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2011年4月17日 (日)

相手の立場に立つ、とは

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
本日は、昨日の続編である。
 「相手の立場に立つ」。
 よく言われる言葉だ。
  
  「お客様の立場に立て。」
  「部下の立場に立て。」
  「二つ上の職位に立って、今の仕事を見よ。」
 相手の立場。
  
  よく言われるが、相手の立場に立っただけでは駄目だろう。
  その立場に立って、何が見えるかを想像しないと、本当に見えてこない。
  “今の部下の立場に立つと、『何が』見えるのだろう”
   
 もっと言うと、
  “彼の立場に立つと、影響力の大きい物は何か?”
  “今の、私の言葉は、彼にはどのように映っているのか?”
 更には、
  “この言葉を、影響力のある言葉にするには、彼には何が必要か?”
 それには、彼に立ちはだかる「壁」を取り除かなければならない。
 それは本部からの発信なのかもしれないし、彼の部下からの発信かもしれない。
 いずれにしても、彼には、私の言葉以外に、より影響力のある言葉がのしかか
 って来ているが故に、それ以外の言葉が彼には響かない状況にある事を知ら
 なければならない。
 そして、彼が見つめる「眼」には、どんな未来が映っているのか?。
 彼が見つめる、彼の未来は、どんな姿なのか?。
  そこまで想像できたら、本物だと思う。
 しかし、理想は、共に同じ未来を見たいものだ。
 それが可能になった時、私の言葉は、絶対の存在として受け入れられるだろう。
 基本的に、部下との面接時は、いつもそんな話をする。
  
  「お前の、5年後、10年後を見据えて、今の仕事をせよ。」
 同じ道を通ってきた先輩として言える事は、その過程で都度失敗や後悔をして
 きた事への懺悔の気持ちで、部下には明るく希望に燃えた「未来」を迎えてほ
 しい。
  だから、今、「ああせい」、「こうせい」、と言う。
 そんな話を、面接では、時間をかけずに話しをする。
  なぜか?。
 部下と、同じ「未来」を見る為だ。
 どんな人間でも、自分の未来に関しては、真剣だ。
  一生一度の場面の連続。
 だから、人間は今を一生懸命に生きようとする。
 そして、そこに生き方の「意志」が入る。
 その「意志」が、とりもなおさず、「できる社員」への一歩なのだ。
  そして、同じ「未来」を見るから、上司の言葉を未来への指針として受け入れる。
 「相手の立場に立つ。」
 更に突っ込んで、相手の立場から、何が見えるかを想像し、自分に置き換えて
 相手と会話をする。
  是非、積極的に進めていきたい事だ。



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