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2011年4月

2011年4月30日 (土)

生まれる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
4月の1日のエイプリルフールで女房に一杯食わされた後。
 女房が私に言った。
  「先日のエイプリルフールの話が、現実になるドラマが放映されるらしいわよ。」
   「なんだ、それ?。」
  「50過ぎてから子供が出来て、出産するような内容らしいわ。」
   “そんなドラマ、あるわけねぇ~だろう~!”
 そうこうしているうちに、テレビの案内放送で、『生まれる』という番組名で、その
 番組が始まる事を、放映していた。
  事前告知番組をみていると、50過ぎの女性役の田中美佐子が、自分の娘役
  の堀北真希に、子供が出来た事を告知する場面が出てきた。
   “やっぱり、本当だったのか!”
  出産率が下がり、将来的な少子高齢化が急速に現実化されていく中で、いよ
  いよ現実のドラマもそこまで進んでいくのか?。
 なにはともあれ、コメディー風ヒューマンドラマのようで、録画予約していた。
 このようなお笑い系の人間味あるドラマは好きで、以前から録画しておくよう
 にしている。
  少し前のであれば、「のだめカンタービレ」。
  少々古くは、「結婚出来ない男」などだ。
 そして今回は、我々世代の夫婦や家族の話題を取り上げ、出産や少子高齢化
 に対しての問題提起も取り上げていくような内容だ。
  そうして、第一回目を見た。
 予想通り、今後が楽しみな内容だった。
 特に、コミカルなのは、娘役の堀北真希が務める編集社で、堀北自身が取材で
 まとめるテーマが、「高齢出産」。
 編集長からは、高齢出産や妊娠というテーマを、「悪」として捉えよという指示を
 受けての取材なのだが、自分の母親が高齢妊娠してしまう事実と、彼女の取材
 がどう進行していくのかが、非常に楽しみでもある。
 また、田中美佐子の子供たちの立場も四者四様で、親子や兄弟、家族の本質
 が描かれていくのだろうことは想像がつく。
  家族で笑い、考え、絆が深まる番組になっていくような予感である。



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2011年4月29日 (金)

ブラックスボックス

皆さん、こんいちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「この人の頭の中を、割って見てみたい。」

 そんな人がいる。

  “よくそこまで先を読んで、手が打てるなぁ~”
  “よくこの状況で、そんな発想が浮かぶなぁ~”

 まさに、感嘆する時がある。
 
 そんな瞬間の驚愕だけでなく、場面場面での個人の対応は千差万別だ。
 企業には、個別個別の場面での「マニュアル」が存在し、概ねの考え方や具体
 的な作業方法は、文書化や映像化されている。

  しかし、店長業やバイヤー業になると、マニュアルはあって無いに等しい。

 よく、店長になりたての頃は、

  “あの上司だったら、この場面を、どう乗り切るのだろうか?”
  “あの人だったら、この売場を、どう具現化するのだろうか?”
  “あの店長だったら、上司に何と言って説得するのだろうか?”

 等々いろいろ思い悩みながら、惑いながら部下と接し、売場を作り上司と接した。

  しかし、思い描く人のように、どうも自分で納得のいく決着からずれてしまう。

 これは、一人一人の仕事上の技術が、マニュアルという表面化されたものから
 離れて、一人一人の頭の中でブラックボックス化されているからだろう。

 このブラックボックスの中のいろいろなオリジナルな思考と行動がある程度体系
 化されてくると、そのくくり毎に「格言」や「言葉」になり、周囲との会話や報告事項
 として表出してくる。

  所謂、歴史の古い大企業で昔から存在する、「家訓」なるものは、そのような
  家主が成功失敗を繰り返しながら修得してきた「成功事例集」なるものなのだ
  ろう。

 それは、全ての場面に対応できるように表現されており、やがては「経営理念」
 なるものに置き換えられ、現場でも分かりやすく、一言二言で自分達の使命を
 言い表した言葉として代々伝えられていく。

 そこまで登りつめなくても、現場の最先端でお客様との格闘のなかでも、たくさん
 のブラックボックス化された知恵や工夫が現場ではうごめいている。

  “なんとか、それを、共有化できないか?”

 企業が強くなる、とはその共有化が浸透していく事だと思っている。
 
 そして、共有化するとは、何を共有化するのか?。

  「想い」である。

 ブラックボックスとは言っても、一人一人の「想い」の差で蓄積される内容は制限
 されていく。
 
  高い「志」と「想い」があるからこそ、個人のブラックボックスの内容に格差が生
  まれる。

 そして、いろいろな情報の共有化と言われるが、その本質は、「想い」の共有化
 に他ならない。

  表面化させるとは、その想いが「形」になっただけなのだ。

 そして、共有化に関して言えば、ネットやITの進化により、この分野に関しては
 一昔前の10年分のスピードで1年が進んでいるのだ。

  だから、大手や圧倒的にリードを許されていた企業レベルが追い付かれてしま
  う時代になってきたと言う事だ。

 しかし、いつの世も、人の「想い」に勝る結果は得られないと言う事である。




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2011年4月28日 (木)

生産性を高める

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


生産性を高める。

 我々小売業、特にチェーンストアにとっては、売上に匹敵するほどの「命題」だ。

  如何に効率良く店舗運営をして、競争力ある価格で商売をし続けられるか。
  
 内部では、日々この事への葛藤が続く。
 そして、なかなか生鮮性が改善されない現場に業を煮やして、人を減らす。

  一時は生産性が改善されるが、同時に売上も低迷して、結局は生産性も戻る。

 部門特性もあるが、生鮮部門は特に上記構図が鮮明に現われる事になる。

  何故か?
 
 現場のモチベーションが下がるからだ。

  “そのモチベーションを下げないようにマネジメントするのが、おまえだろう!”

 しかし、店長自らが納得しない人員削減では、部下を説得することなど出来ない。
 結局、店長のストレスもたまり、現場の意思疎通が悪化し、雰囲気が悪くなる。
 
  それを通して、必ず売場レベルは低下し、点数ダウン、客数ダウンへ向かう。

 現場の数値を細分化し、各々の数値を個別に管理しようとすると、こうなる。

  現場の数値は、交互にリンクしており、ある一つのボタンに集約されている。

 それが、売上だ。

  “いまだに、そんな化石のような事をいっているのか!”

 そう思われる方も、多いと思う。

  “売上が上がらないから、別の手を打って経営環境を整えるのだろう!”

 そのような発想で、物事をいろいろな角度から捉える事は、間違っていない。
 しかし、どんな角度から見ても、売上を上げ続ける事が、一番の早道である。

  現場は、単純明快だ。

 それが一番分かりやすいし、一番モチベーションが上がり、全ての数値が回る。

  だから、売上拡大に、命を賭ける。

 それが、私が「現場」で学んだ、明快な答えだ。

  その為に、基本項目の「挨拶」や「清掃」、更には「52週MD」を構築したり新商
  品を売り込んだり、今の話題に取りついたりしているのだ。

 現在取り組んでいる全ての行為は、全て「売上拡大」へ向かわせる為にある。
 
  結果それが、お客様満足に繋がり、個々の従業員に幸せをもたらす。

 その途中途中で、売上以外の、「粗利」や「生産性」、「営業利益」等を巻き込んで
 改善していく事になる。

  長い目でみれば、現場の数値とは、決して個別に改善出来るものではない。

 現場で、一番「力」を発揮する条件とは、「わかりやすさ」。

  そして、この事を常に現場に吹き込んでいくのが、リーダーの務めだと考える。

 “果たして、俺の言っていることは、分かりやすいく伝わっているのか?”




 

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2011年4月27日 (水)

「策」を「作る」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
52週MD計画の実践。
 昨年来、自主的に計画を立案し、売場実践し、反省を残す。
 その反省を踏まえて、今年は更に精度の高い売場へ繋げる。
  今年の私の行為計画だ。
 そして今年はその「52週MD計画」を、全店店長宛に私が作成することになる。
 更にそれだけでなく、「52週果実販売計画」「関連販売計画」「グロサリー計画」
 の計4系統の月間計画を、4人の店長が個別に計画を練り、店長会での擦り合
 わせを行い、個店の販売計画へのお膳立てをすることとなった。
  要は、各商品部の縦割りの計画を、店舗運営部として、横割りの情報として
  役割を負った店長が作成し店舗へ発信する仕組みを作ったのだ。
 本部機能として、そのような部署があれば良いのだろうが、本当にその部署が
 存在したほうが良いのか、それとも当社のように店長が兼務で作成し情報発信
 したほうが良いのかは、意見が分かれるところだろう。
  店長が兼務すると言う事は、プレイングマネージャーとしして現場の横割りに
  精通した店長自らが情報発信したほうが精度の高い計画にはなるが、店長
  個人の考えや想いが公平感を失う可能性も高い。
  本部スタッフが作成すれば、現場感度がどうしても遅くなる。
 一長一短はあるが、今年は本部に頼らず現場で情報発信することで進んだ。
 そして、震災をおいて約2カ月ぶりに開催された店長会。
  4人の店長が、各月間計画を発表した。
 流石に4人とも現場感度を捉えて、タイムリーな情報として次月度のチャンスの
 有どころを明確に捉えて報告していた。
  “各人の発表の売場が現実に出来上がったら、二桁成長するのでは”
 そんな風に思ってしまうほど、聞いていて「わくわくどきどき」してくる内容だ。
 今年は更に、震災もあり、その後の経済動向や消費動向も販促部が情報を集
 め、今後のお客様の暮らしを明確に予言したものが前提としてあり、それを受け
 ての計画だけに、現実味が増している。
 特に今後のゴールデンウィークの今年の動向からみた販売計画だけに、思惑
 通りの消費動向になれば、かなり面白い連休の販売計画が立案されそうだ。
  “しかし、それは実際に、計画通りに売場がつくれたら”
 これが、前提。
 これなくして、絶対に数値は残らない。
 
  これを、店舗の歯車に、どうかみ合わせるか?。
 要は、歯車を、どう確実に継続して回し続けられるか?。
 私は、今年のその実践を、副店長主導で実施していこうと考えている。
  昨年実績を踏まえ、私が、計画を練る。
  私の計画を受け、副店長が各部と実現する。
 私と副店長との関わりは、相当太くしないと歯車が回らない。
 そして、出来あがった売場には、文句を言わず、全責任を自ら負う。
 そう「覚悟」しない限りは、継続してバージョンアップにはつながらないだろう。
 この歯車を回し続けなければ、レベルアップはしていかないし競争力もつかない。
  これにより、副店長も試されるし、私も自ら試される。
 この切羽詰まった、「後が無い」というぎりぎりの状況が、人を育てるのだ。
 こういう状況が、人を本気にさせ、周囲を巻き込み、予想以上の力を得るのだ。
  震災後のゴールデンウィーク。
   
 今年の船出が始まった。



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2011年4月26日 (火)

GWその後

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ゴールデンウィークは、フォローの風が吹く。
 しかし、フォローの風吹けど、帆を上げて風を捉えなければ意味が無い。
 問題は、それこそ個店毎にフォオーの風を帆で受け止める技術だ。
  現在その計画の詰めの最終段階なのだが、
  それでは、そのGW後は、どのような方向せ進んでいくのか?。
 このゴールデンウィークで、総じて人は外出を控える。
 家中志向が強まり、我々スーパーにはフォローの風が吹くが、一歩外に踏み出
 して、他業界の状況は?。
  当然、観光地は閑散となる。
  テーマパークも同様だ。
  一部デパート等の大型ショッピングセンターも買い物需要は出るだろうが、
  完全に外出しない、30代ファミリー層が急増するため、子供と遊ぶ全ての
  施設は相当厳しい状況を迎えることになろう。
 通常の年であれば、これらの施設に降りた「金」が、巡り巡って我々の元に戻っ
 てくるのだろうが、今年は、その元手に「金」が降りないのである。
 その、「金」の巡りが、その後巡らなくなるという事だ。
 
  ゴールデンウィーク後は、相当厳しい商売をせざるを得ない。
 特に観光地やその周辺に位置する企業・店舗は厳しい。
 更にその奥には、夏のボーナスの話題が否応なく見えてくる。
  “今年のボーナスは、本当に出るのか?”
 この不透明感は、従来の不安とは桁が違うだろう。
 5月後半からの、引き締め感は、今まで経験したことのないレベルで、
 我々小売業へも影響してくるものと思われる。
  ゴールデンウィーク後が、大きな「ヤマ場」。
 ここで即、手を打ち、ゴールデンウィークの好調さを維持できるか、
 ひと安心して、その後の手を緩め、ジリ貧状態でお盆を迎えるか。
  ここでの対応で、その後の景色が一気に変化していくと思われる。
 ゴールデンウィーク後は、一気に、「攻め」なくていけない。
 攻めて攻めて、攻めまくり、1人勝ち状態に持ち込まなければ、後は無い。
  多少の「血」を流してでも、ここが踏ん張りどころだ。



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2011年4月25日 (月)

上里エリアMR①

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
上里エリア。
 国内最大のチェーンストアが手掛けるショッピングセンターがある。
 更には、リージョナルチェーンが手掛けるショッピングセンターもある。
 そして、成長著しいディスカント最王手も存在する地域。
  更に、翌週には、リージョナルSMが手掛けるセンターも紹介する。
 そして、その中にあっての食品スーパーとは、如何なる存在で、お客様に
 とっては、どんな存在であるべきなのかを問うてみた。
 よって、二週連続でお伝えしたい。
まずは、「I社」とその中に入居する「B社」のセンター。
 しかし、このショッピングセンターは、閑散としていた。
 規模も最新の入居数が無く、周辺のショッピングセンターに押され気味という
 ハンデもあるだろう。
 外食ゾーンもほんの数店舗しかなく、これでは食事を兼ねた来店動機も厳しそ
 うだ。
 更に、その外食ゾーン内も、テナントが集まり切れないようで、スペースはある
 ものの、出店されておらず、なんとも寂しい限りの状態だ。
 そんな状態であるゆえ、その中に入居する「B社」も同様に、来店客数は厳しい
 状態と言える。
 週末型の店舗なのだろうが、それでも厳しさは伝わってくる。
  “食品スーパーとは、このような立地には出店すべきではないのではないか”
 要は、週末の吸引率の高い場所への入居に対して、普段のお客様の来店動機
 には何一つ役だっていないと言う事だ。
 更に、この企業の良さは、より住宅地に近い存在としての統一性にある。
 しかし、この店舗に入居してお客様の支持を得るには、このフォーマットを崩さな
 ければ、お客様には支持されないと思われる。
 その証拠に、次週以降登場してくる単独店舗の「B社」のほうが、よほど集客し
 ている。
 それは、この企業の立地と役割がマッチしているかどうかなのだろう。
次は、「B社」。
 リージョナルだが、グループ企業内でのショッピングセンターの出店には定評が
 ある。
 また、独自のフォーマットを有して、価格訴求と品揃えを武器に店舗拡大してき
 たという成功事例を有する。
 そして、前出の「I社」のショッピングセンターと比較した場合、より住宅地に近い
 という立地の良さと、普段に近いテナント群とのマッチングから、集客力は高い
 と思われる。
  しかし、・ ・ ・ 。
 この震災による、物不足。
 その影響をまともに受けているもの、この企業だ。
 生鮮品はともかく、グロサリー商材の品揃えは、厳しい状態だ。
 なぜ、ここまで集荷が厳し状況に陥っているのか?。
  普段の商売の仕方が、ここにきて如実に現れているのだろう。
 商品の絞り込みが、入荷、未入荷を更に明暗をくっきりさせ、更に間延び感を
 増幅させ、売場を閑散とさせているようだ。
 そうなってくると、せっかくのショッピングセンター方式でのワンストップショッピン
 グの形態が成り立たない。
  “やはり食品は近場のスーパーで事を成すか?”
 そんな声が聞こえてきそうな、売場の状態だった。
最後は、「T社」。
 2フロアに、食品と衣住関連を納めるディスカウント。
 しかし、ここでも、更にグロサリーの集荷の厳しさが漂っていた。
  “このような物不足の状況では、このような業態には商品が流れないのか?”
 そう感じてしまうほど、飲料関連、納豆、ヨーグルト、紙類の品揃えだ。
  しかし、・ ・ ・ 。
 ここに入居する生鮮のテナント群は、強い。
  特に鮮魚が魅力的だ。
 品揃え、その考え方、そして打ち出しの仕方等々。
 しっかりした品揃えをしながら、市場連動のお買い得を明確に打ち出し、
 とはいっても品質を落とさず、ワンストップショッピング性を損なわない商売。
  精肉も面白い。
 肉を知っているお客様なら、魅力を感じる売場だろう。
 
 この周辺の生鮮売場の中では、一番魅力を感じた売場である。
 そして、キーテナントの「T社」の品揃えの厳しさ。
  絶妙のバランスで店舗展開をしていくことの難しさを感じてしまう今週だった。
PS

 上里エリア①のMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/kamisatomritiiti/

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2011年4月24日 (日)

セカンドカー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、女房から言われた。
 「ねぇ~、○○の車の下から、なにか垂れてるわよ。これ何かしら?」
 見ると、セカンドカーのエンジンの下あたりから、何やら液体が垂れていた。
 セカンドカーと言っても、走行距離18万キロ超のボロ車だ。
  *車自体がボロなのではなく、乗り方の問題です。
 18万キロも走ると、車の至るところにガタが来ており、不都合を感じながらの
 運転を強いられていたが、流石にエンジン下からの液体のモレはほってはおけ
 ない。
 触ってみたが、エンジンオイル系の粘っこい液体では無かった。
  “さて、何か?”
 緑色っぽい感じがしたので、クーラント液のタンクを見たら、空の状態だった。
  “これだ!”
  “これは、やばいぞ!”
 出かける直前だったので、そのセカンドカーもついでに修理工場に持っていった。
 そして、帰りに取りに来ることにして、後を修理工に頼んだ。
  
 再度、修理工に立ち寄り、状況を聞くと、
  「エンジンの不具合から、正常な発火がされておらず、クーラント液の沸騰が
  早まっているようです?。オーバーホールして修理すれば直りますが、約8万
  程度費用がかかりますね。」
  “ガビィ~~ン”
 この車に(失礼)、8万もかけるのか?。
 思案のしどころだ。
 とりあえず、緊急では無いらしいが、早々に対処を検討しなければならない。
 女房と、いくつかの対処法を検討してみた。
  言われるまま、この車に8万をかけて、修理して使い続けるか?。
  同じ8万出すなら、その程度の価格の車を探して、とりあえず走るか?。
  8万プラスαを捻出して、今後5年程度先まで使える車を探すか?。
  このままエンジンが火を吹くまで走り続けて、その後考えるか?。
 そうこうするうちに、女房が言った。
  「友達がプジョーに乗っているんだけど、カッコいいのよねぇ~!?。」
  “プジョー?、何寝ぼけた事を言っているんだ!”
 そう思ったが、言葉にはせずに言った。
  「外車だろう?、高くて手が出ないだろう。」
   「そうなの~?、ネットで調べてみて~。」
 早速、価格コムのプジョーで調べてみた。
  “えっ、8年落ちの4万キロでこんなに安いのか?”
 その価格は、同様の国産車に比べても、割安だった。
 例えば、このクラスの人気車フィットと比較すると、7割程度の価格だ。
  “なぜか?”
 故障しやすい?。
 燃費が悪い?。
 だいたい、そんなところだろう。
 とりあえず、県内にも登録している車があったので、電話をして車を見に行って
 みることにした。
 実際に目にした車は、結構小さかった。
 206タイプの車は、1400CC~1600CCの排気量の為、それこそフィット程度
 の車体寸法だ。
  「試乗も出来ますよ。」
 乗ってみることにした。
 そして、愕然とした。
  
  ハンドルが重い、アクセルが重い、シートが硬い、そしてもっと驚いたことには
  方向指示レバーが、日本車とは逆に、ハンドルの左側についている。
 
  一般道で、ついつい方向指示レバーを出したつもりが、ワイパーを動かすハメ
  になってしまって、それを修正しようとして、危うく事故りそうになった。
  しかし、ふた昔前の日本車だって、ハンドルやアクセルは重かった。
  ここ最近は、運転しやすいように、パワステも油圧式から電動式になり大いに
  軽くなったものだ。
  “慣れの問題か?。まぁ、運転するのは女房だから、女房の判断に委ねよう”
 そして、彼女に運転を替わった。
  そうした途端に、
 買う気満々だった女房の顔色が、変わった。
  ハンドルを切る時に、思わず出た言葉
 「よっこいしょ!。」
  そして、運転しながらの感想。
 「アクセル硬たぁ~い。ハンドル切れなぁ~い。シートが痛ぁ~い。」
  そうして、運転後の会話。
 
 「これは運転できないわ!。もう少し他にも探してみて?。」
 結局、この後私達が選択した結論は、
  「このままエンジンが火を吹くまで走り続けて、その後考えるか?。」

 に収まった。






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2011年4月23日 (土)

GWを考える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


“今年のゴールデンウィークは、見えねぇ~なぁ~”

 正直な感想だ。

 昨年までならば、お店の状況に合わせながらもある程度のパターンが見えて
 いた。

  前半~バーベキュー、中盤~こどもの日、終盤~母の日

 どんな地域でも、概ね上記のようなパターンを組み、そこから先は店舗の特性
 に合わせて具体的な商品計画に入る。

  しかし、今年は、・ ・ ・ 。

 イエナカ行動が大幅に増えるだろう。
 だから、スーパーにとっては大いに追い風が吹くだろう。

  震災直後のお客様の行動を見れば、今年のゴールデンウィークの需要動向
  が見える。

 家の中での生活とは、3度の食事の支度をスーパーで調達するという事。
 それは、一回の買物単価が1.2倍に増加すると言う事だ。

 更には、普段バラバラに摂る食事、特に夕食が日々一緒になり、多少手の込ん
 だ御馳走になる。
 そして、この時期の気候を考えれば、涼味類の需要が一気に高まり、例年以上
 に涼味に手を加えた「ちょっと豪華な涼味メニュー」の需要拡大は必須だろう。

 例年なら外出先で、リゾート気分を味わい家族での一体感を得ていたゴールデン
 ウィークも、今年は自粛ムードがどうしても漂う。

 外泊しないまでも、イエナカでのリゾート気分の高まりを、どう取り込んでいくかが
 今年の各家庭の主婦の知恵の出し所であろう。

  そうしたら必ず、仕掛けた店舗ほど、高い反応が返ってくると言う事だ。

 イエナカリゾートの実現を満たしてくれる店舗であり、売場に集中すると言う事。
 
 従来は、前半のバーベキュー需要と後半の母の日需要以外は、どうしても的を
 絞り切れずに中盤戦の3連休への対応が見えてこなかったが、今年は明確に
 「こどもの日」の需要の掘り起こしが成功するだろう。

  こどもの日の「謂われ」「飾り」「御馳走」。

 そのようなテーマを売場全体で表現出来れば、3連休の需要拡大を取りこぼす
 事は無い。
 
 昨年までは、この3連休は夜の引けの早さが課題だったが、今年は惣菜や刺身
 の夕方~夜までの需要をしっかり読み、提案していけば必ずプラスαの売上が
 享受できると思われる。

  昨年との大きな違いは、こどもの日までの3連休の売上動向である。

 ここに大きなウェイトを置いて、数量計画を立案していきたいと思っている。





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2011年4月22日 (金)

信じる心

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある担当者がマスクをしていた。

 「どうした、風邪でも轢いたか?。」

 今から二週間程度前の話だったので、まだ外気も冷たく、風邪を引いても
 おかしくない時期だった。

  「いいえ、花粉なんですよ。毎年駄目で、いつもこの時期はマスクです。」

 “花粉かぁ~”

  かって、花粉症などという日本語は無かった。
  しかし、今や、私と同年代以上の人達まで花粉に悩まされている現状だ。

 “なぜ、花粉症がここまで広まってしまったのだろうか?”

  急に、今世紀になって「花粉」の量が急激に増してきたとは思えない。
  まして、森林はどんどん伐採されているのに。

 どうみても、人間のほうが変化してきたとしか思えない。
 そして、私の場合はどうか?

 以前からも記しているが、柑橘を食べ続けているおかげで、冬の風邪にも
 春の花粉にも冒されていない。

  “本当に、そのお陰なのか?”

 そう問われれば、わからない。
 専門家でないため、具体的に言い切ることは出来ないが、
 自分自身では、柑橘の効果は絶大だと思っている。

  柑橘だけではないが、秋の「柿」「りんご」、冬の「みかん」、そして今の「柑橘」
  と、ここ二年間は年間での果実の摂取は欠かさずおこなってきている。

  そして、この間の病気は何一つ無い。

 この事実を以ってしても、果実の効能は言わずもがなだ。

そんなことで、私はその担当者に行った。

  「この時期、柑橘を食べないから病気になるんだ。」
  「俺を見習って、騙されたと思って毎日柑橘を食べ続けよ!。」

 以前に、そんなことを言った記憶があった。
 それから二週間ぐらいたった先日に、彼から、意外な言葉を受けた。

 「いやぁ~、店長に言われてあれから伊予柑とかグレープフルーツとか朝晩食べ
 続けていたんですが、その効果かどうかわかりませんが、花粉症が治ってきて、
 マスクが取れたんですよ。騙されて悔しいです(笑)。」

  “やっぱり、器官系には、柑橘類は効果があるんだ。”

 なんとなく、自分自身の経験から、そうは思っていたが、柑橘類、更には果実の
 効能は相当な効き目があるということか。
 当然個人差があるから、このことが万人に当てはまることではないにしても、ゼ
 ロでは無い事が証明された。

  このブログでも何度も言ってきたが、その時期時期に成った食材は、人間にとっ
  て有効な薬としての効果があるものだと私は思っている。

 春には「柑橘」が成り、花粉症を抑える、夏には「スイカ」が出回り体を冷やす、
 秋には「柿」が成り、医者を遠ざけ、冬には「みかん」を食べて風邪から守る。

  人と自然は、めぐりめぐって、相乗効果を依存し合って生きている。

 何の根拠もないが、私は、そう信じている。
 そして、それを信じたことで、一人の人間が、花粉症から開放された。


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2011年4月21日 (木)

記憶

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、青果チーフから言われた。

 「店長、昨年の今週は『いちご』をしこたま売っていますよ。バイヤー情報から
 昨年並みの数量計画を立てました。」

 「来月のこどもの日は、『パインのライブ販売』で賑わいを演出しますから。」

昨年の記憶が甦ってくる。

 昨年は、「果実」の52週毎の販売計画を組んで、週毎に単品量販を繰り返し
 てきた。

 果実だけではないが、それでも「果実」に関しては、店長として一歩も二歩も踏
 みこんで数量計画、レイアウト計画更には実際に陳列を手伝いながら売場作り
 にも入り込んできた。

 それだけであれば、一年前の遠い記憶として呼び戻ってきた内容は、その10
 分の1程度だろうが、昨年からは売場展開の写真を週毎に残し、各部のポイン
 トをまとめたコメントも織り込んで反省を残している為、パソコンを開けてみれば
 誰でも昨年の記憶を鮮明に思い起こす事が出来る。

 それは、全社のパソコンでも見れる為、店舗の幹部以外でも、「意志」のある
 者がその売場から自らの「意志」を織り込んで、自店にフィットさせた今年の
 計画を立案、実践出来る環境が多少は整っている。

  以前であれば、経験を積まない限り個人の脳裏にしか蓄積出来なかった記憶
  が、昨今は経験無くとも、「意志」を持った個人が職位に関係無く活用できる時
  代なのだ。

 益々、個人の「意志」と「行動」で、格差が発生する環境に進化していると言える。
 そして、青果チーフはその事を活用し、今年の「先」を見ようとしているのだ。

  更に、昨日の記事の「メロゴールド」の事例のように、新たに蓄積される事例を
  織り込んで、情報が共有されていく。

 以前であれば、何年も何年も経験を積んでようやく個人毎に蓄積出来た「知恵」
 という、個人の「ブラックボックス」の中に隠された情報であったはずだ。

 そのブラックボックスは、なかなか表出出来ずに、個人の頭の中に醸成され、行
 道という行為にようやく表出されて、周囲の人間がその背中で学んできたものだ。

  そのブラッグボックスが、ネットという時代の変化から、徐々に解放されていく。

 これも、従来のパラダイムが崩れていく一つの本質なのだろう。

  従来であれば、隠された経験の蓄積が個人の力量として評価された。
  今後は、開かれた経験を活用して、未来にフィットさせる行動が求められる。

 企業として、そのインフラを確立すること。
 それが、個人のブラックボックスに頼らないマネジメントと言う事になってくる。

  益々、ブラックボックスに貯め込んだ知恵が陳腐化し、
  有意義な経験を蓄積し、その情報発信が有効化されてくる。

 そして、ウェブ革命によって、その垣根が企業の枠を超えて拡大してくのだろう。




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2011年4月20日 (水)

旬の先取り

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている、「てっちゃん」です。


旬の先取り。

 この業界では当たり前の戦略。

  しかし、最近思う事がある。

 “本当に、旬の先取りが、良い事なのか?”

 旬とは、その時期時期に出回る、季節の生鮮商材。
 その時期時期に出回ると言う事は、その年々によって出回るタイミングがある。
 それは、その年が微妙に時差が発生し、それによって味の変化も発生する。

  そしてそれは、必ず「味」というその商材の本来の特性に影響を与える。

 それを、出回る先手を打って、売場に取り入れ、お客様に販売する。

  それが、本当にお客様の為になるのか?。

 「初物」。

  出始め、又は、その前に、その季節物を食する。
  江戸っ子の心意気のような意味もあり、長生きするとの諺もあることから、
  商売面でも、どこよりも先手を打って、果実やかつを等を売り込んできた。

 しかし、

  それが高じると、まだ「味」も乗ってこない果実などを、高い価格で販売しお客
  様に不味い商品を購入させ、その商品の印象を悪くさせてしまう事もある。

  更に、旬の先取りを負い続けると、本当に味が乗ってきた時期には、その商
  品の販売を終了し、次期商材を量販しているというミスマッチの連続を生じさ
  せていくことになる。

 以前に、「スィーティー」に関して記した事があった。

  終盤期を迎えた「スィーティー」が、酸が抜けて甘みが増し、量販してみたら
  ヒットしたという記事だった。

  その話をバイヤーに話したが、それを覚えていたバイヤーが、市場の担当者
  に話をしたところ、この時期の「メロゴールド」が、終盤期を迎え非常に美味し
  いとの情報を得た。

  それじゃぁ~、と言う事で試しに店舗に送付してくれた。
  私の店舗にも送り込んでくれたものを、チーフが目ざとく私に伝えてくれて、早
  速試食をしてみたら、これがまた非常にジューシーで美味しかった。

   「年間で、今が一番美味しい時期」

  そんな手書きPOPを書き込んで、売り込んでみた。
  当然、試食も実施して、1個250円の高額ながら特大サイズのメロゴールドを
  販売したのだが、これが大ヒットとなった。

   出始めの「初物」も大切だが、味が悪い。

  お客様の「初物」に対するイメージが、そのようになってしまっているのか。
  だからなおさら、本当に美味しい時期への期待が高まるのだろうか。

   年間で、一番美味しい時期に旬の味を味わう。

  その食材が、一番美味しい時期に、食し味わうことが本来の姿だとすれば、
  その事に一番こだわらなければならないのは、我々食品スーパーだろう。

   初物は、デパ地下に任せるとしても、一番美味しい時期に、適値で販売する
   のが我々の使命である。

  一個250円という高値であっても、年間で一番美味しい時期という「コト」わり
  に反応するお客様は数多くいてくれた。


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2011年4月19日 (火)

部下の強みを引き出す

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
できる人を育てる。
 企業人として、戦力となる人材を育てるということ。
 先週の土曜日からそんな記事を書き続けてきたが、今回が三話目。
  部下の能力には、差があるのか?。
 多少の、個人差はあるだろう。
 
  それは、入社前に判別がつくのか?。
 それがわかれば、苦労はしない。
 
  期待した人材が期待外れ、こいつがこんなに大きくなったか?とびっくりする。
 全ては、一人一人の入社後の、「意志」の持ち方次第である。
 その「意志」とは、昨日お話した。
 具体的に、部下をどう戦力化し、どう売場に反映させ、どう数値化するか?。
  私は、部下を、「武器」だと思っている。
 そんな事を言うと、「何て事言うんだ、こいつは?。」
 そう思われそうだが、事実だ。
  いや、部下だけでは無く、商品も部門もチラシも全て「武器」だと思っている。
  店舗内の私の周辺に存在するすべてのものは、全て「武器」だと考える。
 “この人材を、この商品を、このチラシを、どう武器として扱い、敵を陥れるか”
  だから、その武器を磨き、使いこなし、タイムリーに活躍してもらう。
 
 その武器を使いこなせないのは、自分の責任。
 そして、その武器が最大限に力を発揮するのは、強みを発揮する時だ。
 だから、部下の、商品の、チラシの強みは何か?を徹底して探る。
  「こいつの強みは、この部分。」
  「この商品の強みは、こんな場面。」
  「今回のチラシのこの商品のこの価格で、どれだけの集客があるか?。」
 それらを組み合わせ、お客様を迎え、競合店と差別化し、集客と売上を競う。
  私の仕事は、日々、その繰り返しだと思っている。
 否定されるかも知れない。
  “おいおい、チェーンストアの店長として、それは違うだろう”
 そんな反論も、あるかもしれない。
 しかし、だからこそ私は、常に武器を磨いている。
  人という武器に対しては、強みを引き出す為に、同じ夢を見る。
  品という武器に対しては、お客様の食卓と同じ夢を見る。
  
 そうして、武器と一体となった時、期待以上の力を発揮してくれるものだ。
  その瞬間が、嬉しい。
 それが、店長としての、一番のやりがいを感じる時なのかも知れない。
 同じ人材で、翌年も同じイベントを過ごせるとは限らない。
  この人員で臨むゴールデンウィークは、これが最後。
 だから、いつでも、最強の人員と自負して臨むことにしている。
 だから、妥協したくないと思っている。
 だから、お互いに磨かれていくのかと思っている。
  「部下を、万能の武器にしたくないのか?。」
 この世に、万能など、無い。
 あるのは、この場面で強みを発揮するのは、誰(何)だ、という視点。
 そして、その個人個人の成功事例が、個人を磨いて行くものだと思っている。
  その積み重ねが、個人を磨き、その事が万能という鎧を造り上げていくものだ
  と思っている。




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2011年4月18日 (月)

入間エリアMR②

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先週に引き続き、入間エリアのMR報告です。
 思うように商品入荷がおぼつかない状況。
 更には計画停電等で、電力の節電協力など、個々の企業格差が顕著に現れて
 きている。
 そんな中で、売場や展開だけでは無い商品調達力や節電実施状況なども各社
 それぞれの考え方の違いを見るにつけて、考えさせられる。
 また、どの企業とも4月に入りチラシが復活してきており、折り込みのチラシ戦略
 も、各社各様な商品選定が見てとれる。
まずは、「B社」。
 「B社」と後述の「Y社」の競合関係は、ここでも行われていた。
 この店舗も比較的新しい店舗のようで、この企業のスタンダードなレイアウトを
 踏襲していた。
 やはりこの地域では価格を強調したチラシ戦略であり、その効果通り個の日も
 順調にお客様は来店されていた。
 人員的にも効率化を進めているようで、サービスカウンターを中心にした店長の
 動きも気を許さない感じを受ける。
 売場作りも、エンド中心に効率化を図った展開であり、単品量販の商品の積み
 方も、一度売場を作ったらあまり手をかけないような陳列が特徴であり、相当コ
 スト管理が図られているようだ。
 この企業が唯一人員を投入しているのは、「惣菜」ぐらいだろう。
 それ以外の売場は、ほぼ全社同一の売場展開である。
 ちなみに、水の2Lの品揃えは、このエリア全ての店舗の中でこのお店だけが
 品揃えをしていた。集荷力の差なのか。
更に、「Y社」。
 小さな駅に面した店舗であり、歴史のある店舗らしい。
 しかし、前出の「B社」とは逆に、商売人が存在する店舗である。
 「Y社」としても古いお店のようだが、売上規模は侮れないだろう。
 青果の商品展開も、袋売り用の商品をメインで販売し、バラ売り用はあくまでも
 補完的な品揃えに徹し、販売金額を稼ごうとする売場造りが中心だ。
 また、各売場での掛け声等も活発であり、節電協力による店内の暗さをはねの
 ける活気が店内をこだまする。
 このお店には、ある種の「温かさ」を感じた。
 それだけ、この地域に溶け込んでいると言える温かさである。
 更に、青果から、鮮魚、精肉、惣菜に至るまでの生鮮のボリューム感や鮮度感
 は統一されており、バランスの良い一つの店舗としてまとまっている。
最後は、「A社」。
 先週レポートした店舗同様に、同敷地内にテナント群を有してショッピングセン
 ターとして立地している。
 先週の店舗同様に、やはり広い店内を持て余し気味ではあり、生鮮は素材の
 単品をベーシックに展開するオーソドックスなスーパーマーケットである。
 効率を重視した品揃えと売場展開手法で、コスト意識も高く、サービスカウンタ
 ー周辺での店舗運営者のキビキビした行動が目に付いた。
 しかし、前出の「Y社」とは180度店舗運営の考え方が逆であり、買い物のつい
 で買いを誘う「関連販売」等の考え方はほとんど無い。
 如何に売場を簡潔に完成させ、お客様の邪魔になる関連販売等は絶対に突出
 しせずに定番のみで販売する。
 そんな思想が見えてくる。
PS
 入間エリアMR②の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/irumamrni/






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2011年4月17日 (日)

相手の立場に立つ、とは

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
本日は、昨日の続編である。
 「相手の立場に立つ」。
 よく言われる言葉だ。
  
  「お客様の立場に立て。」
  「部下の立場に立て。」
  「二つ上の職位に立って、今の仕事を見よ。」
 相手の立場。
  
  よく言われるが、相手の立場に立っただけでは駄目だろう。
  その立場に立って、何が見えるかを想像しないと、本当に見えてこない。
  “今の部下の立場に立つと、『何が』見えるのだろう”
   
 もっと言うと、
  “彼の立場に立つと、影響力の大きい物は何か?”
  “今の、私の言葉は、彼にはどのように映っているのか?”
 更には、
  “この言葉を、影響力のある言葉にするには、彼には何が必要か?”
 それには、彼に立ちはだかる「壁」を取り除かなければならない。
 それは本部からの発信なのかもしれないし、彼の部下からの発信かもしれない。
 いずれにしても、彼には、私の言葉以外に、より影響力のある言葉がのしかか
 って来ているが故に、それ以外の言葉が彼には響かない状況にある事を知ら
 なければならない。
 そして、彼が見つめる「眼」には、どんな未来が映っているのか?。
 彼が見つめる、彼の未来は、どんな姿なのか?。
  そこまで想像できたら、本物だと思う。
 しかし、理想は、共に同じ未来を見たいものだ。
 それが可能になった時、私の言葉は、絶対の存在として受け入れられるだろう。
 基本的に、部下との面接時は、いつもそんな話をする。
  
  「お前の、5年後、10年後を見据えて、今の仕事をせよ。」
 同じ道を通ってきた先輩として言える事は、その過程で都度失敗や後悔をして
 きた事への懺悔の気持ちで、部下には明るく希望に燃えた「未来」を迎えてほ
 しい。
  だから、今、「ああせい」、「こうせい」、と言う。
 そんな話を、面接では、時間をかけずに話しをする。
  なぜか?。
 部下と、同じ「未来」を見る為だ。
 どんな人間でも、自分の未来に関しては、真剣だ。
  一生一度の場面の連続。
 だから、人間は今を一生懸命に生きようとする。
 そして、そこに生き方の「意志」が入る。
 その「意志」が、とりもなおさず、「できる社員」への一歩なのだ。
  そして、同じ「未来」を見るから、上司の言葉を未来への指針として受け入れる。
 「相手の立場に立つ。」
 更に突っ込んで、相手の立場から、何が見えるかを想像し、自分に置き換えて
 相手と会話をする。
  是非、積極的に進めていきたい事だ。



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2011年4月16日 (土)

「できる人」を育てる技術

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、ある本を読んだ。
 「なぜ、できる人は、できる人を育てられないのか?」  (日本実業出版社)
 吉田典生 著
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534040032/tetu0358-22
 名選手が、必ずしも名監督にはならない。
 野球界の諺だが、世の中にこのような事例はたくさんあるのだろう。
 野球界で、名選手が監督として成功しなくても、名選手の実績だけでも
 その後の人生を生きていけるが、一般社会の企業内ではそうはいかない。
 一担当者として、営業面でずば抜けた実績を誇った人材は、ほとんどの場合
 その後はマネジメント職に向かっていく。
 そうやって一歩ずつ職位を上げながら、多くの部下を持ち、育て、そして給与を
 上げていく。
  しかし、一担当者として実績を残した人材ほど、マネジメント職に付いた途端に
  人を率いる仕事への転換をうまく機能出来ずにスランプに落ち込む事がある。
 自分を「できる」とは思っていないが、自分にも思い当たるフシはたくさんある。
  マネジメント職にに就くと言う事は、人よりもより多くその事に対しての実践
  経験を積んでおり、成功事例もたくさん経験してきている。
 いろいろな場面で、部下の現在の仕事を捉えた時に、上司は自分の経験に照
 らしてみた場合に、「答え」が見えるものだ。
  問題は、その「答え」を、部下に押し付ける事。
 その押し付けの回数が、部下の成長のチャンスを奪回している事になる。
  自ら動いて結果を出す担当者と、それも含めて部下を育成する上司。
 その事に気付かない限り、更には実践して失敗成功を繰り返さない限り、
 上司としての信頼は得られない。
  なぜなら、上司と部下の絆の柱となるものは、「信頼」だからだ。
 全ての関係は、そこから始まるものだと思っている。
  強制的に、事を強いられる場面もある。
  自由に泳がされて、結果を出す場面もある。
  ヒントを与えられて、気付いて行動を変える場面もある。
 全ては上司への信頼が前提条件であり、特に部下はそれに重点をおいている。
  なぜ、2:6:2の原則が全ての組織で成り立ってしまうのか?。
 2:6:2の原則とは、どんな組織でも、内部構造は、できる2割とそこそこの6割
 そして、できない2割の構図が出来上がるという原則。
 どんなにできる人材を、100%集めて組織にぶち込んでも、上記原則が出来
 上がってしまう。
  これは、私の経験でもそうだし、できない2割の経験もある。
 全ては、上司との信頼関係。
 特に部下は、その事に、こだわる。
  それが、人間だからだ。
  人間の行動とは、「組織原理」という理屈の世界だけでは、規定出来ない。
 「多少理屈に不安が残るものの、この人が言うのだから間違いないだろう」
 「この人にはいつも助けられているから、こんな時ぐらいは恩返しをしよう」
 「この人について行けば、いつかは助けてもらえるだろう」
 このことが、組織上問題があるとしても、現実の世界は、こうなのだ。
 そして、そのような意志で行動した時の人間の力は、想像以上のものがある。
  このような「意志」を持つ事で、できる2割にランク付けされてしまうし、
  上司との信頼を、お互いに得られなければ、できない2割の烙印だ。
 それは、男と女の区別は無い。
 そして、正社員とパートの区別もない。
 ただ、あるのは、上司と部下の信頼関係と、それに対する部下の「意志」だけだ。
 “そもそも、できるとは、どういう事だ?”
 この本を読んでいて、そんな事を思い浮かべました。




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2011年4月15日 (金)

「酒粕」・「掛川茶」その後

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
酒粕や掛川茶を仕掛けた。
 随分前の記事だったような気がする。
  
  その後、これらの商品は、どうしたのか?。
 結論から言えば、いつの間にか、無くなっていた。
 要はコンスタントに売れていき、現在は売場縮小にて残りを売っている状態。
「酒粕」はその後もバイヤーからの送込み等が続き、自店発注分と共に在庫
過剰状態が2月後半から続いていた。
  “やべぇ~なぁ~”
 しかし、今年の酒粕は、テレビ報道のおかげか、はたまた本来の動きなのか
 わからないが、2月後半に入り、「しもつかれ」需要が無くなってからも、日々
 少しずつではあるが売れていた。
  二の午の需要もあるだろうが、寒の戻りもあって3月でも需要は衰えない。
 これは、私にとっては新たな発見だった。
 酒粕をこの時期まで引き続いて量販してきた経験が無いからだ。
 通常はこの時期は、定番のみを残して売場縮小してしまう。
 競合他社を見ても、当店ほど在庫を持って売っているお店は無い。
 決して、誉められた事では無いと思うのだが、意外に動きが止まらない。
  “これぐらいの在庫があっても、結構売り切れちゃうんだ”
 新たな発見だった。
そして、「掛川茶」。
 お茶のカテゴリー割引を前に、勝負を仕掛けた。
 以前の動きから、グロサリーチーフと、約500袋の新たな発注を起こした。
  それ以前に、一週間に200袋の販売をコンスタントに記録していたからだ。
 お茶2割引きのカテゴリー割引(ひな祭りの3月3日)をチャンスと捉え、その
 後の販売数量も合せて、この機に500袋を仕入れて、売場を作ろうと企画。
 今までは、無くなっては仕入れを繰り返していた為、200袋入荷しても売場
 が満タン状態になることは無かったが、今回ばかりは話が違う。
 満タンプラス、サイドに箱積みしなければ売場に出し切れなかった。
 私が不在時に、副店長とチーフで品出ししていたが、流石に私もこの売場の
 ボリュームを見て腰が引けた。
 それほど、圧倒的な売場が出来上がっていた。
  “これで、売れない理由(わけ)が無い!”
 そう思わせる売場が出現。
  単品量販力がつく、と言う事は、このような事なのだろう。
 しかしそれでも、現在は、残り20袋程度の在庫で収まっている。
 若干予定より遅れての販売数量に鈍ってしまったが、それでもある程度適正
 在庫で収まってしまった。
  現在の「伝説の売場」は、九州産の非冷の漬物で展開している。
 更に、これも若干在庫過剰気味かと思っていた「生姜湯」。
 こちらも、震災後に売場を空けられる程度の在庫に収まり、現在は梅干しの
 売場に変更されている。
  暑さ寒さも、彼岸まで。
   

 いよいよ、身も心も、「春」へと突っ走っていきたいものだ。




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2011年4月14日 (木)

希少価値

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
震災直後の物不足も、そろそろ解消されつつある。
 「ヨーグルト」「納豆」「牛乳」「乳酸菌飲料」「塩辛類」「練製品」等の入荷は、ま
 だまだ不安定だが、その他商材に関しては、概ね解消しつつある。
  そうして、不思議な現象は、
 上記カテゴリーが、昨年比で良い結果を残しているという事実。
 特に、「納豆」「牛乳」「塩辛類」などは、好調に推移している。
  “あれだけ品切れ状態で、よく昨年クリアしているなぁ~”
 世の中での希少価値が高まると、余計に食べたくなるのか?。
  希少価値。
 そこでしか手に入らない、「価値ある商品」。
  
 物が豊富な時代には、なかなか希少価値を創造することが難しかったが、
 こんな状況になって、希少価値という分野が急速に広がってしまった。
 上記商品群に関しては、それらの商品を有する事自体が「希少価値」として
 評価されてしまうような状況だ。
 震災前は、小売り主導での商品取引が定着していただろうが、震災以来、メ
 ーカー主導での取引に逆転してしまったかのようである。
 それだけ、商品供給がままならないカテゴリーがあるという事だ。
 いや、供給がままならないカテゴリーの陰に隠れて、間に合うカテゴリーも同
 様にメーカー主導に変化しているカテゴリーも発生しているだろう。
  そうなると、どうなるのか?。
 従来、買い叩いていた小売りほど、商品が回ってこなくなるという現象。
 それは当然だ。
 物余りの時代には、余った商品を引き取る業態が存在した。
 しかし、現在は余剰在庫となる商品は、ほとんど無い。
  流れても、他業態と同価格であるから、価格的優位性を保てない。
 まともな価格で引き取る企業に、商品が流れていく構図。
 例えば、冷食半額を常態として商売をしてきた小売りが、どう変化したか?。
  いつの間にか、通常価格の販売に切り替わっている。
 その他諸々の事象が、小売りの世界で起こっている。
 
  この震災。
 小売りの業態を、一度整理するかもしれない。
 そうして、本当に強い業態が編成されるかもしれない。
  それは、集荷力とコスト管理力と販売力の3つの力を合せ持つ業態だ。
 特に東北は、今後区画整理と共に、小売り革命が深耕していくと思われる。
 そして、それに引きずれられるように、周辺地域の中小スーパーに引き潮が
 やってくる。

  希少価値を持たない企業は、厳しい状況を迎える事となるだろう。



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2011年4月13日 (水)

ベーカリーの好転

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ベーカリーが好調に転じた。
 震災以前は、徐々に回復はしてきてはいたが、厳しい状況が続いていた。
 震災以降、グロサリーのパンの欠品が相次ぎ、未入荷が当分続いていた為、
 インストアベーカリーの売上が急速に伸びてきて、結局3月は好調に転じた。
  この時は、グロサリーのパンの欠品の穴埋めとしてのベーカリーの好調とば
  かりに理解していた。
 これだけ未納が続けば、パンを食べたいお客様はどうしても代替えとしてのベ
 ーカリーの商材に走るだろう。
  しかし、その後の今月に入っても、以前好調をキープしている。
 一度下がった売上を上げるのは、至難の業だ。
 同様に、一度上がった売上は、意外に落ちないものだ。
  要は、「リピーターが付いて頂いた」、からである。
 なにはともあれ、一度購入していただき、美味しさを理解していただいたという
 事には、変わりは無い。
  大切なのは、これからである。
 特需だったのだから、元に戻っても仕方なし、と捉えるか、
 これを機に、カサにかかって攻め続け、更にリーピーターを増やすか。
  部門の担当者には、後者を目指せ、と言っている。
 このまま、指をくわえて見逃すな。
 一度掴んだ獲物は、絶対に逃がすな。
 こんなチャンスは、ベーカリーには、二度と来ないと思え。
  ベーカリーは、いずれ、こんなチャンスが巡ってくるとは思っていた。
 なぜか?。
  売場が良くなってきていたから。
 どんな風に?。
  新商品が矢継ぎ早に投入され、更には商品化がタイムリーに切れ目なく、
  連続して売場に提案出来てきていたからだ。
 “何かのきっかけで、ベーカリーは、好転していく筈だ”
  こんな形で、そのチャンスが巡ってくるとは思わなかったが。
  いずれにせよ、そんなアンテナを張っていたおかげで、このチャンスを絶対に
  逃さないタイミングである事だけは、わかっている。
 「いつまでも、トレーナーが提案した売場に、固執するな。日々自ら考え、
 お客様に飽きのこない売場や商品を提案してくれ。日々、レイアウトを変更し、
 打ち出し品を変え、売れているものは徹底して売り続ける貪欲さを持て。」
  ベーカリーや惣菜は、総じて好調をキープしている。
 こんな状況で、日々未納商品が続く中、ベーカリーや惣菜はインストア工場で
 で生産出来、生産停止以外は、簡単に欠品などしないからだ。
  売れる分だけ、店内で製造できる。
 いや、売れる以上分を生産し、売り切っていく。
 この時期この2部門は、この事をしっかり定着させれば、カサにかかって
 攻められる。
  これら2部門のキーワードは、「リピート」。
 「また食べたい」、と言っていただける食材であること。

 この事をクリアしない限りは、次へは進めないのだと思う。



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2011年4月12日 (火)

節電、各社各様

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
震災以来、節電に協力し、計画停電を少しでも避けたいと願っている。
 その想いが通じたのか、それとも気温上昇に伴う電力使用量低減なのか、
 最近は、計画停電もめっきり少なくなってきた。
 計画停電が無い、ということは、営業停止3時間のロスタイムが無いという事で
 あり、何と言ってもお客様の利便性を損なわずに済むことであり、自店としても
 不要な非営業的な行動を起こさずに済む。
 それは、各家庭毎にも実施されているとは思うが、今回の入間エリアのMRを通
 して、各社の節電における照明の照らし具合を見ても、各社各様の考えがある
 ようだ。
  必要最小限度で、どう照らすか?。
 そもそも、照明とは、なんぞや?。
  一番照らして、お客様に見せたいものは、「商品」「売場」である。
 更に最近は、店内デザインや、壁のロゴや文字、色彩も重要な買い物動機の
 要因になってきている。
 それらを、いろいろな照明で照らして気持ち良い買い物をしていただく。
 
  その、買い物空間の満足感や充足感もお客様に抱いて頂きたいが故の、
  店内デザインであった。
 それらの照明を、本来の「商品」や「売場」に限定してく事が、今回の節電の
 最終目的となるだろう。
 そして今回、自店も含めて、競合各社や入間エリアMR店舗各社の節電状況を
 見るにつけ、その手法が企業ごとで大いに異なる事が、一番印象に残った。
  入口付近に照明を集めて、入店時の殺伐感を出さない様にする企業。
  入口付近はもともと明るいからと、奥になるほど照明で照らす企業。
  冷ケースは照明を施し、天井中心に間引き消灯にて商品を照らす企業。
  冷ケース、天井共間引き消灯を増やし、そこまで節電するか、という企業。
  店内照明は残し、店外デザイン、ロゴ更にはお客様駐車場も消灯する企業。
 まず、優先すべきは、どこの部分の照明の消灯か。
 また、どの部分の照明は最後まで譲れないのか。
  個人的に言うと、店外の社名やデザイン照明は最優先で消灯だろう。
  そして、商品を照らす照明は最後まで譲っていはいけないと考える。
 それは、お客様が最終的に必要とされているのは、商品単品だからだ。
 その、商品の鮮度や品質を選択するのに必要な照明は、最優先で必要だろう。
 店外の「社名」や「デザイン」を、煌々と照らしている店舗があるが、これは一発
 レッドカードだろう。そんな企業に限って、青果コンコースの平台照明を落として
 暗い中で、お客様がサニーレタスの鮮度を比べているのである。
  商品にとって、照明とは、はやり「命」だと思う。
 それは、生産者や流通業者、バイヤー、チーフの想いが詰まった商品は、最低
 限の照明をあてて、輝かせなければならない。

 当然、その反面の、不必要な照明も洗いだして、節電しなければならない。


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2011年4月11日 (月)

入間エリアMR①

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
震災から3週間。
 関東西部の入間エリアをMRしてみた。
 今回の震災では、大きな影響は無いにしても、停電や商品入荷の面で大きな
 影響が出ていると思われる。
 売場展開の良さというよりも、この非常時に、どんな企業姿勢で臨んでいるのか
 をMRしてみた。
まずは、「Y社」。
 入間の新興エリアに出店する「Y社」。
 この先500メートルに後述の「Y社」が控える競合エリアといえる。
 単独店舗ではあるが、生鮮のしっかりした品揃えと展開力から集客力は高い。
 特に青果の陳列技術は高く、平台サイドの考え方と展開は他社をリードする。
 鮮魚、精肉でも、惣菜の考え方をベースにした商品化(手間をかけた味付等) 
 が特徴的であり、「どう食べるか」を提案していく姿勢は学ぶものがある。
 ただ、どうしても価格面でのデメリットもあり、圧倒的な集客力には結びついて
 いないようだ。
次に、「Y社」。
 7&iグループ企業。
 店舗規模は約400坪程度で小型店と言える。
 この店舗の特徴は、店舗レイアウト上から、入口から果実で入るが、野菜が
 店舗中央に配置され、お客様の買い回りに支障をきたしているようだ。
 野菜を購入していから各部を買い回るという、日本人の客導線に親しんだ方が
 このお店で買い物をしようとすると、違和感を覚えてしまう。
 この店舗の「鮮魚」の力とそれなりに有しており、お造りの商品化技術等は悪く
 ないが、お店全体のバランスは決して良くは無く、接客面でも再教育必須か。
更に、「A社」。
 同敷地内にテナント群を有し、ショッピングセンター形式を取る立地。
 集客力を活かして、店舗規模も800坪程度を有するが、持て余し気味。
 震災時の未入荷商品と相まって、どうしても広さを感じてしまう。
 また、②の「Y社」と比較すると、生鮮食品の考え方が大きく違い、味付け商品
 群は一切無い。
 手間をかけずにすぐ食べて頂く、というMDが「Y社」の軸とすれば、「A社」の場 
 合は、素材の調理はお客様ご自身の発想で、という軸で固定しているようだ。
 それだけ、「A社」は効率を重視した店舗運営と言える。
最後に、「M社」。
 規模300坪程度の小型店である。
 通常のこの企業の平均が600坪とすれば、ほぼ半分の規模の店舗。
 どうしても品揃えやレイアウト上で不便を感じてしまう。
 レイアウトも青果が狭く、品揃えや単品量販に弱いレイアウトとなっている。
 この企業の特徴は、「価格」であり、それ相当の規模を有して集客を高めたい
 ところだが、難しいところだ。
PS

 入間エリアMR①の写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/irumamriti/





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2011年4月10日 (日)

アクセス解析の謎

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今年に入ってから、おかしいと思っていた「謎」が解けた。
 急にアクセス数が増加してきていた。
 以前のブログにも載せたが、紅白等の話題を記事にしたのが好奏して、アクセ
 ス数が増加したものとばかり思っていた。
 だから、その話題に触れなくなった段階で、元のアクセス数に戻るだろうと思っ
 ていたのだが、多少の低下はあったものの、ここ数週間で年明け以上の数値
 に増加していったのだ。
  なぜ?。
 わからずにいた。
  
  “もしや、この記事の支持が急速に高まったのか?”
 多少の嬉しさもあったのだが、先日、ある読者の方からこんな事を言われた。
  「てっちゃん、最近ブログの設定を変えた?。」
   「何故?。」
  「携帯で見ると、すごく見づらくなったよ。2行ぐらいで改行されているから、
  煩わしくなったよ。」
   「えぇ~っ、知らなかった。」
 私は、このブログを携帯では絶対に見ない。
 携帯では、そのような料金設定にはしていないからだ。
 だから、ブログの書き込み等は、もっぱらパソコンを使用している。
  しかし最近、その書き込み方法を変えた事は、確かだ。
 以前だと、自宅でパソコンを開けて、ネットに繋がった状態で記事を直接打ち込
 んでいたのだが、これだと常にネットに繋がった環境でないと、記事を書けない。
 よって、一度エクセルに書きこんでから、それをコピーする形でネットに繋いだ
 ココログの画面へ貼り付ける手法で記事をアップする仕組みに変更した。
  それが、アクセス数が急速に拡大した時期の年明けと一致しているのである。
 “それが、原因だったのかぁ~”
  「非常に見ずらいから、元に戻してくれない?。」
   「ん~ん ・ ・ ・ 。」
 最近は、外出先での記事の書き込みも増えてきたため、どうしてもネット接続
 環境に無い場所での記事の書き込みも多い。
  さて、なんとしたものか?。
 なんとか、うまい方法は、ないものか?。
  読者の皆さん。
  本当に、携帯でのブログは見づらくなったのでしょうか?。
  もし、そうであれば、どんな手法が有効なのでしょうか?。
 自分は携帯では見ない、とは言え、やはり携帯でこの記事を見ている方も
 多いと思います。なんとか、携帯でも以前のように見やすい記事にしていきたい
 のですが、ネット接続環境に無い場面でも記事を書きたい欲求も満たしたいの
 です。

  なんとか、有効な手段を教えてください。



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2011年4月 9日 (土)

エンドレステープの復活

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
震災後、店内照明等を暗くして、節電協力をしてきた。
 同時に、BGMも音量を低くして、店内がひっそりとしていた。
 こんな時だから、派手な音楽や売り込みも控えてきた。
  そうして、4月。
 競合各社が、こぞってチラシを入れてきた。
 チラシ投入をしなかったのは、当社だけ。
 流石に、その期間のお客様の動向は、競合店に取られていたようだ。
  しかし、そんな事は、どうでもいいと思っている。
  まずは店内の、「活気」だ。
 4月に入り、従業員にも言ってきたが、店内活気を取り戻そう。
 パートさん一人一人が、すれ違ったお客様に、元気良く挨拶しよう。
 こんな時だから、ひっそり暗い店内だから、従業員だけでも明るく元気に仕事を
 しよう。
 こんな時だから、そんな態度で仕事をしている店舗には、お客様が自然に集ま
 って来てくれるだろう。
  それを望んでいるのだろう。
 そうして、エンドレステープに「火」を付けた。
 当店には、新品のエンドレステープが8巻ほど在庫がある。
  以前のブログにも記したが、有人達からのプレゼントを頂いたりしたが、今回は
  被災した本部の片づけをしていた販促担当者が、本部在庫から見つけて、私
  宛に送ってくれたものがある。
 その送付録に、こんな記載をしてくれた。
  「本部整理をしていたら、エンドレステープが出てきました。本部に在庫してい
  ても宝の持ち腐れ。店長の声で店内を明るくしてください。」
 そんな趣旨の事が書いてあった。
 嬉しいかぎりである。
 ただ、まだその時期では無いと判断していた為日の目を見なかったが、いよい
 よ4月に入り、競合各社もチラシ合戦が始まった為、満を持しての「エンドレステ
 -プ」の登場だ。
 早速、先週の日曜日から、「青果」「鮮魚」「精肉」「デイリー」の4か所での吹き
 込みを実施し、私の声が店内に響き渡った。
 本当に久しぶりである。
 本来は、各人が「生声」で活気を出すのが一番臨場感が出るのだが、更に私の
 カセットの声で店内が、声と声の共鳴でやたら活気が重なりあって木霊する。
  やはり、店内は、いろいろな声や音が重なり合って、ざわついていた方がスー
  パーらしくて良い。
 スーパーの店内の在り方も、いろいろなご意見があるだろう。
  しっとりと、落ち着いた環境の中で、買い物を提供すべき。
  店内のお買い得品等が、あたらこちらで案内されて、活気を付けるべき。
  センスの良い店内BGMをしっかり厳選してお届けする程度にすべき。
 いろいろな場面があっていいのだが、そろそろざわついた感覚を取り戻したかっ
 た。
 そうして、新たにフィルムをほどいた新品のエンドレステープを4本取り出し、
 私の声を吹き込んだ。
 新品だけあって、テープの伸びも無く、音がしっかりと録音されており、録音の声
 が店内に鳴り響いた。

  それと同時に、来店客数が、増加したような、気がする。


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2011年4月 8日 (金)

店長の仕事

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
店長の仕事とは?。
 私が、ここ数年間、ずっと追い続けてきた「命題」。
  店長の仕事とは、いったい何なんだろう。
 マネージャー、管理者、リーダー、牽引車、お店の顔、プレイングマネージャー、
 現場監督、お客様の代表、「演」の代表者、店舗運営者、店舗経営者、等々。
  私も、このブログでいろいろな比喩や言い回しを用いて表現してきた。
 この震災を経験し、そんな中で店長業務を回しながらふと浮かんだキーワード。
  「カスタマイズ。」
 地域のお客様に合せ、自店のレイアウト、立地、規模、競合等を考慮し、店長が
 チェーンストアの仕組みを駆使して、地域一番店に造り変えていくリーダー。
  そのプロジェクトリーダーが、店長なのではないか?。
 いま、そんな結論に至っている。
 それは、これからも紆余曲折を繰り返しながら、変化していくだろう。
 
  結果として、戦える組織のリーダーとして、都度変化していくのだろうから。
 “カスタマイズ”
 チェーンストアとして、他店舗経営をしていく上で、基本的なマニュアルを有し
 最小限のコストでコストパフォーマンスの高い個店経営を実践していく実務。
 しかし、いずれ競合とぶつかり、立地の壁にぶつかり、基礎集客エリアが限定
 され、そこで更に競合とつばぜり合いを繰り返しながら、個店を営業していく。
  本部作成の「作」で全てがジャストフィットしていればいいのだが、それはあり
  得ない話だ。
 必ずどこかで調整を施して、ジャストフィットを目指してカスタマイズしているのが
 現状であり、その精度の高さが、店長としての腕であり、数値効果へ繋がる。
  当然、個店の店長として「カスタマイズ」出来る範囲は限られるだろう。
  しかしそれとて、個人の考え方次第で、広範囲を守備する店長も存在する。
  その守備範囲の広さが、店長の器の広さとイコールになるのではないか。
 その守備範囲一つとっても、店長個人の考え方一つで大きくも小さくもなる。
 であれば、守備範囲を広げたほうが自分の実力拡大に繋がると思えるか、だ。
 
  更に、個店の店長が、一番カスタマイズに強みを発揮する領域とは?。
 それは、店内レイアウトにおける、強み弱みを熟知している事にある。
 単品に始まり、カテゴリー、提案の強みや量販の強み、イベント時の強み等を
 自店の店内レイアウト上で全てを語れる事が、店長の店舗カスタマイズの醍醐
 味でもある。
  店舗で、一番強い場所は?。
  店舗で、次に強い場所は?。
  店舗で、メニュー提案に適した場所は?。
  店舗で、単品量販に強い場所は?。
  店舗で、媒体設置に効果のあるつけ方は?。
  店舗で、お客様の流れは?。
  店舗の、曜日別特徴は?。
  
 挙げれば、キリが無い。
 店長が、それだけ、「店舗」というトータルの「商品」を熟知しているか、と言う事。
 スーパーマーケットとは、まさに店舗自体が商品である所以である。
  その商品である店舗を司るのが、店長の最大の能力であり、使命なのだ。
 それは、部門チーフでも出来ない。
 本部販売部長でも出来ない。
 ましてや、社長を以ってしても、かなわない(ハズ。例外もあるかも)。
 そのお店のトータル的な運営を実務できるのは、店長意外に存在しない。
  この事に関して、店長が何時間でも「語れる」ことが、その存在価値だろう。
  そして、それを熟知した上で、「カスタマイズ」という作業に取り掛かれるのだ。
 チェーンストの仕組みや企業の決め事、人材の強みや競合状況に合せてフィット
 する形に、店長自らがカスタマイズの作業を行い、フィットさせる。
 更に、相乗効果を期待できるような強みの連鎖を引き起こせるような仕掛けの
 連続を施せるか。
  企業の「作」のレベルが上がれば上がるほど、
  店舗の「演」をこなすうえでも、店長のカスタマイズ能力が不可欠となる。

  そんな事を、延々と考えていると、夢から醒めてしまうのです。



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2011年4月 7日 (木)

リカバリー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
震災後に、大きく変わった事。
 節電のよる、店内・店外照明の消灯。
 計画停電による、日々の営業時間の変更。
 震災の影響での、入荷商品の限定。
 原発事故による、風評被害による影響。
 祝賀ムードの減退。
  等々、いろいろな変化が連続して発生している。
  そして、何が、リカバリーして、何はリカバリーしないのか?。
 これを見極めて、今後の商売の仕方の方向性を出していかないと、後手後手に
 回っていく。
 震災の発生以前から、健康・安心・安全は、お客様の生活志向に定着していた。
 震災の、特に「原発事故」以来、安全志向が急速に高まり、一番の関心毎にな
 っている事は、誰も否定できない。
  特に、海への汚染と魚への不安は、今後当面の間、消える事は無い。
 今以上に、最悪の状況を迎える可能性もある。
 鮮魚担当者、特にバイヤーの試練の時が続くだろう。
 生魚に関しては、どうしても西方面の生魚の需要に頼らざるを得ないか。
  一番の心配は、「かつお」と「さんま」だ。
  特に「かつお」は、これからの季節、原発周辺を回遊し北へ向かい、また戻る。

  関東、東北の夏の涼と言えば、「生かつお」を無くしては語れない。

  更に、秋以降、「秋刀魚」は北海道から南下して、原発周辺を回遊する。
  かつお同様に、関東、東北の秋の味としては、「秋刀魚」無くしては語れない。
  今後、鮮魚部門では、夏の「涼」と、秋の「味」を、どう訴求するか。
 原発事故後も、当面は、「家中」傾向は継続されるだろう。
 特に、夏場の計画停電は必須であり、日の長い夏場ほど、家中需要の高まりが
 予測される。
 まして、冷房の効かない部屋で、涼を求めて過ごすわけだから、それなりの準備
 もしなければ過ごせない。
  今年の夏は、涼味関連商材は、爆発的なヒットになるだろう。
 納豆、ヨーグルト、水その他、欠品商材はリカバリーするのか?。
  これだけ甚大な被災が発生しているわけだから、100%は回復しないだろう。
 各部門の陳列台帳は、見直しが必須である。
 「練り製品」「海藻類」「塩辛」他の品揃えの見直しは必須。
 もしくは、売場レイアウトやスペースの見直しを迫られるカテゴリーもあるだろう。
  この事に関しては、スピードが求められる。
 いち早く見直した品揃えとレイアウトを、いち早く店舗に組み入れられるか。
 今後のバイヤーの最大の仕事は、この見直しと定着のスピードだ。
  もはや、従来のような、供給過多の時代は、終わった。
 この構図から、価格競争が激化し、ディスカウンターが出現した。
 しかし、今やディスカウンターに商品が集まらない。
 ディスカウントしたくても、商品が無い。集められない。
  私はこの機に、自社のMDを再構築していく絶好のチャンスだと思っている。
 新たな環境下で、何を、どう品揃えし、お客様の支持を得ていくのか。

 価格と言う「キーワード」を一旦棚上げしなければならない時だ。




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2011年4月 6日 (水)

トップの行動

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
「有事」の際の、トップの行動。
 聞こえてきた「トップ」の行動を紹介したい。
  震災に際して、大きなダメージを負った企業のトップ。
   被災の非常に激しい地域。
   被災の規模が小さい地域。
   被災がほとんど皆無の地域。
  通常ならば、いち早く「被災の非常に激しい地域」に赴いて、従業員を励ます
  行動が常識だろう。
  現場力を重視するそのトップも、当初はそのような行動を起こそうとしていた。
 しかし、・ ・ ・ 。
  関連グループの総裁から、「待った」がかかる。
   「先ず以って、商品の集荷に、全力を挙げよ。」
  被災地やその周辺に、自らの「元気」と「覇気」を送るのではなく、
  まず「現物」「物資」を調達すべく、全ての手配を下せ、との指示を受ける。
 こんな状況下での、トップの仕事とは?。
 マニュアルも、何も無い。
  その状況から、関連企業全てを含めて、最優先のキーポイントに着手する。
 そうして、交通事情等を考慮して、比較的未動きが取れやすい関東圏に自らの
 本拠を移して、商品手配に全精力を傾けた。
 被災の非常に激しい地域は、本来の本部地域には、部下をあてがい、自らは
 グループ企業全般の物流面の全てを担う事を最大の役割として行動した。
  それから一週間後。
 どの企業よりも優位な品揃えで、震災後初の特売日を迎えた。
 品切れ感も無く、震災後のどの企業も陥っている欠品状況を最小限に留めた
 売場の状態を以って、震災後初の再スタートを切った。
  トップの仕事。
 特に、このような「有事」の際のトップの仕事とは、いったい何なのか?。
 東電の社長も、体調不良で入院したと聞く。
 ようやく震災の「有事」から状況の見える段階に移行しつつある現在。
 安心感から体調を壊されるトップの方も出てくる時期なのだろう。
  こんな時ほど、トップやリーダーの存在感が、部下を安心させるのだろうと思う。
 トップがしっかり存在感を示して、企業の最大の困り事に全精力を注いでいる。
 その事実を目にした時、その企業の従業員の心に「火」が付付かない訳が無い。
  この震災。

 そんな従業員を多く持つ企業ほど、以前よりも逞しく復興するだろう。





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2011年4月 5日 (火)

安定志向・変化志向

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
この震災で、大きく販売環境が変わった。
 どんな風に変わったのか。
 たとえば、季節的には「冬」から「春」への過渡期。
  本来であれば、売場の変更も「冬」から「春」へ衣替えの時期。
 しかし、まだ春になり切れない状況での震災。
 そして、計画停電。
  停電時の家庭は、「春」から「冬」逆戻り。
 よって、「冬」型商品の需要が急速に高まった。
 特に、電気・ガスに頼らないホット商材の需要が急速に高まった。
  通常ならば、この時期に売り減らしして、次期「春」型商材の投入を待つ。
 このようなタイミングを迎えて、それぞれの「安定志向」「変化志向」の考え方
 が明確に現れてくる。
 これは、我々店舗側にもあるだろうし、本部バイヤーの考え方にも現れる。
 そして、個人個人によってその温度差は、-100度から+200度ぐらいの差に
 なって伝わってくる。
  私は、こんな場面で、他人よりも一手の先手を打てるかどうかが、その個人の
  能力だと思っている。
 そんな場面は、二度と戻らない。
 その機を逃さず、手を出すか、指をくわえて眺めるか。
  この差は、永遠の差だと思っている。
 これは、誰も教えてくれないし、チャンスもくれない。
 自らの経験で、そのタイミングを察し、そのタイミングに、サッと「手」を出す。
 人は誰でも、安定を求めて組織編成し、仕組みを構築する。
 そして、誰でも一定の成果の出せる仕組みを構築し、組織貢献する。
 
  それが、普段の強い組織を作っていく常套手段なのだ。
 しかし、今は「有事」。
 こんな時は、安定志向から、変化志向に瞬間的に切り替えなければならない。
  この状況に合せて、不安定に向かって変化の波に乗る勇気が必要だ。
 せいぜい二週間の為に、敢えて変化志向に向かうか向かわないか。
  その、「一手」「二手」が、どう数値効果に現れるか?。
 そんな事を言っているのではない。
  その姿勢の積み重ねが、自らの触角を養う訓練なのだ。
 普段から、自らの感度を磨いておく、と言う事だ。
 それは、普段では決して磨く事の出来ない砥石である。
  今、この瞬間に行動するから、砥石の役目を成すのだ。

 こう、書いている傍から、タイミングはどんどん逃げていくのだ。




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2011年4月 4日 (月)

高崎(箕郷地区)エリアMR

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今回も、震災前のMR記事です。ご了承ください。


高崎エリアの中でも、より高台にある箕郷地区にも足を伸ばしてみた。

まずは、「T社」。

 先週も触れたが、このエリアでの価格リーダーとして完全にリードしている。
 特売でも「キャベツ」「レタス」「きゅうり」の価格は群を抜いて安い。

 しかし、野菜や冷凍食品の価格だけでお客様が集中して来店されるのかと言え
 ば、そうでは無いようだ。

 新規出店エリアでもあるのだろうが、この価格でのアドバンテージだけで圧倒的
 な集客を図られていた訳では無かった。

  常に安いという「安心感」と、常に安いという「倦怠感」。

 お客様は、そのどちらの意識も持ち合わせている、と言う事なのだろう。

次に、「F社」。

 前出の「T社」の価格戦略に押されているようだが、それでも住宅地に隣接してい
 る分だけ、「T社」よりも地元のお客様の利用があるようだ。
 しかし、価格面での「T社」への競争心は無かった。

  競争心が無くなると言う事は、その他の営業面でも競争意欲が薄れるのだろう
  か。

 以前の「高崎エリア」で見たF社の店舗とは違い、どうしてもアラが見えてしまう。
 この地域でのドル箱的環境が、競合出店に際しても、「危機感」に変化することな
 く今に至っているのだろうと思う。

そして、「M社」。

 ナビに乗っていた為、ついでに登録しておいた店舗だった。
 そして、道すがらのついでに寄ったコンビニの延長のような規模の店舗だったが
 、今回のMRはこのお店に凝縮されたような店舗だった。

  このような手作り感の塊のようなお店は、私は初めてだ。

 手作り感は、媒体だけに留まらず、品揃えは商品化にしっかりしたコンセプトが
 存在することが、すぐわかる。

  安心して、更に美味しく、食して豊かさを感じて頂く食材。

 その為に、妥協せず、手間暇かけてお客様に提供する。
 それが、このお店のコンセプトだ。

 この日は「大安」。
 そして、大安にちなんで品揃えされたこだわりの「赤飯」。
 惣菜売場では、このことがカセットテープで流されていた。
 更に、手作りのスゥンドゥブゥが品揃えされていた。

  そんなこんなの、一度は食べてみたい食材がそこらかしこらに陳列されている。

 “こんなお店が、あったのか?”

 こんなお店が、関東の都市部に展開されていたらどんな反応を示すのか?。
 可能性を試してみたい店舗である。

更には、「A社」。

 店内の内装は、アーバンタイプ。
 しかし、店頭の野菜や果実の販売からすでに泥臭さが満開だ。
 そして、店内に入っても、それは継続されていて、野菜、果実はプロの手が入っ
 ているような品揃えである。

 更に、精肉の商品化と品揃えも、焼肉のアイテムを強化しており、一味違う売場
 を展開している。

 チェーン展開しているとは思えないが、オリジナリティー溢れる店舗である。

最後は、「S社」。

 大手チェーンが、「ウォルマート」資本を受けて改装した店舗だが、規模が小さす
 ぎる。

 更に、店内には人の気配が感じず、この規模でこの地域で触れあいを感じない
 店舗では、魅力は半減だろう。

 この規模の店舗で、賑わいを出せない店舗では、明日は無いと思う。

先週に引き続き、高崎エリア周辺をMR。
そして、「M社」のような個性的な店舗を発見出来たことが、今回の収穫だった。

PS
 高崎(箕郷地区)エリアのMR写真を載せました。どうぞ。
 http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/takasakiminogoumr/



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2011年4月 3日 (日)

ある、告白

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、女房から告白を受けた。
 「ねぇ、できたみたいなの。」
  「何が。」
 「つい最近、つわりのような感じなのよ。」
  「えっ!、えぇ~っ!。」
 女房は、困ったような、嬉しいような、理解できない笑みを浮かべている。
 「あなたも、まだまだ現役?。」
 「今日、病院に行ってくるんだけど、どぉ~うしよう。」
  「それよりも、お前の体大丈夫?。子供を産んで、体が持つのか?。」
 女房はゲラゲラ笑っていたが、私は本気で言った。
 それは個人差があるだろうが、孫では無く自分の体を痛めて産むのである。
 それ相応の覚悟は持たなくてはいけないだろう。
 それに、今後の人生設計も変えなくてはならない。
 手が掛らなくなるまでの約20年間の、人生設計を変えなければならない。
 まして、今後5年間は、孫と接すると同様の立場に置き換えなければならない。
  “俺に、出来るのか?”
 更に、追い打ちをかけるように、女房は言った。
  「ねぇ~、私、絶対産む ・ ・ ・ !。」
  “本気か!”
  「可愛いだろうねぇ~。」
   「それはそうだろうけど、今後の人生を変えなければならないぞ。」
 出勤前の時間だったので、私は席を立って、洗面所に向かった。
  いろいろな思いが頭の中で駆け巡り、地球が回りかけた。
  “これからの人生、それでいいのか?”
 戻ってきた私に、女房が言った。
  「あれ、今日は4月1日だったわよね。31日じゃないわよね。」
   「今日は、1日だよ。」
 私は、慌てて自分の腕時計を見た。
  私の「セイコーファイブ」の文字は1日になっていた。
 月初めは、腕時計の日付を合せるのが日課になっていた私は、条件反射で
 腕時計に目をやったのだ。
 そして、出社の用意をして玄関に立ち、再度女房に言った。
  「今日、医者に行くんだろう?。」
 そう言った私に、女房がゲラゲラ笑いながら言った。
  「さっきも聞いたけど、今日は何の日ぃ~?(笑)。」
   「 ・ ・ ・ 。」
  「そう、エイプリルフールでしょう?。」
  「ぜぇ~んぶ、ウソよ。ごめんねごめんねぇ~!(笑)。」
 今日は、4月の1日。
  外は、快晴の、穏やかな小春日和。
  その日差しは、やけに眩しかった。




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2011年4月 2日 (土)

言葉の力

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日の「仕事の流儀」。
 心に残った「一言」特集だった。
  どんなプロフェッショナルにも、「心に残った一言」があるらしい。
 飲料メーカーのヒットマンや、ベンチャービジネス経営者、更にはりんご農家の
 おやじ、はたまたボランティア組織のリーダーに至るまで、それぞれの魂を振る
 い立たせる「言葉」を特集していた。
  見ていると、面白い傾向に気付いた。
 その立場の置かれた状況で、その時に欲している「救われる言葉」が違う事。
  メーカーのヒットマンの場合だと、「チームをまとめる一言」に救われる。
  ベンチャー経営者の場合は、「新規挑戦を後押しする言葉」に救われる。
  農家のおやじの場合は、「信念を貫く自分への温かい言葉」に救われる。
 その立場立場で、その役割を全うしようとするとき、置かれた状況で心を強くし
 れくれる言葉が違うと言う事だ。
  私にも、自分の信念を貫いている言葉がある。
   「売れば、わかる。」
  大久保恒夫さんの著書に書いてあった言葉。
  この言葉に、全ての事が集約されていると思っている。
  従来は、「売ってみなければ、わからない。」 の主義だった。
   しかし、この言葉「売れば、わかる。」を知ってからは、更に行動力が付いた。
  「売ってみなければ、わからない。」
  この言葉は、常に過去形である。
  過去から見て、あの時売っていればわかったのに、というニュアンスがある。
  しかし、「売れば、わかる。」という言葉は、未来形だ。
  「仮説」を立てて、「売る」という行動を起こす。
  そうすれば、結果が出て、「検証」できる。
   「仮説」を立てた「行動」には、「意志」が入る。
   「意志」の入った「行動」には、「結果」が伴う。
  
  必ず、「結果」を出そうとするから、行動力が生まれ、好結果に繋がる。
   「やれば、出来る。」
  「売れば、わかる。」は、「やれば、出来る」に昇華する。
  だから、部下には、「売れば、わかる。」と伝える。
   このように、状況に合せて、奮い立つ「言葉」を持つ事が大切だ。
  「チームを一つにまとめる時」の、皆を奮い立たせる「言葉」。
  「未知の世界に挑戦する時」の、背中を押してくれる「言葉」。
  「自分の信念迷いが出た時」の、自分を救ってくれる「言葉」。
 それらの言葉は、それぞれ個々に違うはずだ。
 それは、それまでの人生観や仕事観から生まれた価値観であり、
 その価値観が、自らの感情に触れなければならないからだ。

  だから、常に、物事に「感動」する感情を磨かなければならない。


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2011年4月 1日 (金)

一元化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
計画停電もパターン化されつつ、変化への対応も落ち着いてきた。
 そして、本部からの命令系統の一元化も解凍しつつある。
  “と言う事は、震災直後の命令系統は一元化されていたのか?”
 その通りだ。
  “と言っても、震災当初は店長主体で動いていたのではないのか?”
 それは、震災直後で本部への通信手段も遮断されていた頃の話だ。
 更に、計画停電が始まろうとして、混沌としていた時期の頃の話だ。
 要は、情報が混乱し、テレビや政府の情報も一転二転する頃の話だ。
  そうなると、何を信じていいのか?、どう、先を読んで良いのか?。
 そんな場面から、本部の命令系統が一元化された。
  要は、それが、トップに集約されて一元化された。
 それから、店舗はテレビにかじりつく必要が無くなった。
 今後の事は本部に任せつつ、店舗は売り場に集中できるようになった。
 計画停電に合せた、新たな店舗運営マニュアルが、都度作成される。
 昨日の情報と違うマニュアルが、別の人間を通して流れてくる。
  そして、混乱が起きそうになると、トップ自らダイレクトに連絡が入る。
 命令系統が一元化される。
 この緊急事態のなかで、この事は、非常に大切な事だ。
  こんな状況下で、チェーンストア展開を維持していくという事は、組織全体の
  意志統一と、その命令系統のスピードと徹底が最重要課題だからだ。
 計画停電という新たな環境下で商売をせざるを得ない状況になったという事
 は、具体的な店舗運営のガイドライン造りが必須であり、役割を明確に分け
 て、より専門的にトップの役割、本部スタッフの役割、店舗幹部、店舗担当者
 の役割を明確にして、決定事項と、店舗への確実な伝達方法、更に店舗での
 スピードを有した徹底度が、企業の生命線となってくるのだ。
  有事の場合の、組織運営の在り方。
 どんな場合を、「有事」と捉えるのか?。
 今回のような場合は、当然ながら、「有事」に相当するだろう。
  業績が悪化したら、「有事」なのか?。
  個店が火災にあったら「有事」なのか?。
  巨大な競合店が出現したら「有事」なのか?。
 既存の概念では運営できない、新たな環境の変化に遭遇した場合だろう。
  その時は、スピードを以って指示命令系統を一元化させなければならない。
 しかし、・ ・ ・ 。
 
  “常に「有事」と考えて組織運営すれば、スピードある組織になるのでは”
 そうなったら、個店に、店長は必要無くなるだろう。
 本部ファックスを、部門に手渡す事務さんが一人いれば事足りる事になる。

  今回の震災で、個店の店長はその岐路に立たされているのかも知れない。




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