回の「スタンプラリー」の企画。

 企画会社と組んで、1000円毎に1スタンプを押印し、 10スタンプで一つの商品を格安で購入できる権利を得 るという企画である。

今年も、5月に実施する予定だったが、震災により延期され
ていた。

私は、この企画を単なる販売促進のツールだけでなく、別の
意図を持って取り組んできた。

 それは、以前のブログでも記した事がある。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-47a2.html

日頃、レジ精算を中心に販売商品を持たないレジ部門。

私は、同じ組織内で販売商品持たない集団のレジ部門にも、
売る喜びを知ってもらいたいと思っている。

 なぜか。

一つは、販売を通して得た「売る喜び」を体験してほしい為。

 売る、売れた、そして喜ばれた。
 逆に言うと、喜んで頂きたいから売る。
 それは自分のコミュニケーション能力を高め、お客様との
 関わりを強め、ひいては生きる喜びにも繋がる。

二つは、販売を通して部門強化、店舗強化が図れる為。

 売る為の情報共有。
 そして、個人の努力。
 他店との競争を通じての団結心。
 更には、販売力のあるレジ部門の出現による、販売部門
 との情報共有。

組織強化にもいろいろな手法があるが、販売を軸にした内
部強化が、小売には一番フィットしているのではないかと私
は思っている。

 単品を売る事を通して、全ての仕組みを組み立てる。

そこに、教育が存在し、組織造りが存在し、結果数値で
検証できる仕組み作りが完結出来る。

組織の全ての力が、単品の販売力に向かう。
そんな組織であり、組織風土であり、DNAである事。
それが、小売という組織の、最強の組織強化策であると考
える。

そんな訳で、いよいよ今月からスタートしたスタンプラリー。
早速、日々の販売データをレジのサービスカウンターに掲
し、社員をはじめパートさんまで自店の販売数値と全社で
の位置づけを意識せざるを得ない環境にもっていった。

 日々、販売データが分かる。

以外に、レジ部門の面々には、単品販売の経験が少ない
為、そのデータを確認するという風土が無い。

だから、私が日々のデータを抽出して面々に見せつける。
これが意外に、メンバーの意識を高めるのだ。

とりあえず、スタートから一週間で、全社3位。
良い位置にはついているようだ。



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2011年9月22日 (木)

声優」を目指して

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、アルバイトとの面接をしていたら、ある職業を目指し
目標達成する為の資金稼ぎの為に、アルバイトをしたいと
いう子がいた。

 その目標とは、「声優」。

アイドルとか芸能界とかに憧れ、目指す子は多いだろうが、
「声優」を目指す子は初めてだ。

その子を見て、そしてその子の目標を聞いて、私は採用を
即決定していたので、その後は彼女の目指す「声優」に関
しての話が中心となった。

彼女は今、そのような職業を目指す専門学校に通っている
が、将来は「声優」や「アナウンサー」が所属する事務所に
就職する事だと言う。

その為に、2年後には上京したいと言う。
そして、上京後の当面の資金が必要となるため、専門学校
に通いながらアルバイトをして資金を得るのが目的なのだ
という。

私は、素直な疑問を彼女にぶつけた。

 「女優」を目指すのなら分かるが、何故、声優なのか?」

彼女は答えた。

 「声優は、心の内面を声だけで表現する仕事ですので、
 私には合っていると思います。だから声優を目指します
 が、アナウンサーとかも含めて、言葉で表現する仕事を
 したいと思っています。」

なるほど。

 「声優って、以外にマイナーだけど、どんな声優を目指して
 いるの?」

彼女は、活き活きと答えた。

 「はい、〇〇さんという声優さんがいるんですが、彼女のよ
 うな感情表現できる声優が目標です。」

 “〇〇さん?、知らねぇ~なぁ~”

それでも、その名前を出して、その声優さんの良さを語る
彼女の目は爛々と輝いていた。

 “良い眼をしているなぁ~”

別れ際に、彼女に言った。

 「ここの仕事も、あなたの将来にきっと役に立つ経験が出
 来ると思うよ。是非頑張ってくださいね。」

 とは言ったものの、逆に私が彼女から学ぶ部分が多いかも
 知れない。




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2011年9月21日 (水)

サンキュウノート

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


接客の向上。

 あらゆる小売業での課題である。

 どうしたら、接客レベルが向上するのか?。
 その為に、あらゆる企業努力と手法が用いられる。

 一つには、具体的接客技法があるだろう。
 マニュアルに沿った接客技法によって、接客訓練の実
 施。
 更には、ロールプレイングによっての接客場面の訓練
 もあるだろう。

 二つには、接客レベルの見える化によっての数値化。
 接客マニュアルをいくつ修得出来たかの、数値化。
 他には、接客クレームの数値化等。

 店舗での接客クレームをいくつもらったか等の数値化。
 その事によって、接客訓練の徹底を図ろうとする意図で
 ある。

 しかし、それも使い方を間違えば、従業員から笑顔が消
 えるという両刃の剣でもある。
 接客でのミスが出来ないというプレッシャーが重くのしか
 かり、逆に積極的なサービスの向上心を失う結果にもな
 る。

 そこで、レジ担当者から出てきたプラン。

  「サンキューノート」を作りましょう。

 要は、お客様からの感謝の言葉も記録しましょう、と言う
 事だ。

 クレームのプレッシャーを感じながら目の前のお客様に
 接するという緊張感も大切だ。
 しかし、お客様からの感謝の言葉を頂いた感激感動も
 一人一人の成長の糧になるという現実jも大切だ。

 結局のところ、我々店舗の人間のモチベーションの要因
 の一つは、お客様からの「感謝の言葉」である。
 この言葉一つで、全てが癒されると言っても過言ではな
 い。

 レジの従業員一人一人が、お客様から感謝された時。
 お客様から、「ありがとう」と感謝された時とは、どんな
  時。

 そんな問いかけに、その場面を記したノートをレジチーフ
 の問い掛けて作ってみた。

 そして、レジチーフが私に提供した資料があった。
 「感謝された場面を、思い出してみよう。」

そうして出来上がったのが、サンキューノートである。

 そんなサンキューノートの中で、最近入社した若いレジ担
 当者が残したノートに釘付けとなった。

 「お客様にとっても、人生の一コマとしてスーパーに買物
 来られているのだと思うと、その一コマに関わる者として
 大切な一コマに有意義に関わりたいと思いました。」

 そんな内容だった。
 しかし、二十歳そこそこのパートさんが、そこまで想って
 この仕事をしようとしているだと思うと、胸が熱くなってく
 る。

 そんな方々に囲まれて店長をしているのだから、なんと
 しても地域のお客様に対して、部下の従業員と共に奉
 仕していきたいものだ。

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2011年9月20日 (火)

内定者からの電話

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、店内放送で私が呼び出された。

 「はい、店長です。」

  「あっ、一番の電話が店長に入っています。」

 名前を聞いても、ピンとこなかった。

 「あっ、てっちゃん店長ですか。私は以前に会社訪問で
 お世話になりました〇〇と申します。あの時は名前も
 言わずにてっちゃん店長と話させていただきましたの
 で、私の名前は覚えていないと思います。」

  “会社訪問?、〇〇?・ ・ ・ あっ!思いだした!”

 以前のブログで記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-9059.html

 私が気持ちよ~く、学生を前にして話した時の事を思い
 出した。

 その後、私が売場で夕市の売場に出て売り込みを行っ
 ている時、一人の学生が近づいてきた。

 彼は、あの時真剣に私の話に聞き入っていた学生の一
 人だった。

  「○○店長、先ほどのお話は感動しました。」

   「そうか、ありがとう。私が今感じている事を話しただ
   けだよ。」

  「いままでイメージしていたスーパーマーケットからは
  想像も出来ないお話を聞かせていただきました。本当
  に興味深いお話でした。ありがとうございました。もう少
  しお話を聞かせていただいてよろしいですか?。」

 それから、彼には私の仕事観などを別の視点から簡単
 に話をした記憶が甦った。

  “〇〇さんとは、あの時の学生だったのか?”

そして、彼が私に言った。

 「本日、御社の人事部から内定を頂きました。ありがとう
 ございました。」

  「それは君の実力だろう。俺にお礼を言う事ではないよ
  。」

 「いえ、あの時のお話を聞かせていただいてから、私の
 仕事観も変わりました。そしてそんな企業で働きたいと
 思いまして内定を受けました。」

  「でも君の事だから、他からの内定ももらっているんだ
  ろう。」

 「はい。でも、御社で働きたいと思っています。」

  「本当にそれでいいのか?。簡単に結論を出す事では
  ないぞ。私の言ったことも全て真実かどうか、それは私
  だけの世界での話であり、全てが全てこの企業の姿で
  は無い。それを良く考えた上で判断すべきだろう。」

 「それも含めての判断です。そんな環境の中で仕事を通
 して自分を磨いていきたいと思い、決断しました。」

  「そこまで考えているのなら仕方が無いな。これも何か
  の縁だ。来年から宜しくね。」

 「ありがとうございます。本当にありがとうございました
 。」

 もうほとんど、就職戦線も終盤期。
 この時点での就職内定は遅い部類だろう。
 そう言う意味でも、何かの縁がお互いを結びつけたのだ
 ろうと思う。

しかし、今時の学生にしては律義な奴だ。

 余程、心に残ったのだろう。
 そして、人との結びつきとは、このような契機を介して繋
 がっていくのであり、それも含めての「出会い」である。

これからは、上司との出会いから、部下との出会いが圧倒
的に多くなるだろう。

私と言う人間の、商売の思想を受け継ぐ世代への出会い
も大切にしていかなければならないと思う。




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2011年9月19日 (月)

柏エリアMR①

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


柏エリア。
 
 食品スーパーが乱立し、競合激化の聖地。

そんな印象のある柏駅周辺。
3週に渡り、柏エリアをMRした。

まずは、「Y社」。

 関東のリージョナルスーパーの代表格である。
 カンブリア宮殿等にも登場し、その質の高い店舗運営に
 は定評がある。

 売場を単なる物売りの場としてではなく、暮らしの提案の
 場として捉え直し、豊かな暮らしを提案する事では他の
 追随を許していない。

 私は、その強みは素材ではなく、惣菜からの発想を軸に
 捉えている事が大きな要因だと思っている。

 そしてこの店舗も、広大な面積のセンター内に位置し、
 高い集客力を背景に、思いきった品揃えとチャレンジさ
 れた売場を提案し、安心感と共に、エキサイティングな
 商品構成で飽きない売場造りから豊かな暮らしに繋が
 る店舗運営が実現されている。

 なにより、惣菜売場にパートさん達の手作りと思える
 媒体が飾られ、従業員の活気が伝わってくるようだ。

 それは、500円以下のぶどうの品揃えをカットしてでも
 味への追求をし、食べたら必ず満足感を持っていただ
 けるアフターフォローを感じさせる。

 レイアウトも縦割りを排し、生活場面に合わせて商品選
 択しやすいように配列されており、若い世代の主婦層に
 は非常に便利なレイアウトである。

次に、「Y社」。

 巨大グループに属するリージョナルスーパー。
 巨大グループ内のパワフルな仕入力は感じるが、売場
 造りは意外に「泥臭い」。
 それが、この企業の魅力でもあるが、個店力や個人力
 以上にグループ力を秘めているのだから、その組織力
 をもっと活かせばいいのに、と思ってしまう。

 そして、店舗運営力にも店舗間格差があるようで、後日
 出てくる「Y社」の良さが、この店舗には無かったようだ。

更に、「I社」。

 この規模ではもはや、この企業の魅力が無いのかも知
 れない。

 レイクタウン等の開発が進み、巨大テナント群とその話
 題性が薄れ、どちらかと言うと日々の食材が中心になり
 つつある存在ではないのか。

 魅力あるテナントもほとんど無く、そこでのサービスも
 決して高いとは言えない。

 食品売場、生鮮売場も、どんどん「ビッグ」化しており、
 単なる物置き場的な、効率重視の店舗運営に走ってお
 り、細部の品揃えに目を向けるDNAが無くなってきてい
 るのかも知れない。

 しかし、鮮魚売場の活気は健在だった。
 そして、天然ぶりの量販。
 もしかして、天然ぶりだけ取れば、その量販力は全国
 一を誇るのではないか。
 いつ行っても、天然ぶりを美味しそうに調理して販売し
 ている。
 この売り方は、他社では追随出来ない程、いつもスペ
 -ス拡大して売り込んでいる姿はたいしたものだ。

そして、想う事。

 “全国のディスカウントと呼ばれるディスカウントはこの
 「I社」に吸収されていくのではないか”

 そう思えるほど、この企業の価格訴求力は強大だ。
 そして、それを武器にした業態を生み出している。

 価格だけを取れば、他のディスカウントが中途半端に
 見えてくるほど、今や水を空けつつあるのではないだ
 ろうか。

最後は、「M社」。

 ナビで検索してMRしてみたのだが、実は密かに期待
 していた店舗であった。

 それは、黒磯の「M社」の強さを見ていたからだ。
 そんな存在の店舗を見てみたいなぁ~と思っていた。

  しかし、・ ・ ・ 。

 何と、生鮮を有してな無い。
 
  “随分、自転車が停まっているなぁ~”

 相当お客様が来店していのではないかと期待したが、
 それは自転車売場に並べられたもので、お客様が乗っ
 て来られたものでは無かったらしい。

  “しかし、この企業もいずれ、「I社」に吸収されていく
  のだろうか”

 なぜか、そんな予感を感じてしまうのである。

PS
 柏エリアMR①の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kasiwamriti/




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2011年9月18日 (日)

有り得ない「故障」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


こんなことが、起こり得るのだろうか?。
またまた、輸入車の話になってしまうのだが、
そんな事故というか、クルマの故障が発生した。

 どんな?。

日本車には絶対に有り得ないと思う。
クルマ歴30年の私ですら、初めての出来事。

 “もったいぶらずに、早く、言え!”

いや、もう少し、焦らさせてください。

修理に出したら、これも電気系統に原因があるかも知
れない、との事だった。

 “またしても、電気系統か!”

以前、リアのウィンドウが開かないという記事を乗せたが、
それも今だ解決していない。

 *解決していないというか、諦めていた。

そう考えると、日本車というのは本当に故障の少ないクル
マなのだと改めて実感できる。

 皆さんは、クラクションが鳴りやまなくなった事はありま
 すか。

てつろうさんなどは、同じ輸入車に乗っていたから経験が
あるかもしれませんが、突然クラクションが鳴りだし、止ま
らなくなってしまったらどうしますか?。

 そんな、想像もつかないトラブルが発生。

それ以前に、ヤフ・オクで革巻きステアリングを購入した
という記事を以前に乗せた。

そのステアリングを取り付けるべく、知り合いのクルマ屋
へ持ち込み、取り換えを依頼した。

一日ほどで取り付け完了し、運転。
その日は何のトラブルも無かった。

 しかし、

翌日の朝は問題無かったが、昼に競合店から帰ろうとし
てクルマを運転し始めたら、ハンドルをある角度まで回す
と、突然クラクションが鳴りだした。

更に、それ以上ハンドルを切ると、鳴りやむのだ。
それは、左右どちらに回しても、同様な事態に陥る。

自店に戻るまでに、いやはや恥かしい思いをしながら
帰社してきた。

 “これは、運転できないな。クルマ屋に取りに来てもら
 おう”

そう思って、クルマ屋と話をしていた。

 そして、夜。

何やら、裏の駐車場でブザーのなっている音が聞こえた。

 “何事か!”

言って見ると、何と、私のクルマのクラクションがひとりで
に(?)に鳴り出しているではないか。

 私は、震えが出てきた。
 “何かに取り憑かれているのか!”

クルマもステアリングも、いずれもネットで購入したもの
だけに、不安が過った。

 即、キーを押してロックを解除した。

不思議な事に、その瞬間にクラクションが止まった。
再度クラクションを押したが、鳴らなかった。

 “ヒューズが飛んだか?”

しかし、

 “再度、クラクションが鳴りだしたら、どうしよう?”

そうなったら、本当に取り憑かれたステアリングだ。

持っていった先の修理工も、不思議がっていた。

 その後、

数日預かっていた修理工から電話が鳴った。

 「原因がわかりました。どうやらこちらで取り付けた際に
 配線が絡んでしまい、ハンドル内でのクラクションの配
 線の接触が悪かった見たいです。本当にすみませんで
 した。」

やっぱり。

 “この後なにかあったら、どうしようか”

不安は高まるばかりだ。

 しかし、「走り」に関しては、エキサイティング。
 操縦感の高いハンドリングはたまらない。
 そして、クルマの所有感も良い。

輸入車に乗りだしたら、止められないとは良く言われる。

 しかし、実態はこんなものなのかも知れない。




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2011年9月17日 (土)

黄王りんご登場

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよ、今年のりんごが登場してきた。

 “とっくに、津軽で出回っているだろう!”

しかし、津軽は津軽だ。
もうひと品出回って初めて、りんごの季節、秋の気配を感じ
るのではないか。

 そう言う意味で、「黄王」の登場を待っていた。

黄王りんごは、津軽に比べてジューシー感があり、酸が少
なく食べやすい。
色目的には、津軽のもみじ色は「秋」を感じさせ、津軽が
平台に並ぶとやたら「秋の気配」を感じる売場として映える
が、味的には黄王以降が本格的なりんごの味になってくる。

 味覚の秋。

この時期のくだものは、まさに日本の象徴のように次から
次へと入れ替わって果実売場を彩っていく。

 桃、梨が過ぎ、ぶどう類が続き、豊水梨、津軽、黄王、
 その中に柿が入り、栗が入り、その後りんごの各品種
 が続いて登場してくる。そして冬の王様であるみかん。

これだけ豊富に、更に重なり合って果実が登場してくる時
期だけに、各社各店の果実売場に並ぶ単品のレイアウト
も各社各様である。

 リスクを負ってぶどうを前面に押し出す高質スーパー。
 梨を前面に押し、実質の売りを追う堅実なスーパー。
 りんごのアイテムを重視し飽きさせない辣腕バイヤー。
 いちじく、栗を追い、地域の声に耳を傾ける個人商店。
 コンスタントにグレープフルーツをしかける安売り王。

この時期の果実バイヤーは、やってみたい職業だ。
豊富な知識と経験と度胸で、毎年仕掛けがいのある
季節がやってきたのではないか。

そして、それは店舗でも同じこと。
果実の売上ウェイトが高まり、単価が下がり点数拡大
を図りやすい時期でもある。

更に、こんな時期ほど、個人商店やその延長線にある
青果中心のディスカウントのお店の品揃えが面白いし
勉強にもなる。

 “今週は、何を仕掛けてくるのか?”

そういう想いでMRすると、個人の考えや発想が見えて
くる。

そして、自店のチーフや青果担当のチーフにはそんな
目線で果実を見てほしいし、自らの販売能力を高めて
ほしいものだ。

 更に言えば、やったことだけが、自分の力として蓄積
 される。

その為の「弾」は豊富に転がっており、チャレンジする
「場」は、自らの店舗として預けられている。

 “本部の規制が厳しくて!”

そんなのは言い訳であり、楽をしたいだけの逃げである。

黄王から話は飛んでしまったが、りんごの季節が到来し、
更に言えば今の時期の「南アフリカ産グレープフルーツ
」も、味が乗ってきたと言える。
フロリダから南アフリカに切り替わり、酸っぱさだけが目
立つ存在だったグレープフルーツが、再度味が乗り、果
汁が豊富になり美味しい季節を迎えた。

この週、一番美味しく、相場的にも私のおすすめがコレ
ダ!と自信を持って言える商材を、どう掘り起こし、提案
し、お客様に喜んでいただけるか。

そんな時期が、もう目の前に迫っているのである。




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2011年9月16日 (金)

あれから半年、そして10年

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


9.11

 “そうか、9.11とはそういう日だったのか!”

3月11日。
 今までの価値観をも揺るがすような大震災。
 地震、津波、そして原発事故。
 そこから波及する問題や課題。
 そして数々の支援と復興。
 遅々として進まない原発対策と政治空白。

震災に関しては、今年を起点に復興がスタートしていく。

そして、9.11から10年。

 つい昨日の事のようだ。

日本国内でも同様の事が起こり得る事が想定され、東京
を中心に重層な警備体制がしかれ、不審物への関心が
異常なまでになされた。

特に、飛行機や新幹線、更に人が集まるコンサート会場
等での警備体制が敷かれた。

それほど、あのテロは全世界を震撼させた。
またその手法も、民間人の多くを犠牲にした絶対に許す
事の出来ない手法で。

そして、10年。
その首謀者は去り、テロ犠牲国のアメリカの対応の是非
が、改めて問われている。

今年を起点にして、日本と言う国は、一致団結して復興し
ていけるのだろうか?。
今までも、この国に数限りなく難題が降り注ぎ、その都度
それを糧に復興してきた経緯がある。

 “今こそ、政治主導ではないのか”

日本を正しい方向へ導くリーダー。
我々日本人の心のまとめられるリーダー。

今回、日本のリーダーが、新たに誕生した。
彼の弁舌を聴く限り、彼に野心は無い。
あるのは、正しい方向に導く為に一つになろうとする純粋
な心。
そして、その事を明快に伝えるメッセージ力。

しかし、全政治家の何人が、今の日本を根底から復興さ
せ、良い方向に向かわせようとするリーダーシップを発揮
しているのだろうか

今回の首相の所信表明演説へのコメントを聞く限り、野党
党首にその認識は感じられない。
常に、枝葉をあげつらい、政治主導を共に発揮して政治家
として一致団結して、この難局を乗り切ろうとする姿勢とは
程遠い。
考え方等の違いから政党があり、派閥があるのだろうが、
同じ政治家だろう。

 “お前らの本業は何だ!”

親から頂いた家督と家業を継ぐ事か?。
それが本音であれば、松下政経塾に籍を置き、幕末の時
代の志士のように日本の未来を憂いてきた元首相に肩入
れしたい想いである。



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2011年9月15日 (木)

すすきプレゼント

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の十五夜。

事前準備をして、月見団子をスタンバイしながら、仕事の
忙しさに忙殺されてすっかり食べ損ねてしまったお客様も
いたようだが(スーパー大好きママさん、http://yururiyururito.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-ec39.html、比較的盛況の
うちに終了した。

毎年、すすきプレゼントをするのだが、昨年の反省を踏ま
えて今年はプレゼントの仕方を変えた。

通常であれば、お一人様〇本までという限定をつけるが、
昨年、この限定をつけて配布したところ、用意したすすき
が余ってしまった。

私の経験上、配布用のすすきが余る、ということは考えら
れない事だ。

この店舗での十五夜は昨年が初めてで、お客様の買物
動向も良く分からなかったが、まさか余ってしまうとは考え
ていなかった。

すすきは各部門で持ちよることになっていたが、夕方には
すっかり穂の部分が開いて使い物にならなくなってしまった
為、廃棄せざるを得なかった。

そんな経験から、今年は持ちよったすすきを、制限無しで
配布する事にした。

 “せっかく皆で持ち寄ったすすきだ。余らすぐらいなら
 完売したほうがまだ良しとしよう”

そう思って、開店直後からお一人様の限定を外して配布
した(配布といっても、かってに持っていってもらうのだ
が)。

そうしたら、昨年とは打って変わって、午前中のお客様
達が、どんどん持っていかれる。

 “今年は、大盛況だな”

もっとも、今年の場合は、入口やけんちん汁材料その他
のお月見商材の展開場所で、配布のご案内と配布場所
を明記していた為、それをご覧になられたお客様が直走
されたのだと思われる。

あまりのすすきの盛況ぶりに、副店長が言った。

 「もう一度、すすきを獲ってきますか?。」

  「いや、もう十分だろう。午後からのお客様からは
  だいぶ減ってくるだろうから。」

流石に、午後4時以降はお一人様〇本の限定をつけた
が、午後6時頃には、すべて完配した。

そして、肝心の商売のほうはどうだったのか?。
やはり、商売とはいろいろな条件が重なって初めて成功
するものだ。
好天に恵まれた今年の十五夜。
りんごやぶどう、そして団子、更に秋刀魚なども相当数
の販売記録を残せた。

更に想いは、浜の十五夜へ。

以前在籍した企業では、今回被災した海岸沿いの店舗
でも仕事をしていたが、浜の地域の方々の「十五夜」
に対する購買行動は半端では無かった。

 なぜか?。

お月さまとは、航海の道しるべ。
そのお月さまを祝う行事である十五夜。
漁師たちにとっての十五夜は、また格別の行事なのだ。

そして、今年の十五夜。
今年の満天の星空に、浜の人たちは何を願ったのか?。



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2011年9月14日 (水)

久しぶりの「全灯照明」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日をもって、政府の電力使用制限令が、9月9日で解除
された。

当初、競合各社の節電状況に合わせて、店内の照明の点
灯を検討していたが、本部指示で私の店舗のエリアに関し
ては、全照明の点灯の許可がでた。
周囲の競合店の点灯状況を考慮して判断したのだろう。

私の休日中に、そんな指示が出され、休日明けの出社時
には、店内、店外ともほぼ全照明が点灯されていた。

 まずは店内照明の明るさに、圧倒された。

“えっ、こんなにこのお店の店内って、明るかったっけ?”

いままでが、電力15%削減のあおりを受けて、徹底して節
電してきた為、天井照明などは三分の一の点灯で我慢して
きたため、全灯になったとたんに、その明るさに圧倒された
と思える。

 “電気の使用のムダ?”

しかし、明るさとは文明の証明でもあり、お客様にとっては、
商品選択の重要な要素でもあり、また安心感をもって来店
される一つのメジャーでもある。

更に、犯罪心理学ではないが、薄暗い街燈よりも明るい街
燈のほうが犯罪がより少ないという現象からしても、明るさ
とは人の心理面に与える影響は少なく無いように思われ
る。

 “これで、夜も安心感を持ってどんどん来店してほしい”

そう思うばかりである。

そして、先日惣菜チーフが私に言ってきた。

 「いやぁ~、店長。なんか最近寿司の夜の伸びがすごい
 んですよ。」

 “えっ、早速、全点灯の効果か?”

まさかとは思うが、また夕方の伸びが出てきたらしい。
震災以来、どうも夜の来店客数が伸び悩んでいた。

 “今後の震災の不安感か?”
 “それとも、店内照明の薄暗さの影響か?”
 “はたまた、夜の売場の魅力が無くなってきたか?”

最後の要因は考えたくないとしても、この照明点灯の復帰
を一つの契機として、もう一度、夕方~夜のマーケットへの
チャレンジをしていきたいと考えている。

その為には、簡便商品の夜の充実ぶりだ。
惣菜、寿司だけでなく、店内で販売している簡便食材等の
品切れ対策が、最大のテーマ。

夜のお客様の引けの早さから、発注数量を抑えていた食
材を洗い出し、再度売れ数把握、発注数量見直し、そして
チャレンジの繰り返しをしていかなければ、と考える次第
です。


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2011年9月13日 (火)

価値観の変化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、久しぶりの相手と飲んだ。

 お互いに飲みながら話し合った結果、約20年ぶりに飲
 んだ事になる。

 飲んだというよりも、会ったと言う意味での20年ぶりであ
 り、飲んだのはもっと以前の事になる。

 彼とは同期入社であり、同じ生鮮同士で気も合い、一番
 の「マブダチ」でもあった。

 そんな彼が、企業は違えど、同じ市内の店舗に異動して
 きた。
 そんなブログを以前記したような気がしたが、彼も時間が
 取れるようになり、「それじゃぁ~、一丁飲んだるか!」
 となって久しぶりの顔合わせとなったのだ。

 お互いに惹かれあうには、理由がある。
 彼に無い部分が私には在り、私に無い部分を彼は持ち合
 わせていたからだ。

 しかし、それだけでも惹かれあわない。
 基本的な「生き方」が同じで無ければならない。

 目指す到達点が共通で、山頂への登り方が違う。
 しかし、その登り方が自分自身には無く、それ故その登り
 方とその人間性を尊重し合っていたという存在だった。

 そんな訳で、入社当時から遊び、飲み、語った。
 仕事の話、クルマの話、人生、生き方等々。

 彼は、システマティックな人間で、マニュアルを重視し、曲
 がった事を嫌い、自分中心で物事を進めていくタイプ。

 だから周りから煙たがられていたとも言える。
 しかし、私はそんな彼が好きだった。

  自分に無いものを持ち、行使している姿に惚れていた。

 個人的な能力や行動力でも敵わないと思っていた。
 私は学生時代の経験から、如何にチーム力を付け団体
 で勝つ事を価値観として抱いていたが、彼はそれ以前に
 個 人強いこと、個人で引っ張ることを価値観としていた
 ようだ。

 しかし、「熱さ」だけは、お互いに認めるところだったよう
 に想う。

 熱く生きる。熱く応える。熱く語る。
 そんな姿勢は、お互いに一歩も譲らない部分があった。

 そんな相手と、本当に久しぶりに会って、飲んだ。
 
  そして、彼は変わっていた。

 決して、生き方は変わっていない。
 
  価値観が変わったのだ。

 一人で引っ張るというより、末端のパートさんに入り込み
 皆の意識を共有し、チーム力を大いに活用して店舗運営
 をするという価値観。

  むしろ、それを強みとするような話しぶりには驚かされた
  。

 “おいおい、お前はそんな人間では無かったろう!”

 そう思えるほど、彼の口から出てくる言葉と考え方は、当
 時の間逆の言葉だった。

 そんな話を進める彼の顔には、人間的な幅を感じさせる
 余裕の笑みがあった。





 

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2011年9月12日 (月)

ひたちなかエリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をいている「てっちゃん」です。


ある理由から、水戸方面へのアクセス回数が増えた為、水
戸以北のMR回数が増えてきた。

 そこで、ちょっと水戸北部の店舗をMRしてみた。

まずは、「M社」。

 いわきに本拠を置く企業。
 数年前から南下政策をとり、確実に集客力を高めている。

 この店舗も数年前に出店したと思われるが、この周辺には
 後述の「K社」、そして「K社」と同じ系列の「J社」が存在し、
 その距離はたかだか1K程度」。

 そんな中でもこの店舗の集客力は群を抜いている。
 
  なぜか?。

 圧倒的なボリュームと鮮度、品質、味、品揃えが生鮮で群
 を抜いているからだ。

 まずは、青果が強い。
 果実の品質は、この地域のレベルが高いのだが、その中で
 も頭一つリードしている。

 高単価の桃、梨、ぶどうが惜しげも無く大陳されている。

  “価格だけでは、無いですよ!”

 果実の売場一つ取っても、堂々とそんな宣言をしているよう
 な品揃えが目立つ。

 その他、鮮魚、精肉とも的を得た品揃えと鮮度を強調し、普
 段の買物ではどころよりも満足のいく売場造りが集客要因。

 かといって、価格が高い訳では無く、競合売価に合わせて
 ポイントの高い商品の鮮度価格は負けてはいない。
 そこのところの店舗運営能力と競合対策能力が抜群に高
 い。

次に、「K社」。

 決して悪いお店では無い。
 むしろ、競合が無ければ地域一番店だろう。
 しかし、前述の「M社」のおかげで2番店に甘んじている。
 
 生鮮のレベル、店舗全体のレベルも高く、かっては売れて
 いた店舗だという印象を受ける。

 本当にベーシックな店舗レイアウトであるが、青果の売場
 維持や品揃え、鮮魚のお造りのレベル、惣菜の品揃え等
 不満の無い売場である。

 特に、青果の女性社員などはキビキビした態度で品出しを
 しており、見ていて気持ちが良いぐらいだった。

 ただ、隣の「M社」の出現によって、多くのお客様が隣へシ
 フトしてしまったのだろう。
 以外にお客様の少なさが気になった。

更に、「K社」。

 最近力を付け、量販力を付けてきた企業。
 もともとこちらの地場スーパーであるが、数店舗の出店を
 重ねて、トータルな販売力を付けてきている。

 どこよりも早く、9月1日の防災の日の提案をしているとこ
 ろなどは、店長のリーダーシップが伺える。

 但し、この店舗のハードな部分が、従来からの成長過程
 では使いこなせていない部分も多い。

 同社にとって、この規模は初めてなのだろう。
 売場の間延び感が多い。
 特に、鮮魚にその傾向が見受けられた。

 単品はそれなりにしっかり商品がでているのだが、縦割や
 陳列技術が、この広いはハードを有効に使いこなせていな
 い。

 まだまだ、伸びしろは多いと言う事でもある。

最後は、「Y社」。

  “かっての勢いが、無くなったかな?”

 そんな印象。
 
 オープン当初やその後間もなくの間、この店舗は紛れも無
 く最強だった。

 店舗規模、この敷地内のテナント群、そしてこの店舗の集
 客力と売場展開。
 いずれも最強の売場で攻めていた。

 前出の「M社」の出店もあるのだろうか。
 それにしては、ここまでの距離は遠い。
 特にお店の顔の青果は、売場変更もあったのうだろうが、
 二つの島が完成されていない。
 午前11時30分の世界である。

  “これじゃぁ、厳しいかぁ~”

PS
 ひたち那珂エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/hitatinakamr/




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2011年9月11日 (日)

ヤフ・オク

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ヤフー・オークション。

 最近、女房子供に習って、オークションで買物している。

  “見ず知らずの人間から、物も見ないで買物出来るか
  !”

 以前の価値観は、日本人なら誰でもそうだったと思う。
 しかし、ネット販売が一般的になってくると、それも大きな
 トラブルも無く家族が買物をして、一般小売から買うより
 も得をしたという話を聞くと、大丈夫かも?という意識に
 なるもの。

  “だってあなたは、中古車とか高額な物もネットで購入
  しているでしょうが”

 そう思っていらっしゃる方も多いと思う。
 たかだか数万円の買物よりも、数十万円、数百万円の
 買物のほうがリスクは高い。

 いやリスクというか、精神的に受け付けない方もいるだろ
 う。

 しかし、私はそうは思っていなかった。
 これだけネット販売が一般化し、社名を負った企業がネッ
 ト販売に参入している現状では、ネット販売での評判の恐
 さは十分に承知しているハズ。

 だから、ネット購入者が想像しているよりも高質な物がそ
 の価格で購入できる仕組みになっていると思っていた。

 今まで、クルマを2台ほどネット購入したが、いずれもこち
 らが想像していた以上の品質で購入することが出来た。

 それは購入以前から、名の通った企業として少しでも悪い
 評価を頂く訳にはいかないという理念が、そうさせているの
 だろうし、ネットというカオとモノが見えない相手への商売と
 いう世界でも、日本の「商い」の精神があるから、ネット売
 買がここまで盛況を極めているのだと思う。

  しかし、

 相手が「個人」という条件になると、どうなのか?。
 その疑問は長らく拭えなかったのだ。

 それでも、女房や子供が個人的なオークションに参加して
 小物を購入する姿を見て、以外にルール厳守で自己責任
 を果たしながらやっているんだなぁ~という印象に変わって
 いった。

  “よしっ、それじゃぁ~俺も一丁やったるか!”

 そう思って、ヤフ・オクに乗ってみた。
 まずは、前回ネットで購入した「輸入車」のアルミホィール
 を検索し、購入。

 当初は、やはり不安が残る為、「store」のマークの入った
 個人ではない企業のオークションで購入。
 ディーラーで新品で買えば、1本数万のアルミが、4本で
 1本分の価格で購入できた。
 それも、中古にしてはそれなりに満足いく品質である。

  “ハンドルもウレタン製から、皮革製に変えようか”

 そして、ヤフ・オクで検索してある程度の相場を観察。
 ある程度相場感がついてきてから、自分である程度の価
 格目安をつけ、その近辺の価格で年数や品質を見極め
 
  “これだっ!”

 そう思えた物を、落札した。
 その後、ヤフ・オクの画面から「取引連絡」等を通じて具体
 的な個人取引が始まり、最終的にはお互いに相手を評価
 し合って、今後のヤフ・オクでのそれ以降のオークションで
 の自分の評価がその他の参加者に周知される仕組みであ
 る。

 よって、今後の事を考えると、落札後の連絡や実際の納品
 後の商品的な満足感まで含めて、落札者や出品者の評価
 が包み隠さず表記されることになるため、連絡等の言葉使
 いまで含めて、気の抜けない連絡を要求されることになる。

  “この仕組みは、流石だなぁ~”

 自動的に、「不正」や「ごまかし」が利かない仕組みなの
 だ。

 これが海外なら、この仕組みが通用するのか。
 日本国内だからこそ、この仕組みにより不正の無い個人
 取引が可能なのではないかと思う。

 いずれにしろ、だいぶ「ヤフ・オク」に小馴れてきた為、いろ
 いろと試してみたいと考えてはいる。



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2011年9月10日 (土)

お客様のサイン

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、確信を得た事がある。

 毎朝の青果の鮮度チェックをしていても良く見かける。
 更に、昼間の手直し等をしていても、良く見かける光景が
 ある。

  痛みのある果実類が、お客様から分かりやすく陳列され
  ている状態。

 毎朝の鮮度チェック時には、そのような商品を撤去してバ
 ックヤードに下げるのだが、モレやその後の鮮度劣化もあ
 りえる。

 その後の我々の注意も大切なことだが、これは、お客様が
 他のお客様へのメッセージではないのだろうか?。

  “この商品は痛んでいますよ”
  “他のお客様、買わないでくださいね”
  “お店の方は、こんな商品は撤去してくださいね”

 これは、お客様同士のサインなのではないか。
 そう思い始めている。

 お客様が買物をしている途中で、鮮度チェックをし、鮮度
 劣化品を見つけたら、他のお客様にもはっきりとわかるよ
 うに表示し、注意を促す。

 そう思うと、納得する部分がたくさんある。
 普通なら、自分で陳列された商品を取り払い、下の商品を
 購入した場合は、常識的には再度残りの商品を元に戻し
 て綺麗に積上げてくれる。

 しかし、鮮度劣化した商品は、そのような戻され方はされ
 ず、明らかに鮮度劣化部分が表面を向いて、更に斜めに
 おかれたり、横を向いたり、明らかに他のお客様も見過ご
 せない状態で放置されている。

  “なるほど”

 そうだったのか。それはこちらのミスだった。
 そのような陳列商品ほど、イの一番に注意して検品し、鮮
 度チェックをしなければならないのだ。

 鮮度とは時系列的に劣化していくもの。
 朝のチェックが全てでは無い。
 開店後もどんどん鮮度は劣化していく。

 語弊があるかもしれないが、お客様の協力?も得て、常に
 目線を向けて注意していきたいと思う。



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2011年9月 9日 (金)

さんまが好調

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先月から、鮮魚が好調に推移している。

 鮮魚と精肉。
 お互いにライバル同士であり、切磋琢磨してお互いの売
 上げを競い合った時代もあった。

 今でも精肉よりも鮮魚の売上の高い店舗や地域もある。
 私の店舗もそうであり、魚を主食とする家庭の多い地域
 なのだろう。

 しかし、概ねの地域は店舗は、いずれ精肉の勢いに押さ
 れ、鮮魚の売上を凌いでいくのが通例である。

 特に、鮮度管理の問題や構造的な魚離れ等の問題から、
 主食が精肉へ移行しているのが現状だ。

 しかし、震災以来、その傾向に少し変化が見られるように
 なってきた。

 何故なのだろう?。
 
 更に、お盆前の牛肉の放射能問題を契機に、一気に鮮
 魚へのシフトが加速したようだ。

 特に、今まで需要が減退していた「切身魚」や「開き
 魚」の需要が伸びてきている。

 お盆後の秋の気配を感じた瞬間に、「煮魚提案」をした
 冷凍切身や生切身等の動きは活発だった。

 そして、「秋刀魚」の豊漁。
 昨年に比べて大型で出回りの早い今年。

 以前のブログでも記したが、昨年よりも2週間も早い98
 円での量販のタイミングでも、全社計の販売数量は大き
 く昨年を凌ぐ売上を記録した。

 昨年を売上を記録したと言う事は、昨年以上の発注数
 量を各店舗が起こしたということでもあり、このタイミン
 グを図り量販する技術もついてきたと言う事でもある。

 そう言う意味では、各店舗の販売技術もついてきたのも
 一因ではあるが、いろいろな要因が重なり、この秋の鮮
 魚の伸びはお盆を契機に一層増していくだろうと思われ
 る。

 そして、その大きな契機が、秋刀魚である。
 震災による原発事故で、今年の「かつお」と「秋刀魚」
 はどうなるのだろうと心配していたが、どちらも大きな落
 ち込みも無く、ここにきての「秋刀魚」は鮮魚の救世主に
 成りつつあることは、嬉しい限りである。

 おそらく、急速に内食化が進行しているのだろうことは
 予測がつく。

 しかしそれが、内に籠って、結果的に内食化に行き着い
 ているのであれば、私は逆の不安にもなっている。

  “人間が外に出なくなるという消極的行動”

 日本人の多くがそんな行動に走れば、人間の進化は止
 まる。

 それは、今後の経済にどれだけのダメージを与えるのか。



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2011年9月 8日 (木)

転んでも「タダ」では起きない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


チャンスがあれば、ピンチもある。

 どんな人間にも、正念場が到来するものだ。

 それは、いろいろな要因から窮地という場面に遭遇し、
 その時の対応力を問われ、それがその人間の能力とし
 て評価される場面である。

 我々店舗でのそんな場面とは、数値であり、クレームで
 あり、人事異動等の環境の変化でもある。

先日、ある部門の売場状態が悪いという評価を受けた。

 競合リニューアルによって、数値的な影響を一番受けて
 いた部門でもあり、当然注目度も高くなっていたのも確か
 であった。

 注目度が高まる一番の要因は、数値の悪化である。
 そこでその数値改善を図るべく、売場を立て直す。

 それでも数値改善が図れない場合は、更に検討が加わ
 っていくのであるが、売場があるべき状態になっていなけ
 れば、まずはそこから構築していかなければならない。

本部からの要請を受けて、検討会が店舗で開かれた。

 本部バイヤー、トレーナー、そして店舗から店長、副店長
 更に部門チーフの計5人で、売場維持に関しての本質的
 な検討がなされた。

 店舗としては、屈辱的なことである。
 特にチーフの立場は、針のむしろだ。
 チーフとして、普段の売場造りを全否定された訳である。

 当然、その場に参加した彼の表情は硬かった。
 私は努めて冷静に、普段の売場造りの中での店舗の問
 題、本部の問題、そして副店長やトレーナーからの目線
 で捉えた時の課題等を出して頂き、最終的には、店舗の
 意識の問題と、具体的な現状の課題をシステムの置き
 換えて改善していく部分に分けて結論を出した。

 具体的には、トレーナーや副店長から提案された部分を
 現場に即して、即対応していく事から始める。

 その後現場に戻って、その日に出来ること、翌日以降か
 ら実施していくこと。そんな手順で進めていく事にした。

 たまたまその日は、棚卸日であり、社員全員が出社して
 いた為、チーフと担当者の打合せも即図られた。

 どちらかと言うと、チーフの性格も私同様に派手な売場を
 好み、システム的に定番をコツコツ維持するスタイルを苦
 手としている部分がある。

 しかし、そうも言っていられない状況である。
 そして、それを定着させることが最大の効率化でもあり、
 誰が出社しても同様の売場の状態を維持していく上では
 一番大切な手法でもある。

 数日経過して、徐々に軌道に乗り始めた頃、私は彼に
 言った。

  「以前と違って、売場が安定してきたな。」

   「部下とコミュニケを図って、同じ気持ちで進めていま
   すし、パートさんにもコミュニケして無駄の無い作業に
   徹していますから、だいぶ商品が売場にスムーズに出
   るようになりました。」

  「ピンチは誰でも遭遇するものだ。そしてこんな機会でも
  なければ、人間は従来通りの進化の無い時間を過ごす
  事になる。これはお前にとって大いなるチャンスだ。これ
  を機に、システムに強いチーフに成れ。いいか、転んで
  もタダでは起きあがるな。必ず何かを掴んで起き上がれ
  。」

   「わかりました。」

 一度転がり始めた大きな玉は、加速をつけて転がり始め
 るものだ。

 どこかで大きな試練を受ける。
 それを、ピンチと捉えるか、長い目でのチャンスと捉える
 か。この考え方の違い、捉え方の違いで人生は大きく進
 路を変える場面がある。

 そう思えば、試練さんよこんにちわ、だ。



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2011年9月 7日 (水)

キウイの日②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日の続き。

 まさか売れるはずも無い、1200個の発注。
 カリスママネキンによる、「キウイの日」の販売。
 彼女の登場とともに、黒山の人だかり。

 前回も、キウイ800個を販売してくれた。
 彼女のどこに、驚異的な販売力があるのだろうか?

  “今日こそは、その秘密を暴いてやろう!”

 別に犯罪者の捜査ではないが、そこにある真実は何な
 のか。

 つきっきりで見ていた訳ではないが、ちょくちょく売場の
 手直しかたがた、彼女の販売方法、接客方法をみてみ
 た。

  その結果、分かった事。

 まずは、笑顔で厭味無く、お客様に近づいている。
 絶対に、試食台に腰を据えること無く、自らお客様に近
 づき、試食を促す。

 そして、キウイの効能や美味しさをさりげなく語りかける。
 もともとキウイ等の果実の強いお店でもあるが、それで
 も改めてその良さを商品を前に吹き込まれると、これを
 機に食べて見るかという「気」になるのは確かだ。

 更に、あれほどお客様を周囲に引きつけながら、私が
 売場の手直しに行くと、必ずお客様が取りやすいように、
 選びやすいように商品を手前に整然と手直しがなされて
 いる。

 以前のマネキンの時にお願いした事。
 「売れたら、必ず下の商品を上に出して商品ボリューム
 を落とさないでください。」
 その事を忠実に守ってくれていた。

 そして極め付きは、お買い上げのお客様の背中に向か
 って深々一礼をして感謝を完了する。
 その事が、次のお客様の感動を生む。

 この流れが、脈々と続いて、あっという間に残数が少なく
 なっていく。

  「店長!。キウイがやばいです!。」

 チーフの言葉に、初めは何を言わんとしているのか理解
 出来なかった。

  「キウイが!。」

   「足りないのか?。」

  「午前中で完売しそうです。」

   「えぇ~っ!。」

  「そんな勢いなんです。」

 朝のタイムサービスという限定的な特売なのだが、一日
 を通して販売予定をしていた売場の商品だ。

 それに、商品を欠品させては、せっかく6時までマネキン
 に来てくれた彼女にも失礼だ。

 バイヤーに追加の電話をして、なんとか商品手配はつい
 たが、一時的な品切れ状態が昼間の間に発生はした。

 最終1600個を販売した彼女の帰り際。

  「今日は、本当にご苦労様でした。お蔭で大記録を残
  せました。あなたの力ですよ。」

   「やったぁ~っ、嬉しいです。」

  「また呼びますから、是非来てくださいね。」

   「はい、喜んで。」

 私は、藤原紀香以上に、彼女を「キウイの女王」と呼びたい。
 ゼスプリさん、是非、ご検討を。



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2011年9月 6日 (火)

キウイの日

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


9月1日。

 一番周知されているのは、「防災の日」。

 9月1日が「キウイの日」と理解している人は少ない。
 私も、毎年この日にマネキン販売を告知されて初めて思
 い知るのが、毎年の恒例だ。

  「9月1日だからって、キウイってどんだけ売れるの?」

 私も、「売れた」という記憶は少ない。
 だからいつも、この日を迎えるまで忘れているのだろう。
 本部では今年も特売を入れてきた。

  “余計なコトを!”

 内心、そう思っていた。

  「特売ですので、1200個発注しました。」

 前日にチーフから聞かされて、本当に売れるのか?、と
 疑問にも思っていた。

 そう言えば、うちのお店は「キウイ」が強いお店だ。
 以前にも、マネキンさんが入って、800個を販売した実績
 がある。

  “あのマネキンさんが来てくれたらなぁ~”

 そう思いながら、開店前にチーフと話していた矢先だ。
  
  「おはようございます!。キウイのマネキンできましたぁ
  ~。」

 それは紛れも無く、前回のカリスママネキンだった。
 彼女の事は、以前にも「頑張るマネキン」で記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-900f.html

 彼女の事は、以前の販売後にバイヤーに連絡した。

  「あのマネキンさんの販売力は凄まじい。今後あらゆる
  場面であのマネキンさんを派遣してほしい。」

   「分かった、確認してみるよ。」

 本当に、彼女だったら何でも売ってくれるのだろうと思った。
 そんなマネキンさんだったから、その彼女が現われた時は
 
  “やった!”

 チーフと共に、言葉に出して言った。

  「あなたが来ることを期待していたんだよ。頑張ってくださ
  いね。」

   「うわぁ~、本当ですか。頑張ります!。」

 彼女は、本当に嬉しそうな笑顔で答えた。
 
 そして、売場に行ったかと思うと、私服のまま販売を始めて
 いた。

  “これが、プロ魂というものなんだ”

 そして彼女は、いつの間にか制服に着替え、何事も無く試
 食販売を実施していた。

 その後、彼女の周辺にはお客様の黒だかりと変身した。

  “なんだ、この集客力は!”

 彼女が売場に立っただけで、今まで散漫だったお客様の動
 きが集中してきた。
 一人のお客様が付いていると、どんどん加速度的にお客様が
 増加してくる。

 その秘密は何なのか?。

  それは後日記載したいとおもっています。




 

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2011年9月 5日 (月)

葛飾エリアMR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をいている「てっちゃん」です。


先週に引き続き、葛飾エリアのMRを報告。

 このエリアは、以前MR報告した「上井草エリア」と比較す
 れば、駐車場の設置状況は良い。

 同じ都内でも、その立地環境は大きく異なるのだろう。
 更に、店舗規模も焼く300坪~500坪が主体である。
 これで周辺人口が一万人を有すれば、十分な収益を確
 保出来る採算が取れるのであろうと思われる。

  それと店舗レベル。

 それ相応のレベルを有しないと、1K周辺のお客様の取り
 込みが不可能となり、一気に不採算店舗に陥り、土地代
 等から撤退せざるを得ない環境が目の前に迫っているの
 だろう。
 だから、どの店舗も穴が少ない。
 そして、それだけの集客があり、商品が回転している。
 我々北関東に人間にとってみれば、ある意味羨ましい事
 ではあるが、それだけの競争も裏側には存在している。

 そして、本日のMR報告も、そんな厚い商圏を背景に店舗
 展開するお店をMRした。

まずは、「M社」。

 関東周辺を中心にリージョナル展開する「M社」。
 スタンダードレベルは高く、その商品政策は安定している。

 生鮮部門の基本レベルとグロサリーの品揃えの安定。
 規模を武器にした仕入力とそれによる価格政策。

 生鮮の価格、野菜の価格に関しては、このタイプのSMの
 中でも安さを目指している部類の商品政策を取っている。
 しかし、鮮度品質、品揃えも十分に考慮した展開でいざと
 言うときの御馳走商材にも不便はきたさない。

 特に、鮮魚、精肉の調理技術はどのお店も安定している
 と思える。
 それが、この都内で支持されている所以なのだろう。

次に、「S社」。

 今回初めてMRする企業。
 店舗規模から想像する以上に、オリジナルなレイアウトと
 商品政策が面白い。

 以外に品揃えはアッパーな部類だろう。
 フルーツ類も高級感を出して販売している商品も多い。

 店内の内装はそんなに高級感を出してはいないが、商品
 面での意図は伝わってくる。

 客層も日中の高齢者が安心して買い物できるとう雰囲気
 にある。
 しかし、店頭販売も実施しており、狭い店内だけでなく店頭
 をりようした青果物の売上拡大も図ろうとする意図もある。

 更に、レジの開閉コントロールも瞬間的に臨機応変に実行
 されており、その分野でもマネジメントレベルの高さがわか
 る。

最後は、「IY社」。

 綾瀬駅前の店舗。
 駐車場への入り方の不便さは、駅前立地の宿命なのだろ
 う。
 昔ながらの立体駐車場で、一台入れるのに待ち時間を有
 するほどの不便さは、如何ともしがたい。
 
 店内は、それでも生鮮部門の陳列や細部の品揃えは工夫
 が見られ、細かい手法を取り入れた展開方法が目につく。

  “数年前に比べれば、雲泥の差”

 そう思えるほど、商品展開方法は変わった。
 グループ力が、ようやく、大小を問わずに共有されるように
 なってきたと言う事か。

 しかし、このような規模の駅前立地店舗は、今後どのような
 MRプランを打ちたてて回復していくのだろうか。

 立地のハンデ。販売力のハンデ。更にはマネジメントでの
 ハンデと、改善すべき項目は多岐にわたると思われる。


PS
 葛飾エリア②のMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/katusikamrni/
 


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2011年9月 4日 (日)

課題を明確にして

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、「サブを育てる」を記した。

 下期の私の行動計画の一つとして考えていること。
 更に、直面している課題がある。

  ディスカウントへの対策。

 周囲の競合店がディスカウント化していく中で、どんな
 コンセプトを以って、店舗としていかに対策し、結果に
 繋げるか。

 これは私の店舗だけの問題だけでは無く、今後このよ
 うな構図はどのエリア、どの店舗でも直面していく課題
 でもある。

 大資本系がそのパワーを以って、圧倒的なあり得ない
 価格で攻め込んでくる。
 現状相場200円のキャベツを、平気で98円で販売し
 続ける。

 それは野菜の事例だが、そんな商売をグロサリーでも
 展開する。
 むしろ、グロサリーのほうが大資本系の仕入れ力を発
 揮しやすいから、その痛みは少ないのかも知れない。

 そう言う意味では、アメリカのウォルマート化が始まって
 いるのかも知れない。
 
  アメリカ視察。

 現在の日本の課題解決が、今のアメリカの現状に現わ
 れているとすれば、アメリカへは一度行ってみたいとは
 思う。

 しかし、それでも個別具体的な対策は、個店対個店の
 状況次第で変わるもの。
 
 アメリカ視察で方向性は見えてくるものの、日本におけ
 るベストマッチな方策は日本の国民性に照らし合わせて
 進めなければならない。
 
 更に、地域に住む顧客の嗜好もあるだろう。

 日本のディスカウントに、日本の中小スーパーが、どう
 対抗していくか。

 その事を、自らの店舗を以って検証していく事が、下半
 期の私の大きな課題となる。

 価格で対抗する部分。
 品揃えで対抗する部分。
 グレードを追求する部分。

 結局は、地域のお客様が要望するスーパーマーケット像
 とは、価格だけでは無い。

 その事を、真摯に素直に受け止め、コツコツとバランスを
 とって試行錯誤していくことが、一番の早道ではないかと
 考える。

 とにもかくにも、この半年で、ディスカウントに対する法則
 を確立する事が、最大の課題となろう。



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2011年9月 3日 (土)

サブを育てる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


サブチーフ。

 これから部門を背負って躍進していこうとする時代。
 入社2年から5年ぐらいの年代か。

 私自身、この頃が一番プライベートが充実していた。
 仕事以上に遊びが充実していたような気がする。

 当然、学生時代からの延長での友人との付き合いも
 続いており、趣味もその他も続いていた。
 更に、同期入社組との付き合いも重なり、休日ごとに
 外出していた時期。

 そんな時期だから、100%仕事に力を向けられない
 年代である事は致し方無いが、そのパワーを一気に
 仕事に向かわせれば、とてつもない能力を蓄積する
 事になる。

 見ている方も、その成長ぶりが良く見えて力の蓄積が
 売場作りに反映されていく事が楽しみでもある。

 とは言っても、仕事に最大のパワーを発揮している訳
 では無い為、どうしても取り組み方が中途半端になって
 しまう。

  “どうもいまひとつ期待に応えていないなぁ~”

 そんな感想をもってしまう事も多々ある。
 しかし、本人の事を思えば、今この瞬間が一番大切な
 時間だ。
 多少厳しい言い方をしてでも、磨かなければならない時
 がある。

  「鉄は熱いうちに打て」

 とは昔からの言い伝えだが、良く言ったものだ。
 
 入社3年程度の若手だから、頭も柔軟で吸収力も高い。
 この時期に体で覚えた事は、一生忘れない。
 そして、先輩社員から教えられたことは、その後の彼の
 人生を変えるぐらいのインパクトがあるのだ。

 そんな人材が、私のお店にも数人存在する。
 9月に入り、多少時間的な余裕のあるこの時期。
 
 下半期の私の課題に入れておくべき項目は、
 
  「サブチーフの育成」

 この中から、一人でも二人でも、次期チーフを育てる事
 が、私のもう一つの使命でもある。



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2011年9月 2日 (金)

8月という月を終えて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


8月を終えて、一つのヤマを越して。

 年末まで、もう残り4か月を切ってしまった。
 
 毎年、いろいろな与件が外部から影響を受けるが、今年
 ほど与件の激しい年も少ない。

 特に自店に関しても、震災、物不足、放射能問題、牛肉
 の問題、そして競合店改装等。

 その影響から、自店の部門間の業績にも大きなギャップ
 が発生している。

 全般に、グロサリー好調、生鮮不振の構図。
 そして、同じ生鮮でも鮮魚好調、精肉不振。
 同じグロサリーでも、食品好調、デイリー不振。

 しかし、このような構図の激しい変化が起こっても、店舗
 としての全体の業績は大きくブレないのが、食品スーパ
 ーの強みなのかもしれない。

 どこかが落ち込めば、どこかが伸びる。
 部門の単品でも、極端に落ち込む商品を、伸長してきた
 単品がカバーしてくれる。

 そのような構図を、どう造り出していくかが、このような
 変化の激しい時代には必須の考え方なのだろう。

さあ、そして8月という一つのヤマを越して。

 年末まで残り4か月ではあるが、内部強化、ほころびの
 修繕に取り組む時期でもある。

 季節の変化の激しい時期、種々のイベントの多い時期
 でもあるが、内部強化を図らなければならない時期でも
 ある。

 前述したが、今年は外部与件が多く、変化が多かった。
 それは、逆に言うと、我々人間にいろいろな刺激を与え
 、考えを変化させ、行動を変化させ、チームを変えていく
 事に積極的にさせてくれる刺激であり、その事を利用し
 て内部強化が図られるという要因でもある。

 しかしそれは、従来の安定を失う事でもあり、目線や優
 先順位が、安定から不安定や変化へ向けさせることに
 なり、従来の安定志向に向かう行動から遠ざかる結果
 にもなっていた。

 いざという時に変化に対応できる力とは、普段の安定志
 向が確立されており、ある程度しっかりした思考がベー
 スとして定着していないと、急激な変化に対応できない。

 種々の不安定要素はあるにしても、今の環境は当面の
 間は安定していくだろう。
 
 そして、もう一度年末へ向けての内部強化を図るタイミ
 ングだと捉えている。




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2011年9月 1日 (木)

二週間早い「この日」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


早いもので、あの日から一年が経過した。

 「あの日」とは?。

 一年で一度、さんまが異常に量販出来る日。

 それは、秋刀魚漁の大型船が出向してから、水揚げ量
 が拡大し、急速に価格がダウンし、三桁の価格帯から
 二桁の価格帯に移ろうかと言うその時。

 この瞬間に、他社に先行して強引にでも二桁の価格帯
 でチラシにでも入れると、その販売数量は異常な伸びを
 示す。

  一年に一度、そんなタイミングが必ず訪れる。

 思えば、昨年は、あるお客様の研修会が自社で行われ
 、そのタイミングに合わせて強引に1尾98円で販売し、
 一気に販売数量が拡大した。

 そしてそれを、「年に一度の秋刀魚の量販」に記した。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-755d.html

 昨年のその日は、9月10日前後だったような気がする。
 そして、今年のそのタイミングが、折り込みチラシという
 絶好のタイミングで訪れた。

 それは、昨年の9月10日からすれば約2週間早いタイミ
 ミングの8月末だった。

 その記憶が残っていたのだろう。
 チーフも発注数量には妥協が無かった。
 昨年の販売数量と同等の数量で臨んだ。

  「前日まで198円で販売する秋刀魚だろう。このタイミ
  ングだったら、昨年以上の数量を用意しないと不足す
  るだろう。」

 そんなアドバイスを受けて、増量して臨んだ秋刀魚の量
 販日。

 そして売場造りも昨年以上のダイナミックさ。そうやって
 年々バージョンアップして販売数量も拡大していくのだ。

 折り込みチラシの後押しも受けて、開店早々からお客様
 は、秋刀魚周辺に固まった。

 年配の方を中心に、脂が乗って太った秋刀魚に群がった。
 順調に販売数量を伸ばし、結果的には6時頃に品切れし
 てしまった。

  “年に一度の量販期は、どこまで伸びるのか?”

 このままいけば、いずれ100ケース販売する日が訪れる
 だろう。そして、それが年に一度の日課となって継続され
 ていく。
 どうせ取り組むなら、そんな数量を目標に置いて毎年トラ
 シしていきたいものだ。

 そして、数日置いて、本日の秋刀魚の価格も二桁台である。

  “第一回目の価格と同様であり、また上を越えるのか?”

 しかし、なかなか二匹目のドジョウは捕まえられないものだ
 。
 だから、その瞬間瞬間に、研ぎ澄まされた目をもって生き
 なければならない。

  日々真剣勝負とは、こんなことを言うのであろう。

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