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2011年3月30日 (水)

パラダイムの変化に挑む

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
「水」「カップ麺」「ヨーグルト」「納豆」「乾電池」「ガスボンベ」「ロウソク」。
 今、当店から消えてしまった商品群。
 震災から約15日ほど経過したが、いまだにまとまった入荷が無い。
 「水」に関しては、一時期在庫に余裕があったのだが、原発事故での水道水の
 放射能の異常値が出てから、また品薄状態に陥っている。
 おそらく、その他の商品も被災地を中心に配送されているのだろうが「納豆」や
 「ヨーグルト」が未納が続くのは、理解できない。
 工場や物流面での被災や、計画停電での生産調整、更にはガソリン不足によ
 る流通の遅れ等いろいろな理由が重なりあって、このような状況が未だに改善
 されないのだろう。
  被災にあった取引先が復帰する、更にガソリン不足が解消される。
 これは、時間の経過と共に概ね解消され、平常に戻るだろう。
  問題は、「計画停電」だ。
 これにより振り回される「工場」「問屋」「小売り」は、今後も解消されない。
 そして、この計画停電がいつまで続くかと言えば、相当程度続くものと思われ
 る。
 今回の原発事故により廃炉となるであろう福島原発を考慮すると、その穴埋め
 としてのエネルギー源の確保は難しいだろう。
 根本的に、その代替えが登場するまでは、この「計画停電」は何らかの形で続
 いていくことが予想される。
  「計画停電」を味方につける。
 このパラダイムを成功させる事が、当面の企業の戦略となっていくことだろう。
  そして、「計画停電」は、小売りだけの問題では無く、お客様の困り事でもある
  のだ。
 その「お客様の困り事」としての問題解決が、当面の小売りのパラダイムとなる。
  そういう意味では、従来のパラダイムが崩れ去り、小刻みな状況の変化に対
  応していけるパラダイムを、都度都度構築していく事が重要であり、その繰り
  返しによって、お客様の信頼を勝ち得た企業とそうでない企業との格差が、
  「勝ち組」と「負け組」を区別していくのではないかと考える。
 これは、企業の規模では無い。まして従来の小売りの常識でも無い。

 これからの、この日本の状況に対応していこうとする企業の差である。

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コメント

おと~まんさん、コメントありがとうございます。
ここ数日は、「水」の入荷を見ると歓声を上げてしまいますね。ただの「水」なのに。
今年は、いろいろな商品が、その時期時期で宝物に変化しそうですね。

投稿: てっちゃん | 2011年3月30日 (水) 22時24分

てつろうさん、コメントありがとうございます。
地域によって、震災の影響が大きく異なっているようです。
仕事柄、いろいろな地域の違いを検証できますね。

投稿: てっちゃん | 2011年3月30日 (水) 22時09分

こんにちは
営業休止は幸い一日で済みました
しかし、営業時間は短いままです

でも明るい兆しも。
ここに来て物流も回復してきたのか
日々入荷する物量も増えて来ました。

今まで商品が入荷する事で、これほど嬉しく思うことがあっただろうか?
などと考えてしまう程です。

日々空いている棚も少なくなってきています。
そんな中、相変わらず入荷が無いのがヨーグルトなどの乳製品。

原発問題で県産は全てNG
牛乳も他県から運んでいます。

納豆も1日販売出来る量は入荷しません。

このあたりが改善されると通常営業に戻せ
るのですが、なんとも・・・

早くお客様に数量限定を解除し、お買い物が楽しめる状況にしたいのですが。
もう一踏ん張りですかね(^-^;

てっちゃんさんも計画停電の対応等、これからも続くので大変でしょうが
頑張ってください。

投稿: おと~まん | 2011年3月30日 (水) 18時09分

北陸はそんなに品不足は深刻ではないです。イオン等の大型店は品切れが多いが町のスーパーやドラッグストアは充分に品物があります。問題はこれから夏の野菜が確保できるか課題です。

投稿: てつろう | 2011年3月30日 (水) 16時49分

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