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2011年6月

2011年6月30日 (木)

アルバイトとの面接にて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

先日、アルバイト希望の女子高校生と面接した。
 電話でアルバイト希望の旨を受けた時から、しっかりしている子だとは思って
 いた。
 いつぞや、新入社員の面接時に、どこに重点を置いて面接するかという人事部
 長の問いに、「歩くスピード」を挙げた事を記事にした。
 
 当然、それも大切な、人を見るポイントだろう。
 しかし高校生の場合は、面接で自分を繕うことが出来る程大人では無い。
 だから、素が出るような普段の歩き方以上に、面接して相手が話す内容で、そ
 の人間力が分かってしまう。
  そして、その子と面接した。
 面接と言うよりも、私は会ったその瞬間に、採用を決めた。
  なぜか?。
 その子の「目力」で決めた。
  “ガンを付けるような眼力で睨みつけたのか?”
 そんな事では無い。
  「目の表情が豊か」なのである。
 顔の表情が豊かだという表現ならわかるが、目の表情が豊かという表現を使う
 のか?。
  しかしその子の場合は、その表現がまさにぴったりくるほど、目で会話できるだ
  けの力を持っていた。
 だから、会話が弾んだ。
  会話のたびに、目が語る、そして表情が語る、更に身振り手振りで語る。
 だから、その子の内面が、良く見える。
 相手の心が見えると言う事は、安心して、楽しく会話が出来るものだ。
  どうすれば、このように育つのか?。
  素直に、知りたいと思った。
 「ここでアルバイトをして、おのお金を何に使いたいと思っている?。」
  彼女はちょっと考えた後に、澄んだ目で答えた。
 「全部、家に入れます。」
  “えっ、えぇ~!。本当か?。”
 「自分で使いたいとは思わないのか?。」
  「例えば、前のアルバイトの時は、地デジが観れるテレビが無かったので、私
  のバイト代で買ったんです。」
 「それはご両親は喜んだろう?。」
  「ハイ、とっても。私も嬉しかったです。」
  “人を喜ばせることに、自分の喜びを感じる子なんだぁ~”
 「ところで、みんなが嫌がる部門でやってもらいたんだが、どうだろう?。」
  「はいっ、頑張ります!。」
 「よし、決定!。」
  「ありがとうございます!。」
 彼女は、深々と頭を下げた。
 嫌味な感じは一切しなかった。
  普段から、このような挨拶、会話、そして自分態度表現に慣れているのだろう。
 “こんな子を鍛えて、販売を教えたら、どこまで育つんだろう?”
  「将来、何になりたい?。」
 「はい、ファッションデザイナーです。」
  「ほう、夢が大きいね。」
 「今の学科もそれを目指す学科なんです。デザインとか色の選択とか自分で自
 由に創造していける仕事がしたいです。」 
  “俺がこの子の年には、こんな大人じゃなかったなぁ~”
 心地よい敗北感を感じた。彼女に完敗(乾杯)だ。

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2011年6月29日 (水)

頑張る「マネキン」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近、若いマネキンさんの頑張る姿を目にする機会が、二度あった。

 数日前は、マーガリンのマネキンをした20代の女の子だった。

 朝の9時頃だったろうか、電話が鳴り、若い女性の声が聞こえた。

  「あの~、今日マーガリンのマネキンをしに来た者ですが、今お店の前にいる
  んですが、何処から入ればいいのか分からないんです。」

 “えっ、分からない?”

  「正面から向かって左側に沿って裏側に回ると、従業員入口がありますから
  そこから入店してください。」

   「えっ、あっそうですか、従業員入口と書いてあるんですか?。」

  「そんなの書いてないよ、でも来ればわかるよ!。」

 少しイラツイタ感情が、言葉に出てしまった。

  “今日のマネキンでは、どうなることやら”

 そして入店したマネキンさんは、いまどきの子だった。

  “今日は、ハズレかな”

 しかし、開店後からの彼女のマネキンぶりには、目を見張った。

  まず、声が出る。
  そして、笑顔が出る。

  更に、商品アピールが上手い。

 思わず、食べてしまうような接客であり、食べれば意外に美味しい。
 味付けが薄い為、たっぷり付けたほうが美味しく、食べたお客様は
 高い確率で購入していく。

  その後の、彼女の笑顔が、また良いのだ。

 購入した後に、思わず幸せな気分にしてくれるのだ。 
 途中で話しかけたら、結構な数量を販売していた。

  “なかなか、やるな!”

 ピーク時の私のマイク放送時には、通常マネキンさんにマイクを渡して放送
 させることなど無いのだが、頑張るこの子にはご褒美にマイク放送させてあ
 げた。

  彼女は喜んでマイクを握り、大きな声で商品アピールをしてくれた。

 予定時間が来て、彼女が終了の挨拶に来たときに、話をした。

  「今日は、頑張ってくれたね。ところであなたの所属する会社はどこだ?。」

   「はい、○○という会社です。」

  「そうか、また機会があったら、次回はあなたを指名して来ていただくよ。」

   「はい、また呼んでください!。是非来たいです。」

 この事はバイヤーに連絡し、可能であれば彼女の会社にも連絡し、彼女の
 頑張りを伝えたい。

 以前も、果実の「キウイフルーツ」のマネキンを務めた女の子がいた。
 キウイフルーツを50ケース売り込んだ伝説のマネキンだ。

  彼女の事も、先日バイヤーに話をして、是非次回もお願いしたいと話を
  した。

 頑張るマネキン。

  それを評価できるのは、現場の我々だけだろう。
  企業を越えて、評価を伝えたいものだ。



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2011年6月28日 (火)

真鯛の美味しい食べ方Ⅱ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、「ためしてガッテン」を見て、「真鯛の美味しい食べ方」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-7e65.html

 その事を早速チーフに話し、翌日の土曜日に実施する事にした。

  実は、テレビを見ていて、私にはあるストーリーが出来ていた。

 当社の真鯛は、朝〆の為鮮度が良く、卸したては身がプリプリなのだ。

  “この真鯛を使わない手は無い!”

 テレビを見ていて、そう直感した。
 テレビ放映では、新鮮な真鯛を使用する事を条件として湯引きすることが重要
 であり、鮮度落ちして「イノシン産」が放出しうまみの出た真鯛では、湯引きによ
 り、真鯛の皮が口に残ってしまい、逆に食感が悪くなると報じていた。

  “鮮度の良い『真鯛』を使用する事が、絶対の条件か?”
  “当社の真鯛は朝〆だから、絶好の差別化になるな!”

 そんな話をチーフにすると、即行動する。
 バイヤー、トレーナーにも話をし、「是非やって見てくれ」との解答だ。

 トレーナーのお袋さんなどは、もうすでに「真鯛の湯引き」を真似て造っていた
 とも言う。

  “結構、みんな見て、ためしているんだ!”

 であるならば、今が最高のタイミングではないか。

 通常の特売でも「8尾」程度しか発注しないという「真鯛」だが、
 この日は、20尾仕入れた。

  当然だろう。6尺平台で売場を作るだけでも10尾は必要だ。
  それを2回転させれば、20尾程度はいけるだろう。

そして当日。

 開店時は「皮引き」をメインに、通常の買い回りのお客様を想定して売場作り。
 午後から、湯引きの試食も出しながら、皮付きをメインに売場変更した。

 そして私も試食。その美味しさに感動した。

  “こんなに美味しくなるのか!”

 身のプリプリ感はそのままに、皮の脂身のうまみが加わり、それこそ感動の
 美味しさだ。

  “真鯛って、こんなに美味しかったのか!”

 まさに、感動ものだった。

  “この美味しさを、たくさんのお客様に感動していただきたい!”

 そこから、私のマイク放送が始まった。

  「ためしてガッテンでも放映されました、真鯛の湯引きの試食販売です。
  この湯引きの試食は感動の美味しさです。是非、味をご賞味くださいませ。」

 先日のテレビ放映を見ていたという男性のお客様は、試食してその美味しさを
 確認したら、皮付きのサクをもうひとパック、かごに入れてくださった。

 「皮付き」の真鯛のサクなどいままで出したことも無かったのに、これほど
 支持を受けて売れるとは思わなかった。

  “本場の漁師さんが、この食べ方を譲らないわけだわなぁ~”

 朝〆という鮮度のこだわるのならば、更に湯引き提案することにより、味を
 追求し、真鯛の一番美味しい食べ方提案をしていくことが、更なる差別化に
 つながっていくのだ。

  その事に妥協せず、走り続ける。

 大切な事だと思う。
 そして、この事例から、今後どんな展開に発展していくのかも楽しみである。




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2011年6月27日 (月)

巻町エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年に一度の墓参り。

 そして、今年も新潟の巻町エリアのスーパーをMRした。

 この日は、この町の祭り当日であり、各店とも「刺身」の盛り合せの売場が
 非常に充実していた。

  “まるで、お盆か?”

 そう思ってしまうほどの、盛り合せのスペースを確保し、更に単価も3000円
 前後まで積み込みをしていた。

 それだけ、この日のこのエリアは、年間でも大いに盛り上がる夜になるのだろ
 う。
 
 それに、各スーパーが呼応して徹底した売場作りをする。
 そんな地域との一体感を感じた売場作りを各社実施されていたのが印象的だ。

まずは、「L社」。

 この企業がここまでやるか!。
 それほど、この店舗の売場作りは徹底されていた。
 そして、そんな売場をこの企業として初めて目にした。

  “ここまで徹底できるとは、知らなかった”

 失礼な話だが、他エリアでは見たことが無かった。
 特に、刺身の盛り合せの展開や惣菜のオードブル等の展開、生寿司の売場
 等、ダイナミックだし午前中からスキの無い展開が素晴らしい。

  “それにしても、ここまで徹底するほど、今日は特別な日なのか?”

 そう思えるほどの、御馳走づくしの売場だった。

次は、「M社」。

 この店舗も「L社」同様に、御馳走商材への取り組みは徹底されていた。
 はやり、刺身、盛り合せ、そして惣菜、寿司類である。

 この店舗で気づいたのは、「ちまき」の品揃え。
 惣菜付近で、大陳されていた。

  “なぜ、今の時期?”

 今回の祭りに関係するのだろうと思われる。
 
 流石に果実の産地だけあって、すいかやメロン、その他の果実の売場作りは
 しっかり作られている。
 この店舗は、店舗規模は小さいが、鮮度や品揃え、売場のくくりなど妥協せず
 しっかり作っているのが特徴だ。

更に、「U社」。

 この店舗が実質このエリアでの一番店だろう。
 入店してからの、賑わい感とそれを誘う演出、商品展開とその価格は、一番店
 にふさわしい展開である。

  “あれっ、なんか店内がすっきりしたなぁ~”

 よく見れば、昨年の雑然とした店内からすっきり整理されていた。
 
  改装されていたのだ。

 それは、青果側では分からなかったが、逆サイドのお酒コーナーやデイリー
 売場で気がついた。

  かってのディスカウント状態の雑然とした状態から脱して、整然としたスペース
  に生まれ変わっていたのだ。

 しかし、この企業の集客力とその為の商品面での仕掛けは、何度見ても見事だ。
 
  見習いたいものだ。

最後は、「S社」。

 店舗と立地の古さが、益々目立ってきている。
 そして、店内改装により、益々魅力が薄れてきたようだ。

  このお店は、ある意味、買物が楽しみではあった。

 新潟名物を積極的に集め、更にこの企業のこだわりの品揃えが豊富で、行楽
 客も買って帰りたいという商品が目白押しなのだ。

 しかし、こんな品揃えも、年々減少しているように思える。
 働いている従業員の方々は、キビキビとした動きをしているのだが、ハード面と
 競合状況が益々このお店を窮地に追い込んでいるようだ。


PS
 巻町エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/makimatimrsann/




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2011年6月26日 (日)

店長の3M

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



店長の最大の任務は、「マーケティング」と「イノベーション」。
 結城義晴氏の、「店長のための、やさしいドラッガー講座」からの引用である。
 そして、本来の「マーケティング」とは、売る事では無く、売れる事であると言う。
  勝手に「売れる仕組み」として構築し、売り込まなくてもお客様が買っていく。
 “それは、理想だ”
 そう思ってしまうほど、今まではそんなマーケティングは眼中に無かった。
 はやりそれは、本部商品部が先頭を切って、店舗が本部提案の企画であり
 基本台帳であり品揃え基準表でありを原則実現しただけでも、それなりの数値
 効果が上がる土台造りが必要ではある。
  更に、それをフォローする形で、店舗ではよりお客様に近い立場で得た情報
  やパートさんたちの知恵の情報と販売技術、陳列技術を駆使しての「売れる
  仕組み造り」が必要なのだろうと思う。
 思えば、単に陳列の仕方を変え、見栄えのする陳列を実施しただけでも売上が
 上がれば、それは売れる仕組み造りなのだ。
 また、その商品の味や鮮度、そして家庭での食べ方の提案を表示しておくだけ
 でも売れ数が跳ね上がれば、それは「売れる仕組み造り」なのだと思う。
 それを、皆で共有すると言う事は、売れる仕組み造りの底辺拡大だと考える。
 大切なのは、そんな小さな個店毎の「売れる仕組み」の成功事例の積み重ねと
 その共有化が、店舗にとっても企業にとっても「売れる仕組み」を構築していく上
 で非常に大切な「知恵」の積み重ねなのではないか。
  その事を、私は「イノベーション」として捉えたいと思っている。
 しかし、そうは言っても、それはしっかりしたマネジメントの土台の上に根ざす技
 術であり、鮮度品質や品切れ欠品、従業員の挨拶や売場の清掃状態といった
 基本項目が出来なくて、その上には絶対に積み上がらない技術でもある。
  積み上がるのだろうが、砂城の如くあっという間に崩れ去るものだろう。
 いつもゆるぎなく、基本項目が安定している組織の構築が前提にあるものだ。
  
  それは、やはり「マネジメント」という領域であり、リーダーの大切な要素だ。
 だから、私なりには、店長の大切な任務は、「マーケティング」と「マネジメント」
 の2大要素は抜けないと思っている。
  更に、もうひとつ。
 「モチベーション」である。
  これは、唯一現場のリーダーに課せられた課題ではないか。
   
 現場に限った事では無いかも知れないが、本部というダイレクトにコミュニケー
 ションが成り立つ環境で仕事をしていれば別であるが、そこから遠くなればなる
 程、一人一人の労働意欲は意外に曖昧になってしまうものだ。
  “果たして、私の今やっている事は、何の意味があるのか?”
  “この事によって、いったい何が私に報われるのか?”
  “本部からも、店長からも何の評価も無いが、どうなのか?”
 今現在自分が果たしている仕事が、他者に本当に貢献しているのだろうか?。
 そういう疑問を持ってしまったら、どうしたってモチベーションは上がらない。
  モチベーションが上がらなければ、行動力が伴わない。
 人間は、行動してナンボの存在なのに、その行動力にブレーキがかかれば、
 どうしたって最後の歯車が回らず、結果の残せる売場にはならない。
  上記の「マーケティング」も「マネジメント」も、とどのつまりは、如何に現場力を
  高め、最後まで歯車が回り結果の残せる売場に反映させることが目的なのだ。
 そう考えると、私は店長の仕事の方向性とは、
  店舗の「マーケティング」を構築し、競合他社に勝るタイムリーな商品提案
  店舗の「マネジメント」を構築し、基本の確立と変化への対応力を養う事
  店舗の「モチベーション」を構築し、個々の本来の力を引き出し、融和する事。
 この3つが、大切な仕事の領域になるのではないか。





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2011年6月25日 (土)

真鯛の美味しい食べ方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「真鯛」。

 魚の王様と呼ばれる。

  しかし、・ ・ ・ 。

 東の地域では、食べ方に関しては、あまりメジャーにはなっていない。

  「煮付け」「ムニエル」「鯛めし」「鍋物」「刺身」「カルパッチォ」等々。

 頭にあるメニューを挙げてみたが、どうしても我々北関東から東北にかけての
 鯛の食文化が発達しておらず、鯛がメニューに出てくる場面もあまり多くは無い。

  どちらかと言うと、祝い事のときに形上添えられるという場面が多い。

 これが、関西から西では、まさに魚の王様と呼ぶにふさわしい存在なのだろう。
 以前に、ある人から言われた事がある。

  「こちらのスーパーでは、魚売場が『赤い』ですね。」

 この時期は特に、「かつお」や「生まぐろ」、そして「鮭類」も含めて、赤が主体だ。
 逆に、関西以西では、「真鯛」を筆頭に、平目類、ぶり類、その他諸々が白を中
 心に、多彩な色どりで売場が作られる。

  正直、私も「真鯛」とは言っても、あまり馴染みの無い魚だった。

 だった?、・ ・ ・ 。

  そう、先日までは。
  その先日とは、「ためしてガッテン」を見るまでは。

 一週前の「ためしてガッテン」を、留守録していたのを、先日見た。
 
  そこで放映されていたのは、「真鯛」の美味しい食べ方だった。

 そこでは、まず、以前に放映した「魚の捌き方」を九州の鯛の産地の漁師達が
 見て、憤慨している場面だった。

  なぜ?。

 この捌き方と食べ方では、もったいないし美味しく無いので、食べないという。

  私から見ても、通常の捌き方で、何が不満なのか分からなかった。

 番組を見ていくと、その答えが見えてきた。

  地元の漁師たちは、取れたての真鯛を更に美味しく刺身で食する為に、
  鯛の身に「皮」をつけてサク取りし、湯引きをしてからスライスをして食べる
  のだという。

 なぜか?。

  鮮度の良い内に食べる時の、食感の「コリコリ」感を残しながら、
  死後硬直時に放出される「イノシン酸」のうまみ成分も引き出す為。

 “なるほど!”

  鯛の食文化に乏しい我々東の人間には、目から鱗の知恵だ。

 “この知恵は、絶対にお客様に受け入れられる!”

 振り返って見ても、湯引きの皮つき真鯛の販売はしたものの、
 なぜ湯引きか?、の疑問を持たずに販売していたのが実態だった。

  湯引きとは、こんな理由があったんだ!。

 これは、私的には、大衝撃だった。

  一番美味しい食べ方とは?。

 いつもその事を念頭に置いて、“どう、売るか?”を工夫してきたのだが、
 真鯛に関しては、ノーマークだったことは否めない。
 今までの、真鯛の品揃えを思い返しても、「皮付きのサク売り」は実施した事が
 無かった。

  番組では、多少鮮度の落ちた真鯛に関しても、皮に隠し包丁を入れる事によ
  り、湯引き後の皮の固さが気にならなくなるという報道をしていた。

 「湯引き用の真鯛」

  そんな商品化が急がれる。



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2011年6月24日 (金)

30年前の「NHKスペシャル」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の日曜日だろうか?。

 店の休憩室でテレビを見ていたら、なにやら非常に懐かしい映像が映し出され
 ていた。

  「新日鉄釜石ラグビー部」を取り上げたドキュメント番組だった。

 このドキュメント番組は、記憶にあった。

  当時全盛期を誇っていた社会人ラグビー部、新日鉄釜石。
  プレイングマネージャーとして新監督に就いた「森 重隆」監督を中心に取り上
  げた番組である。

   「ノーサイドの笛は鳴った!」。

 この映像を見ていて、私は学生時代を思い出していた。

 当時、ボート部に身を置いていた私は、ビフォーバブルボーイズの典型として
 ストイックな男のスポーツが大好きで、特にラグビーが大好きだった(見るのが)。

 学生時代の4年間は、年末年始にはなぜか東京の魚屋さんでアルバイトをして
 いて、元旦から4日までの魚屋さんの年始休暇には、必ず天皇杯サッカーの決
 勝と、ラグビーの大学選手権の準決勝の2試合を見に行ったものだ。
 当時の大学選手権は、1月2日に準決勝、1月4日に決勝をやっていたのだ。

  だから、元旦から4日まで、ほとんど国立競技場に入り浸っていた状態だった。

 サッカーも、今のようにJリーグなどもなく、唯一のメジャーな大会が天皇杯であ
 り元旦が最大の檜舞台だったように思う。

 しかし、当時の社会人サッカーもあまり技術的に派手では無く、点の取り合い
 というよりは守りの戦いで、1点取れば勝てるような内容であったため、見ていて
 もあまり面白くは無かった。

  逆に、ラグビーには、華があった。

 フォワードの地味な力と力のぶつかり合いから、スクラムハーフに出たラグビー
 ボールが、スタンドオフのトリッキーな動きから急激に展開が広がり、快速の
 ウィング陣が華麗にバックスをかわし、最後の切り札のフルバックが最後の
 一人を振り切り、タッチラインぎりぎりにトライする。

  一度、我々ボート部の面々と、大学のラグビー部の面々が、ほんのお遊びで
  ラグビーをしたことがあったが、それでもその走り方や相手へのフェイントの
  掛け方などステージの違いを見せつけられた事があった。

 その数倍のレベルの違いの戦いが、目の前で繰り広げられているのだと思うと、
 それを目にしているだけで体が熱くなってきたものだ。

 そして、その最高峰が社会人ラグビーであり、そこで7年連続日本一を達成した
 新日鉄釜石ラグビー部を取り上げたNHKスペシャルだったのだから、どこかで
 この番組を目にしていても不思議では無かったのだ。

 当時の新日鉄ラグビー部の特徴は、無名選手の軍団が鍛えられて日本一の
 チームに成長していく組織力にあった。

  一部のエース(松尾雄治、森重隆等)は存在したものの、それ以外のレギュラ
  陣はほとんど無名選手に近かった。

  練習環境も、当時のVTRを見てもあまり良い環境とは言えなかったのではない
  か。

  そんな中での連覇。
  なぜか?。

 そんな特集だったと思う。
 休憩中に目にした番組だったが、やけに懐かしく、忘れていたものを思い出させ
 てもらった。

 我々の環境も、決してスター選手などいない。
 地道に地道に、コツコツと日々の基本的なルーティンを実施しながら実力を蓄え
 ていくしかない。

  その後に、ようやく思い切った仕掛けが出来るのであり、それは基本の積み重
  ねの延長線だと言う事だ。




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2011年6月23日 (木)

館林エリアMR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今週は、館林エリアの二週目。

 先週の館林エリアから少し離れた通りに、3店舖が並ぶエリアがあった。

  “なんじゃぁ~、この通りはぁ~っ”

 それほど、スーパーが密集するほどの地域だ。
 一店舗目の「T社」から、最後の「F社」まで直線距離にして、1K程度か。

まずは「T社」。

 かなり古い建物である。
 二階には家電量販店が入居するが、こちらとてそれほどの集客が見込めると
 は思えない。

 一階も本来のスーパーのレイアウトと比較すると小規模であり、せいぜい300
 坪程度か。

 この店舗が単独でこのエリアで出店していた時代はドル箱だったと思われるが、
 周辺に自店競合や他者競合がぞくぞく出店してくると、この店舗レイアウトと規模
 では厳しい。

 内部的には良くやっていると思われるが、どうしても自社や他社の品揃えと快適
 性にはハード面でのデメリットが目だってしまう。

そして、「K社」。

 競合状況の中で、3店舖中真ん中に位置している。
 通常、真ん中の位置は不利になるのだが、基本的に規模とレイアウトからお客
 様にとって一番分かりやすいレイアウトと売場が、買物の安心感を誘っているの
 だろうと思われる。

 周辺競合との関係から、このエリアでは一番店の位置をキープしており、その為
 品揃えや価格で他者を圧倒的にリードしている雰囲気ではある。

最後は、「F社」。

 比較的古い店舗であり、内部レイアウトも分かりずらい。

 入店して、店内が一様に見渡せないレイアウトは、不安感を誘うものだ。
 意外にそのような店舗レイアウトを見かけるが、個人的見解を言わせてもらえば
 、それはスーパーマーケットの原理原則から反すると思っている。

 入店したお客様が、店舗規模や店舗レイアウトを一様に見渡せる分かりやすさ
 や爽快感を瞬間的に持てる事が、リピーターになって頂く原則である。

 それを外すと言う事は、それ以外の集客要素が相当アドバンテージの高いレベ
 ルで有しているか、競合店が不在の店舗だろう。

 そう言う意味で、この店舗はレイアウトから負けていると思われる。
 当然、店内もお客様は少ない。

 節電に対策で、店内照明が非常に暗いという面もあるが、入店して暗い印象を
 抱き、店内も暗いのであればもはや決着はついているようだ。

 当然店内の商品面も、入店客数を見越した売場であり、負のスパイラルに陥っ
 ているのではないか。


PS
 館林エリアMR②の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/tatebayasimrni/





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2011年6月22日 (水)

鮮魚の単価アップ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ようやく鮮魚の業績に、下げ止まり感が見えてきた?。

 しかし、分からない。

  以前もそんな話をしたが、結局のところ一時の気休めで終始してしまった。

 しかし、今回は、何かが見えてきた?。

  いや、そう思いたいのかも知れない。

 企業のイベント時の折に、鮮魚の均一セールが入った。

  均一?。

 通常、均一といえば「99円」とか、「298円」とかの価格帯。
 しかし、今回は「500円」という高単価?での均一セール。

 トレイを変え、統一し、アイテムも20アイテムほどの品数でチラシ連動し、
 売場も約20尺程使用しての、ダイナミックな均一展開となった。
 本部のチラシに、チーフがチラシ通りの売場を実現したのだ。

  この売場を見て、私は「不安感」と「期待感」を同時に持った。

 不安感

  いまどきこんな高単価で、お客様の納得感を得られ、売れるのか?。

 期待感

  多くのお客様が来店され、買いだめ需要が弾け、結構いけるかも?。

 ここまで思い切った売場を展開すると、いままでの常識とされる単価から
 切り上げられた500円というワンコインの単価でも、なぜかお買い得感を
 期待したくなるほどの売場に見えてくる。

  そして、当然、成功した単品、今一つの単品が発生し、商品の明暗は分か
  れたのだが、それでもトータルとしては期待以上に、効果の高かった企画
  である。

  そして、その事に図に乗ってしまったチーフは、父の日でも同様の企画で
  日曜のみ攻め込んだ。

 やはり、同様の数値効果が上がった。

  やる時は、思い切りやる。
  お客様に目立つようにやって初めて、認識される。

 改めて、その事を思い知らされた。
 そうすれば、やったことの反動が必ず現われ、結果としてその中から、成功
 失敗が発見され、成功を更にどんどん進化させ掘り起こし、新たな領域が見
 えてくるのという事だ。

  今回の500円という高単価でも、以外に売れるものが発見された。

  「しらす干」である。

  “500円の単価と量目で、小魚が売れるの!”
  初めは、私もそう思いこんでいた。

 しかし、この20アイテムの中で一番の売れ筋になっていた。
 定番で通常に3SKUほど品揃えすると、必ず一番小さな量目から売れていく商
 品が、500円均一の多品種の中にあっては一番の売れ筋に変化する。

  これとて、やってみないと分からない。

 基本と定番を大切にしながら、変化のある仕掛けは思い切って仕掛ける。

  活路は、必ずそこから生まれるものだ。




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2011年6月21日 (火)

額の発想

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


青果物の相場安。

 相場下落も落ち着いてきたが、相変わらずキャベツ等の価格は下げ止まった
 ままだ。

 当然、昨年の単価と比べると相当低いため、点数拡大もままならず売上的に
 には厳しい状況が続く。

  但し、青果という部門自体が、そのような特性を持つ部門なのである。

 一年を通してみるとチャラになるのだが、時期時期では下落時や高騰時が繰
 り返す訪れるものだ。

  こんな時、青果物の数値評価を、どのように考えるか?。

 額の考え方を持つことが大切なのではないか。

  「額の発想」。

 相場高騰時は、原価高になり、点数拡大を図りずらい時期であり、半切りや4分
 1切りにて単価ダウンを図るが、どうしても点数拡大が難しいが、逆に売上金額
 は簡単に上がってしまう。 しかし、原価高により、粗利率は低下。

 逆に、相場下落時は、原価安により、点数拡大になるも売上金額が追い付かず
 数値上は日々厳しい状況が続く。
 しかし、月末の棚卸の結果、粗利率は上昇し、結果として粗利額も確保できる。

  要は、額の発想とは、如何に粗利額を安定して確保するかという考え方である。

 そのような考え方を持たなければ、相場変化の激しい青果部門の正しい数値評
 価が出来なくなってしまう。

 売上金額とは、日々計上され表面化されるため、即評価される。
 特に、数値悪化時はいじめの対象にされてしまう。
 逆に、相場高騰時も同様だ。

  しかし、月末の棚卸の結果の蓋を開けてみると、・ ・ ・ 。

 粗利額は、以外にも相場高騰時の売上拡大時の方が、取れてなかったりする。
 逆に、相場下落時の現在のほうが、粗利額が確保され、利益拡大を伴う。

  青果とは、このような特性を持つから、粗利額の発想で評価しないと間違って
  しまう。

 このような時期には、青果のもう一つの部門である「果実」を低値入で量販すべ
 き時期だと、私は思っている。

  野菜では結果として、粗利額が稼げる時期なのだから、その額の余剰分を
  果実へ投入し、今豊富に旬として出回っている旬の果物類や、これから本格
  的な旬を迎える「メロン」「すいか」「さくらんぼ」等の量販を図れば、単価アップ
  に繋がり、お客様の評判も高まり、集客力と青果の売上対策に直結する効果
  を得られる事になるだろう。

 だから、今が果実を量販する千載一遇のチャンスなのだ。
 野菜の点数拡大政策は継続しつつも、そればかりに固執せず、果実を低値入
 で単品量販を仕掛け、地域のお客様の評判を得る。

  特に「果実」は、年配の方の需要が高く、豊かな暮らしを享受しようとする
  方達には評価の高い商材であり、旬を打ち出すのにも変化を出しやすい
  商材である。

 そんな発想で、今年も「南高梅」を仕掛け、喜ばれた。
 さて、その次は、何を仕掛けようか?。





 

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2011年6月20日 (月)

館林エリアMR①

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ある理由から、館林のあるディスカウントをMRした。

 このエリアでは有名なディスカウントらしい。
 前々から名前は聞いていたが、MRするチャンスが無かった。
 今回は、早速MRしてきた。

  ディスカウント。

 そうは言っても、個人商店から成りあがったディスカウントもあれば、スーパーか
 ら転換したディスカウントもあれば、全国規模で展開するディスカウントもある。

 全国規模の場合は、生鮮主体というよりも、雑貨中心に家電や生活雑貨を豊富
 に品揃えしながら安価で提供しつつ、ドライグロサリーも含めてEDLPによって集
 客を図っていく手法である。

 スーパーからの転換の場合は、概ね現状のスーパーの品揃えから絞り込みを
 図り、基本品揃えに関してはEDLPにてコストダウンを図った人材で回していく
 手法が多い。

 そして、今回MRしたディスカウントは、個人商店からの成り立ちからディスカウン
 トに成長した店舗である。
 このような企業や店舗の特徴は、マンパワーに尽きる。
 個人の力量で市場から集めた青果物等を、個人の力量で販売する。

  だから、強い。

そして、今回の「A社」もそんな存在だった。

 マンパワーで売場が維持されている。
 特に、青果で集客しているのは明らかだ。

  そして、野菜にしても、果実にしても、品揃えが豊富だ。

 それが、このようなタイプのディスカウントの最大の特徴であり、最大の強みだ。
 とにかく、豊富な品揃えに圧倒される。
 そして、安い。いや安さ感がある。

  特に、果実にその安さ感が表れている。

 今の季節の果実。単価も張るが、価格も安い。
 だから、競合店を飛び越えて来店してしまうのだろう。

  野菜の価格は、後述の「T社」と比較すると、決して安くは無い。

 しかし、豊富な品揃えと安さ感で、野菜だけでも買いに来たくなってしまう。

 そうして、そんな印象が鮮魚、精肉、惣菜、デイリー、グロサリーまで徹底して
 いる。
 
  このような企業や店舗を、ディスカウントと呼べるのか?。

 そんなシステマティックなものは、何も無い。
 他社に比べて、価格で負けない、そして豊富な品揃えで魅力のあるお店作りを
 実現し、お客様に喜んでいただく。

  そして、それを実現しているのは、全てマンパワーだ。

 この店舗はシステムでディスカウントを実現しているのではなく、マンパワーで
 実現しているのだ。

  だから強いのだ。

 店頭に立つ高齢の人材がいなくなったら、どうするのだろうか?。

  しかし、そんな事は、どうでもいい。

 長期的な事を考えて、システム化を図ることより、目の前の商売、目の前のお
 客様、目の前の競合店を迎えて、より魅力のある個人商店を目指す。

  競合スーパーにとって、この事ほど嫌な事は無い。

 しかし、そうは言っても、競合スーパーはそんな売場から離れて、特徴の無い店
 舗を作り続けていくのだろう。

  チェーンストア化を図りながら、個店的にはこのようなマンパワーの店舗運営
  を出来ないものだろうか。

 これほど強い地域スーパーは存在しないと思うのだが。

次に、「T社」。

 前述の「A社」に一番近い存在。
 それでも、距離は2K程度はある。
 
 市内に位置するこの店舗は、良かった。
 各部のメンテナンスがしっかり実施されている。
 そして、生鮮各部の鮮度、品揃え、明確な主力品の展開がしっかりしている。

更に、「B社」。

 この店舗も当然のように統一フォーマットに則って展開されている。
 店舗規模500坪、レジ台数8台、駐車台数200台程度。年商15億想定。

 そして、店内の商品レイアウトと、商品配置もほとんど同一。
 ここまで統一させると、これは強いだろう。
 だから、この数年で、これほどの出店が可能となったのだ。

 更に、少しづつではあるが、個店での強みを活かそうとしている姿が見える。
 恐い存在である。

PS
 館林エリアMR①の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/tatebayasimriti/




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2011年6月19日 (日)

この夏の過ごし方

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


節電。

 この夏のキーワードになることは、間違い無い。

  その為に、当社当店でも、店内を真っ暗にして(そう感じてしまう)、来るべき
  7月~9月へ向けての、15%節電の対策を実行中なのだ。

 節電に対しての、考え方やその手法も、各企業によってまちまちのようだ。

  天井照明に節電効果を期待し、商品には極力点灯する考え方。 
  店内のバランスを考え、天井、商品ともども節電を実施する考え方。
  6月は当面節電せず、7月から本格的に実施していく考え方。

 当社は、早々と6月から来るべき15%節電へ向けて、始動し始めた。

 昨年の4月~10月までの月別の電力消費量を、個店別に割り出し、最大消費
 月の15%削減した場合の消費量を算出。

 その場合に、7月~9月では見ると、どの程度のリスクがあるかを確認した。
 当店の場合だと、7月、8月で、15%削減の数値をオーバーする事がわかった。
 15%削減数値は、絶対に越える事は出来ない。

  それは、反則金の問題では無く、企業姿勢、企業の社会貢献の問題だ。

 その事によって、競合店との逆差別化が図られようとも、若干の客離れが発生
 しようとも、それは致し方の無いことであり、それは絶対に遵守しながら、この日
 本の難局に対して貢献していくという企業姿勢を貫く事でもある。

 4月の電力消費量が算出され、当店での電力昨年比が82%の結果だった。
 その結果から、更に本部提案の節電手順に沿って節電を強化しての、今月の
 対策である。

  企業としては、そんな対策を進めているのだが、各家庭では、どうなのか?。

 先日の販売会議では、この夏の暮らし方が話し合われた。

  「今年は、涼味類が売れるぞぉ~。」
  「今年は、スーパーに涼を求めて来店されるぞぉ~。」
  「スーパーでの滞留時間が増えて、椅子を用意した方がいいぞぉ~。」

 いろいろな話が出た。
 しかし、具体的に計画停電の話も無いし、具体的に15%削減指針だけで、そ
 の超過分での反則金の話も無い。

  これで、各家庭の節電行動に結びつくのだろうか?。

 震災当時から1月間は、夏の節電への気風から「昭和」への回帰が謳われた
 が、果たしてどれだけの家庭で、その事が行動に移されるのか。

  その為に、今から消費動向を掴んでいく以外に、対応は無いだろうと思う。

 問題は、梅雨明けからの動向に、先手を打って迎える事が出来るかどうかだ。

  今年の梅雨明けは、早い。

 沖縄地方が、既に梅雨明けしている。
 そこからが、今年の夏の長い長い始まりになるのである。
 しかし、今年の夏はまた暑くなるのだろうか?。

  沖縄の梅雨明けが早いと、冷夏になるという過去のデータもある。

 私も、そんな気がする。

  早い梅雨入り、いわしの豊漁、朝晩の冷え、その他諸外国の火山等。

 エアコン無しで過ごせる夏になるのか。
 逆に心配してしまう。



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2011年6月18日 (土)

歩くスピード

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の店長会で、人事部長が我々に問うた。

 「皆さんからみて、新入社員のどこを見て、判断するか?。」

 要は、新入社員やパート面接での、人の見分け方でいい方法は無いか?、とい
 う問いかけだった。

  新入社員といえども、採用に失敗は許されない。
  少ない人材で、全てが有効に企業貢献してくれる人材が、まずはほしい。
  その後、店舗でどう育成するかにかかってはくるが、まずは素材が重要。

 そんな時に、皆さんだったら、人のどんな部分を見て、良い人材かどうかの
 判断を下すか?、という問いかけだった。

  いろいろな反応があった。

   「人との協調性を見る」
   「話の返答や受け答えを見る。」
   「挨拶や笑顔を見る。」

  しかしこれらも、造ろうと思えば如何様にでも造れるものだ。
  
 新入社員としての入社面接であれば、誰でも最高の自分を見せようと努力する
 ものだ。
 特に、最近では、面接時の受け答えを専門にレクチャーする学校まであると言う。

  そんな中で、我々は、何処を見て判断するか?。

 私は、言った。

  「歩くスピードで、判断しますよ。」

  特に、素が出る場面や、面接前の場面での何も考えていない状態での
  その人の行動に、その人が持つ本来の姿が潜んでいると思っている。

 そして、その最たる部分が、その人の歩くスピードだと、私は思っている。
 
  そしてそれは、概ねの場合に、有効に当てはまるとも思っている。

 確かに、例外もある。
 しかし、ほとんどの場合は、歩くスピードが、その人の作業スピードであり、
 頭の回転の良さと直結している場合が多い。

  しかし、作業効率という視点になってくると、歩くスピードだけではなく、
  作業と作業を連結する間接作業の連結スピードが問題となる。

 その部分に、考えるという要素や効率良く作業をするという思想が織り交ぜ 
 られ、トータルでの作業効率が図られるのである。

  しかしまずもっては、歩くスピード。

 ここに当面の、仕事の出来不出来が隠されていると考えられるのである。



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2011年6月17日 (金)

マニュアルを疑う作業

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の店長会で、「マニュアル」が議論された。

 売場であり、作業であり、接客であり、モラルでありのマニュアルがある。
 そのマニュアルを、見直す作業があった。

 ここ数年、いや作成時から何の疑いも無く、マニュアルが施行され現場で実施
 されていたわけだが、今年の会社方針を受け、店長会の議題にもマニュアルの
 見直しや手直しが入ってきた。

  それを、店長会でひとつひとつ見直していくという作業も、初の試みだ。

 前回などは、ある一つの事柄について、約一時間程度も時間を費やした。

  なぜか?。

 一つのマニュアルとは言っても、それは大きな流れや考え方を受けて、ひとつひ
 とつが決定されているのであり、その一つを変えると言う事は、その背景になる
 大元の考え方を変えると言う事であり、その大元まで手をつけるのか、それとも
 その派生のこの部分のマニュアルをどの程度変えるのかで、大いに議論になっ
 てしまうからだ。

  大元まで、考え方を変えるべし。

  いやいや、そこを変えたら企業としての考え方の根本から覆されるからそこは
  変えるべきではない。

  そんな事を言っているから、現場で根付かないのだ。現場にもっと分かりやすく
  マニュアルを訂正すべきだ。

  それを言い始めたら、なんでもありの世界だ。どこでケジメを付けるかだ。

 そんな議論が始まれば、小一時間などあっという間に過ぎていく。

  しかし、それでも私は、納得の一時間だったなぁ~と思った。

 いままでそんな議論は無く、マニュアルとは常に押しつけの賜物だったからだ。

  “このマニュアルは、本当に正しいのか?”

 ひとつひとつを、そんな疑問の目で見ていく事も大切なのではないか。
 
  ご存知の通り、現場は一店舗一店舗違うのが当たり前だ。

 それは、まずもってお客様が違うのだから。
 更に、競合状況、店舗規模、レイアウト、品揃えまでも違ってくる。
 それも含めて、大きな変更もなく、ほとんど全てを統一している企業も中には
 あるが、それはほんの極まれな事例である。

 概ねの場合、それら全てが違う環境の中で、同一商品を同一サービスで営業
 しているのが実態なのである。

  そうすると、そこで最高にマネジメントを発揮して地域貢献しようとすれば、
  マニュアルを疑う事から始めなければならない。

 それは、マニュアルを無視するとか、否定するとかでは決して無い。

  当社のマニュアルの、どこが自店とギャップがあるかを、知ることなのだ。

 そこが、ネックになっていることが、ままあるからだ。

  それを一番感じているのは、現場の担当者なのである。
  そこを変えるだけで、現場の担当者は活き返るのである。

 但し、現場でも、マニュアル違反の恐怖感はいまだに高い。

  “これを違反すると、本部から怒られる!”

 その部分でも、今回の店長会でのマニュアルの見直しは、有効になるかも
 知れない。

  いや、そう期待したいものだ。







  

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2011年6月16日 (木)

売る仕組み、売れる仕組み

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「店長のためのやさしいドラッガー講座。

 この中で、意外だったフレーズがある。

  「多くの企業が、マーケティングと称して自分達の商品やサービスをいかに売る
   かを考えているが、それはマーケティングでは無い」。

 “えっ!”

  思わず、唸ってしまった。

 “それじゃぁ~、いったい俺は、今までなにをやってきたんだぁ~”

  本部の「作」を、店舗で「演ずる」。
  演ずるとは、売り込むこと。

 ずぅ~っと、そう思いこんできた。
 そして、この本では、その事を否定している。

  マーケティング。

 それは、「売る仕組み」ではなく、「売れる仕組み」を確立をすることらしい。
 
  私が店長として果たしてきた役割は、売る仕組みの確立だった。
  本部が用意した商品と販売のフォーマットを利用し、私自身のオリジナルを
  付加して、店舗内で売る仕組みを確立し、お客様に支持を受け、点数拡大を
  図ってきたのだ。

 しかし、ドラッガーの言う「マーケティング」とは、売れる仕組みの確立らしい。

  売れる仕組み、とは?。

 顧客を理解し、製品とサービスを顧客にあわせ、おのずから売れるようにし、
 販売を不要にすること。

  “なるほど!”

 皆さんご存知の通り、基本的には店舗で品揃えを決定することは出来ない。
 特にチェーンストアの場合は、役割が明確であり、その色分けが明確だ。

  そう考えると、売れる仕組みを基本的に考えていくのは、商品部であり、
  店舗は、あくまでも用意されたフォーマットを利用して売る仕組みを確立
  するのが役割ではないか。

 しかし、そうは言っても売れる仕組みが全て正しいかというとそうでも無く、
 売る仕組みに則って数量計画しても、そのギャップに遭遇する場合も多い。

  そんな時に、売る仕組みは有効に活かされるのだろう。

 だが、売る仕組みよりも、売れる仕組み確立の利益貢献のほうがはるかに
 大きく、利益貢献で考えると多大であり、より少な作業効率で売上・利益貢献
 の発揮が期待される。

  しかし、よくよく読み進めていくと、売れる仕組みとは、お客様からの視点で
  考えた時に、より価値の高い商品やサービスの提供ということだから、その
  事を積極的に訴えていく事が重要であるということだ。

 「お客様は、何を求めているのだろうか?。」
 「それは、いつ必要とされるのだろうか?。」
 「いくらで販売すれば、喜ばれるのだろうか?。」
 「どのように使われるのだろうか?。」
 「同時に、何を購入されるのだろうか?。」

  等々、お客様の視点でその単品を見た場合に、より便利に購入される
  サービスを考えていく事が、マーケティングということらしい。

 “なぁ~んだ、いつもやっていることじゃん”

  しかし、それは本部の商品提案ありきで、その商品を前提にお客様にとって
  の利便性を考えていくのが店舗の限界でもある。

  本部提案以外の商品やサービスは、眼中には無い。
  そして、そのギャップに遭遇した場合に、多くの在庫を抱え、「売る仕組み」を
  引っ張り出して来て、売り切る仕組みを投入する。

 “仕入れる者も、売る者も、もっとマーケティングを学ばねば駄目だなぁ~”

  ドラッガーが、言いきる店長の最大の任務。

   「マーケティング」と「イノベーション」。

  永遠に、追求していかなければならない、課題なのだろう。






 

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2011年6月15日 (水)

本当のブラックボックス

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前からずっと、ブラックボックスに関して記してきた。

 個人の持つ表面化されていない知恵や知識、ノウハウ、考え方を一元化され
 た中で表面化し、その知恵を誰でも活用できるように整備すること。

  この事も、私の今年のテーマの一つとして取り組んでいる。

 場の整備はある程度完了してきた。
 後は、とりあえず役割を持った人材が、その場をどのように有効に活用し自らの
 知恵を蓄積していくかだ。

 更に、数人の人材からは、期待以上の知恵やノウハウが積み上げられ始めた。

  “やはり、他人の頭の中は、自分とは違う部分を見ているんだなぁ~”
 
 そんな感想を持ってしまうほど、自分には見えないものを見ているのである。

 こうやって、個人には見えない部分を、他人が補って積み上げていけば、かなり
 精度の高い情報がタイムリーに表面化され、更には事前情報として、来るべき
 不慮の事態も、予期した事態として受け止め、構えながらて吸収していける体制
 が整えられる状況作りが理想である。

 そんなわけで、この分野に関しても、今後半年で、ある程度の見通しをつけてい
 きたいと思っている。

ところで今日は、本当に意味での「ブラック・ボックス」。

 今までは、仕事上で自らが持つ、売上を上げる知恵やノウハウの事をもっぱら
 取り上げてきた。
 だから、ブラッグボックスとは、自分でもその事が主な事だとも思っていた。

  先日、ある競合店の幹部の方とお話する機会があった。

 それは、ある事に関して、私の知り得た情報の早さが異常に早く把握していた
 事に対する内容だった。

  私は、その事の情報をいち早く知りたく、私の持つ人脈を尽くして情報収集し
  ていたのだ。

 結果、スピーディーに、精度の高い情報を得ることが出来た。

  「人脈」。

 この事ほど、真の「ブラック・ボックス」ではないのか。

  仕事上の知恵とはノウハウは、その人の仕事ぶりを見ていると見えてくる。
  
 情報としては拡大してはいかないが、より近くにいる人間からすれば、良くわか
 るものだ。

  しかし、その人の人脈は、絶対に見えてこない。
  これぞ、まさにブラック・ボックスなのだと思う。

 その人が、誰と、どう、繋がっているのか?。
 これこそ、本当のブラック・ボックスだった。

  “だった?”

 そう!。これとて、徐々に表面化され始めている。
 それが、「フェイス・ブック」。

 まだ、私は立ち寄った事が無い。
 興味が無い訳ではないが、実名主義にどうしても二の足を踏んでしまう。

  それは、人脈が暴かれてしまうからでもある。

 “人脈?、お前の人脈など、大した価値は無いよ!”
 
 そう言われれば、そうかもしれないが、それは相手に失礼でもある。
 そして、それが崩れると言う事は、情報自体が入らなくなる事でもある。

  我々は、人脈を通して、知り得ぬ情報を入手できるのである。

 それは、ある組織からすると、機密情報であるかもしれない。

  それが、流れるということは、人と人との信頼関係に納まっていくからだ。

 その関係は絶対に失ってはいけない。
 
  どんなに落ちぶれようとも、これは人間の最低のマナーだと思っている。

 人それぞれに、それぞれの人脈があると思います。
 是非、その人脈を大切にしてほしいものです。

  自らのブラック・ボックスを崩壊させないように。




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2011年6月14日 (火)

店長最大の任務とは?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日紹介した「店長のための、やさしいドラッガー講座」。

 その中で、感動したフレーズがある。

  「店長最大の任務は、マーケティングとイノベーション」

 このフレーズを読んで、私はある意味安堵感を得た。

  「自分のやってきたことは、間違いではなかったんだ。」

 企業や店舗の最大の使命は、「顧客の創造」にある。

 その為に、その組織のリーダー(店長)の最大の任務が、

  マーケティングとイノベーション。

  何を、誰に、どう売るのか、を常に追求していく事と、
  その為に、組織のどこを、どう、何のために、改善改革していくのか。

 このフレーズは、私にとって非常に分かりやすい言葉と内容だ。
 
  我々の仕事は、所詮、小売業。

 所詮と言うと、何か下等な世界のように聞こえるが、
 小売を難しく難しく考え組織化する事ではなく、
 常に、その本質を明確にし、その本質に近づく為の手段を、企業の強みや
 個人の強みを活かして、売る者も買う者も楽しく元気に人間らしく在る事。

 如何に組織が大きくなろうとも、店舗という組織の大きさはさほど変わらない。
 その店舗という組織を預かる店長の最大の任務は、ドラッガーの言う
 マーケティングとイノベーションだと捉えると言う事だ。

  それを分かりやすく、結城氏が説いている。

 マーケティングに関しては、後日記するとして、今日はイノベーションについて
 考えたい。

  イノベーション。

 改革とか、改善という意味だが、ドラッガーが事例として挙げる内容は、もっと
 現場的に小さな改善運動の積み重ねを意味する。

 そして、現状の改善から、未来への提案をも含むようだ。
 その為に、以下の具体的な項目を挙げて、イノベーションの指標としている。

  一つは、あらゆるチャンスの在りどころを見抜くこと。
  二つは、その為に理論と同時に、直感も磨いていく事。
  三つは、問題を絞り、単純化し、組織力を集中させる事。
  四つは、出来るところからスタートする事。
  五つは、常にトップを狙う事。

 最後の、常にトップを狙う事、というフレーズに、普段の仕事への取り組み方
 の意識改革が求められるなぁ~、と考えさせられてしまう。

  それは、その分野でトップシェアを確保しなければ、最終的には維持継続出
  来ない。
  そして、最終的には、利益も維持継続出来ないと言う事だ。
  だから、何としてでもトップの座を確保し続けなければならないし、その為に
  イノベーションを続けていかなければならない。

 そして、そのイノベーションを成功させる条件として、

  一つは、集中させること。
  二つは、強みを基礎とすること。
  三つは、社会貢献の大義を持つこと。

 これらを、今の仕事や組織の現状に合わせて、どう組み入れていくか?。
 更に後日は、マーケティングに関して、記していきたい。




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2011年6月13日 (月)

上井草エリアMR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週に引き続き、上井草エリアMRである。

 先週からの上井草エリアの店舗をMRしていて気付いたのは、
 どの店舗も、入口付近で、「そうめん」と「果実酒」の展開を実施している事だ。
 ほとんど100%の店舗で実施している。
 それだけ、この2アイテムが、この時期のこのエリアの暮らしに根深いのだろう。

 更に、ここ数日での境港水揚げの「本まぐろ」の展開。
 これもほぼ100%の鮮魚部門で展開されていた。
 この辺の相場感度は流石だ。

そして、今週のトップは、「I社」。

 この店舗も、この企業の最新店舗と言える。
 そして、このエリアで最強の店舗スタッフで運営されているのではないか。

 入口付近での果実酒とそうめんの展開から始まる。
 野菜のお買い得品の積み込みなど、売りを落とさない展開をしている。

 そして、鮮魚のまぐろの展開だ。
 先週は、「Y社」を最強と謳ったが、このエリアではここのまぐろの打ち出しが
 最強だった。
 鮮魚の男性スタッフも5名を数え、如何にも「男くさい」まぐろ売場、そして、
 鮮魚売場だった。
  
  “これほど生魚の品揃えを豊富に展開できる人材が羨ましい”

 そう思えるほど、生魚の展開が充実している。
 今後、鮮魚を活性化しようと思ったら、どうしても避けられない店舗運営であり、
 参考にしていきたいと思った。
 
 精肉その他に関しても、決して見劣りはしないのだが、どうしてもこの日の鮮魚
 の活気には押され気味だった。

次に、「S社」。

 好立地に位置し、週末の午後の最大ピークを迎えるにふさわしい品揃えと展開
 をしていた。

 やはり、取り立てて記載するほどの売場では無いのだが、一品一品が安心して
 買える鮮度品質管理は素晴らしい。

 更に、2階の衣料、ドラッグ類の品揃えもワンストップショッピングを確実に高め
 る要素を含んでいる。

 周辺の厚い商圏のまさに50代世代の普段の食材を賄うのに、何も不自由しな
 い品揃えとレイアウトを有していると言える。

 更に、この店舗は最新店舗に近い存在なのだろう。
 商品陳列に、効率だけでは無く見栄えのする陳列方法を考えており、陳列技術
 面にも目を向けた改善を図っている。

 更に、惣菜ベーカリーでの掛け声販売等、少しずつ泥臭さが混じり込んで、店内
 での活気も意識したマネジメントが図られているようだ。

更に、「L社」①。

 店舗規模の小さい店舗で、生鮮の主通路もまっすぐ取れない不自由さがある。
 しかし、狭い店内を上手くコンパクトにまとめ、品揃えを極端に絞り込む事無く
 運営している。

 この企業の生鮮は、どちらかと言えば、精肉に重点を置いているようで、牛肉
 や焼肉セットなどは豊富にどこよりも負けない品揃えを意識しているようだ。

  ただ、レジ台数が若干少なめかだったかなと思えた。

 日曜のピーク時には明らかに不足するだろう。

最後は、「L社」②。

 前述ど同企業である。
 こちらは街中立地であり、2層式での立地となる。

 立地の良さと曜日の良さから集客は図られていた。
 前述の同社と同様に、特に大きな特徴は無く、スーパーマーケットのど真ん中
 の売場作り、店内レイアウト、品揃え、鮮度品質を有している。

 上述の通り、レジ台数が少ないが、平日の客数を考慮し効率を重視するとこう
 なるんだろうなぁ~と考えてしまう。

 しかし、「Y社」や「I社」のような、本まぐろに貪欲に挑んでいるような売場でも無
 かった。
 どちらかと言うと、ストア社員(パートさん)を中心にしたコストオペ―レーションを
 重視した売場作りを主体に展開していると言える。

  “負けない企業かもしれない”

 この企業をみて、そんな事を想像した。

PS
 上井草エリア②のMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kamiigusamrni/


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2011年6月12日 (日)

越谷アウトレットMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、越谷レイクタウンアウトレットへ行ってきた。

 女房から話は聞いていたが、実際に行ったのは初めてだ。

レイクタウンとの通路から見た、アウトレット。
Dscf9539


レイクタウンアウトレットの入口?
Dscf9530

これは何だ?
Dscf9528

このような広場風のところが、中心地か。
Dscf9532

中は、このようにインドアとアウトドアの中間的な作り。
Dscf9533

あまり綺麗とは言えない?レイクもすぐそばにあったりして。
Dscf9537

越谷レイクタウンだけでも相当のテナント群なのに、その隣にこれだけのアウト
レットが出来てしまうのだから、ここへの集客力は流石に平日でも凄い。

レイクタウン側で食事を摂ったのだが、ここに来るお客様は、平日の食品スーパ
ーで見られない20代の赤ちゃん連れのママ達だ。
逆に、我々の世代の客層はほとんど見られないから、目立つ事目立つ事。

しかし、これらのアウトレット。
出現していくのは良いが、設立当初から年々客数は減少していくのではないか。

一時流行ったテーマパークのように、廃墟化されない事を祈るのみである。

PS
 今回の記事は、写真で誤魔化しました。失礼。
 ブログに直接貼り付ける技術(簡単だった!)を習得しましたので、活用してみ
 ました。






 

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2011年6月11日 (土)

男性パート②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある男性パート希望の方と面接した。

 以前にも、男性パートに関しては記してきた。
 それは、若年層(20代)でありながらパート志望であった。

 今回の面接相手は、60歳前後。
 かって鮮魚の担当者として、いくつかの企業でチーフ職を歴任してきた方だ。

  このような方が今後増えてくるのであれば、鮮魚の技術伝承と売場活性の為
  に、うちの店で働いて頂いても良いと思っていた。

 鮮魚の構造的な不振。
 それは、いろいろな要因が重なり合って、この構造を招いていると思われる。

  しかし、一言で言うと、「売場に商品に、暮らしを満足させる魅力が無くなった」
  のが、大きな要因といえる。

  そして、それを招いた一番の原因は、売場が加工化したことだ。
  各企業が、生鮮の売価管理部門同様に、管理しやすいマネジメント型スタイル
  になり、相場感度が薄れ、売場に変化が無くなり、それに応じて生魚の調理技
  術、消費技術を持つ担当者が減少し、鮮魚部門の場に魅力が低下したためだ。

  外部要因を持ち出したらきりが無いが、我々内部の要因を、まずはどう改善
  していくかが当面の課題。

 そう考えた時、目の前のような経験を持つ方は、貴重な存在だと思っている。
 話をしてみると、実にさわやかな方だ。

  如何にも、鮮魚部門という特性を持つ仕事場での経験が体に染みついていた。
  この部門で真剣に仕事に取り組むと、ある意味「気風(きっぷ)の良い」性格が
  板に付いてくるものだ。
  
  それは、鮮度の良いうちに売り切る、という部門特性の賜物でもある。

 そんな性格が、前面に出ている方だった。

  「是非、うちでやって頂きたい。」

 そう言って、その後の契約の詰めをおこなっていった。
 そして、時給の段になって、彼の顔が曇った。

  今の工場の仕事と比べても、下がってしまうと言う事だ。

 彼としては、鮮魚部門で仕事をしたいと思っている。
 包丁を握って、魚を調理したいと思っている。

  しかし、彼のような存在に報いる企業側の制度が整備されていない。

 鮮魚や精肉、その他部門で、販売技術を有した人材を処遇する賃金制度。
 ここに切り込まない限りは、この問題(鮮魚の構造的改革)は進行しない事に
 気づいた。

  “この問題の、根は深いなぁ~”

 チェーン化の為の基礎は、どの企業もそれなりに築いてきた。
 しかし、そこから一歩も二歩も抜きん出る為には、プロの存在が必須だ。
 
  仕入のプロ。
  販売のプロ。
  消費のプロ。

 そのプロへの処遇制度。
 それを整えなければ、プロになりたいという意欲も出てこないだろう。
 
 皆が皆、ゼネラルマネージャーを目指すだけが能ではない。
 その道のプロへの奨励も一方では大切な事である。
 そしてそれは、ドラッガーが提唱する、「個人の強みの発揮」そのものでもある。

  この問題に対して、どう切り込んでいくか?。

 鮮魚の構造的不振から、どう抜け出すか?。






  
  

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2011年6月10日 (金)

店長の為のドラッガー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ドラッガー。

 企業マネジメントの世界では知らない者のいない、マネジメントの権威。

  「もしドラ」で、女子マネージャーも愛読し結果を出すと言う本まで出版され
  日本では空前のドラッガーブームになってしまった。

 私の以前に読んだ記憶はあるが、どうしてもその内容が記憶に甦ってこない。
 
  それだけ、難しかったのか、感動が無かったのか?。

 そんな時に、結城義晴氏から、ドラッガーを読み解く本が出版された。

  「店長のためのやさしい≪ドラッガー講座≫」   イーストプレス出版。
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781605869/tetu0358-22

 ドラッガーと聞いただけで、経営者層が愛読しているとうイメージ。
 
  “どうも我々には、縁が無いのでは?”

 そう思いこんでいた。

  そんな時に、NHKの「100分de名著」が放映された。

 日本のドラッガー学会代表の上田惇生氏の解説で始まった。

  その第一回を見て、「えっ、こんなに分かりやすいの!。」

 それが素直な感想だった。
 
  マネジメントとは、トップ層だけの問題ではない。
  現場の担当者のひとりひとりが、個人の強みを発揮して組織に貢献する。
  その行為の積み重ねが、組織力を強化し、「顧客の創造」を果たす。

 “その通りだ!”

  そう叫んだ。
  
 そんな時に、ほぼ同時に、結城義晴氏からのこの本の出版だ。
 思わず、アマゾンに申し込んでしまった。
 そして、一気に読み干してしまった。

  ドラッガーが著した数冊の本の内容を、スーパーの店長の為に抜粋して
  企業内、店舗内での店長の在り方に、その考え方を散りばめて投入されて
  おり、私としては、非常に分かりやすい内容に納まっている。

  私だけでなく、店長を目指す人材にとっても、非常に分かりやい内容だ。
  更には、部門を預かるチーフという職位の人間にも読んでもらいたい内容で
  もあるが、やはり、店長として試行錯誤しているほやほやの店長へのプレゼン
  トであることは間違いない。

 更に、店長という存在に対して、非常に絞り込んだ分かりやすい使命を提示し、
 
  “なるほど、店長とは、そんな存在であり、そこに組織が一丸となるんだ!”

 いろいろなマネジメント本がある中で、これは決定版ではないか。
 なぜなら、この本は、スーパーマーケットの店長宛に、著者が送ったラブレター
 だからだ。
 スーパーの店長とは、こんな存在であり、ドラッガーもそんな店長を応援し見守
 っているのだという、明確なメッセージを送っている。

  企業の唯一の目的は、「顧客の創造」である。

  その為に、店長の最大の任務は、「マーケティング」と、「イノベーション」。

  その為に、部下ひとりひとりの強みを集結させて売れる仕組みを確立させる。

 この本のエキスだ。
 そして、そのエキス(柱)を、どう具体化して行動するかは、店長しだい。

  多少具体的な話も記されているが、そこから先は、個人の理解と判断で
  自らの行動に活かし、店舗という組織をリードして、組織力を強化していく
  事だ。

 自分の頭を整理し、パワーを発揮できる内容である。
 皆さんの、是非活用してください。
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781605869/tetu0358-22




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2011年6月 9日 (木)

上井草エリアMR①

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


東京西部地区に行く用事があり、上井草エリアMRのチャンスを得た。

 都内のスーパーはどんな店舗が、どんな商品展開しているのか、
 楽しみながらMRをした。

まずは、「Y社」。

 7&iホールディングス系列の、都内中心にスーパーを担当する企業だ。
 
  7&iのPBの展開が強烈なんだろうなぁ~と思って見てみたが、店舗規模も
  400坪程度でコンパクトにまとめられており、PB商品も以外に少なかった。

 何が凄かったか?。

  おそらく、この店舗は、このエリアでは最強のSMだろう。
  生鮮が凄い、特に鮮魚と精肉。

  青果も主力単品をしっかりスペースを取り量販している。素晴らしい。
  鮮魚は、境港から入荷の本まぐろの量販だ。
  バイヤーらしき人のこの時期のみの水揚げ云々というカセットも味があった。
  そして、その商品化も素晴らしく、久しぶりに活気のあるまぐろ売場を見た。

  更に負けじと精肉の売場。
  黒毛和牛のステーキ、焼肉セット、焼肉単品が惜しげも無く大陳されている。
  商品化も食べてみたいと思えるシズル感のある商品化が素晴らしい。

  最終コーナーの、梅と果実酒の合同展開も見事。

 この企業のこれほどの売場は、初めてだ。
 おそらく企業内でもナンバーワン店舗ではないか。

次に、「D社」。

 駅前立地によって、駐車場の無い出店が気の毒だ。
 但し、駐輪場をしっかり持ってはいたが、どうしても集客力は劣る。

 店内の客層も、普段着の方はいない。
 店内冷房もばっちり利かして、不自由ない買い回りを誘っている。

 商品面では、店内を入るとまず惣菜が飛び込んでくる。
 そしてデイリーである。
 そして目立つのは、奥のワインコーナー。

 ちょっとおしゃれな差別化された品揃え。
 そして客層を選び、こだわり商材を提案していく。
 流石に店内のお客様は少ないが、青果の鮮度等は問題無い。

  しかし、・ ・ ・ 。

 この店舗をスーパーのくくりで捉える事には無理があるのか。
 駅やデパートの地下食品売り場の様相である。
 とうてい、ワンストップショッピングを完遂出来る品揃えでは無い。

最後は、「S社」。

 スーパーマーケットのど真ん中をいくスタイルである。
 しかし、2層構造で、2階はドラッグ、衣料、雑貨を置く。

 厚い商圏を背景に、集客力は高く、生鮮の品質、鮮度も安心できる品揃え
 であり、50代を中心としたお客様に高い支持をえているようだ。

 当然、この日のメインの本まぐろも展開されていたが、前出の「Y社」ほどの
 展開力は無い。
 しかし、グロサリー含めてスーパーマーケットでのワンストップショッピングが
 大きな武器であることは間違いない。

 この企業の大きな特徴は、何をおいてもワンストップショッピングに不自由し
 ない品揃えと店舗オペレーションの実現にある。

 そして、それを確実に実現しているところに、地域のお客様の支持が集まる
 のだろう。

PS
 上井草エリア①のMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kamiigusamriti/




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2011年6月 8日 (水)

鮮魚の華

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、関東エリアをMRするチャンスに恵まれた(後日追って報告します)。

 そこで、久しぶりに、鮮魚売場が活気づいている場面を目にした。

  境港産の「本まぐろ」の量販。

 どの企業、どの店舗もほとんどが、「本まぐろ」の量販を展開していた。
 
  そして、各企業各店舗の本まぐろの展開を見比べて見ると、その取り組み方の
  違いを如実に見る事が出来る。

 その場面を、偶然にしても目にする事が出来た事はラッキーだったと言える。

  男性従業員が総出で本まぐろを潰し、サク売り、切り落とし、角切り、かま
  更には大トロの部分までアイテム豊富に展開している店舗。
  この店舗では、バイヤーらしき人の声でカセットテープが流れており、
  いかにも、この道30年の名物バイヤーがこの夏一番の豊漁をお客様に伝え
  ていたテープが、購買意欲をそそらされた。

  更には、12尺平台を一本使用して、境港の本まぐろから畜養本まぐろ、冷凍
  本まぐろ、バチまぐろ等を集合展開し、天然本まぐろをメインにまぐろ祭りを展
  開している企業。

 この機に、まぐろを売り込む店舗がほとんどだった。
 そして、思ったことは、

  “まぐろを売り込んだ時の鮮魚部門は、活気があるなぁ~”

 更に、

  “まぐろは、やっぱり鮮魚の華だ”

 そうして、

  “そんな鮮魚部門は、お店の華だ”

 それだけ、鮮魚のまぐろとは、店舗の全ての商品の中でも、華だと思う。

  天然の本まぐろの水揚げを嗅ぎわける仕入れの嗅覚。
  その本まぐろを投入し、仕入れる担当者の嗅覚。
  仕入れた本まぐろを、さばき、調理し、展開する販売技術。
  そして、そんな売場に群がるお客様。

 企業の鮮魚部門の総力を挙げた売場が、お客様の購買意欲を掻き立てる。
 そして、この時とばかりに、飛ぶように売れていく。

  天然本まぐろとは、お店の華なのだ。

 そして、その華の本まぐろを売り込める鮮魚部門とは、企業の底力を如実に
 表している事象だと思う。

  本まぐろに気づく力。
  本まぐろを仕入れる力。
  本まぐろを調理する力。
  本まぐろを売り切る力。

 いろいろな人の手を経て、本まぐろとは売場に展開される。
 その、企業としての総合力が試されるのが、本まぐろの季節である。

  そして、その水揚げにいち早く反応した男性社員を有する企業が、その時期
  もっとも輝いて見えるのであろう。

 都内でも老舗のチェーンストアほど、輝きを増すのが、この時期なのかも知れな
 い。
 
 そんな企業の展開力、販売力、調理技術に学びたいと、素直に思う。
 そして、自企業にも、この嗅覚と販売力を植え付けたいと、切に願うのである。







 

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2011年6月 7日 (火)

業態転換

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


また一つ、競合店が業態転換を図る。

 以前にも記したが、業態転換して成功した事例は、少ない。

  特に、スーパーマーケットから、ディスカウント転換して成功した事例は無い。

 一時は、売上金額という数値は上がるが、それも一年も持たない。
 2年目を迎えると、急速に売上が減少していく。

  ディスカウント業態のノウハウを持たないスーパーマーケットが、業態転換して
  も、いろいろな部分で継続出来ないのだろう。

 それは、コスト管理の部分もしかり、売上対策の継続の部分もしかりである。
 一時の数値拡大は見込めるが、それとて一年も継続出来ないのが実態だ。

  それが見えていて、なぜ、ディスカウントに走るのか?。

 ディスカウントで生きようとすれば、それ相応の覚悟が必要である。
 そうでなければ、それを専業としている業態に失礼な話でもある。

  業績がおぼつかないから、ディスカウントへ。
  そんな簡単な話では無いだろう。

 それは、仕入、販売、作業オペレーション、販売計画、展開、売り切り、店舗運営
 等の各分野で、スーパーマーケットのノウハウとは全く異なるオペレーションを必
 要と思わなければ決して成功はしないだろう。

  スーパーで成功しないから、ディスカウントで解決策を探るか?。

 その程度の認識で、ディスカウントへの業態転換へ踏み切るのか?。
 それで成功したという事実を、どう認識し、どう方向転換し、行動に踏み切るのだ
 ろうか。

 確かに、業態転換を契機に、現状の仕事や手法に疑問を持ち、本業であるスー
 パーマーケットに対しての考え方と営業方法を改善していくのなら話は分かる。

 しかし、このフォーマットで今後の企業経営に何のプラスにもならないのでは、
 企業の従業員の納得は得られないだろう。

  従業員の納得とは、従業員のその業態に取り組む姿勢の事である。

 “俺たちは、この道で今後の人生を切り開いていくんだ!”
 そんな姿勢が見えてくれば、従業員という現場の担当者の本気度が伝わって
 くるものだ。

  その本気度を、まずは現場の従業員が持つ事から始めなければならない。

 “この業態で成功させ、それを足がかりに自らの仕事への広がりを持つ”

  そんなプライドを有して、新たな業態へチャレンジしなければならないだろう。

 “一時は数値改善されるかもしれないが、転換店舗での、今後の発展性が
 見えてこない。”

  現場レベルでそんな意識があるのであれば、当初から失敗の道を歩む事に
  なる。

 そして、現場の意欲を支えバックアップしていく本部の体制もいつしか崩れてし
 まうのが通例だ。

 “本部は、我々を本気で支援してくれているのだろうか?”

  現場の力が半減していく理由の一つは、上記のような不信感。

 いずれにしても、本部と現場の一体感を新業態でどれだけ維持できるかが
 全ての基本なのだと思う。




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2011年6月 6日 (月)

組織力の強化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
強い組織とは、どんな組織なのだろうか?。
 ある意味、組織の中堅幹部の永遠のテーマかもしれない。
  強いとは、課題解決能力が、高いと言う事。
  課題解決能力とは、結果として、数値改善能力が高い、と言う事。
 
 どうしたら、数値改善能力が高い組織になるのか?。
 
  そこが問題だ。
 その追求の為に、組織人は一番下から叩き上げて、積上げてくるのだろう。
 特に小売業の場合は、個人商店から積み上げてきており、組織拡大と共に
 役割を専任し、組織を細分化して単純作業に特化して個人の能力を最大に活 
 かす手法で規模の拡大を図ってきた。
 規模の拡大が、結果として強い組織に結び付き、更に規模の拡大が図れると
 いう相乗効果で、組織強化されていく。
  人口が増加し、マーケットが増加していく過程では、それが正解だった。
 しかし、人口減にともない、マーケットの創造が非常に厳しい状況に陥ると、規
 模の拡大がままならず、従来のパラダイムでは立ち行かなくなってくる。
 
  私は、人間の能力の差など、大した問題では無いと思っている。
 問題は、組織として、一個の塊として機能しているのかどうかだ。
 チェーンストアとして、仕入れ、販売、開発、採用・教育等の役割専任者たちの
 企業間の技術レベルの差など、そんなに大きなギャップは無いと思っている。
  ギャップがあるのは、そのコネクションとしての存在だと思っている。
  仕入れと販売をつなぐ者
  開発と販売をつなぐ者
  教育と仕入れをつなぐ者
  開発と仕入れをつなぐ者
 等々、組織の内部で、主要役割を担う者同士を、つなぐ存在が重要なのだ。
  役割内では十分に競争力のある業務完遂された個々の技術が、組織全般的
  にみると、他競争相手よりも劣っているという事例は、枚挙にいとまが無い。
 何が、悪いのか?
  コネクションが悪いのである。
  だから、機能しない、リンクしない、技術が滞ってしまう。
 要は、全体的に見るという視点を失い、自己完結で自己満足で終了なのだ。
  つなぎ合わせて、技術を伝搬し、その力を利用して、自らの役割を担う。
 その流れと、それをつなぎ合せる存在が、組織力では不可欠になる。
  では、どうすればいいのか?。
 「つなぎ合せる」という技術が、一番の差別化になる事を、まずもって認識する 
 ことが、まず第一だろう。
 自らの役割に精通する事も大切だが、もっと大切な事。
  それが、コネクションの技術。
  つなぎ合せる技術だ。
 この技術を持った組織は、強い。
  絶対に、負けないと思う。
 個人の力量に、さほどの大差が無い時代。
 個人の力量をつなぎ合わせる技術を磨いていくことが、組織強化への近道だと

 認識している組織こそが、本当に強い組織になっていくのではないか。

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2011年6月 5日 (日)

政治不信

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ここのところ、政治が賑わいを見せている。
 日本国の首相の退陣をめぐって、与野党、与党内部の分裂。
 輪をかけて、マスコミの退陣を急かす報道等。
  私が、政治にコメントするのは、初めてである。
 それだけ、憤慨している、と言う事だ。
  
  原発問題という、稀に見る地球上の危機を目の前にして、我々が選んだ政治
  家は、国の崩壊を目前にして尚、この体たらくなのか?。
 言葉が行き過ぎたかもしれないが、私の目には、そのようにしか映ってこないの
 である。
  やはり、リーダー選びなんだぁ~、と思う。
 どんなリーダーも、前任の首相を引き継いだ時は、満面の笑みを以ってリーダー
 の座に就く。
 与党も、挙党一致で新たなスタートを切ろうとする。
 しかし、一年もすれば、与党が分裂し、同じ事が繰り返される。
  “まだ、自民党のほうがこんな場面で挙党一致で結束する組織ではないか”
 
 かって、崩壊していった大企業は、このような内部抗争に明け暮れていたのだ
 ろうと思う。
  組織本来の目的と使命を見失い、目の前の内部抗争に明け暮れる。
 現場の企業戦士たちは、目の前のお客様の動向以前に、トップの言動、上司の
 背中に左右され、企業理念から乖離し、目先の利権に翻弄され疲れ果てる。
  気が付けば、隣の中小スーパーが活き活きとお客様の心をつかんでいた。
 それに気付いた正義感あふれるリーダーが登場するも、時すでに遅し。
 倒れかけた巨象の倒壊を支える力は、内部にも、外部にも無かった。
 巨大企業が崩れてから20年も経過するのに、今の日本の政治家の組織内では
 、全く同じ事が繰り返されているのではないか。
 おそらく、現在の企業群で、今の政治のような利権争いに終始している企業は、
 とうの昔に消滅していると思うのだが。
  全く同じ事が、政治の世界では、反省も無く繰り返されているのではないか。
 こんなところに時間を費やす人たちが、税金で飯を食っていられるのだ。
 政治家の数(衆参議院の定員数)など、半分以下でも十分やれるのではないか。
 以前のブログで、組織に関して記した内容はいろいろあったと思う。
  
  大きい組織
  固い組織
  強い組織
 政治集団とは、どんな組織を目指しているのだろうか?。
 間違いなく、現在は、大きい組織を目指しているのだろうと思う。
 いま、企業は、強い組織を目指して、試行錯誤している。
 そして、一人一人の教育をコツコツと地道に実践している。
 どんどん、政治が遠い存在へ離れていくような気がしているのだが。
PS
 もう二度と政治に関しては、ブログでは記事にする事は無いでしょう。

 賛否両論あろうかと思いますが、今日は、つれづれなるままに書かせて頂きました





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2011年6月 4日 (土)

操る楽しみ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日のブログで、「クルマについて語ろう」を記した。
 1980年代の国産車の、特にスポーツタイプのクルマに関しての記事。
 更に、皆さんの中でも、それ以外に語りたいクルマはたくさんあるだろう。
  そんなクルマたちに乗り、憧れ、語り合って育ってきた世代だ。
 それから、所帯を持ち、子供が生まれ、仕事に追われ、現在に至る。
 そして、乗り継いだクルマの変遷多く、現在は様々なクルマに乗っておられる
 のだろう。
  ファミリーカー、エコカー、更には、エスカレートしてスポーツカーに乗っておら
  れる方もいるだろう。いやいや、俺が外車だよと言われる方もいるだろう。
 かって、クルマに関して大いに語ってきた世代を代表して言わせていただけば、
  “全てに開放されたら、いつかは、憧れのクルマに乗ってみたい”
 サラリーマン、子育て、各種ローン等々、いろいろな縛りから開放された暁には、
 かって、熱く語り合った憧れのクルマに、是非乗ってみたい。
 そう思ってらっしゃるかたは、多いのではないか。
 私は、大いにそう思っているのである。
  “全てから開放されたら、あの車のアクセルを思いっきり踏んでみたい”
  “中速コーナーを、アクセルコントロールでコーナリングしてみたい”
 そう思っただけで、ゾクゾクしてしまうのだ。
 今回、ひょんなことから、中古の輸入車を購入してしまった。
 今まで、純粋なジャパニーズオンリーの人間が、外国の文化に触れてみたいと
 購入した輸入車だが、そこには日本車が失ってしまったクルマの面白さが色濃
 く残っていたのだ。
 たかだか1400CCのコンパクトカーに過ぎないのだが、アクセルワークとコーナ
 リングの楽しさ、クルマを操る楽しみ感が色濃く存在するのである。
 更には、コンパクトではありながら、ジェミニZZに似た所有感。
  自分のおもちゃとして、更には宝物としてのクルマ。
 そんな所有感に触れてしまい、かっての血が呼び覚まされたのかもしれない。
 確かに、内装などは安さ感はぬぐえず、たたけばコンコンと音がするレベルだ。
 ドアの閉まり音なども、ガッシャン!というけたたましい音がして幻滅してしまう。
 しかし、シートであったり、ハンドルといった体に触れる部分に関しての造りは
 一味違う。
 人間と機械が一体化する部分に関しては、クルマに対する考え方がモロに現わ
 れるようだ。
 また、エンジンも高回転までストレスなく回り、MTモードにしておくと、いつのまに
 か3000回転まで回っていても気付かない程のスムーズさである。
 そして、軽い車体のクルマがどんどん引っ張られていき、爽快感が襲ってくる。
  クルマを単なる移動の手段としての機械ではなく、所有し、操縦し、体感し、
  そして満足する道具として共に快楽を享受した存在として、再認識したのだ。
 そこに、フランス車の特徴としての、デザイン性が加わり、所有感を満足させて
 くれるように仕上がっている。
 現在の国産車は、その対極に位置するのではないだろうか。
  細部にこだわった質感を大切にしている。
 例えば、ドアの開け閉めに際して、ドアが閉まった時の
  「バフッ、」
 この音へのこだわりが日本車には、ある。
 この辺の、なんとも言えないこだわりは、日本人の感性なのだろうと思う。
 絶対に妥協しない、もの造りのこだわりと自信があるのだろう。
 更に、乗っていての質感への満足感は、私の輸入車には無い。
 たしかに、シートなどへのこだわりは感じるが、トータルのバランスと質感のバラ
 ンスでは日本車には及ばないと思われる。
  それでも、かって私が所有したスパルタンなクルマの匂いが残るのである。
 操る楽しみ、とでも言うのであろうか。
  人がクルマに乗せられるのではない。
  人がクルマを操るのである。
 その根本の思想は、やはりブレてはいけないのだと思う。



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2011年6月 3日 (金)

クルマを語ろう

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
以前のブログで、「セカンドカー」を連載?してきた。
 そして、意外にも「ジェミニZZ」への反響が大きかった。
 KOZOさんも所有していたと言うし、ある友人はスカGに乗っていたと言うし。
  “結構若かりし?頃は、みんな走り屋だったんだ!”
 そう言う世代なのか?。
  無口でストイックな「ビフォー・バブルボーイズ」世代は、クルマにロマンを求め
  た世代なのかもしれない。
  それが、「バブル・ボーイズ」世代では、クルマは女の子にモテる道具になり、
  「アフター・バブルボーイズ」世代では、単なる移動の為の手段になったのか。
 クルマを操る楽しさ、コーナーをアクセルワークで走り抜けていく爽快感は、今の
 クルマでは、味わえないのかもしれない。
 まして、オートマ車では絶対に味わえない醍醐味だと思っている。
 そして、あの当時、クルマにロマンを求めた世代も3タイプに分かれていた。
  最高速を競う、「スカイライン」派。
  加速力を競う、「ランサーターボ」派。
  操縦性を競う、「ジェミニZZ」派。
 あの当時、スカイラインはやはり憧れだった。
  
  「羊の皮を被った狼」というコマーシャルコピーは、走り屋を魅了した。
 私も、“いつかは、スカイライン”と思っていた。
 更に、ランサーターボの破壊的な加速は、実測ではナンバーワンだった。
  友人の所有するランサーターボには、絶対に敵わなかった。
 圧倒的な加速力と安定性は、実力ナンバーワンの名をほしいままにしていた。
 そして、私の所有するジェミニZZは、感性を大事にするクルマだった。
  加速感、操縦感、所有感、全てにおいて「味」のあるロマンス・カー。
 乗る満足感、所有する満足感、操縦する満足感を満たしてくれる存在だった。
 今回、一連のセカンドカーの連載から、友人や読者の方とのコミュニケーション
 から、同世代の当時の話題や楽しみ、趣味がクルマだった事がお互いの会話
 で理解できた。
  ついつい、普段の仕事の話や商売、商品の話がメイン付き合いから、
  かって所有したクルマの話題になり、おおいに熱くなれるのである。
 そして、その時、そのクルマの話をする時の相手の「目」はキラキラしている。
  “普段から、そんな目で話しをしろよ!”
 そう思えるぐらいに、爛々とした目つきで、話をしてくれる。
  “そうか、この人にも、そんな時代が確実に存在したのか”
 相手の思わぬ過去に触れ、同じ趣味をもっていた事への憧憬へと変わっていく。
  お互いに、今では「おやじ車」や「ファミリーカー」更には「エコカー」に乗ってい
  はいるものの、かっては「熱い血」をたぎらせて最速を競ってハンドルを握って
  いたのかと思うと、懐かしさとともに、従来とは別の視点で相手を認める存在
  になっていることに気付く。
 セカンドカーを購入する事によって、かっての「血」がよみがえり、更に周囲の
 友人たちも同じ趣味をもって、その当時を生きていたのかと思うと、なんとも言え
 ない嬉しさが込み上げてくるのである。






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2011年6月 2日 (木)

6月という時期にやるべき事

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年も、いよいよ「揖保の糸」の季節がやってきた。

 別に、涼味麺、乾麺にも多々商品はあるのだが、昨年の実績と展開から
 担当者の方が覚えていて、彼から私に聞いてきた。

  ゴールデンウィーク前の事である。

 「店長、揖保の糸はいつから仕掛けますか?。」

  「そう言えば、昨年はしこたま取って、失敗を恐れず展開したな。」

 覚えているのもだ。感心した。
 
  心に残る売場。

 そんな有形の売場作りを心に焼き付け、売場作りが進化していくのだろう。

 しかし私には、揖保の糸に至る前に、伝説の売場で展開する商材には順番が
 あった。

  まず、ゴールデンウィーク時には、昨年売り込んだ「スィートポテト」。
  更に、その後は、5月後半の気温上昇を見込んで「酢漬類」の展開。

 そして、6月に入ってからは、ようやく「揖保の糸」へと連なる。
 
  そう言う意味では、6月という月は、イベントは少ないが、商材は豊富だ。

 週毎に単品量販を仕掛けて、次から次へと変化させていかなければならない
 商材がめじろ押しで登場してくる月である。

  「ゴールドキウイ」に始まり、「生梅」が登場し、「アメリカンチェリー」も味が乗っ
  てくる。そんな中での、「揖保の糸」も季節感を訴える重要な商材に成り得る。  

  揖保の糸も、昨年同様の展開では進歩が無い。

 さて、今年は何を付加して、大胆に挑戦していくか?。

  「揖保のつゆ」?。

 それも、昨年の展開後半から大いに売り込んだ。

  “揖保の糸を、更に美味しく”

 このテーマで、今年は更にバージョンアップさせていかなくてはならない。
 そして同様に、6月に展開する商品群も、バージョンアップした展開が必須だ。

  昨年以上の数量計画と、大胆な展開計画と実践。

 そして、担当者の意識も同様にモチベーションを高めていく事。

  6月という月。

  何もイベント性の無い月(唯一、父の日があるが)。

  この月に、次々と入れ替わる商品群に目を向け、リスクの高い商品と共に、
  挑戦をし続けていく事。

 それが、私と部下との、今月の大いなる課題となる。




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2011年6月 1日 (水)

戦力化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


人事異動によって、戦力ダウンする。

 良く聞く話だ。

  その店舗で、同じ人員で培ってきた仕事の流れが、人事異動で崩壊するわけ
  だから、一時的にはどんな場合であれ、戦力はダウンするものだ。
  更に、前任者よりも経験年数が若ければ、その上司は戦力ダウンを感じる。

 しかし、その繰り返しによって、店舗もそこで働く人材も、新たな環境に対応しよ
 うとしてもがき苦しみ成長していくものでもある。

 そう考えると、人の戦力化とは、その店舗での人員の組み合わせにジャストフィ
 ットさせ、自分の能力をより有効に発揮できる技術の習得を言うのではないだろ
 うか。

  組織の中の、自分。

 組織の中での自分の力を、より有効に発揮できる能力が問われるのだろう。

  自分の店舗に赴任してきた担当者の戦力化が当面の課題となるのだろうが、
  私にとっては、ここから異動した担当者が、赴任先での評判も気になるものだ。

 私のお店で仕事をし成長し、部門貢献の出来る人材に成長しつつあった担当者
 が、店舗異動によって赴任先で、どんな活躍をするのか、活路を見出すのか?。

  その結果が、赴任先での彼の仕事ぶりであり、私の自己評価にもなる。

 ある担当者には、「この分野だけは誰にも負けるな、専門家となれ。」
 と言って、他店舗へ送り出した。

 またある担当者には、「新任チーフなのだから、まずは数値改善に全力で取り組
 め。」と言って、昇格して送り出した。

  そして、赴任先で共に頑張っているという評判を耳にすると、嬉しいものだ。

 店舗が変わると、環境が変わり、自分の視界が変わり、成長する。

  要は、自分の存在を一段高めた所に置き、そこから自分を眺める。

 そんな視点に立てるかどうかが、人事異動によって可能になることだ。

  高いところから自分を眺められるかどうか?。

 それが、成長していく過程で、大切な視点の切り替えになるのだ。
 それを、人事異動という強制的な外部要因をきっかけに利用できるかどうか。

  成長とは、自分の視点を高く持つ事。
  そして、その高さで常時行動していける能力を身に付ける事。

 担当者なら、チーフの目線。
 チーフなら、副店長の目線。
 副店長なら、店長の目線。
 店長なら、その上の目線。

  更に、その上の目線 ・ ・ ・ 。

 そして、現在の階級を問わず、常に2つ上、3つ上の視点に立つ事で、
 仕事の広がりは、止まること無く広がっていき、成長の可能性も広がる。

 自分に対しても、部下に対しても、見える視界を広げさせていくこと。
 上司の仕事観として、大切な視点だと考える。








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