食で「涼」を取る。
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
食で「涼」を取る。
この夏の最大のテーマでもある。
私は、この夏、「新生姜」で涼を取ろうと考えている。
以前のブログで、「部下の研修会」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-ad35.html
研修会に参加する為の「事例」づくりとして、生姜に取り組んでいるが、その売場
に陳列してある「新生姜」が、何とも「涼」を感じさせてくれるのである。
“新生姜って、売ってはいるが、どんな味なんだろう、どんな効果があるのか”
惣菜の弁当コーナーでは、「季節の天丼」が天麩羅具材たっぷりに販売されてい
た。
“天麩羅食いてぇ~けど、食えば胃が痛くなるし”
いつもは、そう思って諦めていたのだが、
“新生姜と一緒に食べたら、食べれるかも”
直感で、そう思った。
“新生姜が、胃を守ってくれるのでは”
早速購入して、天丼とともに食べてみた。
“いやぁ~、辛い!”
胃液を分泌させる為に、まずは新生姜から食べたが、いやはやこの辛さは半端
ではない。
しかし、不思議にもその後の天麩羅が、くどく無いのだ。
その後も、スイスイと天丼が進んだ。
“新生姜は、本当に体に良いんだ”
その事を、チーフに話したら、自信を持って言われた。
「生姜には、整腸作用がありますから、胃の消化が良くなりますよ。」
「それに、発刊作用で体を冷やす効果もありますから、食欲も増しますよ。」
「あぁ、あぁ~、そうなの。詳しいね。」
「なに言ってるんですか?。店長に言われて生姜の効能を調べたんですよ。」
そう言えば、研修会に参加する為の販売事例作成に先だって、「まずはお前が
生姜の効能を徹底して調査せよ」、と言っていたのだ。
「ですから、生姜は胃に良いんです。殺菌効果もありますから、生物に対しても
胃を強くしてくれますよ。かつおを生姜で食べるのは理由があるんです。」
“そこまで、言うか!”
大したものだ。
販売のプロとは、実は商品のプロでもある。
売ることを極めようとすればするほど、商品に近づき、人に近づかなければなら
ない。
人が、商品を使って、暮らしを営むこと。
そこに、販売の真実があるからだ。
そして、今年の夏のテーマは、「食で涼を摂る」。
今まで以上に、このテーマを追求する事が、今年の夏のテーマになる。
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コメント
トラマさん、コメントありがとうございます。
ニンニクにも、新物の季節があるんですね。知らなかった。
更に、豚肉の相性で疲労回復の効果もあるとは。
今うちでは、みょうがにも手を出して涼味関連で販売しているのですが、現在在庫不足で高値相場になってきました。
いろいろな問題で今年の夏は相場変動の激しい「熱い夏」になりそうですね。
投稿: てっちゃん | 2011年7月23日 (土) 16時22分
ご無沙汰しております広島のトラマです。
夏に生姜・・・いいですねェ。
チーフの方がおっしゃるように発汗作用もあるし
免疫力を高めてくれる成分も含んでるし
それでいて価格が安定しているので利益も取りやすい。
あんまたくさんは売れないと思いますが
しっかり販促をかければ他の食材にも波及すると思います、はい。
ウチはニンニクを販売していますが
こっちもこれからの時期売り時だと思います。
新物もボチボチ出てくる頃ですからね。
豚肉とニンニクをセットで食べると
ビタミンB1(疲労回復効果が高い)の吸収率が倍以上に上がるそうです。
堂々とPOPでこれを謳えないのが残念なところなんですが(笑)
投稿: トラマ | 2011年7月23日 (土) 15時14分