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2011年5月 9日 (月)

本庄エリアMR

皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

上里エリアから続く、「本庄エリア」。
 伊勢崎南部からこのエリア一帯は、のどかな田園風景が続く。
 MR当日も、雲ひとつない底抜けの快晴の青空だった。
 今回取り上げた3社以外にも、このエリアには多数のスーパーが存在するのだ
 ろうが、今回は2社+伊勢崎エリアのディスカウントストアをMRした。
まずは、「A社」。
 火曜日ということもあり、このエリアで一番の集客が図られていた。
 後述の「B社」は、水曜が集客日であり、曜日毎の役割があるのだろう。
 この日の「A社」は活気があった。
  この企業が元気な時は、「青果」部門に活気がある。
 特に果実の売り方は勉強になる部分が多い。
 季節感の打ち出しと、量販時の値頃づくりが大胆であり、大袋での値頃感がう
 まいなぁ~と思わせる。
 野菜は、単品量販がメインで、これも商品の積み込みは半端ではない。
 このエリアの価格リーダーである「T社」程ではないが、しっかりした品質の野菜
 類を集客に合せて大陳していた。
 周辺に住雑貨も品揃えする店舗が少ない為か、このような集客日における集中
 が発生するのであろう。
次に「B社」。
 先週もお伝えしたが、この周辺の「B社」の関連販売への取り組みは一歩進ん
 でいるようだ。
 関連販売だけでは無く、この周辺の「B社」は陳列技術も進化しているようで、
 生鮮各部の陳列もひと工夫が施され、見ていて飽きのこない陳列により、少な
 陳列在庫ではあるが、賑わい感のある売場に出来上がっている。
  「B社」の最大の特徴は、効率性。
 店舗フォーマットから店内レイアウト、更には商品展開までほとんど統一された
 売場がチェーンストアとして展開されるところに、この企業の最大の特徴がある。
  しかし、それは最終的に競争力を維持できるのか?。
 そこへ向かう次のステップとしての取り組みが、買い上げ点数をどう拡大させて
 いくかという、関連販売への取り組みに向かっているのだろう。
 
 関連販売とは、隙間の売場と部門であり、縦割りがしっかり本部と店舗で根付
 いている企業になるほど、このような隙間部門の考えと実行が定着しにくい。
 効率化を進める企業が、この隙間を穴埋めする商売に向かうと言う事は、その
 穴埋めを「誰がやる」という具体的な仕組みとして定着させようとしているのだろ
 う。
 そしてそれは、いよいよ食卓を考えていくというステージに上がってきた事を意
 味するものと思われる。
  そのようはステージに進もうとする「B社」。
 やはり、侮れない存在になってくるのではないだろうか。
最後は、「Y社」。
 
 伊勢崎から本庄へ向かう道すがら見つけたお店。
 入ってみると「ディスカウント」と書かれてあったが、入ってみると侮れない青果
 専門店+その他生鮮部門を有するスーパーマーケットであった。
 やはり、青果、果実の品揃えと価格、更には野菜の価格は半端無く安さ感を漂
 わせていた。
  “青果を知っている人間が商売をしている”
 そんな印象である。とにかくこの時期の「柑橘類」の品揃えが多い。
 国内柑橘類の終盤期は、アイテムも多く、なかなか絞り切れないが何を品揃え
 するかという企業の基準もあるようで無いのではないか。
 そんなチェーンストアの柑橘類のバラツキを突いて、徹底してアイテムにこだわ
 り、品揃えの豊富感で圧倒しようとする戦略は、お客様を飽きさせないと思う。
 他の競合各社の店内の買い物客の数からすると、決して少なくは無かった。
PS

 本庄エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/honnjyoumr/






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