母の日の贈り物
皆さん、こんにちは。 |
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。 |
いよいよ明日は、母の日。 |
各企業、各店とも、母の日のイベントに大忙しの計画盛りだくさんと思います。 |
お客様を迎えるほうは、いかにして母の日のご馳走やプレゼントを購入していた |
だくかを必死に考えて、売場作りをする。 |
しかし、新入社員や若手社員ほど、上司の計画を受けて、作業指示書の商品 |
化や発注を忠実にこなしてくのみで、自分の「母の日」の事など何一つ考えて |
いない。 |
ましてや、今年の母の日のプレゼントは?、などと想いを巡らす若手社員など皆 |
無と言っていいだろう。 |
お客様の立場とは、自分が能動的にそのイベントの主役や立役者にならなけ |
れば、絶対に立てない「立場」なのだと思う。 |
と、ここまで書いてきて、「最近の若い連中は!。」と喝を入れようとして、二年 |
目社員に聞いてみた。 |
「おい!、今度の母の日は、何をプレゼントするんだ!。」 |
「えぇ~、何にしようか、今年はまだ考えていないんです。」 |
「えっ、今年はって、去年は何か感謝の気持ちを送ったのか?。」 |
「はい、去年はお茶のセットを贈りました。」 |
「さっ、さっ、さすがだねぇ~。えらいねぇ~。」 |
って事で、いまどきの若手社員は、しっかり母の日のプレゼントを贈っていたの |
だ。 |
私が入社したての頃は、母親に贈り物だぞ、考えた事も無かった。 |
ただ、先輩社員に言われたのがきっかけで、一度だけ贈った事がある。 |
「いいか、てっちゃん。騙されたと思って、母の日に贈り物をあげろよ。それは |
お前が自分で作った刺身の盛合せだ。この仕事について鮮魚の担当者として |
お刺身の盛合せを作れる腕を見に付けた事を、お袋さんに見せてあげろ。絶 |
対に喜ぶぞ。」 |
「えぇ~っ。恥ずかしいですよ。」 |
「バカやろうー!。誰に育てられたと思ってんだぁ~。命令だぁ~。」 |
「はっ、はいっ!。」 |
そして、お袋は、涙を流して喜んでくれた。 |
若手社員には、その話をして、必ず自分の部門で自ら作った食材を、母の日の |
プレゼントとして贈る事を、話している。 |
おそらくお袋さんからすれば、思いもかけない嬉しい贈り物になるに違いない |
何よりの恩返しになるだろう。 |
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コメント
てつろうさん、コメントありがとうございます。
親の立場は、親にならないと絶対に分からないものです。
子供は、親から一人の人間としての認識を持てるように成長するのですが、親はいつまでたっても親目線から抜けきれないですね。
投稿: てっちゃん | 2011年5月 7日 (土) 23時43分
スーパー大好きママさん、コメントありがとうございます。
そんなママさん達の為に、
「自分へのご褒美コーナー」を設置しました。
心おきなく甘ぁ~いご褒美を召し上がれ。
*言われなくても、そうしてる?。
投稿: てっちゃん | 2011年5月 7日 (土) 23時39分
親孝行、したいときには親おらず。親は子供に不自由させまいと思っていろいろしてくれるし子供は親に楽な暮らしをさせたいと思っているしと。まっこんなもんです。
投稿: てつろう | 2011年5月 7日 (土) 11時45分
素敵なプレゼントですね。朝からうるうるしてしまいました。
娘は母の日に何を贈れば喜んで貰えるのかある程度わかるんですが、父の日はさっぱりわからず他の人はどうしてるのか気になります。
息子にとっての母の日も同じようにわかりにくいのかしら。
嬉しかったものリストとかあったら選びやすいんですけどね。
明日、頑張ってくださいね。
私は母の日に手作り料理人となって実家に行くつもりです。
投稿: スーパー大好きママ | 2011年5月 7日 (土) 08時37分