「まるも」の最終回
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、「まるも」の最終回だった。
見ていた人には、言わなくても分かるが、見たいなかった人には、何を言っても
分からない。
フジテレビの、毎週日曜9時からの連続ドラマが、先週で最終回を迎えた。
フジテレビ調査の視聴率では、最終回は23%前後だったようだ。
これは凄い数値だ。
当初は11%前後からスタートして、徐々に視聴率を上げていき、社会現象まで
引き起こしながら、最終回を迎える。
理想的な番組の推移なのだろう。
ストーリーとしては、独身男性が友人の死をきっかけに、友人の子供二人を引き
取り育てていきながら、いろいろな人生経験をお互いに積んでいくという、現実で
はあまりあり得ない設定になっている。
更に、子役らの演技力も、かわいらしさを前面に打ち出し、ちょっとあり得ないな
ぁ~とは思いつつも、あまり考えずに快適さを得られる番組としてほぼ毎回視聴
していた。
そして、最終回。
結局は、母親のもとに帰っていくストーリーなのだが、その戻り方が良かった。
急に、母親の許に引っ越していくのでは無く、育ての「まるも」の許から徐々に
母親の存在を認識し、心の構えを作りながら、母親のもとへ心身ともに移って
いく。
急に変わろうとするから、無理があるのだ。
急に母親になろうとするから、無理が出る。
急に親が変わるから、子供もついていけなくなる。
我々の仕事も、同様なのだと思う。
急に改装をして売場を変えても、お客様は付いていけない。
急に商品の品揃えを変えても、お客様は戸惑ってしまう。
徐々に利便性を高めていくから、信頼が高まる。
人材も同様なのだろう。
徐々に成長していくから、確実に積みあがっていくのだと思う。
急に変わろうとするから、自分を見失うのではないのか?。
自らの意志で変わろうとするから、自信を失わずに変化出来るのだ。
急に、事が進む時。
それは、危険な方向に進む時なのかも知れない。
「まるも」の最終回。
ラストシーンから、そんな事を想って見ていた。
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