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2011年3月25日 (金)

あるお客様への対応

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日の事。
 震災以来、早朝からのお客様の来店が増加していた。
 よって、本部へ連絡し、多少開店時間を早め、9時過ぎには開けたい旨を申請し 
 了解を得た翌日。
 早朝よりいらっしゃったお客様がおられた。
  「水のペットボトルはありますか?。」
   「ありますが、お一人3本までとなっているんですよ。」
  まだ、水の在庫に余裕があった時だったので、一人3本で限定していた頃だ。
  「じゃぁ~、買えるだけ買っていきます。息子が被災地で生活していて、水道と
  電気が通じていなくて大変なんですよ。だから他からも買って宅急便で送って
  やらないとならないんです。」
  そのお客様は年の頃で70歳ぐらいか。奥様もいらっしゃっていて、同様にこれ
  から現地に向かうような格好でリュックサックを背負っておられた。
   「この辺ですよ、Y社は水の在庫があると思いますよ。」
  競合店での品揃え状況も教えてやった。
  お客様は、素直に一人3本を購入しようとしていた。
   しかし、・ ・ ・ 。
  どうしても、その年配のお客様の、すがるような顔が脳裏を離れない。
  次の瞬間、私に訴える「天の声」が聞こえた。
   “このようなお客様を救う為に、限定販売をしているのではないのか!”
  この「天の声」を耳にした私は、覚悟を決めた。
   「本来は一人3本の限定なんですが、お客様には、お一人6本限定にさせて
   いただきます。ご夫婦で2ケース(12本)お持ちください。」
    「本当ですか、本当にすみません。感謝します。」
  奥様も丁寧に頭を下げて、急いで他店へ移動していった。
   “他店でも買えれば、いいのだが”
  その年配のお客様の後ろ姿を見て、そう願った。
 そして、数日後。
  店内で商品の手直しをしている私に、見覚えある年配の男性のお客様が、私
  に向かって頭を下げてきた。
   “あっ、あの時の、水のお客様だ”
  向こうから話しかけてきた。
   「先日は、本当にありがとうございました。お陰さまで、Y社で買った水と合せ
   て送りました。送り賃のほうが高くついてしまいましたよ。」
    「そうでしたか、でも良かったですね。」
   「本当にお世話になりました。ありがとうございました。」
  そう言って、深々と頭を下げて頂いた。
 お客様を差別するわけではない。

 但し、明らかにお困りのお客様を目の前にした時、その時は、救わなければな
 らない。

 

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コメント

てつろうさん、コメントありがとうございます。
いつでも、遠慮なくいらしてください。
待ってます。

投稿: てっちゃん | 2011年3月27日 (日) 06時54分

店長としていろんな判断をしなければならないのは大変ですよね。日頃の行いが店長によい方向に導いたのではないでしょうか。ところで一度見学に行きたいのですがよろしいでしょうか。熱いお話がききたいです。

投稿: てつろう | 2011年3月26日 (土) 11時58分

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