相手の立場に立つ、とは
皆さん、こんにちは。 |
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。 |
本日は、昨日の続編である。 |
「相手の立場に立つ」。 |
よく言われる言葉だ。 |
「お客様の立場に立て。」 |
「部下の立場に立て。」 |
「二つ上の職位に立って、今の仕事を見よ。」 |
相手の立場。 |
よく言われるが、相手の立場に立っただけでは駄目だろう。 |
その立場に立って、何が見えるかを想像しないと、本当に見えてこない。 |
“今の部下の立場に立つと、『何が』見えるのだろう” |
もっと言うと、 |
“彼の立場に立つと、影響力の大きい物は何か?” |
“今の、私の言葉は、彼にはどのように映っているのか?” |
更には、 |
“この言葉を、影響力のある言葉にするには、彼には何が必要か?” |
それには、彼に立ちはだかる「壁」を取り除かなければならない。 |
それは本部からの発信なのかもしれないし、彼の部下からの発信かもしれない。 |
いずれにしても、彼には、私の言葉以外に、より影響力のある言葉がのしかか |
って来ているが故に、それ以外の言葉が彼には響かない状況にある事を知ら |
なければならない。 |
そして、彼が見つめる「眼」には、どんな未来が映っているのか?。 |
彼が見つめる、彼の未来は、どんな姿なのか?。 |
そこまで想像できたら、本物だと思う。 |
しかし、理想は、共に同じ未来を見たいものだ。 |
それが可能になった時、私の言葉は、絶対の存在として受け入れられるだろう。 |
基本的に、部下との面接時は、いつもそんな話をする。 |
「お前の、5年後、10年後を見据えて、今の仕事をせよ。」 |
同じ道を通ってきた先輩として言える事は、その過程で都度失敗や後悔をして |
きた事への懺悔の気持ちで、部下には明るく希望に燃えた「未来」を迎えてほ |
しい。 |
だから、今、「ああせい」、「こうせい」、と言う。 |
そんな話を、面接では、時間をかけずに話しをする。 |
なぜか?。 |
部下と、同じ「未来」を見る為だ。 |
どんな人間でも、自分の未来に関しては、真剣だ。 |
一生一度の場面の連続。 |
だから、人間は今を一生懸命に生きようとする。 |
そして、そこに生き方の「意志」が入る。 |
その「意志」が、とりもなおさず、「できる社員」への一歩なのだ。 |
そして、同じ「未来」を見るから、上司の言葉を未来への指針として受け入れる。 |
「相手の立場に立つ。」 |
更に突っ込んで、相手の立場から、何が見えるかを想像し、自分に置き換えて |
相手と会話をする。 |
是非、積極的に進めていきたい事だ。 |
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