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2011年5月 6日 (金)

リーダーシップのレベルアップ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

最近読んでいる本がある。
 「あなたがリーダーに生まれ変わるとき」
  ジョン・C・マクスウェル著     宮本喜一 訳

  ダイヤモンド社発行

    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478360944/tetu0358-22

 人や組織を率いるリーダーを、大変分かりやすく体系的に著した本である。
 まだ完読していないが、ちょっとサワリだけでもお伝えしたい。
 リーダーシップ。
  それは、影響力のこと。
  「地位」でもないし、「役職」でもない。
 「地位」を得たからリーダーなのか?、リーダーシップが発揮できるのか?。
 そう思い込めば思い込むほど、自らの力量の無さに悩まされる結果となる。
  タイムリーで的を得た「影響力」こそが、最高のリーダーシップなのである。
   
 そして、これは、誰でも身につけることができるものなのだ。
 面白いのは、リーダーシップには、五つのレベルアップの段階があるということ。
  第一段階 ~ 地位
  第二段階 ~ 相互理解
  第三段階 ~ 成果
  第四段階 ~ 人材育成
  第五段階 ~ 人間性
 第一段階の「地位」とは基礎的なレベルであり、その影響力は肩書そのものに
 過ぎない。だから、部下がそのリーダーに従うのは、義務だからである。
  リーダーの影響力は、その職務分掌の範囲を超える事はなく、このレベルに
  留まる期間が長くなればなるほど、部下の離職率が上昇し、士気は低下する。
 第二段階の「相互理解」とは、リーダーシップの原点は「頭」では無く「心」。
 人間的なつながりがあって初めて力が生まれるのであり、義務だけでは駄目。
  部下はそのリーダーの権限の範囲を超えてまで、そのリーダーについていく。
  但し、この地位に長く留まり過ぎると、士気の高い部下たちは不安を覚える。
 第三段階の「成果」とは、組織の為に積み上げたリーダーの実績を評価した事
 によTってリーダーに従っているのであって、より組織的な結束が生まれる。
  ほとんどの部下が成功を理解するレベルであり、リーダーの姿勢と仕事ぶり
  の両方の評価により、課題解決も必要最小限の努力で解決が図られる。
 第四段階の「人材育成」とは、リーダー本人の成功を引き継ぐ部下の育成を循
 環させながら部下の忠誠心を得て、継続的な成功を組織にもたらすレベル。
  このレベルになると、長期的な成長が期待できる。リーダーが人を育てるとい
  う責任を真剣に果たすことにより、人と組織の継続的な成長が約束される。
 第五段階の「人間性」とは、第四段階の循環を長期にわたり継続させ、人と組
 織を成長させ続けた者にだけ与えられる「神」の領域。
 
  歴代の著名な経営者等、私達が思い描くカリスマ経営者のレベル。
  私達の現役は、まだまだこの領域には届いていないと思うこと。
 ほとんど、大ざっぱにリーダーシップの成長過程を記したが、こんな段階を踏み
 ながら成果を部下と共有し、組織貢献していく過程が分かりやすいと思う。
  さて、自分はいま、どの段階なのか?。
  そして、これから、どうなっていくのか?。
  
 いや、どうすべきなのか?。




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コメント

てつろうさん、コメントありがとうございます。
「禅」かぁ~。一度触れたいとは思っていました。
「禅」とか「仏教」とか日本人の生き方の歴史を学ぶことは非常に大切な事ですよね。
今までは、自分の仕事を通して触れてきた日本人の生き方を切り口にいろいろな考え方を学んできたのですが、それは全て独学。やはり一度は体系的なものを読まないと駄目ですね。

投稿: てっちゃん | 2011年5月 6日 (金) 06時29分

私もいろんな本を読んできましたけど最後は自分が素直に相手に接しているか?少しでもやましい気持ちが出ると逃げられるし、、、一度禅について本でも読んでみてはいかがでしょうか。子供向の一休さんの本でもいいですから。四国巡礼でもやりますか。

投稿: てつろう | 2011年5月 6日 (金) 05時15分

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