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2011年3月 5日 (土)

ひな祭り顛末

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ひな祭りが終わった。

 そして、今年のひな祭りからいろいろな事を学んだ。
 
 以前のチーフミーティングで、言ったことがある。

  「今年度の各イベントは、昨年以上にお客様の集客が期待されるだろう。
  なぜか?。昨年1年間やりつづけた52週の実績と反省とお客様の認知
  ががあるからだ。お客様はこれまでの当店の取り組みから、事あるごとに
  当店での買物動機を起こしてくれるハズだ。だからイベントでの際物の単
  品は思い切って仕掛けて良い。」

 今年の「ひな祭り」の曜日周りからも、昨年以上に強い日になることは予測され
 ていたが、結果的には、各部門の強気の商品計画と相まって、大きな品切れを
 起こす事も無く好結果に終わった。

  「ひな祭り」と言えば、「はまぐり」。

 以前、スーパー大好きママさんも嘆いていたが、夜7時以降になると、「はまぐり」
 が品切れする。

 1年で一番「はまぐり」が売れる日。
 それが、「ひな祭り」だが、翌日からは、微動だにしない。
 だから、たいていは売り切れ御免の数量計画に終始するのだ。

 2週間前に、鮮魚チーフから言われた。

  「今年は相場が安く、昨年はg98円のはまぐりが今年はg78円なんです。
  だから、昨年の倍の数量を計画しました。」

   「何ぃ~、昨年の倍ぃ~!。」

  通常なら、驚くだろう。
  しかし、以前のチーフミーティングでの言葉があるから、この言葉を聞いても
  驚きはしなかった。

  売り方次第では、売り切れるだろう。
  どう、売り切るかだ。
  そして、そこに知恵の出し所があるのだ。

  鮮魚チーフから、当日の売場レイアウトを確認し、はまぐりの展開場所の変更
  を指示し、今年の相場安の手書きPOPとエンドレステープを吹き込み、安さの
  アピール。
  展開スペースは予定通りで、朝からの集客にどんどん消化されていく。

  昼食前に「はまぐり」の消化状況をチーフに確認すると、

   「ちょっと消化状況が良くないです。」

  かなり動いているようだが、在庫数量がまだ減っていないのだろう。
  今日の販売数量をチェックしてみると、既に昨年数量に迫る数量、金額を販
  売していた。このままの推移で行けば、ほぼ予定通りの数量は消化されるだ
  ろう。

 そんな予測を立てながら昼食をとり、その他の売場を確認・整理しながら、最
 大ピークの売場を迎えようとしていた時に、愕然とした。

  はまぐりのお吸い物に必須の「みつ葉」が欠品しているのだ。

 はまぐりの数量が昨年比200%で推移しているのに、みつ葉は昨年通りの数
 量だったのを見落としていた。

  “甘かった!”

 そう思いながら、青果の担当者に、一番在庫を持っていそうな店舗に電話させ
 た。

 そして、私がみつ葉を取ってくる為に、車を走らせた。
 これからの時間、「はまぐり」はあっても、「みつ葉」が無ければ「はまぐり」の動
 向も落ちてしまう。
 はまぐりを完売に向かわせる為に、みつ葉の品切れはあってはならない。
 
  はまぐりを売り切る為には、全ての事をやり尽くす。

 この日の、私の仕事だった。
 ピーク前に何とか間に合って、みつ葉を青果に届けた。

  更には、「五目ちらしの素」が品薄状態に陥った。

 これからの時間帯、この簡便商材の動きが活発になる。
 これも、グロサリーチーフに電話させ、問屋さんに直接私が取りに行った。

 今年の「ひな祭り」は、ピーク時間帯は商品異動に終始した。

  昨年は、売れないで、どう売り切るかを考える「ひな祭り」だった。
  今年は、如何に「はまぐり」を売り切るかに奔走した「ひな祭り」だった。

 午後7時。
 「はまぐり」は、売場に20パック程度の在庫状況。
 販売実績も、昨年の倍以上の売上を記録していた。





  

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