店長最大の任務とは?
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日紹介した「店長のための、やさしいドラッガー講座」。
その中で、感動したフレーズがある。
「店長最大の任務は、マーケティングとイノベーション」
このフレーズを読んで、私はある意味安堵感を得た。
「自分のやってきたことは、間違いではなかったんだ。」
企業や店舗の最大の使命は、「顧客の創造」にある。
その為に、その組織のリーダー(店長)の最大の任務が、
マーケティングとイノベーション。
何を、誰に、どう売るのか、を常に追求していく事と、
その為に、組織のどこを、どう、何のために、改善改革していくのか。
このフレーズは、私にとって非常に分かりやすい言葉と内容だ。
我々の仕事は、所詮、小売業。
所詮と言うと、何か下等な世界のように聞こえるが、
小売を難しく難しく考え組織化する事ではなく、
常に、その本質を明確にし、その本質に近づく為の手段を、企業の強みや
個人の強みを活かして、売る者も買う者も楽しく元気に人間らしく在る事。
如何に組織が大きくなろうとも、店舗という組織の大きさはさほど変わらない。
その店舗という組織を預かる店長の最大の任務は、ドラッガーの言う
マーケティングとイノベーションだと捉えると言う事だ。
それを分かりやすく、結城氏が説いている。
マーケティングに関しては、後日記するとして、今日はイノベーションについて
考えたい。
イノベーション。
改革とか、改善という意味だが、ドラッガーが事例として挙げる内容は、もっと
現場的に小さな改善運動の積み重ねを意味する。
そして、現状の改善から、未来への提案をも含むようだ。
その為に、以下の具体的な項目を挙げて、イノベーションの指標としている。
一つは、あらゆるチャンスの在りどころを見抜くこと。
二つは、その為に理論と同時に、直感も磨いていく事。
三つは、問題を絞り、単純化し、組織力を集中させる事。
四つは、出来るところからスタートする事。
五つは、常にトップを狙う事。
最後の、常にトップを狙う事、というフレーズに、普段の仕事への取り組み方
の意識改革が求められるなぁ~、と考えさせられてしまう。
それは、その分野でトップシェアを確保しなければ、最終的には維持継続出
来ない。
そして、最終的には、利益も維持継続出来ないと言う事だ。
だから、何としてでもトップの座を確保し続けなければならないし、その為に
イノベーションを続けていかなければならない。
そして、そのイノベーションを成功させる条件として、
一つは、集中させること。
二つは、強みを基礎とすること。
三つは、社会貢献の大義を持つこと。
これらを、今の仕事や組織の現状に合わせて、どう組み入れていくか?。
更に後日は、マーケティングに関して、記していきたい。
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