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2011年6月 9日 (木)

上井草エリアMR①

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


東京西部地区に行く用事があり、上井草エリアMRのチャンスを得た。

 都内のスーパーはどんな店舗が、どんな商品展開しているのか、
 楽しみながらMRをした。

まずは、「Y社」。

 7&iホールディングス系列の、都内中心にスーパーを担当する企業だ。
 
  7&iのPBの展開が強烈なんだろうなぁ~と思って見てみたが、店舗規模も
  400坪程度でコンパクトにまとめられており、PB商品も以外に少なかった。

 何が凄かったか?。

  おそらく、この店舗は、このエリアでは最強のSMだろう。
  生鮮が凄い、特に鮮魚と精肉。

  青果も主力単品をしっかりスペースを取り量販している。素晴らしい。
  鮮魚は、境港から入荷の本まぐろの量販だ。
  バイヤーらしき人のこの時期のみの水揚げ云々というカセットも味があった。
  そして、その商品化も素晴らしく、久しぶりに活気のあるまぐろ売場を見た。

  更に負けじと精肉の売場。
  黒毛和牛のステーキ、焼肉セット、焼肉単品が惜しげも無く大陳されている。
  商品化も食べてみたいと思えるシズル感のある商品化が素晴らしい。

  最終コーナーの、梅と果実酒の合同展開も見事。

 この企業のこれほどの売場は、初めてだ。
 おそらく企業内でもナンバーワン店舗ではないか。

次に、「D社」。

 駅前立地によって、駐車場の無い出店が気の毒だ。
 但し、駐輪場をしっかり持ってはいたが、どうしても集客力は劣る。

 店内の客層も、普段着の方はいない。
 店内冷房もばっちり利かして、不自由ない買い回りを誘っている。

 商品面では、店内を入るとまず惣菜が飛び込んでくる。
 そしてデイリーである。
 そして目立つのは、奥のワインコーナー。

 ちょっとおしゃれな差別化された品揃え。
 そして客層を選び、こだわり商材を提案していく。
 流石に店内のお客様は少ないが、青果の鮮度等は問題無い。

  しかし、・ ・ ・ 。

 この店舗をスーパーのくくりで捉える事には無理があるのか。
 駅やデパートの地下食品売り場の様相である。
 とうてい、ワンストップショッピングを完遂出来る品揃えでは無い。

最後は、「S社」。

 スーパーマーケットのど真ん中をいくスタイルである。
 しかし、2層構造で、2階はドラッグ、衣料、雑貨を置く。

 厚い商圏を背景に、集客力は高く、生鮮の品質、鮮度も安心できる品揃え
 であり、50代を中心としたお客様に高い支持をえているようだ。

 当然、この日のメインの本まぐろも展開されていたが、前出の「Y社」ほどの
 展開力は無い。
 しかし、グロサリー含めてスーパーマーケットでのワンストップショッピングが
 大きな武器であることは間違いない。

 この企業の大きな特徴は、何をおいてもワンストップショッピングに不自由し
 ない品揃えと店舗オペレーションの実現にある。

 そして、それを確実に実現しているところに、地域のお客様の支持が集まる
 のだろう。

PS
 上井草エリア①のMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kamiigusamriti/




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