組織定着を目指して
皆さん、こんにちは。 |
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。 |
昨年度実施した52週MDも、二周年目を迎えた。 |
今年の課題は、如何に組織に定着させるか。 |
自店と合せて、他店への波及が最大の課題となる。 |
その為に、昨年受け持っていた「果実」の単品量販情報の役割を敢えて、変 |
えて頂いた。 |
52週MDに集中した情報担当の役割に特化させていただく為。 |
しかし問題は、52週の情報を作成し送付しただけでは済まない。 |
各店が、如何に歯車を回してMDを実現させ、効果を発揮するかだ。 |
そしてそれを、副店長の役割として位置づけていきたいと考えている。 |
ある店舗の副店長との話の中で、実施した売場を写真撮りして掲示版に |
載せよと話して以来、毎週きっちり実行している。 |
数値とは不思議なもので、この行為以来この店舗の店舗計の数値が徐々 |
に上向きに転換してきている。 |
とかくこのような販売面での副店長の役割が、曖昧なのだ。 |
「52週MDの計画と実行は、副店長の役割」 |
そんなお店があっても不思議ではない。 |
むしろ、いろいろと管理面で忙しい店長であれば、それも「可」なのかと思う。 |
先週も、52週MDでの練習として工夫しながらの売場の写真が載っていた。 |
彼に電話してみた。 |
「売場造り、頑張っているね。ようやく掲示板のゴミ(彼の写真)が無くなって |
ホコリぐらいにはなってきたかな。」 |
「えっ、私は『ダイヤモンド』と言っていただけるのかと思っていました。」 |
そんな元気な返事が返ってきた。 |
それをやり続けるという彼の意志と行動が、部下のチーフの心を動かし、 |
売場作りにメリハリが付いてきたとすれば、その継続の中から、いずれは |
ダイヤモンドの原石にぶち当たる日も近いだろう。 |
そうしたダイヤモンドとは、1人の人間の発想と行動ではなく、いろいろな |
人間の手と知恵を通して発掘され、磨かれていくものだからだ。 |
それが52週継続されていく事で、店舗という組織が活性され、知恵が共有 |
され、人が育っていく。 |
なんとか、そのような土壌を造っていきたい。 |
そうして、その定着と効果測定まで漕ぎつけていきたいと思っている。 |
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