ブレないリーダーシップ②
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
本日は、昨日の「ブレないリーダーシップ」の続編である。
実は、「ブレないリーダー」なる本を購入して読み終えた。
武田 斉紀 著 Nanaブックス出版。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4904899164/tetu0358-22
本屋で、読みたい本を探していたら、ふと目に留まったフレーズがあった。
「ブレない」。
最近、競合店等のリニューアルもあり、具体的対策に関しても二転三転あり、
何が本筋なのか?という自問自答もあって、「ブレる」という事に関して機敏に
なっていたのだと思う。
更に、ブレないリーダーという本の題名を目にし、即購入を決めた。
ブレるとは、どういう事なのか。
何が原因でブレ、どの段階でブレ、誰がブレるのか?。
この本の索引を見て見ると、そんな事が解明される予感がしたのだ。
そして、この本の中で印象に残る言葉とは。
「自分の『人生の目的と価値観』を明らかにしておくこと」
この事が、人生においても仕事においても「ブレない」要因なのだと言う事だ。
何となく、わかるような気がした。
ブレるというのは、要は自らの生き方に迷いがあり、優先順位付けがブレる
事が原因である。
何を大切にしながら(価値観)、何を目指すか(目的)が、人生において明確に
なっていれば、概ねの環境において、貫く軸はブレる事は無い。
そして、企業としての、「何を目指すか」の問いは、大抵の場合は大きなブレは
無いのだ。
問題は、その瞬間瞬間、場面場面で大切にする「優先順位」が変化すること
なのだ。
この部分は、もう常日頃から、「何を優先して、自らどう行動するか」を自問自答
して、「わたしだったら、どうする?。」を二つぐらい上の目線で、枠を広げて即答
出来る訓練をしておく事が大切だろう。
「二つ上の目線で、枠を広げて自分の位置づけを認識する事」が重要だ。
何故なら、より広い全体像を掴みながら、今の現状を認識し今後の方向性を確
認することは、より話が見える事になるからだ。
それは、話の具体的な話術の事では無く、全体の感覚の問題だ。
どんな話でも、まずは感覚で理解出来なければ、具体的事例には入れない。
その感覚を磨くのには、二つ上の目線で置かれた現状を見る眼である。
特に、我々店舗の店長のような存在は、まずこの感覚を磨いて、トップの理念に
強く共感できるかどうかで決まる。
更に、強く共感した理念を、「自分だったら」という言葉に置き換えて伝える事。
この作業の如何で、ブレるかブレないかが決まってくる。
ブレるかブレないかは、自分の生き方でもある。
そして、それは自分の人生の目的でもあり、人生そのものでもある。
自分が去った後に、「あの人は筋の通った人だった。」と言われたいものである。
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