本庄エリアMR
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
上里エリアから続く、「本庄エリア」。 |
伊勢崎南部からこのエリア一帯は、のどかな田園風景が続く。 |
MR当日も、雲ひとつない底抜けの快晴の青空だった。 |
今回取り上げた3社以外にも、このエリアには多数のスーパーが存在するのだ |
ろうが、今回は2社+伊勢崎エリアのディスカウントストアをMRした。 |
まずは、「A社」。 |
火曜日ということもあり、このエリアで一番の集客が図られていた。 |
後述の「B社」は、水曜が集客日であり、曜日毎の役割があるのだろう。 |
この日の「A社」は活気があった。 |
この企業が元気な時は、「青果」部門に活気がある。 |
特に果実の売り方は勉強になる部分が多い。 |
季節感の打ち出しと、量販時の値頃づくりが大胆であり、大袋での値頃感がう |
まいなぁ~と思わせる。 |
野菜は、単品量販がメインで、これも商品の積み込みは半端ではない。 |
このエリアの価格リーダーである「T社」程ではないが、しっかりした品質の野菜 |
類を集客に合せて大陳していた。 |
周辺に住雑貨も品揃えする店舗が少ない為か、このような集客日における集中 |
が発生するのであろう。 |
次に「B社」。 |
先週もお伝えしたが、この周辺の「B社」の関連販売への取り組みは一歩進ん |
でいるようだ。 |
関連販売だけでは無く、この周辺の「B社」は陳列技術も進化しているようで、 |
生鮮各部の陳列もひと工夫が施され、見ていて飽きのこない陳列により、少な |
陳列在庫ではあるが、賑わい感のある売場に出来上がっている。 |
「B社」の最大の特徴は、効率性。 |
店舗フォーマットから店内レイアウト、更には商品展開までほとんど統一された |
売場がチェーンストアとして展開されるところに、この企業の最大の特徴がある。 |
しかし、それは最終的に競争力を維持できるのか?。 |
そこへ向かう次のステップとしての取り組みが、買い上げ点数をどう拡大させて |
いくかという、関連販売への取り組みに向かっているのだろう。 |
関連販売とは、隙間の売場と部門であり、縦割りがしっかり本部と店舗で根付 |
いている企業になるほど、このような隙間部門の考えと実行が定着しにくい。 |
効率化を進める企業が、この隙間を穴埋めする商売に向かうと言う事は、その |
穴埋めを「誰がやる」という具体的な仕組みとして定着させようとしているのだろ |
う。 |
そしてそれは、いよいよ食卓を考えていくというステージに上がってきた事を意 |
味するものと思われる。 |
そのようはステージに進もうとする「B社」。 |
やはり、侮れない存在になってくるのではないだろうか。 |
最後は、「Y社」。 |
伊勢崎から本庄へ向かう道すがら見つけたお店。 |
入ってみると「ディスカウント」と書かれてあったが、入ってみると侮れない青果 |
専門店+その他生鮮部門を有するスーパーマーケットであった。 |
やはり、青果、果実の品揃えと価格、更には野菜の価格は半端無く安さ感を漂 |
わせていた。 |
“青果を知っている人間が商売をしている” |
そんな印象である。とにかくこの時期の「柑橘類」の品揃えが多い。 |
国内柑橘類の終盤期は、アイテムも多く、なかなか絞り切れないが何を品揃え |
するかという企業の基準もあるようで無いのではないか。 |
そんなチェーンストアの柑橘類のバラツキを突いて、徹底してアイテムにこだわ |
り、品揃えの豊富感で圧倒しようとする戦略は、お客様を飽きさせないと思う。 |
他の競合各社の店内の買い物客の数からすると、決して少なくは無かった。 |
PS |
本庄エリアのMR写真を載せました。どうぞ。 |
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