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2011年6月20日 (月)

館林エリアMR①

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ある理由から、館林のあるディスカウントをMRした。

 このエリアでは有名なディスカウントらしい。
 前々から名前は聞いていたが、MRするチャンスが無かった。
 今回は、早速MRしてきた。

  ディスカウント。

 そうは言っても、個人商店から成りあがったディスカウントもあれば、スーパーか
 ら転換したディスカウントもあれば、全国規模で展開するディスカウントもある。

 全国規模の場合は、生鮮主体というよりも、雑貨中心に家電や生活雑貨を豊富
 に品揃えしながら安価で提供しつつ、ドライグロサリーも含めてEDLPによって集
 客を図っていく手法である。

 スーパーからの転換の場合は、概ね現状のスーパーの品揃えから絞り込みを
 図り、基本品揃えに関してはEDLPにてコストダウンを図った人材で回していく
 手法が多い。

 そして、今回MRしたディスカウントは、個人商店からの成り立ちからディスカウン
 トに成長した店舗である。
 このような企業や店舗の特徴は、マンパワーに尽きる。
 個人の力量で市場から集めた青果物等を、個人の力量で販売する。

  だから、強い。

そして、今回の「A社」もそんな存在だった。

 マンパワーで売場が維持されている。
 特に、青果で集客しているのは明らかだ。

  そして、野菜にしても、果実にしても、品揃えが豊富だ。

 それが、このようなタイプのディスカウントの最大の特徴であり、最大の強みだ。
 とにかく、豊富な品揃えに圧倒される。
 そして、安い。いや安さ感がある。

  特に、果実にその安さ感が表れている。

 今の季節の果実。単価も張るが、価格も安い。
 だから、競合店を飛び越えて来店してしまうのだろう。

  野菜の価格は、後述の「T社」と比較すると、決して安くは無い。

 しかし、豊富な品揃えと安さ感で、野菜だけでも買いに来たくなってしまう。

 そうして、そんな印象が鮮魚、精肉、惣菜、デイリー、グロサリーまで徹底して
 いる。
 
  このような企業や店舗を、ディスカウントと呼べるのか?。

 そんなシステマティックなものは、何も無い。
 他社に比べて、価格で負けない、そして豊富な品揃えで魅力のあるお店作りを
 実現し、お客様に喜んでいただく。

  そして、それを実現しているのは、全てマンパワーだ。

 この店舗はシステムでディスカウントを実現しているのではなく、マンパワーで
 実現しているのだ。

  だから強いのだ。

 店頭に立つ高齢の人材がいなくなったら、どうするのだろうか?。

  しかし、そんな事は、どうでもいい。

 長期的な事を考えて、システム化を図ることより、目の前の商売、目の前のお
 客様、目の前の競合店を迎えて、より魅力のある個人商店を目指す。

  競合スーパーにとって、この事ほど嫌な事は無い。

 しかし、そうは言っても、競合スーパーはそんな売場から離れて、特徴の無い店
 舗を作り続けていくのだろう。

  チェーンストア化を図りながら、個店的にはこのようなマンパワーの店舗運営
  を出来ないものだろうか。

 これほど強い地域スーパーは存在しないと思うのだが。

次に、「T社」。

 前述の「A社」に一番近い存在。
 それでも、距離は2K程度はある。
 
 市内に位置するこの店舗は、良かった。
 各部のメンテナンスがしっかり実施されている。
 そして、生鮮各部の鮮度、品揃え、明確な主力品の展開がしっかりしている。

更に、「B社」。

 この店舗も当然のように統一フォーマットに則って展開されている。
 店舗規模500坪、レジ台数8台、駐車台数200台程度。年商15億想定。

 そして、店内の商品レイアウトと、商品配置もほとんど同一。
 ここまで統一させると、これは強いだろう。
 だから、この数年で、これほどの出店が可能となったのだ。

 更に、少しづつではあるが、個店での強みを活かそうとしている姿が見える。
 恐い存在である。

PS
 館林エリアMR①の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/tatebayasimriti/




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コメント

てつろうさん、コメントありがとうございます。
安売り店は数値的にブレが大きいが、スタンダードなお店はブレが少ない。
要はお客様が安定しているかどうか。
だから、スタンダードなお店が自分の商圏を守り抜く店舗政策を実現でいれば強いと思いますよ。

投稿: てっちゃん | 2011年6月21日 (火) 07時00分

こちらではある企業が安売り店舗とそうでない店舗を分けてあります。しかし以外にも安売り店舗は苦戦しております。安いだけではだめなんです。何かを人は求めているのです。

投稿: てつろう | 2011年6月20日 (月) 06時22分

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