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2011年7月29日 (金)

ダウンサイジング

皆さん、こんにちは
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


売上が上がらない時代。

 今月は、良いペースで躍進する店舗が多いが、ここ数年のトレンドを見ると、将来
 的に見通しは厳しさを増していると言える。

  売上ダウン傾向 = コスト削減 = 利益創出

 コストコントロースが、利益創出を図る大きな要因となることに、疑う余地は無い。
 よって、現場では詰められるコストや、無駄なコストを捻出し潰していく作業に追わ
 ることになる。

  先日、あるリージョナルチェーンの店長と話す機会があった。

 その企業は、チェーン拡大を図る過程で、提携企業のGMSの組織形態に学び、
 店舗その他もGMSの組織と人員配置を取り入れた。
 その後、急速に店舗の売上も拡大し、チェーン化も拡大、企業力も大きくなった。

  結果としては、業界自体がアップサイズしている時代だった為、一つ上の組織
  形態を取り入れる事により、より緻密な販売を構築する事が出来、他企業より
  もお客様に支持のある売場を維持することが出来たのだ。

 特に、グロサリーの店内組織の細分化は、GMSの組織の特徴であり、中小スー
 パーでは真似の出来ない細かな部門まで独立させている。

 それが、グロサリー部門の販売力の強化には繋がっていた訳だが、一方ではコ
 スト構造がなかなか改善出来ない。

 ダウンサイズのこれからの時代、そのコスト構造の改善が大きな課題となる。

  アップサイジングの時代、GMSに組織形態を学び、成長できた。

 しかし、ダウンサイジングの時代、どこに組織形態を学ばなければならないか。

  逆に、中小スーパーに組織形態を学ぶ時代なのだろう。

 特にグロサリーとフロアの組織形態には、GMSとの間には大きな隔たりがある。

  まず、組織形態を見直してから、細部のコスト改善に目を向けるのか、
  相変わらず組織形態には手をつけずに、細部にこだわり続けるのか。

 “いまさら、中小に学べるか!”

  そう思ったら、進化は無い。

 今まで修得した販売力を維持しながら、中小に組織形態を学びコスト構造を大き
 く改善させる。

  話を聞くと、売上に差が無い店舗でも、グロサリーやフロアの組織形態には大
  きく差があることに気が付く。

 そんな重い人件費を抱えたまま、細部のコストを削減しても、限界は早い。

  しかし、一度重い組織形態で動いてしまった組織が、軽い組織へと移行するの
  は難しい。

 現場に、柔軟な機動力が衰えてしまっているからだ。

  縦割り組織の壁。

 本部の細分化された縦割り組織が、そっくりそのまま現場にもはびこる。
 ここを紐解かない限り、組織形態を変えただけでは、逆に組織力は弱体化する。

  中小に組織形態だけでなく、その精神まで学ぶ姿勢が問われる時代なのだ。





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