言葉の力
皆さん、こんにちは。 |
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。 |
先日の「仕事の流儀」。 |
心に残った「一言」特集だった。 |
どんなプロフェッショナルにも、「心に残った一言」があるらしい。 |
飲料メーカーのヒットマンや、ベンチャービジネス経営者、更にはりんご農家の |
おやじ、はたまたボランティア組織のリーダーに至るまで、それぞれの魂を振る |
い立たせる「言葉」を特集していた。 |
見ていると、面白い傾向に気付いた。 |
その立場の置かれた状況で、その時に欲している「救われる言葉」が違う事。 |
メーカーのヒットマンの場合だと、「チームをまとめる一言」に救われる。 |
ベンチャー経営者の場合は、「新規挑戦を後押しする言葉」に救われる。 |
農家のおやじの場合は、「信念を貫く自分への温かい言葉」に救われる。 |
その立場立場で、その役割を全うしようとするとき、置かれた状況で心を強くし |
れくれる言葉が違うと言う事だ。 |
私にも、自分の信念を貫いている言葉がある。 |
「売れば、わかる。」 |
大久保恒夫さんの著書に書いてあった言葉。 |
この言葉に、全ての事が集約されていると思っている。 |
従来は、「売ってみなければ、わからない。」 の主義だった。 |
しかし、この言葉「売れば、わかる。」を知ってからは、更に行動力が付いた。 |
「売ってみなければ、わからない。」 |
この言葉は、常に過去形である。 |
過去から見て、あの時売っていればわかったのに、というニュアンスがある。 |
しかし、「売れば、わかる。」という言葉は、未来形だ。 |
「仮説」を立てて、「売る」という行動を起こす。 |
そうすれば、結果が出て、「検証」できる。 |
「仮説」を立てた「行動」には、「意志」が入る。 |
「意志」の入った「行動」には、「結果」が伴う。 |
必ず、「結果」を出そうとするから、行動力が生まれ、好結果に繋がる。 |
「やれば、出来る。」 |
「売れば、わかる。」は、「やれば、出来る」に昇華する。 |
だから、部下には、「売れば、わかる。」と伝える。 |
このように、状況に合せて、奮い立つ「言葉」を持つ事が大切だ。 |
「チームを一つにまとめる時」の、皆を奮い立たせる「言葉」。 |
「未知の世界に挑戦する時」の、背中を押してくれる「言葉」。 |
「自分の信念迷いが出た時」の、自分を救ってくれる「言葉」。 |
それらの言葉は、それぞれ個々に違うはずだ。 |
それは、それまでの人生観や仕事観から生まれた価値観であり、 |
その価値観が、自らの感情に触れなければならないからだ。 |
だから、常に、物事に「感動」する感情を磨かなければならない。 |
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